MEDIA社からTOB（敵対的買収）を仕掛けられたスリースターブックス。
衛（江口のりこ）たちはスリースターブックスを守るためホワイトナイトを探しますが、MEDIA社に対抗できる会社は見つかりませんでした。
そこに一ノ瀬亮（戸次重幸）が現れ・・。
順調に業績を上げていたスリースターブックスに再び危機が訪れました。衛はどうやって会社を守るのでしょう。最終回では、衛が考えるSUPER RICHが分かります！
目次
ドラマ『SUPER RICH』前回第10話のあらすじと振り返り
衛（江口のりこ）と優（赤楚衛二）は、夫婦としての絆を深めていきます。
衛は、自分の病気が治るまで会社を休むことに決めました。
一方、優は衛を支えながら、会社のCOOとして頑張っています。
そんな中、宮村空（町田啓太）は島谷聡美（松嶋菜々子）と連絡を取り、何やら不穏な動きをしていて・・。
衛が仕事に復帰すると、島谷から連絡がありました。
島谷はスリースターブックスをTOB（敵対的買収）し、衛の代わりに宮村をCEOにすると告げるのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『SUPER RICH』第11話あらすじと感想
裏切り者の振りをする宮村空（町田啓太）
2年前、宮村空（町田啓太）はMEDIAグループ取締役・島谷聡美（松嶋菜々子）からスカウトされました。
島谷は、衛（江口のりこ）の代わりに宮村をCEOにし、スリースターブックスの作品と作家のライセンスを手に入れようとしていたのです。
しかし、宮村に衛たちを裏切る気持ちは全くありませんでした。
宮村は島谷の味方の振りをして、スリースターブックスを守ろうとしていたのです。
ミルトモ 編集部
ホワイトナイト
「私は大した社長じゃない。みんながいるからやってこれただけ」
衛はそう言って、社員たちに力を貸して欲しいと頼みます。
衛はスリースターブックスをMEDIA社に渡さないため、ホワイトナイトを探し始めました。
しかし、国内にはMEDIA社に対抗できる会社は見つかりません。
優（赤楚衛二）はアジア留学の経験を活かし、台北、ソウルに行ってホワイトナイトを探します。
森ノ宮大吾（矢野聖人）はそんな優にアドバイスをするのでした。
ミルトモ 編集部
島谷（松嶋菜々子）の情に訴える衛（江口のりこ）
ホワイトナイトが見つからず困っている衛の前に、一ノ瀬亮（戸次重幸）が現れました。
某ファンド会社のCEOになっていた一ノ瀬は、自分がスリースターブックスのホワイトナイトになると言うのですが・・。
苦しい立場に立たされた衛は、島谷の情に訴えることにしました。
「私は自分の会社が大好きです。自分の居場所だと思って大切に育てて来ました。そこにいる社員たち、作品、作家、みんなが私の生きがいなんです。私はCEOから退任します」
衛はそう言って、社員をこのまま雇って欲しいと頼みます。
島谷はそんな衛にほだされ、1ヶ月の猶予を与えることにしたのでした。
ミルトモ 編集部
衛（江口のりこ）に出し抜かれる島谷（松嶋菜々子）
1ヶ月の間に、衛は新しい会社を立ち上げる準備をしました。
作家たちと新しい契約を交わし、MEDIA社が得る作品と作家のライセンスの価値を下げようとしていたのです。
それを知った島谷は、衛に出し抜かれた事に気づきました。
「ビジネスをする時は情に流されないでって、私が言ったのに」
島谷は、MEDIA社にとって衛の会社が金の卵に成り得たから気にかけていたのです。
全てを終えた島谷は、MEDIA社を辞める決心をしていました。
「目標に達したから。これからは仕事以外のことをするの。やりたい事をやりたい場所でやりたいだけ」
島谷はそう言って、自分がこれからやりたいことを衛に耳打ちするのでした。
ミルトモ 編集部
SUPER RICH
2021年12月。
衛たちは新しい会社・TSBで定例会議を開いていました。
同じオフィスビルの下の階にある会社・TSRには宮村たちがいます。
熊野神社でお詣りをする衛と優。
衛は大学受験を控えた優のために合格祈願のお守りを買いました。
優の両親は印刷工場を辞めた後、昔の本をデーターにする仕事をしています。
衛は、優が作ったラーメンを食べながら自分が幸せであることを実感していました。
「大学受かったら旅行行こうよ。どこ行きたい」
「あなたがいたら私は何処でもいいです」
ミルトモ 編集部
ドラマ『SUPER RICH』第11話ネタバレ・感想まとめ
衛は36歳で初めてお金のありがたみを知り、10歳年下の優と出会って幸せを手にします。
お金持ちのCEO・衛と貧乏学生・優。
出会った頃の2人は、全く正反対の立場にいました。
しかし、全てを失い、ゼロから始めることにした衛の一番近くにいたのが優でした。
正直、2人が結婚するとは思いませんでしたが、優は夫婦になることで、衛の味方で居続けようとしたのです。
一方、衛たちを見守り、衛の味方で居続けた宮村。
宮村には、衛たちに負けないくらいの幸せを手にして欲しいです。
衛と優の未来がどうなっていくかは分かりませんが、幸せがずっと続くことを願っています。