富士山が見えるマンションを希望している顧客・島村夫妻を担当する事になった月下咲良(福原遥)。
月下は、島村夫妻の希望に沿うマンションを探し始めるのですが、花澤涼子(倉科カナ)に先を越されてしまいました。
一方、ミネルヴァ不動産の社長・鵤聖人(高橋克典)は、登坂不動産を追い詰めていきます。
花澤をライバル視する月下と、登坂寿郎(草刈正雄)を恨む鵤。
第9話では、鵤が登坂を恨む理由と、鵤の過去が明らかになります!
目次
ドラマ『正直不動産』前回第8話のあらすじと振り返り
永瀬財地(山下智久)と月下咲良(福原遥)は、けやき野興業が所有している5億の土地(高井戸、300坪)の売買を担当する事になりました。
社長・登坂(草刈正雄)から、この話を信じて良いか聞かれ、信じて良いと言った永瀬。
登坂は、5億の土地売買を、永瀬に任せることにしました。
しかし、けやき野興業の専務・酒井富雄と取締役・酒井次雄の態度に、違和感を覚えた永瀬は‥。
実は、今回の取引に関わっていた人たちは、地面師グループのメンバーだったのです。
【ネタバレあり】ドラマ『正直不動産』第9話あらすじと感想
追い詰められた登坂不動産
都内でマンション購入を希望している島村夫妻が、登坂不動産にやって来ました。
島村夫妻は、富士山が見える4LDKのマンション(息子家族と同居)を希望しています。
月下咲良(福原遥)は「私が必ず見つけます」と言い、物件探しを始めました。
一方、永瀬財地(山下智久)は、不動産投資(種類:インカムゲイン、キャピタルゲイン)の相談に来た顧客・小室の接客をすることになりました。
利回り10%の物件を希望している小室に、永瀬は「そのような物件がございましたら、あんたなんかに教えず、私が即買い致します」と答え、説教を始めました。
それを見ていた部長・大河(長谷川忍)は、小室の依頼を引き受けることに‥。
ミルトモ 編集部
花澤(倉科カナ)に宣戦布告する月下(福原遥)
「ビジネスはね、スピードが第一だ」
島村(夫)はそう言って、ミネルヴァ不動産の花澤(倉科カナ)と契約したことを月下に報告しました。
しかし、花澤が紹介した物件は、3年後に建つタワーマンションのせいで富士山が見えなくなってしまいます。
その話を聞いて、島村(夫)は契約をキャンセルしようとしますが、どうやら手付金は返してもらえないようで‥。
月下は「ここよりいい物件を見つけます」と言い、花澤に宣戦布告するのでした。
ミルトモ 編集部
ミネルヴァ不動産に先を越される永瀬財地(山下智久)
「お宝物件見つけちゃったよ」
小室はそう言って、永瀬に断りの連絡をしてきました。
小室が見つけた物件は、登坂不動産が仲介管理しているマダム(大地真央)の所有物件でした。
しかし、物件の仲介をするのはミネルヴァ不動産です。
実は、マダムは、登坂と同じくらい鵤(高橋克典)とも付き合いが長かったのです。
永瀬は、マダムが騙されている可能性を指摘しますが、マダムは全く動じません。
そんなマダムに永瀬は、「登坂不動産に仲介させて下さい」と頼むのでした。
ミルトモ 編集部
鵤(高橋克典)が登坂(草刈正雄)を恨む理由
永瀬は、不動産ブローカーの桐山(市原隼人)に、鵤の事を聞きました。
-鵤についての噂話-
・鵤は幼い頃両親に捨てられ、10歳くらいの時、不動産屋の里親に引き取られた
・鵤は、里親である父(地面師)の下で仕事を学んだ
・登坂が騙された事件の主犯格は鵤の父(地面師)(後に逮捕され、獄中で死亡)
鵤の育ての父(地面師)の逮捕に、登坂も協力していました。
しかし、登坂を恨んでいるのは、そのせいではありません。
育ての父から虐待を受けていた鵤は、自分の手で育ての父を手に掛けるつもりだったのです。
ミルトモ 編集部
永瀬(山下智久)に告白する榎本(泉里香)
「この事は、絶対に誰にも言わないで下さい」
自分が住んでいる場所を知られた永瀬は、榎本(泉里香)の手を握ってそう言いました。
ある日、榎本が永瀬のアパートに押しかけてきました。
少し前までタワーマンションに住んでいた永瀬。
しかし、最近は、今住んでいるアパートも悪くはないと思い始めています。
「ここだと生活してるって感じがする」
そんな永瀬の言葉を聞いた榎本は、「私と結婚を前提にお付き合いして頂けませんか?」と言うのでした。
ミルトモ 編集部
月下(福原遥)vs花澤(倉科カナ)の勝敗
島村夫妻にとって富士山は、自分たちを結び付けてくれた愛のキューピッドでした。
しかし、島村夫妻は、月下が見つけた物件(富士山が見える物件)ではなく、花澤が紹介した物件(3年後に富士山が見えなくなる物件)を選びました。
何故なら、花澤が紹介した物件は、子供を育てるのにちょうどいい環境だったからです。
「この家は、息子と孫の方が長く住むことになります。私たちの思い出よりも、次の世代の事を考えるべきじゃないかって‥」
花澤は、孫の事も考えて物件を選んでいたのです。
月下の奢りでお酒を飲む花澤は、自分が不動産屋になった理由を話し始め‥。
ミルトモ 編集部
登坂不動産にやって来た鵤聖人(高橋克典)
鵤は、登坂不動産の仕事を奪うだけでなく、人材も引き抜いていました。
そんな中、鵤が登坂不動産にやって来ます。
「限界ですよね。うちの傘下に入りませんか。私が救って差し上げますよ」
「ご心配にはおよびません。むしろ、そちらの方が先に限界が来るんじゃありませんか」
ミルトモ 編集部
ドラマ『正直不動産』第9話まとめ
登坂不動産はミネルヴァ不動産に追い詰められ、利益を挙げることが出来ませんでした。
月下は花澤との対決に負け、永瀬もミネルヴァ不動産に先を越されてしまいます。
そのような状況で、登坂不動産が挽回するチャンスはあるのでしょうか?
第10話(最終話)で、永瀬がどんな秘策を考えるのか、最後まで注目したいです!