四十肩になった田中さん(木南晴夏)は、生き甲斐であるベリーダンスが踊れず闇落ちしてしまいます。
田中さんが自分に好意を持っていると勘違いした笙野(毎熊克哉)は、甲斐甲斐しく動けない田中さんの世話をする中で、様々な“気づき”を得ます。
一方、田中さんを心配する朱里(生見愛瑠)は、肩に良い病院を知っている進吾(川村壱馬)に連絡しますが、「田中さんに依存している」と言われ・・・。
目次
ドラマ『セクシー田中さん』 前回振り返り
スーパーで再会した田中さん(木南晴夏)と無神経男・笙野(毎熊克哉)は、ひき肉をシェアすることをきっかけに田中さんの家へ。そこで田中さんと笙野は一緒に食事をし、お酒を飲んでなんだかいい感じに。
翌朝、心に決めた人以外の男性と一夜を共にして大ショック・大パニックになる田中さん。
田中さんの異変を、朱里(生見愛瑠)は瞬時に察知して田中さんを慰めます。
この一件で、田中さんは三好さん(安田顕)に対する気持ちが高まりますが、それは何故か自分に向けられていると笙野が勘違いしてしまうのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『セクシー田中さん』第4話あらすじと感想
田中さんの苦難
ひどい四十肩になってしまった田中さん(木南晴夏)は、生き甲斐であるベリーダンスを踊れなくなってしまいました。
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何をするにも肩に響いて痛みが続くので、朱里(生見愛瑠)ら教室の若い女子たちは「何か違う病気なのでは?」と考え、田中さんにセカンドオピニオンを勧めます。
しかし、診断はやっぱり四十肩でした。
次のショーに出ることが出来ず、落ち込む田中さん。
することがなくなったので、好きな映画を見て過ごしますが、どんどん落ち込むばかり。
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そんな田中さんの姿を見て心配でたまらない朱里。
そんな時、大学時代に肩を壊した進吾(川村壱馬)が「スーパードクターに出会った」と話していたことを思い出し、連絡しようとしますが、友人から「会ったら揺れるからやめておきな」と言われてしまいます。
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朱里の依存先
田中さんが自分に好意があると勘違いしている笙野(毎熊克哉)は、田中さんの気持ちに応えられないことで彼女が傷つき、美しいダンスに支障をきたしたら・・・といらぬ悩みを抱えていました。
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そんな時、田中さんがショーに出られないと知った笙野は、心配して店に行くと、三好さん(安田顕)から田中さんが四十肩で休んでいることを知りました。
30代のはじめに四十肩を経験している笙野は、腕が動かせない田中さんのために料理を作って持っていき、良いクリニックを紹介してくれました。
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一方、朱里は進吾から連絡が来たことをきっかけに、鍼灸院を紹介してもらおうと久しぶりに進吾を呼び出します。
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帰り道、朱里は思い切ってもう進吾と二人きりでお酒は飲まないと宣言しました。
「進吾といると、自信が減る。背筋が曲がる」
進吾に執着しなくてもいいと思えるようになったのは、背筋を伸ばして1人で立っている田中さんに出会ったからです。
進吾のことは好きですが、なんでもいいからそばにいたいとまでは思えないし、そこまで自分を雑に扱えないと思った朱里。
朱里の言い分に納得がいかない進吾は、依存先が自分から田中さんに変わっただけだと言います。
朱里自身もそれは否定しません。だけど、変わりたいと思っているのも事実です。
「少なくとも、前の私より、今の私の方が好き」
朱里は進吾の前から立ち去りました。
笙野の全面協力
田中さんは笙野に紹介してもらった病院で注射を打ってもらい、だんだんと調子が良くなってきました。
笙野は、「早く田中さんの踊りが見たいから」と、生活面で全面協力すると申し出てくれました。
痛みで家事もままならない田中さんは、笙野のお言葉に甘えることにしました。
そして、家事が完璧な笙野に「笙野さんの奥さんになる方はラッキーですね」と言うと、笙野は理想にかなう女性になかなか出会えないので、いまだ独身だと答えました。
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田中さんは、こんなに家事が出来るなら家庭的な女性じゃなくてもいいのでは?と思いました。
「料理は笙野さんが作ればいいと思います」
専業主婦で育った笙野は、女性が台所に立つのが「普通」だと思っていました。
でも、共働きで父親の方が料理が得意だった田中さんの家では、父が料理をするのが「普通」でした。
笙野は例のペンの彼女を実家に連れて行った時に、母親のことを「家政婦みたい」と言われたことを思い出しました。
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田中さんは笙野を玄関まで送った時、男友達が出来そうで嬉しいと話します。
朱里を見ていると、全ての男性から欲望の対象にされていて、羨ましい気持ちもありながら、大変そうだとも思います。
でも自分たちのような関係は、今の田中さんだから成立するような気がするのです。
「おばさんも悪いことばかりじゃないですね!」
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発表会
数日後、痛みが引いた田中さんはレッスンに復帰しました。
笙野にクリニックを紹介してもらったと聞いた朱里は、何故か対抗心を燃やし、定期発表会に出ると宣言。
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田中さんが喜んだのでますます気合が入る朱里は、練習に精を出します。
しばらくして、ブラックな会社で働く進吾は、ふと朱里が自分を変えるためにベリーダンスをしていることを思い出し検索してみると、その日発表会があることを知ります。
発表会当日。
朱里の踊りは緊張もあって、普段からギクシャクしている動きがさらにギクシャクしていました。
でも、本人は「めちゃくちゃ楽しい!踊りってなんて自由なんだろう!」とステージを楽しんでいました。
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ショーの途中で、練習中に先生から「客席を意識して」と言われたことを思い出した朱里は、客席を見渡します。
すると、一番後ろの席に進吾の姿があるのが見えてしまい、テンパった朱里はセットを倒してしまいます。
そして、上から落ちてきた柱を朱里は両腕でキャッチし、そのままショーは終わっていきました。
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楽屋で、皆に迷惑をかけたと落ち込む朱里。
田中さんは、自分も初舞台では上手く踊れなかったと朱里を励まします。
それに、お客さんも田中さんも朱里たちのショーを楽しく観ました。
四十肩で落ち込んでいてしばらく笑えていなかった田中さんは、久しぶりに笑ったと朱里に伝えます。
「次のショーも観てみたいです」
朱里は田中さんに抱きついてわんわんと泣きました。
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田中さんご立腹
田中さんは笙野に借りたDVDを返すために、買い物帰りに自宅へ笙野を招きます。
笙野はお茶と芋ようかんを出してもらいながら、気になっていることを尋ねます。
「田中さんの好きな人って、年下ですか?年上ですか?」
田中さんは戸惑いながらも、年上だと答えます。
「俺じゃねぇ~~~!!!」
しかも、相手は三好さんだと言います。
笙野は「何故よりにもよってあんなチャラい男を・・・!」と、カッとなってしまいます。
そして、「彼と関わったら不幸になる」「田中さんにはふさわしくない」とまくしたててしまいます。
田中さんは頭に来てしまいました。
笙野にどんなに失礼なことを言われても、自分が男性から雑に扱われることは慣れていたし、自分には親切にしてくれていたので気にしていませんでしたが、三好さんのことを言われるのはどうしても許せません。
「三好さんは特別に大切な方なので、あなたに踏みつけられたくない。帰ってください!」
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次のレッスン日。
朱里はレッスンを休みませんでした。先生たちも温かく朱里を迎えてくれます。
田中さんも今日からベリーダンスを再開します。
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朱里が話を聞くと、田中さんが笙野に心乱されていることがわかりました。
いつの間にか田中さんの内側に笙野が入り込んでいたことを知った朱里は思います。
「殺したい・・・」
ドラマ『セクシー田中さん』 第4話 感想&まとめ
怒ったり、笑ったり、感情が揺さぶられるということは、田中さんが笙野に対して心を開いている証拠ですよね。そりゃ、朱里は殺したいと思います(笑)
田中さんのことになると物騒な動きをする朱里はどう出るのか楽しみです。
そして、人生が上手く行っていない様子の進吾は、朱里の踊りを見て何を感じたのかも気になります!