アニメ『サマータイムレンダ』第5話あらすじ・ネタバレ感想!「影」による大虐殺……そのとき慎平が取った行動とは?

出典:サマータイムレンダ公式ページ

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「少年ジャンプ+」で累計閲覧数1億3千万回を突破した田中靖規原作の人気作品『サマータイムレンダ』。

危機に陥った慎平を救ったのは、フェリーで同乗した女性――ひづるでした。

彼女は慎平が敬愛する作家・南雲竜之介を名乗り、「網代慎平」を助けに来たといいます。

さらに、彼女は「影」についての数多の知識を持ち合わせていました。

一方、夏祭りの会場内では「影」による大虐殺が行われていました。

慎平が助けに向かうも、次々と殺される友人たち……。

やがて、「影」は島中の人々を飲み込んでいき……。

急展開が続く第5話、早速レビューしていきたいと思います。

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【ネタバレあり】アニメ『サマータイムレンダ』第4話あらすじ・感想

祭の夜に潮の「影」と遭遇した慎平は、彼女が自分の状況を理解していないことに驚きますが、生前と同じように振る舞う「潮」自身も、自分が死んだという事実に驚いていました。

そんな中、記憶の断片を手繰り寄せて涙を流し、慎平に告白します。

慎平はどこか浮かれながらも、いつもの俯瞰を心掛け、「潮」に目的を尋ねますが、彼女は本当に自分が「影」だと思っていない様子でした。

「潮」は祭に行きたがりますが、スクール水着姿のため目立ってしまい、慎平は人目につかない場所に彼女を隠し、一人で澪たちと合流します。

そこでは漂着神信仰のある日都ヶ島に伝わる御海送りという儀式が行われており、1000人ほどの人が集まっていました。

その最中、慎平たちの前で澪に告白をした窓がフラれてしまったと同時に、お面をつけてはっぴを着た「潮」が現れます。

「潮」は完全に変装したつもりだったようですが、澪や窓たちを相手に騙せるはずもなく、すぐにバレてしまい、澪に至ってはバケモノだと叫びました。

澪の言葉に衝撃を受けて固まる「潮」に近寄り、彼女の手首と肩を掴む慎平は、「影」である彼女を捕まえているかのように見えましたが、澪たちは徐々に異変に気が付きます。

あまりにも強い力で「潮」を掴む慎平こそバケモノで……本物ではなく、慎平の「影」だったのです。

実は十数分前、澪からの電話を受けてヒルコ様へ向かう途中、慎平は「澪」に襲われていました。

「澪」とともに現れた慎平の「影」は、慎平のループ能力を知っており、そのうえで生かしておこうとしていました。

慎平を殺すのは「影」の計画が終わった後だと語る「慎平」たちは、「オカアサン」という存在を中心に何かを計画しているようでした。

慎平が「澪」に取り押さえられ、痛めつけられる中、銃声が聞こえてきます。

すると、「澪」は頭を撃ち抜かれており、その場に倒れました。

発砲したのは、船にいた女性――ひづるでした。

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【ネタバレあり】アニメ『サマータイムレンダ』第5話あらすじ・感想

「南雲竜之介」との邂逅

船で遭遇した女性――ひづるは、「澪」を倒し、窮地に陥った慎平を救います。

慎平に手当てを施しながら“なれ寿司”という郷土料理に興味を示す彼女は、幼少期を日都ヶ島で過ごしたらしく、慎平の好きな作家である「南雲竜之介」を名乗りました。

そのうえ、慎平の名前を知っており、「影」にも詳しいようでした。

「影」の本体は人間をコピーした実体ではなく、あくまでその影のほうだというひづるは、この3日間で「影」の数が増えていると語りました。

「影」にとって、コピーして人間を消去する作業は、食事のようなものだとも言います。

さらに、「影」たちは統率が取れていると指摘し、慎平は「影」たちに「オカアサン」なる筆頭者がいること、計画があるらしいことを思い出します。

そんな矢先、境内のほうからフラッシュのような光を感じたことで「影」のコピー能力が発動されていると気が付き、慎平はそちらへ向かおうとしました。

そこには澪や窓たちがおり、「潮」が境内に駆けていく姿も見ていたため、慎平は気が気ではありません。

ひづるは危険だと止めましたが、慎平に「南雲先生」と呼ばれ、小説家だろうと言われると、動揺した様子で怯んだようにそれを認めました。

そして、境内へ駆け出した慎平の後ろ姿を見ながら、銃を構えて呟きます。

「ホンマにあの人がみんなを救うん? お姉ちゃん」

urara

弟であるらしい南雲竜之介の名を語り、彼として振る舞うひづる……本当に姉弟なのか、実際には同一人物なのか、はたまた全く違った関係性なのか、気になります。

巨大な影

境内に辿り着くと、最初に目に入ってきたのは立ち尽くす朱鷺子の姿でした。

朱鷺子は「こんなことのために、手ぇ……汚してきたわけちゃう」と言いながら、大粒の涙を流します。

urara

朱鷺子の意味深な発言、怪しすぎますが……。

そんな彼女は何か鋭利なもので頭を突き刺され、慎平の目の前で殺されてしまいました。

朱鷺子を殺したのは、腕が4本生えた真っ黒な人型の「影」……。

その「影」の背後には、島民や観光客の大量の死体が積み上げられており、澪を庇って自分自身の「影」に殺される窓の姿もありました。

追いついてきたひづるが銃を構えると、人型の「影」から分身のような女性体が現れ、ひづると同じように銃を構えて発砲します。

ひづるは首元を撃たれた後、その「影」が親玉であることを察しました。

人型の「影」は鞭のように伸びる腕で慎平を捕まえると、色の違う片目を「昔失われた母の右目、そのオリジナル」だと言います。

そして、それがあることによって慎平が「時間の複製」を可能にしていると確信しました。

一方、「慎平」に抱えられていた「潮」は、自分が「影」である自覚がないために抵抗を続けますが、折られたはずの腕が治っていることを指摘され、ハッとします。

慎平はまだ生きている澪に手を伸ばし、澪も必死で手を伸ばしますが、二人の手が触れ合う寸前、澪は巨大な影に飲まれて消えてしまいました。

山のように積まれた死体も、「影」たちも、その巨大な影に触れて消えていきます。

すると、人型の「影」はそれらを天に捧げるようなポーズを取り、その上空には赤く光る物体――「母」と呼ばれる少女が浮かんでいました。

“ハイネ”

巨大な影に島中が飲み込まれ、人々が消えていく中、窓と朱鷺子の父である菱形青銅(大塚明夫)は、仕事場である病院からその様子を見ていました。

「千の人間を食べて回復したようだな、彼女が……」

一人そう話す青銅のそばには、車椅子に乗った女性の「影」がいました。

urara

窓の行動といい、朱鷺子の発言といい、菱形家には何か秘密があるようですね。

その頃、境内で赤い光を見上げていたひづるは、驚いた様子で「ハイネ……」と呟きます。

上空の少女――ハイネ(久野美咲)は、「ああ、うまいのう……」と舌舐めずりしていました。

ひづるは自身の行動が遅かったことを悔いているようで、地面に突っ伏して涙を流す慎平に謝罪します。

さらに、「手遅れだ」と告げますが、慎平は諦めていませんでした。

まだ後悔していないと宣言し、ひづるに自分を殺すよう頼みます。

死んでやり直しているのだと、22日に戻れるのだと伝えると、ひづるは最後の一発を慎平に向けることを決めました。

人型の「影」に邪魔されそうになりましたが、まだ飲み込まれていなかったらしい「潮」の助けによって、ひづるが銃を構える時間を稼ぐことに成功します。

「もしも君、本当に戻れたなら、私に君の名を名乗りたまえ。 必ず助ける」

ひづるはそう言うと、慎平の頭を撃ち抜きました。

スタート地点のズレ

巨大な影に飲み込まれていく島を眺めていた慎平は、自分がまた俯瞰していることに気が付きます。

そして、赤く光る少女と目が合ったと思った途端、潮の声が聞こえてきました。

慎平の力に限りがあること、夏祭りにみんな死ぬこと、止められるのは慎平だけだということ……。

そして、「澪のこと、守っちゃってね」と以前と同じ言葉を告げました。

――7月22日。

どうにか戻ってきたらしい慎平は、島に到着し、澪を庇って自分が海に落ち、逆に自分が助けられ、濡れた状態で坂を上っている最中でした。

慎平は混乱で涙を流しながら嘔吐してしまい、澪に心配されますが、彼女が生きている事実に安心していました。

とにかく戻ってこられるタイミングがずれてきていると気付いたため、今までの出来事や時間の流れをノートに書き留めることにします。

時間がループするスタート地点が徐々に遅くなり、目覚める前に起こった出来事は確定した事実になるとわかりました。

urara

このループの仕組みは大事なポイントになってきそうですね。

本当に手遅れになる前に、みんなを救うために、慎平は決意を固めます。

――同じく7月22日。

海岸では「潮」が目を覚ましていました。

アニメ『サマータイムレンダ』第5話まとめ

いかがだったでしょうか。

「ハイネ」「母」と呼ばれる少女の存在、人型の「影」の親玉、菱形家の秘密、ひづると南雲竜之介の目的……。

気になることがどんどん増えていく、急展開の第5話でした。

エンドクレジットではキャラ名とキャストにモザイクがかかっていた部分があり、これは人型の「影」のことだと思いますが、こういった凝った演出を入れてくるところにも脱帽です。

次回第6話も楽しみですね。

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