オフィスビルから古い一軒家に引っ越してきた氷河衛(江口のりこ)は、そこをスリースターブックスのオフィス兼自宅として使う事にしました。
そこには、衛に付いてきた社員以外に、無給の雑用係・春野優(赤楚衛二)も居ます。
ゼロから始めた衛が最初にした仕事は、新人を発掘し、眠っているトラを起こす“ビッグバン作戦”でした。
衛は大好きだった漫画家・北別府K(松田美由紀)に声を掛け・・。
第3話では、編集長・碇健二(古田新太)の知られざる過去が明らかになります。会社の一員になるために頑張る春野の姿にも注目です!
目次
ドラマ『SUPER RICH』前回第2話のあらすじと振り返り
アパートを引き払った春野優(赤楚衛二)は、氷河衛(江口のりこ)の会社に泊ることを許されました。
しかし、次の日になっても春野は会社から出て行こうとしません。
春野は、どうしても衛の会社で働きたかったのです。
一方、衛は自分の会社・スリースターブックスを守るために奮闘していました。
島谷聡美(松嶋菜々子)は、そんな衛にある条件を付けて業務提携を提案するのですが・・。
春野から連絡を受け、一ノ瀬亮(戸次重幸)がいる病院に駆け付けた衛は、怪我をした一ノ瀬に掴みかかり「お金返して」と言うのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『SUPER RICH』第3話あらすじと感想
衛(江口のりこ)の家に住み込みで働く春野(赤楚衛二)
オフィスビルから古い一軒家に引っ越してきたスリースターブックスは、ゼロから再出発することになりました。
氷河衛(江口のりこ)に付いてきたのは、宮村(町田啓太)、今吉(中村ゆり)、東海林(矢本悠馬)、鮫島(菅野莉央)、さらに編集長・碇(古田新太)と鬼頭(嘉島陸)とインターンの大学生たちです。
そして、そこには春野優(赤楚衛二)の姿もありました。
春野は無給の雑用係として、衛の会社兼自宅に住み込みで働くことになったのです。
宮村はそんな春野に「必要なこと以外は話すな。常に5メートル離れろ」とLINEを送るのでした。
ミルトモ 編集部
ビッグバン作戦
衛が名付けた“ビッグバン作戦”とは、無名の新人を発掘し、寝ているトラを起こす作戦でした。
寝ているトラとは、最近作品を書いていない作家や電子書籍化されていない作品を持っている作家に仕事をオファーすることでした。
衛が白羽の矢を立てたのは、漫画家・北別府K(松田美由紀)でした。
衛はファンレターを書くほど北別府Kの漫画が好きでしたが、10年以上、北別府Kの新作は出ていません。
衛はそんな北別府Kに仕事を依頼するため、春野の助けを借りながら北別府Kの家に向かいました。
衛は北別府Kと意気投合し、漫画の話で盛り上がりますが、企画書を読んだ後、北別府Kの態度が変わります。
その頃、スリースターブックスには投資家・飯田が訪ねて来ていたのでした。
ミルトモ 編集部
そういえば、碇は北別府Kの名前が出た途端、態度がおかしくなりましたが、一体どうしたのでしょう。
碇(古田新太)の過去と投資家・飯田の条件
北別府Kが衛の依頼を断ったのは、企画書に元夫・碇の名前を見つけたからでした。
30年前、碇は原稿を持ってきた北別府Kと出会い、その才能に惚れこんで結婚します。
しかし、25年前、碇の浮気が原因で2人は別れてしまったのです。
碇は北別府Kを説得に行きますが、逆に北別府Kを怒らせてしまいました。
一方、投資家・飯田は、娘が描いた漫画を連載させることを条件に5千万円を投資することを約束します。
会社の支払いが残っている衛たちにとって、それはありがたい申し出でしたが、飯田の娘の漫画はかなり酷い出来だったのです。
ミルトモ 編集部
会社の一員になるため努力する春野(赤楚衛二)
衛は春野が作った料理を食べながら、男の浮気について話をしていました。
「君もおじさんになって、お金持ちになって、若い綺麗な子に言い寄られたりしたらどうなるか分からないよ」
衛の言葉に春野は「俺はそんな風にはならないです」と少し怒ったように言います。
衛は、倒産寸前のスリースターブックスに春野を留まらせることに迷いを感じていましたが、春野は衛の下で働きたいと思っていました。
そんな中、飯田の条件をのんでお金を受け取るよう進言する東海林と、衛の気持ちを尊重したい宮村が喧嘩をしてしまいます。
そんな2人を見ていた春野は、会社の一員になることを条件にある事を実行に移すのでした。
ミルトモ 編集部
北別府K(松田美由紀)が仕事を断った理由
春野は北別府Kを説得するため、好物のカニを買って家を訪ねます。
さらに、雨漏りと壊れていた雨どいも直し、「新作を書きませんか」と言いますが、北別府Kは春野の申し出を断りました。
実は、北別府Kはすでにスリースターブックスに原稿を送っていたのです。
しかし、それは北別府Kとしてではなく、新人漫画家・由布K子としてでした。
スランプに陥っていた北別府Kは、自分の実力を試すために新人賞に応募したのです。
実際、北別府Kが送った『この世界の果てまで』は酷い出来でしたが、衛の言葉に触発され、北別府Kはやる気を取り戻すのでした。
ミルトモ 編集部
衛(江口のりこ)さんが好き
飯田はお金を払って、娘が描いた漫画を載せて欲しいと頼みますが、衛はやる気がない飯田の娘と仕事をするのが嫌でした。
「いくらお金があっても、人の心は買えないです」
衛はそう言って、飯田の企画書を破いてしまいます。
「俺たち衛さんの事、衛さんが思っている以上に好きですから」
衛はそんな春野の言葉に戸惑いながらも、会社を立て直すために頑張ろうと誓うのでした。
ミルトモ 編集部
ドラマ『SUPER RICH』第3話ネタバレ・感想まとめ
衛がオフィスビルから引っ越してきた場所は、雨漏りがして、ネズミが出る古い一軒家でした。
衛の周りには、衛について行こうと決めた社員たちと春野がいます。
前途多難な幕開けでしたが、前向きに頑張る衛を応援したくなりました。
今回は、春野と衛のやり取りに少しドキドキしました。
衛は春野に特別な想いはないようですが、春野は少し違う気がします。
衛の憧れの存在だった北別府Kは、衛と同じようにゼロから再出発しようとしていました。
そんな中、一ノ瀬亮(戸次重幸)が警察に捕まったと連絡が入ります。
衛は、自分を騙した一ノ瀬のことをどう思っているのでしょう。
衛が他の社員たちとどんな関係を築いていくのかにも注目したいです。