うらぶれたボクサーが世界チャンピオンに挑む雄姿を描いた『ロッキー』で主演を務め、一躍有名になったシルヴェスター・スタローン。
ハリウッドきっての肉体派俳優としてその名を轟かせ、その後『ランボー』や『エクスペンダブルズ』など多くの代表作を生み出しました。
2021年現在70代半ばのスタローンですが、無名時代から出演してきた作品は数知れず。
マルコヤマモト
目次
- 1.シルヴェスター・スタローン出演おすすめ映画ランキング31選!
- 1.1第31位『バックトレース』
- 1.2第30位『ドリヴン』
- 1.3第29位『刑事ジョー/ママにお手上げ』
- 1.4第28位『ジャッジ・ドレッド』
- 1.5第27位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
- 1.6第26位『クリード チャンプを継ぐ男』
- 1.7第25位『コブラ』
- 1.8第24位『バレット』
- 1.9第23位『デッドフォール』
- 1.10第22位『コップランド』
- 1.11第21位『デモリションマン』
- 1.12第20位『デイライト』
- 1.13第19位『クリフハンガー』
- 1.14第18位『ランボー3/怒りのアフガン』
- 1.15第17位『オーバー・ザ・トップ』
- 1.16第16位『エクスペンダブルズ』
- 1.17第15位『デス・レース2000年』
- 1.18第14位『クリード 炎の宿敵』
- 1.19第13位『ロッキー4/炎の友情』
- 1.20第12位『ランボー 最後の戦場』
- 1.21第11位『暗殺者』
- 1.22第10位『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』
- 1.23第9位『エクスペンダブルズ2』
- 1.24第8位『エクスペンダブルズ3 ワールド・ミッション』
- 1.25第7位『ロッキー・ザ・ファイナル』
- 1.26第6位『ランボー ラスト・ブラッド』
- 1.27第5位『ロッキー2』
- 1.28第4位『ロッキー3』
- 1.29第3位『ロッキー』
- 1.30第2位『ランボー/怒りの脱出』
- 1.31第1位『ランボー』
- 2.シルヴェスター・スタローン出演おすすめ映画ランキング31選!まとめ
シルヴェスター・スタローン出演おすすめ映画ランキング31選!
第31位『バックトレース』
- 記憶喪失の凶悪犯を追う刑事を、スタローンが熱演!
- しかしスタローンの活躍は後半だけ…
- よく言えば伸び代がある作品
まず最初にご紹介するスタローン映画は、2019年公開の『バックトレース』。
シルヴェスター・スタローンが記憶喪失になった強盗犯を追う刑事・サイクスを熱演、『フルメタル・ジャケット』などに出演するベテラン・バイプレイヤーのマシュー・モディーンが犯人役・マクドナルドを演じたクライムアクションです。
刑事のサイクスは被害額2000万ドルの強盗事件を捜査していましたが、犯人グループが仲間割れを起こし、唯一の生存者であったマクドナルドも記憶喪失になってしまったため未解決事件に。
それから7年後、マクドナルドが収容先の病棟から脱走したという事実を知ったサイクスは、FBIと協力して再び捜査に乗り出します。
また、記憶を失ったマクドナルドに対して3人の男女が手を差し伸べたのです…。
シルヴェスター・スタローン主演とあるものの、実際スタローンがしっかり活躍するのは終盤だけ、とういう割と残念な作品。
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第30位『ドリヴン』
- スタローンがアイルトン・セナに捧げて脚本を執筆
- 若きレーサー達のレースとロマンスに懸ける情熱を描く
- 『クリフハンガー』のレニー・ハーリン監督との再タッグ作品
次にご紹介する作品は、スタローンが事故死したF-1レーサーのアイルトン・セナに捧げて脚本を執筆した、2001年公開の『ドリヴン』。
元々アイルトン・セナをテーマにした構想を暖めていたスタローンと、最新テクノロジーを駆使したレース映画を企画していたレニー・ハーリン監督が、『クリフハンガー』以来タッグを組んだ作品です。
シルヴェスター・スタローンは今作で引退した元レーサーで、主人公・ジミーのコーチ役を務めるジョーを演じました。
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若きレーサーのジミーが、ライバルのレーサー・ボーと、レースの勝利と愛する女性をめぐったバトルを繰り広げます。
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しかしながらレースシーンはなかなかの迫力で、CG黎明期にその技術を一生懸命取り入れようとしていることに好感が持てました。
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第29位『刑事ジョー/ママにお手上げ』
- スタローンがマザコン刑事に扮したアクションコメディ
- スタローンと母親役のエステル・ゲティのコンビネーションが最高!
- まさかの◯◯◯姿のスタローンが拝める…!
次はスタローンがマザコンの刑事に扮した、1992年公開の『刑事ジョー/ママにお手上げ』。
ロサンゼルス市警の敏腕刑事・ジョーの元に、過保護な母親がやってきたことから巻き起こる騒動を描いたコメディ・アクションです。
仕事以外はてんで無頓着なロス市警の敏腕刑事・ジョーのもとに、世界一恐ろしい母親が故郷から訪ねてきたのです!
過保護なママに翻弄されてジョーのストレスが頂点に達するなか、ママが殺人事件の現場を目撃してしまいます。
刑事・ジョーを演じるシルヴェスター・スタローンと母親役のエステル・ゲティの息の合った演技が笑いを誘います。
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当時ライバル同士だったアーノルド・シュワルツェネッガーが、スタローンを騙して出演させたというエピソードも笑えます。
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第28位『ジャッジ・ドレッド』
- スタローンが完璧な法の番人を演じたSFアクション大作
- 「オレが法律だ!」「これにて閉廷!」などカッコいいセリフが登場
- 2013年にはカール・アーバン主演でリメイク版が公開された
次の作品は、スタローンが未来社会の法の番人・ドレッドを演じた『ジャッジ・ドレッド』。
近未来、人口が密集し犯罪が多発するメガ・シティを舞台に、法の番人を務めるタフガイの苦悩と戦いを描いたSFアクション大作です。
核戦争により荒廃した未来の世界で、厳しい法の取り締まりを行う法の番人・ドレッド。
伝説のジャッジと称されていたドレッドでしたが、ある日身に覚えのない罪で終身刑を言い渡されてしまいます。
しかしそれは、この後に明かされる陰謀の序章に過ぎなかったのです…。
ジョン・ワーグナーとカルロス・エズキエラの原作コミックを基に『ターミネーター2』のウィリアム・フィッシャーと『ダイ・ハード2』のスティーヴン・E・デ・スーザが脚色を担当しました。
1995年製作の映画ですが、当時の他作品と比べると映像やロボットなどの表現に若干チープさが目立つかもしれません。
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2013年には海外ドラマ『THE BOYS』のカール・アーバン主演のリメイク版『ジャッジ・ドレッド』も公開されています。
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第27位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
- マーベル・シネマティック・ユニバースの人気シリーズ第2弾
- 1970〜80年代の洋楽をBGMにした画期的なヒーロー映画
- スタローンは男気あふれるリーダー・スタカーを演じている
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ジェームズ・ガン監督が手がけ、1970年代〜80年代のノリノリの洋楽をBGMにした、これまでのマーベル映画とは異なる雰囲気を持つヒーロー映画です。
宇宙一の落ちこぼれ軍団ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの活躍を描いたSFアクション第2弾。
スタローンは主人公・クイルの育ての親・ヨンドゥが所属するラヴェジャーズの全艦隊を率いる伝説的リーダー・スタカーを演じています。
今作の敵役であるエゴに加担し、人身売買に手を染めたヨンドゥをラヴェジャーズから追放したものの、ヨンドゥの最期を知ると敬意を払ってラヴェジャーズの葬送の儀式を行うなど男気あふれるキャラクターです。
スタローンにぴったりなキャラクター且つ内容も最高なのですが、あくまで主役ではないのでこの順位です。
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第26位『クリード チャンプを継ぐ男』
- スタローンをスターにのし上げた『ロッキー』シリーズの新章
- ロッキーが永遠のライバル・アポロの息子に闘魂を継承する!
- スタローンは今作で第88回アカデミー賞の助演男優賞にノミネート
2015年公開の『クリード チャンプを継ぐ男』は、シルヴェスター・スタローンを一躍スターにのし上げた『ロッキー』シリーズの新たな物語。
主演は『ブラックパンサー』の悪役を演じたマイケル・B・ジョーダン、監督も『ブラックパンサー』で注目を浴びたライアン・クーグラーが務めました。
今作ではロッキーの親友であるアポロ・クリードの息子、アドニス・ジョンソンが主人公となり、もちろんスタローンが演じるロッキーもセコンドとして登場します!
妻のエイドリアンが亡くなり孤独に暮らすロッキーの前に、かつてのライバル・アポロの息子と名乗るアドニスが現れます。
亡くなった父・アポロとボクシングに対するアドニスの純粋な気持ちに突き動かされたロッキーは、アドニスのトレーナーとなり共に頂点を目指すことになります。
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老兵から若者への相伝、そしてクライマックスのボクシングファイトなど、『ロッキー』シリーズの7作目としても申し分ない、どの場面を切り取っても熱すぎる作品です。
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スタローンは、第88回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされました。
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第25位『コブラ』
- スタローンがアウトロー刑事に扮したアクション作品
- 全編に漂うTHE80年代の雰囲気がたまらない!
- ド派手なアクション&頭を空っぽにして楽しめる
第25位は、スタローン扮するアウトロー刑事がカルト集団を叩き潰す、1986年公開の『コブラ』。
スタローンの人気絶頂期に放った痛快アクションで、彼と当時の妻であるブリジット・ニールセンの共演も見ものです!
ナイト・スラッシャーが率いるカルト集団による殺人現場を目撃したことにより、命を狙われることになったモデルのイングリッド。
そんな彼女を、ロス市警きってのアウトロー刑事コブレッティが担当することに。
サブマシンガンを携行し、カスタムされた改造車を乗り回すその男は、コブラとあだ名される凄腕刑事だったのです…!
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原作はポーラ・ゴズリングの「逃げるアヒル」。
これぞ80年代のハードボイルドだぜ!と言わんばかりのミュージックビデオ的な演出や、派手なカーアクション、炸裂するマシンガンなど、頭を空っぽにして楽しめます。
刑事アクションのお手本のような、「無駄がなく、それでいて中身もさほどない」という、ある意味完璧な80年代アクション作品です。
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第24位『バレット』
- スタローンがキャリア史上最大の悪役を熱演!
- 刑事と殺し屋がタッグを組んで復習に乗り出す
- ジェイソン・モモア、サン・カンなど意外と豪華な共演陣に驚き
次にご紹介するのはシルヴェスター・スタローンがキャリア史上最大級の悪役を演じた、2013年公開のバイオレンスアクション『バレット』。
フランスのグラフィックノベルを『ウォリアーズ』『ストリート・オブ・ファイヤー』のウォルター・ヒル監督が映画化し、スタローンとは初タッグとなった作品です。
生粋の殺し屋として生きてきたジミーは、ある仕事を受けた際に襲撃を受け、相棒のルイスを殺されてしまいます。
事件の黒幕であるキーガンに復讐するため、ジミーは敵である正義を信じる堅物刑事・テイラーとコンビを組んで事件に立ち向かうことに。
しかし彼らの前に警察やマフィアが立ちはだかります。
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相棒になる刑事・テイラーを演じているのも『ワイスピ』シリーズのハン役を演じているサン・カンなので、もっと宣伝してほしかった作品です!
知らずに見た人は意外な豪華キャストにびっくりすること間違いなし。
歳をとってもスタローンはスタローン!
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第23位『デッドフォール』
- スタローンとカート・ラッセルが共演したアクション映画
- 罠に嵌められた対照的な2人の刑事が力を合わせて敵に立ち向かう!
- 色々な映画へのオマージュ?小ネタが満載!
シルヴェスター・スタローンとカート・ラッセルが共演し、罠に落ちた刑事2人の反撃を描いた『デッドフォール』。
1990年公開、『暴走機関車』のアンドレイ・コンチャロフスキーが監督を務めた今作は、ロス市警の対照的な2人の敏腕刑事の活躍を描いたアクション映画です。
シルヴェスター・スタローンがスーツ姿のインテリ刑事レイことレイモンド・タンゴを、カート・ラッセルがワイルドで地元の子供達からも人気抜群のゲイブことゲイブリエル・キャッシュを演じました。
ロス市警に務める敏腕刑事のタンゴとキャッシュは、性格が対照的で常に互いをライバル視していました。
しかしある日、罠に嵌められた2人は殺人罪で犯罪組織の息がかかった刑務所に収監されてしまいます。
協力して刑務所で死闘を繰り広げた2人は、やがて反撃に乗り出します!
対照的な刑事2人の掛け合いが絶妙なバディ・ムービー。
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水と油の関係の刑事が互いを皮肉りながらも共闘し、最後は敵を倒して大逆転するという王道展開が気持ちいい作品です。
今作では意外にスーツ姿のインテリ刑事を演じるスタローンですが、アクションシーンになるとその設定を忘れて当たり前のように大暴れしてくれるので安心してOK。
当時の人気アクションスターの共演ということもあって、パワフルな肉弾戦にド派手な銃撃戦、大量火薬による大爆破に迫力満点のカーアクションなどなんでもアリです!
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第22位『コップランド』
- スタローン演じる真面目な刑事が腐敗した警察に挑む社会派サスペンス
- ハーヴェイ・カイテル、ロバート・デ・ニーロなど共演陣が豪華!
- 汚職や黒人差別など、未だ通じる社会問題も盛り込まれている
スタローンが真面目で優しく、哀愁漂う刑事を演じている1998年公開の『コップランド』。
「警官の町」という特殊な共同体内にはびこる腐敗に、シルヴェスター・スタローン演じる保安官・フレディが立ち向かいます。
ニューヨークに隣接するギャリソンというは、住人のほとんどがニューヨーク市警に務める警官という特殊な町でした。
ある夜、町の警官・バビッチが黒人を誤って射殺するという事件が発生。
ギャリソンの創始者であるレイは、甥のバビッチを庇うためにバビッチの偽装自殺をでっち上げますが、正義感の強い保安官・フレディはその事実を知ってしまい…。
主演のシルヴェスター・スタローンをはじめ、ロバート・デ・ニーロ、ハーヴェイ・カイテルなど共演陣もゲキ渋且つ豪華!
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警察の汚職を知ってしまった真面目な警官が悩み葛藤する社会派な物語で、今作でのスタローンは、珍しくアクションを抑えて控えめの演技を披露しています。
ゴリゴリのアクション野郎はもちろんですが、純朴なお人好しでありながらどこか闇を抱えている役柄もよく似合っています。
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第21位『デモリションマン』
- スタローンとウェズリー・スナイプス共演のSFアクション
- 近未来を舞台に凶悪犯と鬼刑事の戦いが描かれる
- 平和ボケした世界で暴れ回るスタローンとウェズリー・スナイプスが爽快すぎる!
1994年公開の『デモリションマン』は、シルヴェスター・スタローンとウェズリー・スナイプスが共演を務めたSFアクション。
犯罪がなくなった近来を舞台に、冷凍されていた1990年代の凶悪犯と鬼刑事が宿命の対決を繰り広げます。
今作ではシルヴェスター・スタローンが鬼刑事のジョン・スパルタンを、ウェズリー・スナイプスがあらゆる犯罪に手を染めた20世紀最大の犯罪者、サイモン・フェニックスを演じています。
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1996年、凶悪犯サイモン・フェニックスを逮捕するも数十人の人質を殺されてしまったことで、刑事のジョン・スパルタンはフェニックスと共に70年の冷凍刑に処されることに。
しかし、何らかのトラブルで2032年に冷凍されていたはずのフェニックスが解凍され逃亡。
凶行を繰り返すフェニックスを追うために警察はスパルタンを解凍し、追跡を開始します。
スタローンとウェズリー・スナイプスによる肉弾戦はもちろん、近未来世界でのカルチャー・ギャップをめぐるギャグでも楽しませてくれます。
20世紀マニアのロス市警警官・レニーナを演じる若き日のサンドラ・ブロックも超魅力的です!
犯罪がなくなったことで平和ボケした未来だからこそ、スタローンとウェズリー・スナイプスが暴れ回る姿、暴力と正義がより際立つ内容になっていました。
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第20位『デイライト』
- 海底トンネルで起きた未曾有の火災を描いたパニックアクション
- スタローンが頼りになりすぎるタクシー運転手を熱演!
- パニックになった時こそ冷静さが大事!みんなで助け合おう
1996年公開の『デイライト』は、大都市ニューヨークで発生した未曾有の火災を描いたパニックアクション。
『バトルランナー』や『ワイルドスピード』のロブ・コーエンがメガホンを取り、シルヴェスター・スタローンが元救急医療班のタクシー運転手キット・ラトゥーラ役を演じます。
ニューヨークの海底トンネル内で逃走中の暴走車が事故を起こし、その影響を受けてトンネル内で大爆発が発生。
トンネルの出口は塞がれてしまい、現場付近に取り残された元EMS(救急医療班)隊員のタクシードライバー・キット・ラトゥーラは、逃げ遅れた人々を助け出そうと奔走します。
EMSの副班長・フランクと話し合い、キットは海底トンネルの換気口からの進入を試みますが…。
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トンネル事故を題材にしたパニック映画で、撮影のために実際にトンネルが建造されるなど大掛かりなセットが組まれ、特撮と当時最新鋭のVFXを駆使した事故のシーンはリアリティたっぷりに描かれています。
わかりやすい展開や、何か起きるだろうと予想される仰々しい音楽、そして頼りになりすぎるスタローン!
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それだけでなく、冷静になってみると実際の災害時に必要な情報もたくさん詰まっていたので、たくさんの人に見て欲しい作品だなと思いました。
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第19位『クリフハンガー』
- 雪山を舞台にしたスタローン主演のノンストップ・アクションエンターテイメント
- スタローンが腕っ節の良い山岳救助隊員を熱演!
- 高所を舞台にしたアクションにハラハラドキドキしっぱなし
1993年公開の『クリフハンガー』は、スタローンが標高4000メートルの雪山で繰り広げるノンストップ・アクションエンターテイメント!
『ダイ・ハード2』のレニー・ハーリングが監督・製作、『氷の微笑』のアラン・マーシャルが共同製作を担当し、ジョン・ロングの原案をもとに、主演のシルヴェスター・スタローンも脚本の共同執筆を務めました。
スタローンが山岳救助隊のゲイブを、マイケル・ルーカーが相棒のハルを演じます。
現金1億ドルを運ぶ輸送機が国際犯罪組織に乗っ取られ、現金が入った3つのトランクがロッキー山脈に落下!
犯罪組織のボスは、救難信号によってやってきた山岳救助隊のゲイブとハルを脅し、雪山のどこかにあるトランクを探させようとします。
マルコヤマモト
『ダイ・ハード2』大ヒットの影響を受けて、ノリノリのレニー・ハーリング監督作品。
当時コメディ続きだったスタローン、久々のアクション復帰作品として注目を集めました。
ロッキー山脈の雄大な自然、壮大な劇伴、冷徹な悪役、そして正義感あふれる山岳救助隊というスタローンにぴったりの役どころはパーフェクト!
山岳救助隊員という役のために握力や腕を中心に鍛えたスタローンの、ぶっとい腕の筋肉がとにかく逞しくて頼もしさ満点です。
マイケル・ルーカー演じるハルとの確執もありながら、親友がピンチの時には危険を顧みずに助けようとする友情ポイントも追加で100点!
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今作は、高所恐怖症の方には辛いかもしれません。
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第18位『ランボー3/怒りのアフガン』
- 大人気『ランボー』シリーズの3作目
- ソ連最強師団に拉致されたかつての上司を救出するためにランボーが大暴れ!
- 「最も暴力的な映画」としてギネス認定されている
1988年公開の『ランボー3/怒りのアフガン』は、シルヴェスター・スタローンが主演を務めた大人気アクションシリーズの第3弾。
アフガニスタンに駐在するソビエト最強師団に捕らえられたかつての上司を救うため、再び戦場に舞い戻ったランボーの戦いを描きます。
タイのバンコクで穏やかに暮らしていたランボーの前に、かつての上司であるサム・トラウトマン大佐が現れ、極秘任務としてアフガニスタンへの潜入を依頼されたランボー。
「俺の戦争は終わった」と言ってランボーは大佐からの依頼を断りますが、後日大佐がソ連兵に拉致されたことを知り、すぐさまアフガニスタンに潜入。
現地ゲリラ部隊の協力を得てソ連兵の要塞に潜入します。
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前作から火薬量がさらにパワーアップし、さらにはランボーだけでなくトラウトマン大佐の戦闘も見られる見応えのある作品!
他にも弓矢でヘリを撃墜するランボーや、傷口を火薬で消毒するランボー、現地の少年と友情を育むランボー…と、とにかくランボーが無双すぎて超盛り上がるか、それを通り越して無になるかのどちらか。
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対ソ戦の時は戦力として支援していた彼らが、やがて力をつけてアメリカに牙を剥くことになる事実を知っているのでいたたまれない気持ちになりました。
しかしながら前2作に比べると、派手なアクションもランボーの無双っぷりも「見慣れてしまった感」が否めません。
全101分の本編で108人の死を描くという過激すぎる内容から、1990年のギネスブックには「最も暴力的な映画」と認定されました。
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第17位『オーバー・ザ・トップ』
- スタローンがアームレスリングチャンピオンを目指すトラッカーを演じる
- 父子の絆ができる様子を描くロードムービーとしても見応え◎
- 思わず手に汗握る迫力満点のアームレスリング!
1987年公開の『オーバー・ザ・トップ』は、シルヴェスター・スタローンが愛する息子のためにアームレスリング大会でチャンピオンを目指すトラッカーを演じたヒューマンドラマ。
シルヴェスター・スタローンが演じる腕相撲には自信があるトラッカーのリンカーン・ホークが、富豪の義理の父親を相手に息子の親権を懸けた無茶な真剣勝負に挑みます。
病床の母・クリスティーナを見舞うために家路を急いでいたマイケル少年の元に、突然自分の父親と名乗るホークが現れます。
突然の父親の登場に最初はホークのことを受け入れられないマイケルでしたが、トラックで共に旅をするうちに親子の絆を実感し始めます。
しかし旅の終わりにクリスティーナの死がわかると状況は一変、再びマイケルは家に閉じこもってしまったのです。
その後、トラックで家に突っ込むという強行にでたホークは逮捕され、義父であるカトラーの弁護士から「親権を諦めて諦めて州から出ていけば告訴も損害賠償も取り下げる」という条件を持ちかけられてしまいます。
たかが腕相撲、されど腕相撲、ボクシングとは少し違いますが、熱い試合展開には手に汗握るものがありました。
親子愛をテーマにした、スタローン映画らしくわかりやすい人情に満ちた脚本で、親になってからあらためて観直すと、さらに胸にグッとくるものが…!
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「人生は向こうからやって来ない!」
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第16位『エクスペンダブルズ』
- ハリウッドの肉体派俳優たちが第集結したアクションシリーズの1作目
- スタローンは出演の他に監督・脚本も担当!
- なんやかんやでおじさんたちがワイワイやっている姿が楽しい!
2010年公開の『エクスペンダブルズ』は、ハリウッドの肉体派スターたちが大集結したアクションシリーズの第1弾!
シルヴェスター・スタローンが監督・脚本、そして消耗品軍団「エクスペンダブルズ」のリーダーであるバーニー・ロス役を演じ、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ドルフ・ラングレン、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーなど新旧のアクションスターたちが、画面狭しと大暴れします。
バーニー率いる傭兵軍団・エクスペンダブルズに、南米ヴィレーナを支配する独裁者・ガルザと、その政権を殲滅せよとの依頼が舞い込みます。
ガルザを裏で操る元CIAの存在も掴み猛攻を仕掛けるエクスペンダブルズでしたが、彼らの前にかつての仲間であったガンナーが立ちはだかったのです…!
マルコヤマモト
ゴリゴリのアクション俳優たちをこれだけ集められたのは、スタローンの人徳のなせる技!?
「とりあえず爆破しようぜ!」という景気の良い演出や、肉弾戦に銃撃戦、カーチェイスに飛行機と割と全編にわたってアクション全開なので、頭を使わなくても観れてしまうのが今作の良いところです。
また、キャラクターに関しては演じているキャストの実生活エピソードや事件を元にしている部分も多く、作品にも反映されているため小ネタも満載で笑えます。
クリスマス役を演じたジェイソン・ステイサムに至っては自分の頭髪が薄いことを他のメンバーにいじられる始末…。
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第15位『デス・レース2000年』
- スタローンが無名時代に出演していたカルト映画
- 厨二病感満載の衣装や改造車にテンションが上がる!
- レースの過激なルールなどブラックユーモアがファンからの指示対象に
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「B級映画の帝王」と呼ばれるロジャー・コーマンがメガホンを取り、のちにリメイクされるなどカルト的人気を誇るSFバイオレンスアクションです。
主人公の覆面レーサー・フランケンシュタインを『キル・ビル』のデヴィッド・キャラダインが演じ、『ロッキー』以前無名時代のシルヴェスター・スタローンがレーサーの1人であるマシンガン・ジョー役で出演しています。
舞台は西暦2000年の独裁国家となったアメリカ。
国民たちは、年に1度開催される走行中に人間を殺していくことでポイントが加算される大陸横断レース、通称「デス・レース」に熱狂していました。
大統領によるスタートコールとともに、5人の参加レーサーたちは各々の改造車と思惑を胸に、ゴールを目掛けて一気にスタートを切ります!
1977年の初公開から40周年を記念して、2017年には日本でリバイバル上映されるなど長年にわたって熱いファンから愛されるカルト映画。
厨二病感満載の改造車やレーサーたちの衣装、そして人を殺すごとにポイントが加算されるという過激なレースのルールなど、随所に散りばめられたコミカルなブラック・ユーモアが支持を集めています。
いくらなんでも飛躍しすぎな展開と結末などツッコミどころ満載ですが、最高のB級映画として楽しむにはもってこいの作品です。
ロジャー・コーマン監督はスタローンの人気が爆発する『ロッキー』の半年前に今作に出演したことに対して、「安い買い物だった」と言及しているそうです。
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第14位『クリード 炎の宿敵』
- アポロの息子・アドニスを主人公にした『クリード』シリーズ第2弾
- 父・アポロを葬ったイワン・ドラゴの息子・ヴィクターと因縁の対決に挑む
- かつてロッキーとの戦いに敗れたドラゴ親子のドラマもしっかりと描かれている
2019年公開の『クリード 炎の宿敵』は、スタローンの代表作『ロッキー』に登場したロッキーのライバルであり友人であったアポロの息子・アドニスを主人公に迎えた新たな物語。
前作『クリード チャンプを継ぐ男』の続編となる今作では、『ロッキー4/炎の友情』でアポロを死に追いやったイワン・ドラゴの息子・ヴィクターが再登場し、因縁の対決に挑みます。
ロッキーのサポートを受けて見事チャンピオンとなったアドニス・クリード。
ガールフレンドであるビアンカと結婚し幸せな日々を送っていましたが、そんな彼にかつて父親・アポロを葬ったイワン・ドラゴの息子・ヴィクターが挑戦者として名乗りを上げてきたのです。
アドニスはロッキーの反対を押し切って、試合に挑みますが…。
因縁の対決がここに!シルヴェスター・スタローン演じるロッキーと、ドルフ・ラングレン演じるドラゴがそれぞれの「息子」のセコンドとして対峙するという激アツ展開に震えまくります!
また今作はロッキーとアドニスの物語だけではなく、ドラゴとヴィクターの転落と再起のドラマもしっかりと描かれているからこそ、余計に感動できる物語に仕上がっています。
マルコヤマモト
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第13位『ロッキー4/炎の友情』
- スタローンの人気シリーズ『ロッキー』の第4弾
- ロッキーの親友・アポロを葬ったソ連のボクサー・ドラゴとの対決を描く
- 東西冷戦〜雪解けを物語に盛り込んだこれまでとは趣が異なるストーリーに
マルコヤマモト
今作では宿敵にして親友であるファイター・アポロを死に追いやったソ連の殺人マシーン、イワン・ドラゴに挑むロッキーの雄姿を描いた『ロッキー』シリーズの第4弾。
『クリード 炎の宿敵』の発端となった物語で主人公・ロッキー役には我らがシルヴェスター・スタローン、そして最大の敵となるイワン・ドラゴ役をドルフ・ラングレンが演じます。
リング上ではライバル同士のロッキーとアポロでしたが、今では固い友情で結ばれていました。
しかしある時アポロがソ連のヘヴィー級チャンピオン、イワン・ドラゴと対戦した際にリング上で命を落としてしまいます。
復讐に燃えたロッキーは、妻・エイドリアンの制止を振り切って、全てアウェイという悪条件のなか、ドラゴとの試合に臨みます。
公開当時の東西冷戦とゴルバチョフ登場による雪解けムードを織り込んだ、過去3作とは趣の異なる内容に。
マルコヤマモト
しかしながら親友のために無謀な戦いに臨むロッキーに胸が熱くなること間違いなし!
また、ロッキーとドラゴの対照的な練習方法や、それぞれが抱く美学などにも注目したい作品です。
マルコヤマモト
第12位『ランボー 最後の戦場』
- 3作目より20年ぶりとなる『ランボー』シリーズ第4弾
- ランボーがミャンマーの軍事政権に鉄槌を下す!
- 前3作とは異なり、かなり政治情勢を取り入れた内容に
2008年公開の『ランボー 最後の戦場』は、前作『ランボー3/怒りのアフガン』より20年ぶりとなる『ランボー』シリーズの第4弾。
今作でランボーが立ち向かうのは、残虐非道な殺戮を繰り返すミャンマーの軍事政権!
アフガニスタンでの戦いを終え、タイ北部でひっそりと暮らしていたランボーの元にアメリカからやってきたNGOの一団が訪ねてきます。
軍事政権が支配し、紛争地帯と化したミャンマーで虐殺される少数民族のカレン族と出会った一団でしたが、軍事政権に捕らえられてしまいました。
知らせを受けたランボーは、救出のために派遣された傭兵部隊とともに再びミャンマーに向かい、死闘を展開します。
『ランボー』シリーズ4作目にして、前3作とは全く異なる超社会派な内容に変化!
そしてスタローン演じるランボーの体型も、スリムマッチョからガッシリマッチョに変化!
スタローンのミャンマー政府への怒りが爆発した作品ということだけあって、描写がとにかく残酷で目を覆いたくなるほど。
前作から時も経ち、さらに映像技術も発達してしまったため、冒頭に流れる軍事政権の非道を伝えるニュースを見ただけでリタイアしてしまう人もいるかもしれません。
マルコヤマモト
「世界を変えたい」とは言っているものの、現地で大問題を巻き起こしただけでちっともそんなことなかったじゃないか!
マルコヤマモト
ミャンマーで軍が政権を掌握した2021年、ちょうどタイムリーな内容で驚きましたが、とにかくたくさん人が死にすぎてお腹いっぱいです。
「無駄に生きるか、何かのために死ぬか、お前が決めろ!」
次回作『ランボー ラスト・ブラッド』に続くエンディングは良かったです。
第11位『暗殺者』
- スタローンとアントニオ・バンデラスが共演したサスペンスアクション
- リチャード・ドナー監督とウォシャウスキー姉妹脚本とスタッフも豪華
- スタローンが落ち着いた大人の円熟味あふれる演技を披露
1996年公開の『暗殺者』は、シルヴェスター・スタローンとアントニオ・バンデラスが共演し、凄腕の殺し屋に扮したサスペンスアクション。
『グーニーズ』『リーサル・ウェポン』シリーズのリチャード・ドナー監督がメガホンを取り、『マトリックス』の監督・脚本を手がけたウォシャウスキー姉妹が脚本を手がけました。
シルヴェスター・スタローンは今作で超一流の殺し屋、ロバート・ラスを演じ、アントニオ・バンデラスがロバートを殺して頂点に立つことを狙う、ライバルのミゲル・ベインを演じます。
ある依頼を最後に引退を決意した超一流の殺し屋、ロバート・ラス。
しかしロバートに異常な対抗心を露わにした若者・ミゲルが登場し、先に標的を殺してしまいます。
新たに依頼を受けたロバートでしたが、その現場をミゲルが襲撃。
ターゲットである女性ハッカーとともにロバートの逃走劇が始まります。
40代後半の脂の乗ったスタローンと、ギラギラとした若き日のアントニオ・バンデラスの共演が話題になった作品です。
「こんな濃い〜い2人を組み合わせて大丈夫か?」と心配になりますが、そこはスタローンが落ち着いた大人の円熟味を出していて、バランスが取れている印象を受けました。
また、バンデラス演じるミゲルもしっかりとロバートを認めており、彼に対する愛のようなものが隠しきれないことも可愛らしいポイントです。
2人の共演に加えてリチャード・ドナー監督やウォシャウスキー姉妹などスタッフが豪華ですが、スタローンらしい派手なアクション映画を期待すると肩透かしを喰うかもしれません。
マルコヤマモト
第10位『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』
- 2016年に公開された『スーサイド・スクワッド』の新作
- ジェームズ・ガン監督が描く新しい物語に期待大!
- スタローンはCGキャラクターのキング・シャークの声で出演
2016年に公開され話題になった『スーサイド・スクワッド』の新作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』が2021年8月13日に公開されます。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督がメガホンを取り、マーゴット・ロビー演じる大人気キャラクターのハーレイ・クインや、ジョン・シナ、マイケル・ルーカー、イドリス・エルバなどの豪華キャストが集結!
悪党たちが再び集結し大暴れ、命懸けのミッションに挑みます。
その中でシルヴェスター・スタローンが声の出演を務めているキャラクターが、キング・シャークです。
予告編でもわかるようにおとぼけキャラっぽいキング・シャークですが、怪力やサメならではの能力を活かしてどのような活躍を見せてくれるのか、今から楽しみです。
それにしても、ジェームズ・ガン監督は本当に異形キャラを生み出すのが上手いで感心してしまいます。
マルコヤマモト
第9位『エクスペンダブルズ2』
- 最強アクションスターを集結させた『エクスペンダブルズ』の第2弾
- 悪役にジャン=クロード・ヴァン・ダムが登場!
- 前作ゲスト扱いのシュワルツェネッガー&ブルース・ウィリスが大活躍!
2012年公開の『エクスペンダブルズ2』は、シルヴェスター・スタローン脚本・主演のもと新旧のアクションスターたちが顔を揃えた『エクスペンダブルズ』の続編。
『コン・エアー』のサイモン・ウェスト監督がメガホンを取り、スタローンは主演に専念。
今作ではジャン=クロード・ヴァン・ダム、チャック・ノリスも参加し、さらには前作ではゲスト扱いだったブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーも渾身のアクションを披露しています。
アルバニアの山岳地帯に墜落した輸送機から、あるケースを回収するようにCIAからの依頼を受け、現地へ赴く傭兵軍団・エクスペンダブルズ一行。
現地にて輸送機を発見したバーニーたちでしたが、そこに謎の男・ヴィランと彼の手下たちが現れます。
ケースを奪われ仲間の1人・ビリーを殺されてしまったバーニーは復讐を決意し、ヴィランの本拠地があるアルバニアへ向かいます。
前作に引き続き「お前らが見たいのはコレだろ?」のオンパレードで、おじさまたちのサービス精神満点のアクション作品!
なんてったって今作のヴィランがジャン=クロード・ヴァン・ダムというだけでも激アツで、それに加えてシュワルツェネッガーとブルース・ウィリスによる派手なドンパチも豪華で爽快!
マルコヤマモト
第8位『エクスペンダブルズ3 ワールド・ミッション』
- 更なる豪華キャストが追加された『エクスペンダブルズ』シリーズ第3弾!
- エクスペンダブルズ解散の危機!?敵となるのはかつての盟友
- 4作目の製作も決定!これ以上の豪華キャスト登場はあるのか!?
2014年公開の『エクスペンダブルズ3 ワールド・ミッション』は、お馴染みのアクションスターたちが再集結した『エクスペンダブルズ』シリーズの第3弾!
今作もシルヴェスター・スタローンが脚本・主演を務め、CIAエージェントにハリソン・フォード、悪役にメル・ギブソン、さらにはアントニオ・バンデラスやウェズリー・スナイプスが参戦し、俳優陣はますます豪華に。
今作では若手チームを新たに結成したバーニーが、元盟友を相手に世界各国で攻防戦を繰り広げます。
最強の傭兵軍団・エクスペンダブルズに、かつての盟友で今は闇の武器商人と化したストーンバンクスを捕獲するミッションが与えられます。
しかしチームの弱点を知り尽くしたストーンバンクスを相手に、エクスペンダブルズは返り討ちに遭ってしまい、バーニーはチームの解散を決意。
新手に若手メンバーを集めたチームを結成したバーニーは、彼らとともにストーンバンクスとの再戦に挑みます。
マルコヤマモト
ヘリの操縦席が似合うハリソン・フォード、囚人からのチームメイト入りしたウェズリー・スナイプス、そして常に口が動いている陽キャのアントニオ・バンデラスなど見どころが満載です。
おじさんたちと若手メンバーの確執やジェネレーションギャップにヤキモキしたりもしますが、世代を越えて協力することも大事ですね!
なんだかんだで3作とも全部面白い『エクスペンダブルズ』。
一気見したらますます消耗品軍団のことが好きになっちゃいましたよ…。
マルコヤマモト
第7位『ロッキー・ザ・ファイナル』
- 『ロッキー』シリーズの6作目にして完結編
- 孤独になったロッキーが現役世界チャンプに挑むため、再びリングに上がる
- 過去作へのオマージュもバッチリで、完結編として申し分ない出来上がり!
2007年公開の『ロッキー・ザ・ファイナル』は、シルヴェスター・スタローンの代表作となる『ロッキー』シリーズの6作目にして完結編。
『ロッキー5/最後のドラマ』から16年ぶりに製作された最終章でもスタローン自身が監督・脚本・主演を務め、孤独になったロッキーが再びリングに上がる姿を描きます。
妻・エイドリアンの死後、息子との関係も上手くいっていないロッキーは地元でレストランを経営しながら静かな日々を送っていました。
やがて孤独を拭うために再びボクシングを始めたロッキーは、とあるテレビ番組の企画がきっかけで、世界チャンピオン・ディクソンとの対戦に挑むことになります。
前作から16年ぶり、1作目から30年の時を経て『ロッキー』シリーズがいよいよ完結。
マルコヤマモト
だからこそ、老いたボクサーが現役チャンプとの無謀な戦いに挑むという展開が、よりドラマティックに感じます!
過去作へのオマージュに溢れた特訓シーンや、1作目に登場した少女との再会などファンを泣かせる展開を盛り込んでくるところも最終章ならではでやっぱり涙。
ディクソンとのファイトシーンも1番本物に近い感じがして、臨場感がたっぷりありました。
マルコヤマモト
劇場公開版のほかに、ディレクターズカット版にはアナザー・エンディングも収録されています。
第6位『ランボー ラスト・ブラッド』
- スタローンの代表作『ランボー』の5作目にして完結編!
- 愛する家族を守り抜くため、ランボーがメキシコの犯罪組織を相手に大暴れ
- 老いたランボーが展開する罠を使った頭脳戦が新鮮!
2020年公開の『ランボー ラスト・ブラッド』は、シルヴェスター・スタローンの代表的作品となった『ランボー』シリーズの第5弾にして原点回帰、そして完結編。
監督は『キック・オーバー』のエイドリアン・グランバーグ、スタローンは原案・脚本・主演を務めました。
前作『ランボー 最後の戦場』ラストで、故郷・アリゾナの農場に帰還したランボー。
最終章となる今作では、ランボーが愛する家族を守るためにメキシコの麻薬・人身売買カルテルと壮絶な死闘を展開します。
故郷アリゾナの農場に戻ったランボーは、友人のマリアと彼女の孫娘・ガブリエラと家族のように暮らしていました。
しかし、メキシコに暮らす父親をの行方を追ったガブリエラが現地の麻薬・人身売買カルテルに誘拐されてしまったことから、ランボーはたった1人で犯罪組織との戦いに挑むことになります。
今まで世界各国で死闘を展開してきたランボーの最後の戦いの舞台は、故郷となるアリゾナの農場。
しかも今作では愛する家族を守り抜くという、ランボー史上もっともパーソナルな戦いを繰り広げます。
2008年公開の『ランボー 最後の戦場』から12年経っており、スタローン自身ももう結構いいおじいちゃんなのですが、老いを全く感じさせないアクションシーンが見どころ!
むしろ老いを頭脳と経験でカバーするという新しいランボーの戦い方を見れる興味深い作品で、ベトコン仕込みの罠で次々と敵を倒していく様は爽快です。
『ランボー 最後の戦場』に比べると人が死ぬ数は少ないと思いますが、その分グロ描写は増しているような気がします。
マルコヤマモト
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第5位『ロッキー2』
- アポロへのリベンジに燃えるロッキーを描いたシリーズ2作目
- 今作からスタローン自身が監督・脚本・主演を担当
- 結果はわかっていてもやっぱり盛り上がるファイトシーン!
1979年公開の『ロッキー2』は、シルヴェスター・スタローン扮するロッキーがリベンジに燃える、大人気シリーズの2作目。
1作目の『ロッキー』の監督ジョン・G・アヴィルドセンから代わり、今作ではスタローン自身が監督・脚本・主演を務めました。
前作でフィラデルフィアのチンピラから世界ヘヴィ級チャンピオン・アポロと戦いアメリカのヒーローとなったロッキーが、結婚、息子の誕生などを経て、人間的に成長していく様を描きます。
世界チャンピオンのアポロに対して果敢に挑んだロッキーに対して称賛の声が集まるなか、王座を守ったとはいえ、アポロ陣営の戦いっぷりに対して非難が集中します。
試合で目の付近を負傷し、医者からボクシングの続行を止められたロッキーは、エイドリアンと結婚し安らかな生活を送っていました。
しかし世間に漂う「再起不能」いう噂を打ち消したいアポロは、ロッキーとの再戦を宣言します。
2作目はやっぱりアポロとの再戦か!と、わかりやすい展開と相変わらず想像のつくラストでありながらも、やっぱり迫力満点のファイトシーンには目を見張るものがあります。
ちょっと有名になったロッキーがCMに出演するもセリフが棒読みだったり、食肉工場で働かせてもらうも人減らしのために解雇されたりと、ボクシングだけで家族を養っていくのは難しいということを思い知らされる現実はやっぱりちょっと辛いです。
そしてやはりエイドリアンの存在はロッキーにとって大きいものでした。
エイドリアンの愛の力が今回も諦めそうになるロッキーを奮い立たせます。
『ロッキー2』には、ロッキーが想像を絶する数の子供を引き連れてランニングする名シーンが登場!
マルコヤマモト
第4位『ロッキー3』
- 闘争本能を失ったロッキーが再起をかけた戦いに挑むシリーズ3作目
- 本当は今作で完結する予定だったので、劇的な展開が多い
- 少年漫画のような王道の激アツ展開がたまらない
1982年公開の『ロッキー3』は、シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を務めた『ロッキー』シリーズの3作目。
今作は闘争本能を失い地に落ちたロッキーが、再起をかけて戦う姿を描きます。
主演はシルヴェスター・スタローン、今回の対戦相手であるクラバーを『特攻野郎Aチーム』のミスター・Tが演じるほか、アポロ・クリードを演じるカール・ウェザースも出演しています。
無名の黒人ファイター・クラバーに挑戦状を叩きつけられた世界チャンピオン・ロッキー。
チャンピオンになったことでハングリー精神を失っていたロッキーは、クラバーとの試合にあえなく敗れ、その直後にトレーナーのミッキーが亡くなるという悲劇が訪れます。
失意の中にあるロッキーの前にかつての宿敵・アポロが現れ、救いの手を差し伸べるのです…!
『ロッキー3』は、当初シリーズ完結編として製作されていたため、ロッキーの師であるミッキーの死やアポロとの友情など、ストーリーの多くに区切りをつけるような描写が見られます。
また、対戦相手として登場したミスター・Tやハルク・ホーガンなど客演陣の豪華さや、さまざまな新展開などにより、『ロッキー』シリーズの人気は確実なものになりました。
少年漫画のような挫折→トレーニング→勝利という王道の展開はわかりやすすぎてもワクワクするものです。
また、ライバルであったアポロがロッキーのトレーナーとして名乗りを上げる展開も激アツ。
マルコヤマモト
今まではロッキーとエイドリアンの愛の物語、ロッキーの人間としての成長物語が描かれてきましたが、3作目にしてやっとボクシング映画の原点に到達したかなと思える作品です。
第3位『ロッキー』
- シルヴェスター・スタローンの名を一躍世界に知らしめたボクシング映画
- イタリア系移民のボクサーがアメリカンドリームを成し遂げるまでを描く
- ロッキーの根性、アポロのプロ意識などグッとくるシーンが盛りだくさん!
マルコヤマモト
スタローンが主演・脚本を務めた代表作の1つであり、彼を一躍スターダムにのし上げた歴史的名作で、1976年のアカデミー賞では作品賞・監督賞・編集賞を受賞しました。
シルヴェスター・スタローンが主人公のロッキー・バルボアを、そしてロッキーの対戦相手となるアポロ・クリードをカール・ウェザースが演じます。
フィラデルフィアに住むしがない4回戦ボクサーのロッキーは、ある日世界チャンピオンのアポロ・クリードの対戦相手に抜擢されることに。
ロッキーは自分がただの3流ボクサーでないことを証明するために、そして愛するエイドリアンのためにアポロとのかつ見込みのない試合に挑むことになります。
マルコヤマモト
無名のロッキーが名を挙げてアメリカンドリームを体現したように、今作でスタローンも一躍有名俳優に。
アポロからの挑戦状を受けてトレーナーのミッキーとともに過酷な練習を経てロッキーの顔つきが変わってくる様が印象的で、単純ですが1つのことに一生懸命打ち込むことの大切さを教えてくれる作品です。
また、対戦相手のアポロの存在感も抜群で、ロッキーとは違い改めて彼が「プロ」であることを思い知らされます。
マルコヤマモト
そして物語を盛り上げる「ロッキーのテーマ」は、今もなお多くの人々の心を掴んでいます。
のちにロッキーの妻となるエイドリアンの初登場は、驚くくらいに地味で控え目な女性でびっくり!
マルコヤマモト
『ロッキー』1作目はボクシング映画というよりは、ロッキーとエイドリアンの愛の物語といった方がしっくりくるかもしれません。
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第2位『ランボー/怒りの脱出』
- スタローンの代表作『ランボー』シリーズの第2弾
- ランボーがカンボジアで虐待を受けるアメリカ兵捕虜の脱出作戦を断行!
- 1作目とは打って変わってド派手なアクション映画へと進化!
1985年公開の『ランボー/怒りの脱出』は、前作『ランボー』のヒットを受けて製作されたスタローン主演の人気アクションシリーズ第2弾。
ベトナム戦争帰還兵の悲哀を描いた前作から一変、今作ではジャングルを舞台に超人・ランボーの活躍がよりド派手になったアクション大作へと進化!
主演はもちろん我らがシルヴェスター・スタローン、脚本にはスタローンと若き日のジェームズ・キャメロンが参加しています。
服役中だったランボーは釈放を条件にトラウトマン大佐からの特命を受け、ベトナム戦争で捕虜になったアメリカ兵の調査のため、カンボジアのジャングルへ赴くことに。
現地での戦闘行為は厳禁とされていましたが、アメリカ兵が虐待を受けているところを目撃したランボーは、命令に背いて捕虜の救出活動を開始します。
マルコヤマモト
肥溜めにパンツ一丁で肩まで沈められるランボー、体にはヒルだらけ。
そしてベトナム軍の裏にはソ連兵たちの存在があったのです。
今作では渡米を夢見る現地の女性情報員、コー・バオとのロマンスも見逃せませんが、やっぱり敵の急襲によって命を落としてしまうという悲しい展開に。
そして、ランボーの復讐心にどんどん火がついていって…!?
マルコヤマモト
ランボーが守るものは守り壊すものはとことん壊すという、ほとんど勢いだけで進んでいく作品で、前作で描かれた「悲哀」的なものは全くありませんが、「これぞランボー!」と、ランボーのイメージを人々に植え付けた印象深い作品かもしれません。
「最高の武器は肉体ですよ。」
「俺はただの消耗品だ。」
爆破に次ぐ爆破、ヘリで敵の基地を一掃し捕虜たちを救出。
そして、作戦や捕虜の存在を隠蔽しようとしたマードックへ司令官への「任務!完了しました!」と完璧な流れに拍手。
散々ド派手にやっておいても、最後ランボーが一人でどこかへ歩いてく姿には、やはり彼が抱える「孤独」を感じざるを得ませんでした。
マルコヤマモト
第1位『ランボー』
- 『ロッキー』と並ぶスタローンの代表的作品
- アクション+アメリカが抱えるベトナム戦争の闇を描いた社会派エンターテイメント
- 90分程度で楽しめる映画史に残る名作!
マルコヤマモト
ということで、シルヴェスター・スタローン出演おすすめ映画の第1位に輝いた作品は、1982年公開の『ランボー』です。
ロッキーと並ぶシルヴェスター・スタローンの代表作品である『ランボー』は、デヴィッド・マレルの「一人だけの軍隊」を映像化したアクション作品で、スタローン自身も製作に携わっています。
ベトナム戦争でグリーンベレーとして活躍したジョン・ランボーは、ある日かつての戦友の元を訪ねますが、枯葉剤の影響により友人はすでに死亡。
帰り道、近くの街に立ち寄ったランボーは、保安官のティーズルに「流れ者」という理由だけで街から追い出されそうになったうえに逮捕され、警官たちにバカにされ暴行を加えられます。
ついに耐えきれず激昂したランボーは警察官たちをボコボコにした挙句に警察署を脱走し、一般人のバイクを奪って逃走。
マルコヤマモト
逃亡者となり山の中で孤独な戦いを繰り広げたランボーは、ベトコン仕込みの罠を仕掛け次々と警察官たちを撃退していきました。
手に負えなくなったランボーを捕らえるために州兵までが出動する羽目になります。
マルコヤマモト
ランボーがめちゃくちゃすぎる上に、ベトナム戦争帰還兵が抱える闇や孤独もしっかり描かれていて見応えがあります。
他の『ランボー』シリーズのようなアクション映画ではなく、ベトナム戦争に負けたアメリカの闇を描いた社会派エンターテイメントとして仕上がっていることが特徴です。
生活のさまざまなポイントで、ベトナム戦争の記憶がフラッシュバックします。
「殺そうと思えば簡単に殺せた。この山の中では俺が法律だ!」
と木陰に隠れていたランボーがティーズル保安官に言ったセリフが印象的。
また、90分ちょっとでしっかりとまとまっていることも、今作の評価できるポイントです!
マルコヤマモト
シルヴェスター・スタローン出演おすすめ映画ランキング31選!まとめ
マルコヤマモト
たくさんの出演作品がありますが、やはりスタローン映画といえば彼の代表作である『ランボー』と『ロッキー』は外せません。
その中でも特に戦争帰還兵の悲哀と孤独な男の戦いを描いた『ランボー』は、胸に沁み入るものがありました。
また『ロッキー』シリーズには大きな愛と、1つの物事に打ち込むことが大切ということを教えてくれる作品です。
ハリウッドのアクション映画には欠かせない存在のシルヴェスター・スタローン。
2021年現在70代半ばのスタローンですが、これからも新作が控えていることに驚き!
マルコヤマモト
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