映画『トールガール』あらすじ・ネタバレ感想!背が高いのは個性!私のいるところの天気は良好

出典:IMDB

背が高いことをコンプレックスに思う、ちょっと臆病なジョディが恋をした!悩みを克服しようと、猫背だった背中をしゃんとただすことをシンプルに描いた『トールガール』。

心優しくてキュートなジョディが、ほんの少し勇気を出して自分の殻をうち破るウォーミング・ストーリーです。

ポイント
・背の高いジョディ
・気になる交換留学生
・揺れる乙女心
・君のことは誰よりも知っている

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それでは『トールガール』をレビューします。

【ネタバレ】『トールガール』あらすじ・感想


ただ背が高いだけ

人よりずば抜けて背が高い16歳のジョディ(エヴァ・ミシェル)は、187cmの身長がコンプレックス。

ただ背が高いだけなのに、毎日のように学校ではからかわれることですっかり臆病になっています。

周囲の心無い言葉に、ジョディの自尊心は少しずつすり減らされていて、ちょっと自虐的。友達のファリーダ(アンジェリカ・ワシントン)も、少しでも背を低く見せようと、ちょっと猫背なジョディに「猫背禁止!」と声をかけるほど。

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そんな身長のことをひどく気にするジョディにぞっこんなのが、幼馴染のダンクルマン(グリフィン・グラック)。小学校からのころからジョディが好きで、猛アタックを続ける風変りな背の低いダンクルマンを、ジョディは自分の「完璧な彼氏リスト」の条件にダンクルマンが当てはまらないと、全く相手にしていません。

本当は頭がよくて、心優しいジョディがコンプレックスにとらわれ、心を閉ざすのをファリーダもダンクルマンも心配していたのでした。

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学校の荷物を木箱に入れて運ぶ、ジョディに相手にされないのに、へこたれも凝りもしない、ちょっとへんてこ男子のダンクルマンを演じるグリフィン・グラックの好演が光ります。

気になる交換留学生

そんな時にスウェーデンからの交換留学生として学校に転入してきたスティグ(ルーク・アイズナー)。

自分より背が高く、聡明でハンサムなスティグにジョディは興味を持つものの、学校ではスティグを狙う女子が群がり、ジョディは遠くから見ているだけ。

思いがけずピアノを前にふたりきりになった音楽室で、スティグがミュージカル好きとわかり、仲良くなります。スティグに恋をしたジョディは、一念発起してミスコンの常連で女性として美しく輝く「完璧な姉」のハーパー(サブリナ・カーペンター)に恋の相談に行きます。

妹とようやくコイバナが出来ると大喜びの姉のアドバイスに従い、ボーイッシュだった服装や靴をやめ、髪型やメイクも変えたジョディに、ファリーダは喜び、ダンクルマンはどぎまぎするのでした。

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足のサイズも31㎝、大柄なジョディのボーイッシュな服装から、ナチュラルにシュッと変身した姿に周りはビックリ。本当はキレイで可愛いのに、からわかれてばかりで、気持ちが委縮していて、それさえ気づいてなかったジョディが、とてもキュートです。

ところが、スティグが子供のころからジョディに意地悪をする宿敵で学校一の人気者のキミー(クララ・ウィルシー)とつきあい始めたことを知ったジョディ。

ガッカリしたものの、スウェーデン出身で身長の高い女性を気にすることのないスティグに、「君はキレイで素敵だ」と言われ、キミーの存在を忘れ、スティグに思わずキスをしてしまうのでした。

変わる周囲との関係

ジョディとのキスを告白するスティグに動揺したダンクルマンとケンカをしたジョディ。

恋をしてキレイになったジョディに反応し、アプローチをするかつていじめっ子の男子メンバーと絡むジョディの態度に腹をたてたファリーダともケンカをしてしまいます。

そして、ジョディに惹かれ始めたスティグもまた、学校の人気者で女王様のキミーと別れ、学校のホーム・カミングのパーティーにもジョディと一緒に行きたいと言い出す事態にまで発展します。

そんな変わっていく周囲との関係に戸惑いが隠せずにいる奥手のジョディに、姉のハーパーは優しく妹を励ますのでした。

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コンプレックスにとらわれ自分の殻に閉じこもっていたジョディを励ますミスコンを総なめにする「完璧な姉」のハーパーとジョディのやりとりには、ほのぼのします。

ジョディの家族と、ハーパーのミスコンを見に行く約束をすっぽかしたスティグ。キミーのように学校の人気者となったことに浮つき、姉や両親の前で自分をないがしろにするスティグの身勝手な言い訳に腹をたてたジョディに、スティグは、キミーとも別れることもできず優柔不断な態度をみせるのでした。

スティグとの恋を純粋に喜んでいたジョディは、意気消沈し、傷つくのでした。

ジョディのためのハイヒール

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スティグとうまくいかず、ホーム・カミングのパーティーに行くこともなくなり、落ち込むジョディのもとに左目にあざを作って訪れたダンクルマン。

「心優しい君が、いつかこの先、出会う背の高い男子とデートするときのために」と、ジョディにキラキラのハイヒールを渡して帰っていくのでした。へんてこ男子のダンクルマンの言葉を不思議に思うジョディに、事の真相を知らせる動画メッセージが届いたのは、彼が去ったあとのこと。

優柔不断でジョディを振りまわしただけのスティグが、保身のために、キミーや学校のメンバーにジョディを悪くいうのを許せず、「お前らはジョディが、どんなにいい子なのか知らないんだ!」と殴りかかった動画をみたジョディは、誰よりも自分を大切想ってくれるダンクルマンの純粋な気持ちを知り、涙を流すのでした。

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スティグにフラれ、落ち込むジョディを、ダンクルマンが自分のあざの理由を言わず、慰めるシーンは、珠玉です。身長に惑わされることなく、心根の優しいジョディの本当の姿に、ちゃんと恋するダンクルマンが本当に素敵です。

ダンクルマンの木箱

16歳で187cmと、同級生と比べて抜きん出て背が高いことを、子どものころから周囲にからかわれ、すっかり委縮していたジョディ。

友達として身長ではなく、ありのままのジョディを見守ってきたダンクルマンとファリーダとの友情に応えるため、思いっきりおしゃれをして、ダンクルマンのプレゼントのキラキラのハイヒールを履き、ホームカミング・パーティーのみんなの前で正々堂々と胸を張り「身長が私の定義になってきたけど、それだけじゃない。

私は、自分のことは好き!」と胸を張って宣言するのでした。そして自宅前のポーチで待っていたダンクルマンに、いつも本を入れるのに手にしていた謎の木箱のことを聞いたジョディ。その木箱を台にしてジョディより高くなったダンクルマンは、優しくジョディにキスをするのでした。

『トールガール』あらすじ・ネタバレ感想まとめ

以上、ここまで『トールガール』をレビューしてきました。

人よりずば抜けて背が高いことを、学校でからかわれることですっかり臆病になってしまっていたジョディの思春期ならではの悩みをシンプルに描いた『トールガール』。

奥手だったジョディが恋をして、ちょっぴり勇気を出して自分の殻を破るウォーミング・ストーリーです。

要点まとめ
・からかわれる背が高さ
・ファリーダとダンクルマンの励まし
・スティグへの恋心
・自分らしく背筋を伸ばして歩こう

主演をつとめたエヴァ・ミシェルは、ダンサーで、歌手でもあり、存在感が抜群。

身長のことをコンプレックスに思うジョディを、魅力的に演じており、脇を固めるグリフィン・グラック、サブリナ・カーペンター、ルーク・アイズナー、アンジェリカ・ワシントンとの相性もよく好感が持てる作品となっております。

物語に大きなひねりやしかけはないものの、登場人物の誰もが善人でホッとする要素も多く、見ていてストレスを感じません。

心優しいキュートなジョディを、自然と応援したくなる愛すべき作品であり、続編の制作が決まっていることは、それをまた裏付けていると思います。

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実にシンプルなストーリーですが、安定感は抜群で、そこが潔く好感が持てます。ぜひご覧ください。
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