超リッチな氷河衛（江口のりこ）は、今までお金に困ったことはありませんでした。
その一方で、衛は幼い頃に両親を失い、孤独な日々を過ごしていたのです。
そんな衛を変えたのは大学時代に知り合った一ノ瀬亮（戸次重幸）です。
衛と一ノ瀬が中心となって立ち上げたスリースターブックスは電子書籍を扱う会社でした。
ある日、その会社の存続を揺るがすような事件が起こり・・。
ミルトモ 編集部
目次
【ネタバレあり】ドラマ『SUPER RICH』第1話あらすじと感想
メンタルクリニックで診察を受ける氷河衛（江口のりこ）
某メンタルヘルスクリニックから出てきた氷河衛（江口のりこ）は怒っていました。
なぜなら、衛は精神科医・小門に促されるまま自分の事を話していましたが、小門の胸ポケットにペン型の隠しカメラがあるのに気づいたからです。
「あんたに話せるような安い話じゃない」
衛はそう言って小門に水をかけ、外で待っていた宮村空（町田啓太）に「行こうよ。ホテル」と言います。
そんな宮村が向かった先は、衛が出席することになっていたプラチナウーマンオブザイヤーの授賞式でした。
ミルトモ 編集部
衛は信頼していた一ノ瀬亮（戸次重幸）と決別したようですが、原因は何なのでしょう
。メンタルクリニックで診てもらわなければならないほどショックなことが起きたという事でしょうか？
衛（江口のりこ）と一ノ瀬（戸次重幸）の7年前の誓い
4日前、衛は一ノ瀬の儲け話に乗り、1億円を某アプリ会社に出資することになりました。
しかし、CHRO/秘書・宮村、CFO・今吉零子（中村ゆり）、CTO・東海林達也（矢本悠馬）、CMO・鮫島彩（菅野莉央）の4人はその話に難色を示します。
4人はお金に関して無頓着で、一ノ瀬の言いなりになっている衛を心配していました。
結局、衛は一ノ瀬の言う通り、アプリ会社に出資することに決めました。
大学時代、心を閉ざしていた衛に声を掛けたのは一ノ瀬です。
衛はそんな一ノ瀬と電子書籍会社スリースターブックスを共同経営することになり、7年前、2人は一緒に会社を大きくしようと誓っていたのでした。
ミルトモ 編集部
インターン採用試験に遅刻してしまう春野優（赤楚衛二）
スリースターブックスのインターン採用試験に応募したのは大学生だけではありません。
その中には、プログラミングの専門学生・春野優（赤楚衛二）もいました。
春野は試験会場に向かう途中、倒れた妊婦に付き添ったために遅刻してしまいます。
遅れて会場に到着した春野は「試験を受けさせて下さい」と衛に頼みました。
しかし、衛は春野の言葉を受け入れず、春野に5万円を渡して立ち去ってしまいます。
インターン採用試験には、大学生の田中リリカ（志田未来）と豪徳尊（板垣瑞生）と高橋みゆ（野々村はなの）の3人が合格するのでした。
ミルトモ 編集部
お金に困っている春野優（赤楚衛二）
春野はバイトで稼いだ14万円の内、親に借りていたお金5万円を返し、さらにスーツと靴とカバン、家賃などを引き、結局お金は2千円しか残りませんでした。
そのせいで、春野はタクシーに乗ることが出来なかったのです。
さらに、春野は会社に遅刻の連絡をすることも思いつきませんでした。
春野は専門学校から残りの授業料5万円を払い込むよう言われますが、経済状態の厳しい実家にお金を借りることも、衛から渡された5万円に手を付けることも出来なかったのでした。
ミルトモ 編集部
春野にも落ち度はあると思いますが、「この世はずっとフェアじゃない」と言いたくなるのも分かる気がしました。
危機に陥る氷河衛（江口のりこ）
一ノ瀬は衛に「俺のことを信じてくれ」と言って電話を切ってしまいました。
その日、衛が出資した会社が反社会的勢力と繋がっている事が分かり、取引先から苦情の電話が鳴り響いています。
衛はかつての上司である大手IT企業MEDIA社の取締役・島谷聡美（松嶋菜々子）に取引を継続するための条件を提示されますが、その条件は一ノ瀬をクビにすることでした。
衛は島谷の条件をのむことが出来ず、さらに会社のお金が別口座に移され0円になっている事が判明しました。
その上、投資家たちへの違約金は全部で8億2千万円になり、月末までに振り込まないと会社は倒産してしまうのです。
衛以外の幹部たちは警察に届けることを提案しますが、衛は警察には届けず、取引先や投資家たちを回ってこの危機を乗り越えようと奮闘するのでした。
ミルトモ 編集部
36歳で初めてお金のことで悩んだ氷河衛（江口のりこ）
衛は自分の財産を売って違約金の資金にしようとしますが、財産は全部で7億2千万円で1億円ほど足りません。
衛は倒れてしまい、メンタルヘルスクリニックで診察を受けることになりました。
メンタルヘルスクリニックから出た後、衛がやって来た場所はプラチナウーマンオブザイヤーの授賞式でした。
衛は普段着のまま化粧もせずに舞台に立ち、「賞金、欲しかったわ」と言います。
そして、土下座をして「お金を貸してもらえませんか」と言いました。
一ノ瀬を探していた衛は、そこで春野と再会します。
春野は衛の会社で働くことを諦めておらず、衛のために一ノ瀬を探していたのです。
お腹が空いた衛は、春野が持っていた500円で屋台のラーメンを食べ「明日から考えよう。どうやって金を稼ぐのか。そして、それを何に使うのか」と言いました。
その後、家路に向かう衛の後には、春野が付いてきていたのでした。
ミルトモ 編集部
ドラマ『SUPER RICH』第1話ネタバレ・感想まとめ
裕福な家庭に生まれた衛は、1億円を大したお金ではないと言えるほどお金持ちです。
しかし、衛は幼い頃に両親を亡くし、その原因が自分にあると思い心を閉ざしていました。
そんな衛の心を開いたのが一ノ瀬だったのですが・・。
一ノ瀬の行動は衛に対する裏切りでしかありません。
それでも、衛は一ノ瀬を信じているようですが、一ノ瀬の真意は何処にあるのでしょうか？
衛は自分とは真逆の立場の春野と出会いますが、衛は全ての財産を失い春野と同じ立場になってしまいます。
そんな衛がどうやって人生を挽回していくのでしょう。
春野が衛にどんな影響を及ぼしていくのかにも注目していきたいです。