アニメ『サマータイムレンダ』第3話あらすじ・ネタバレ感想!祭の夜に現れたのは亡くなったはずの幼馴染で……?

出典:サマータイムレンダ公式ページ

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「少年ジャンプ+」で累計閲覧数1億3千万回を突破した田中靖規原作の人気作品『サマータイムレンダ』。

第3話では、澪の「影」を認識した慎平が再び迎えた7月22日から始まります。

「影」の真相を探るため、潮の葬儀翌日に一家失踪した小早川家を訪ねる慎平は、潮の事故のきっかけとなった少女・小早川しおりの「影」と遭遇するのでした。

一命をとりとめた慎平は手詰まりになり、全てを窓に打ち明けることに。

日は変わり7月24日、日都ヶ島夏祭り。

束の間の穏やかな時間を過ごす慎平でしたが……。

「影」との遭遇が当たり前のようになってもなお、慎平はお得意の“俯瞰”を発揮できるのでしょうか。

早速、アニメ『サマータイムレンダ』第3話をレビューしていきたいと思います。

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【ネタバレあり】アニメ『サマータイムレンダ』第2話あらすじ・感想

澪の「影」に殺されたはずの慎平は、7月22日を繰り返します。

再び同じ日に日都ヶ島へ帰ってくると、船の中で出会ったひづるの他にも、自転車で迎えに来た澪の姿、彼女がそのまま海に飛び込んでしまう様子など、見覚えがあることばかりです。

澪を海から引き上げると、彼女の自転車のブレーキが意図的に壊されていたことに気が付きます。

潮の葬儀でもデジャブのような出来事は続き、このままだと小早川一家は明日失踪するのだとハッとさせられました。

その夜、夕食の途中で気分が悪くなってしまった慎平は、自宅の前で制服を着た「澪」が凸村を刺し殺す場面を見てしまいます。

さらに、カメラのフラッシュのような光とともに凸村の死体から「影」が生成される様子を目にしました。

「澪」と「凸村」の会話の内容から、澪の自転車に細工をしたのは「澪」だということがわかります。

身を隠して二人の「影」の様子を窺っていた慎平でしたが、窓から電話が掛かってきた際の着信をきっかけに「澪」に見つかってしまい、またも殺されてしまいました。

そんな自分を俯瞰して見ていた慎平は再び夢の中のような空間に投げ出され、潮の声に「澪のこと、守っちゃってね」と告げられると、意識を取り戻します。

すると、港で澪の迎えを受ける直前の時間に戻ってきていました。

下り坂を物凄いスピードで下りてくる澪の自転車はやはりブレーキが効かず海へ一直線……慎平はそれを自身が盾となって受け止めようとします。

今度は慎平が海へ落ちてしまいましたが、前を違う展開を迎えることができました。

また7月22日の夜を迎えた慎平は、駐在所に嘘の通報を入れることで凸村が自宅のほうへ来ないように仕向け、窓からの電話を避けるために翌日自分から連絡すると伝えました。

その他の着信も避けようと機内モードにし、フル充電のスマホをモバイルバッテリーに繋ぐと、自宅前の植え込みにスマホを隠し、一晩動画を回して「澪」の姿を収めようと考えたのです。

翌朝、スマホを回収しに行くと動画にはしっかり「澪」の姿が映っており、慎平は澪に動画を見せて「影の病」について話しました。

潮の「影」を見たのだろうと問うと、澪は潮が自分で慎平に話したという風に受け取り、潮が「影」に殺された可能性について言及するのでした。

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【ネタバレあり】アニメ『サマータイムレンダ』第3話あらすじ・感想

黒いシミ

「影」を見てしまったしおりに、危険を知らせようとする澪。

しかし、慎平は澪が「影」と接触する可能性とその危険性を考え、自分一人で小早川家へ向かうことに。

小早川家が営むコバマートは開店時間を過ぎているのに開いていなかったため、通りかかった隣人・汐見(本間沙智子)とともに玄関へ向かいます。

チャイムを鳴らしても呼びかけても返事がなく、玄関の鍵が開いていたのをいいことに勝手に上がり込む汐見に続き、慎平も家の中を捜索し始めます。

すると、大人2人分の黒い「影」のシミが付いており、近くには凄い力で床を殴った跡も残っていました。

手を付けられていない食事が並んだテーブルを見た慎平は、何かが起きたとするなら昨晩だと予想します。

しおりの両親のものだと思われる「影」のシミの他に、子供サイズのシミが残っていないことを確認すると、汐見に声を掛けてから上の階へ上がり、しおりを探します。

暗い廊下の先を見通すために電気を点けようとした瞬間、背後にカメラのフラッシュのような光を感じました。

そして、その光の方向から「しおり」(釘宮理恵)が話し掛けてきます。

「しおり」のそばで揺らめく黒い人影を見て、慎平は気が付きました。

自分はすでに、「影の病」に感染していたのだと……。

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潮の葬儀でカメラのフラッシュを感じた時、その場にいたしおりは、すでに「影」だったようです。

その時、汐見が階段を上がってきて、慎平に声を掛けました。

次の瞬間には、もう「しおり」の姿はありませんでした。

潮のスマホ

間一髪のところで助かった慎平。

汐見が駐在所に通報するのを見届けてから、小早川家を後にします。

このまま昼が過ぎると、船で遭遇したひづるが以前のように「影」に殺されてしまうのではないかと思い、彼女を探して島内の宿泊施設を巡ることにしました。

その途中で、以前女性を探していたと身に覚えのないことを言われたのを思い出し、ハッとします。

urara

第1話では覚えがないために驚く慎平が描かれていましたが、その裏でひづるを探していた慎平もいた……ということになるのでしょうか?

アランの営む洋食屋に戻ると、凸村がやって来ます。

以前の凸村と対応が違うことに気付いた慎平は、昨晩の嘘の通報について叱られるものの、その通報によって凸村が「影」にされてしまうのを防ぐことができたと確信しました。

そんな凸村が慎平に渡すものがあると言ってスマホを差し出すと、澪はそれが潮のものだと気が付きます。

潮はもし自分に何かあったら慎平に渡してほしいと、凸村に頼んでいたのです。

自分の「影」を目撃していた潮は、自身に降りかかる危険を感じ取っていたようでした。

事態は複雑に絡み合っている……そう慎平が思ったその時、窓が店にやって来ました。

合言葉

窓にも「影」のことを打ち明けると決めた慎平は、澪に話した時と同じように動画や写真を見せました。

すると、窓は驚きながらも慎平の意見を信じ、次は澪が危険だということも理解したようでした。

そして、本物と「影」の見分けがつかないことを知ると、今こうして話しているお互いさえ「影」なのかもしれないと口にします。

写真や動画に映る以上「影」が生存している生き物であり、何らかの対処法があるはずだと推測する窓の言葉を聞いて、澪は宮司の雁切に会いに行こうと提案しました。

慎平は元々そうするつもりだったことを思い出しますが、そうして向かった先で「影」に殺されたのもまた事実でした。

明日じゃダメかなと呟く慎平に、明日は神社が一年で一番忙しい祭の日だと窓がツッコみます。

慎平はすっかり祭のことを忘れていましたが、人が多くて賑やかな祭の日こそ「影」が出てきづらくて、むしろチャンスなのではないかと考えました。

慎平と澪、そして窓は、お互いが本物だとわかるようにするため、「山」と言ったら「メソポタミア文明」と返す合言葉を決めて解散します。

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「山」に対する返しは、慎平が言った「チグリスユーフラテス川」もなかなか捨てがたいと思ったのですが、私だけでしょうか……(笑)

突然の雨に降られた慎平と澪は、道中の軒下で雨宿りをすることに。

そこで澪は、慎平はいつまで島にいるのかと尋ねたうえで、ずっといればいいのにと零します。

そして、以前と同じように潮の形見である貝殻のネックレスを慎平に託すのでした。

祭の夜

――7月24日。

凸村から受け取った潮のスマホとにらめっこしていた慎平は、ロックを解除するためのパスワードがわからず困っていました。

そこへ部屋の扉をノックする音がして、続いて「山」という声が聞こえてきます。

慎平が無視していると窓が入ってきて、そこは「メソポタミア文明」だとツッコまれました。

窓の後ろには、窓の妹であり澪の親友でもある菱形朱鷺子(河瀬茉希)と、澪が立っていました。

みんな浴衣を着ているのは、そのほうが本物と「影」の見分けがつきやすくなるのではないかという窓の考えでした。

一方で、窓は何か調べたいことがあると言っていましたが、慎平に詳しく尋ねられると、たいしたことではなかったとはぐらかすように言います。

urara

窓もひづると同じく何かを知っているような気がしますが、まだ明かされる時ではないみたいですね。

潮が楽しみにしていた祭……どこかに潮が来ていてもおかしくないと話す窓と澪に、慎平は非科学的なことだと呆れたように返しました。

祭で窓と二人になった慎平は、潮を守るという彼女との約束を守れなかったことを悔いていると話しますが、窓に叱咤され、彼の澪への想いをも確認します。

その矢先、祭の人混みの中に潮の面影を見た慎平は、澪を窓に任せて駆け出して行きました。

海まで辿り着いた慎平が見つけたのは、亡くなった時と同じスクール水着姿で海辺に立つ、潮の姿でした。

アニメ『サマータイムレンダ』第3話まとめ

いかがだったでしょうか。

打ち上げ花火をバックに海辺に立つ潮の姿、とても印象的なラストシーンでしたね。

亡くなったはずの潮ですが、慎平が遭遇したのは幽霊なのか、それとも潮の「影」なのか……。

何が起こるか予測不能なストーリー、今後の展開も気になります。

次回第4話も楽しみです。

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