ジメジメとした梅雨が終われば、太陽がギラギラ照りつける夏の始まり!
映画の世界にも、夏をテーマにした作品や夏に観たくなる作品がたくさん。
マルコヤマモト
目次
- 1.夏におすすめの映画25選!
- 1.1第25位『MEG ザ・モンスター』
- 1.2第24位『グリーン・インフェルノ』
- 1.3第23位『コンジアム』
- 1.4第22位『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
- 1.5第21位『ザ・ビーチ』
- 1.6第20位『ベイ・ウォッチ』
- 1.7第19位『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』
- 1.8第18位『日本のいちばん長い日』
- 1.9第17位『ジョーズ』
- 1.10第16位『(500)日のサマー』
- 1.11第15位『アクアマン』
- 1.12第14位『ウォーターボーイズ』
- 1.13第13位『哭声/コクソン』
- 1.14第12位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
- 1.15第11位『サマーウォーズ』
- 1.16第10位『1秒先の彼女』
- 1.17第9位『サマータイムマシン・ブルース』
- 1.18第8位『菊次郎の夏』
- 1.19第7位『パイレーツ・オブ・カリビアン / 呪われた海賊たち』
- 1.20第6位『モアナと伝説の海』
- 1.21第5位『あの夏のルカ』
- 1.22第4位『ミッドサマー』
- 1.23第3位『君の名前で僕を呼んで』
- 1.24第2位『ソナチネ』
- 1.25第1位『スタンド・バイ・ミー』
- 2.夏におすすめの映画25選まとめ
夏におすすめの映画25選!
第25位『MEG ザ・モンスター』
- ジェイソン・ステイサム対巨大ザメの戦いが描かれる大迫力のパニックアクション
- MEGのあまりの大きさに度肝を抜かれる
- あらゆる場所が危険地帯!?神出鬼没のメガロドンにドキドキ
マルコヤマモト
2018年公開の『MEG ザ・モンスター』は、『ナショナル・トレジャー』シリーズのジョン・タートルループ監督、『エクスペンダブルズ』『ワイルド・スピード』シリーズのジェイソン・ステイサムが主演を務めた巨大モンスターパニック・アクション。
陸では敵なしのジェイソン・ステイサムが海中や空中を舞台に巨大ザメのメガロドンと激突する、迫力満点の作品です。
人類未到とされるマリアナ海溝を越える深海が発見され、大陸から200キロ離れた海洋研究所から海底調査を行う探査艇が調査に乗り出しますが、調査の途中で消息を経ってしまいます。
乗組員の救出に向かった潜水レスキューのプロ・ジョナスは、未知の海域で体調23メートル、体重20トンにも及ぶ巨大ザメのメガロドンと遭遇します。
海!ステイサム!デカすぎるサメ!とという、テンションアゲアゲの要素が3つも揃った興奮冷めやらぬ爽快アクション。
突然襲ってくるメガロドンの大きさに度肝を抜かれること間違いなし。
マルコヤマモト
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第24位『グリーン・インフェルノ』
- 1981年の『食人族』をモチーフにしたイーライ・ロス監督によるカニバルホラー
- 過激な慈善活動を行う大学生グループが、ジャングルで食人族の餌食に!
- グロ耐性がない人にはあまりおすすめではない
2015年公開の『グリーン・インフェルノ』は、『ホステル』を手がけたホラー界のカリスマ、イーライ・ロス監督によるカニバルホラー。
アマゾンの奥地で食人族に捕らえられた若者たちの運命を、残酷描写たっぷりに描きます。
森林伐採の真実を暴くためにアマゾンの奥地を訪れた大学生の慈善活動グループでしたが、あまりにも過激な活動が問題となり強制送還されることに。
しかし、帰りの飛行機がエンジントラブルによってジャングルに墜落。
大学生たちはなんとか生き延びたものの、人間を食べる習慣を持つ食人種・ヤハ族に捕らえられてしまいます。
1981年に製作されたルッジェロ・デオダート監督の『食人族』をモチーフにした『グリーン・インフェルノ』。
「人が食べられる姿なんて…!」と想像を絶するシーンの連続でありながらも、何故か目が離せなくなってしまう、人間の危険な好奇心を掻き立てる不思議な作品。
グロさと面白さをここまで両立させることができるのは、イーライ・ロス監督ならでは。
終始画面に張り付く緑と赤の色彩がインパクト抜群で、ラストシーンはしばらく脳裏から離れません。
マルコヤマモト
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第23位『コンジアム』
- 世界7大心霊スポットの1つ「コンジアム精神病院」を舞台にした韓国ホラー
- キャスト自身にカメラを装着させ撮影させたPOV方式でリアリティと恐怖が倍増
- 1人で観ても友達と観ても怖い!夏の夜におすすめの作品
2019年公開の『コンジアム』は、CNN選出の「世界7大心霊スポット」の1つであるコンジアム精神病院を舞台に、忌まわしい場所に足を踏み入れてしまった若者たちの運命をPOV形式で描くホラー作品。
キャストに小型カメラを装着して大半のシーンを彼らに演じさせることで、実際に配信を見ているかのようなライブ感とリアリティ溢れる映像を追求しました。
YouTubeで恐怖映像を配信する人気チャンネル「ホラータイムズ」が一般参加者を募り、数々の都市伝説を生み出した伝説のコンジアム精神病院からのライブ中継を企画。
主宰者のハジュンを代表とする7人の男女たちはそれぞれ撮影機材を持ち込み、深夜0時から病院内の探索を開始します。
ハジュンの演出も功を奏して視聴率もどんどん上がり始めるものの、予想だにしない怪奇現象が続発し…!?
マルコヤマモト
ホラー映画にはよくある王道の展開と手法であるものの、しっかりとした怖さが印象に残ります。
日本の緩急あるホラー作品に比べると、今作は恐怖の畳み掛けが怒涛。
かと思えば、しっかりとユーモアを盛り込む韓国映画らしさにも溢れています。
マルコヤマモト
第22位『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
- スティーブン・キング原作のホラー小説をアンディ・ムスキエティ監督が映画化
- 子供を脅かす「それ」に立ち向かう少年少女の姿を描くひと夏の冒険ストーリー
- 現在ハリウッドの第一線で活躍する子役たちの演技が見もの
次に紹介する作品は、スティーブン・キング原作の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』です。
スティーブン・キングの代表作で1990年にはテレビドラマ化された『IT』を『MAMA』で注目を浴びた新鋭アンディ・ムスキエティ監督が映画化。
マルコヤマモト
内気な少年・ビルの弟が大雨の日におびただしい血痕を残して失踪。
自責の念に駆られるビルの前に「それ」が姿を表し、それ以来ビルは「それ」の恐怖に取り憑かれることに。
ビルは自分の他にも「それ」を目撃した仲間たちと秘密を共有し、「それ」に立ち向かうことを決意します。
少年たちのひと夏の冒険を通してトラウマを克服しようとする姿を描き、ホラーだけどどこか爽やかな風すら感じるスティーブン・キング原作らしい作品です。
ですが、子供が主人公であるにもかかわらず、ホラー描写が容赦ないところが今作の推せるところ。
ジェイデン・リーベラー、ソフィア・リリス、フィン・ウルフハード、ジャック・ディラン・グレイザー、などのちに第一線で活躍する子役たちにも注目が集まりました。
また今作から2年後の2019年には続編となる『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が公開され、今作から27年後の物語が描かれます。
マルコヤマモト
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第21位『ザ・ビーチ』
- ダニーボイル監督、レオナルド・ディカプリオ主演のサスペンス・ロマン
- 美しいビーチに魅了された青年と謎のコミュニティの邂逅を描く
- 作品としての地味さは否めないがレオナルド・ディカプリオの演技は確固たるもの
2000年公開のレオナルド・ディカプリオが主演を務めた『ザ・ビーチ』。
アレックス・ガーランド原作のベストセラー小説をダニー・ボイル監督が映画化。
美しいリゾート地を舞台に、現代の若者の倦怠感と狂気を描いたサスペンス・ロマンです。
刺激を求めてタイのバンコクにやってきたアメリカ人のリチャードは、ダフィと名乗る男から孤島にある「伝説のビーチ」の話を聞き、興味をそそられます。
翌日地図のコピーを手に入れたリチャードがビーチにたどり着くと、そこで共同生活を営む若者グループに出会いますが、それは同時に狂気に満ちた世界の始まりでもあったのです…。
マルコヤマモト
レオナルド・ディカプリオが『タイタニック』の後に出演した作品ということで世間的にも注目を集めましたが、大作の次ということもありやはり評価がイマイチでした。
しかしながら今作でもディカプリオの演技力は変わらず発揮されており、後半の狂気じみた表情は特に印象的。
『タイタニック』で世界的スターに躍り出たディカプリオが、100本近いオファーの中から選んだ作品です。
マルコヤマモト
第20位『ベイ・ウォッチ』
- ドウェイン・ジョンソンとザック・エフロンが共演したアクション映画
- ビーチを舞台にライフガードたちが難事件解決に挑む
- 美しく鍛え上げられた男女のボディを堪能する夏にぴったりの作品
『ワイルド・スピード』シリーズのドウェイン・ジョンソンが主演を務めた『ベイ・ウォッチ』。
水難救助隊ベイウォッチのライフガードたちの活躍を描くテレビドラマシリーズを、ドウェイン・ジョンソンとザック・エフロン主演でリメイクした劇場版です。
本家テレビドラマで主演を務めたデヴィッド・ハッセルホフも出演しています。
ビーチの安全を見守るベテランベイウォッチのミッチは、元オリンピック選手の生意気な新人・マットの扱いに苦労する毎日を送っていました。
ある日、炎上する小型船の中で不審な遺体を発見した2人は、乗船者たちが覚醒剤を所持していたことから犯罪組織との関与を疑い、クラブオーナーであるヴィクトリアのパーティーに潜入して真相を突き止めようとします。
夏らしくストーリーも単純明快で、ドウェイン・ジョンソンの鍛え上げられた肉体と美女たちを堪能するためにある作品。
マルコヤマモト
第19位『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』
- ダニエル・ラドクリフ主演のサバイバル・スリラー
- ボリビアのジャングルで遭難体験をしたギンズバーグの手記をもとに映画化
- 実話だけあって妙に生々しい描写、最後の最後でゾッとする展開
2018年公開の『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』。
『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが主演を務め、ボリビアのジャングルで壮絶な遭難体験をしたヨッシー・ギンズバーグの手記を映画化したサバイバル・スリラーです。
3年間の兵役を終えたヨッシーは、刺激を求めてバックパッカーの旅へ。
ボリビアのジャングル奥地にある秘境を目指し、友人2人とガイドとともに旅を続けていましたが、グループ内で対立が起こり二手に分かれて行動することに。
さらにトラブルによって1人きりになってしまったヨッシーは、野生動物などの自然の脅威に晒され、精神的にも追い詰められてしまいます。
マルコヤマモト
死の淵に立たされた人間の、想像を絶するサバイバルを見せつけられます。
なんだか揉め事が多いなぁという印象の前半から一転、後半ではヨッシーの過酷すぎるサバイバルが展開され、食欲がなくなるような描写もしばしば登場。
特に虫や動物、生食が苦手な方はご注意を。
マルコヤマモト
第18位『日本のいちばん長い日』
- 半藤一利の傑作ノンフィクションを映画化
- 1945年月15日、終戦を知らせる玉音放送までの過程や知られざる事件を描く
- 全員演技派、出演俳優たちの熱気がすごい!
マルコヤマモト
2015年公開の『日本のいちばん長い日』は、1945年8月15日の知られざる真実を追った半藤一利の傑作ノンフィクションを映画化した戦争映画。
監督は『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田眞人、阿南惟幾役の役所広司、昭和天皇役の本木雅弘をはじめ、松坂桃李、堤真一、山崎努などの豪華キャストが集結しました。
太平洋戦争末期の1945年7月、連合国軍は日本に無条件降伏を求めるポツダム宣言の受諾を要求しますが、受諾か本土決戦かの決断が出ないまま、同年8月には広島と長崎に原爆が投下される事態に。
そんななか、終戦に反対する青年将校たちがクーデターを企て、日本の降伏を国民に伝える玉音放送を阻止すべく皇居やラジオ局の占拠に動き出したのです。
マルコヤマモト
終戦を望む穏やかな天皇と、戦争継続を望む将校たちのエスカレートしていく過激な行動が対照的。
マルコヤマモト
歴史の教科書では一言で済まされてしまうようなことでも、それまでの過程や物語を知ると、また感じ方が違うもの。
史実や岡本喜八監督の1967年版と比べるとだいぶ観やすい内容に脚色されているものの、それでもなかなか見応えがあります。
マルコヤマモト
第17位『ジョーズ』
- 全てのサメ映画の元祖
- スティーヴン・スピルバーグが若くして監督に抜擢された海洋パニックアクション
- ジョン・ウィリアムズ作曲のテーマが秀逸!
夏にぴったり、サメ映画の元祖といえば1975年公開の『ジョーズ』。
スティーヴン・スピルバーグが当時28歳にして監督に抜擢され、大ヒットを記録した海洋パニックアクションです。
海水浴客で賑わう夏のビーチに、突如として巨大な人喰いザメが出現。
女性の死体が打ち上げられ、警察署長のブロディは死因が「サメによる襲撃」であると特定しますが、観光地としての利益を優先する市長のせいで対応が遅れたことで犠牲者が相次ぐ事態に。
そんな状況に郷を煮やしたブロディは、若手海洋学者のフーパー、漁師のクイントとともに独断でサメ退治に乗り出します。
人喰いザメが襲いくるパニック映画としてだけでなく、男たちが繰り広げる海洋アドベンチャーとしても完成度が高い作品です。
ジョン・ウィリアムズ作曲によるテーマ曲も、じわじわと迫り来る人喰いザメの恐怖をうまく表していて秀逸!
マルコヤマモト
第16位『(500)日のサマー』
- ジョセフ・ゴードン=レヴィットとゾーイ・デシャネル主演のラブコメディ
- ヒロインの奔放っぷりが論争を巻き起こすも、ファンが多い作品
- ありがちな恋愛映画に飽きた人におすすめ
2010年公開の『(500)日のサマー』は、CMやMVの世界で活躍する映像作家のマーク・ウェブ監督、ジョセフ・ゴードン=レヴィットとゾーイ・デシャネルが主演を務めた文化系のための?ラブコメディ。
マルコヤマモト
建築家になる夢を抱きながらもグリーティング・カードの会社で働く青年・トムは、秘書として入社してきたサマーに一目惚れ。
運命の恋を信じるトムはサマーに果敢なアタックを繰り返し一晩を共にするも、サマーにとってトムは運命の人ではなく、ただの友達にすぎない存在でした。
そんなサマーと過ごす500日はまだ始まったばかりで…。
マルコヤマモト
トムのヘタレっぷりには大いなる共感が生まれ、そしてヒロインであるサマーの小悪魔っぷりは男女間で多くの論争を巻き起こすも、「やっぱり大好き!」とファンが多い作品です。
サマーのような魅力的で誰でも翻弄してしまう「夏みたいな人」って実際にいるもので、そういう人には男女問わず惑わされたい…と思ってしまうのです。
という意味では最後の演出まで兼ねて、「ひと夏の恋」を表すぴったりの作品かなと思います。
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第15位『アクアマン』
- 『ワイスピ』シリーズのジェームズ・ワンが監督を務めた海洋バトルアクション
- 今までのDCEU作品の雰囲気を覆すようなド派手で爽快な作品に仕上がっている
- アクアマンのチャーミングなキャラクターも物語の魅力の1つ
ヒーロー映画の夏代表といえば、『ジャスティス・リーグ』にも登場したDCコミックスのヒーロー・アクアマンを主人公にした2019年公開の『アクアマン』。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン監督、ジェイソン・モモアが主演を務めた海洋バトルアクションです。
海の帝国「アトランティス」の女王と人間の男性の間に生まれ、全ての海洋生物を味方にできるアクアマン。
アーサー・カリーとして地上で育てられたアクアマンでしたが、突如彼の故郷であるアトランティスが地上に攻め入るという事態が発生。
海底帝国・ゼベルの王女であるメラから報せを聞いたアクアマンは、故郷・アトランティスとの戦いに身を投じていくことになります。
なんとなく「暗くて真面目」というイメージがあったDCEUのヒーロー映画に一石を投じた作品。
爆裂のアクションが展開されたと思いきや、謎解きアドベンチャー、海洋生物が大暴れする海底バトルまで描かれるド派手で爽快な物語です。
また、ジェイソン・モモア演じるアクアマンがとにかくチャーミングで、ぐいぐいと物語に引き込んでいきます。
ドルフ・ラングレン、ニコール・キッドマンなど豪華俳優陣の共演も物語をさらに盛り上げてくれました。
マルコヤマモト
映画『アクアマン』作品情報 『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン監督が手掛ける海底……
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第14位『ウォーターボーイズ』
- 男子高校生がシンクロに奮闘する姿を描いた学園青春コメディ
- 矢口史靖監督、妻夫木聡、玉木宏らの出世作
- 物語もキャラクターも王道で、観終わった後は誰もがハッピーになれる
次にご紹介する作品は、2001年公開の『ウォーターボーイズ』。
ひょんなことからシンクロナイズドスイミングに挑戦することになった男子高校生たちの奮闘を、実在する高校水泳部をモデルに描いた青春コメディです。
今作は、監督を務めた矢口史靖、主演の妻夫木聡、玉木宏の出世作となりました。
唯野男子高校の水泳部の部員は鈴木ただ1人で廃部の危機に追い込まれていましたが、美人教師の佐久間が顧問に就任したことで部員数は一気に30人まで膨れ上がることに。
しかし、佐久間が本当に教えたかったのは水泳ではなくシンクロナイズドスイミングということが発覚すると部員たちはたちまち逃げ出し、残ったのは鈴木を含む5人だけになってしまいます。
渋々シンクロをやることになった鈴木たちは、学園祭の出し物として披露するために猛特訓を開始しますが…!?
夏にぴったり!観終わった後は誰もがハッピーになれる学園青春映画です。
自分に自信がない鈴木、元バスケ部でバスケ部のメンバーたちからは見下されているアフロの佐藤、単細胞の太田、頭でっかちで何かと融通が効かない金沢、男の子が好きな金子など、漫画に出てくるようなわかりやすいキャラクターで、すぐに見分けがつくことも素晴らしい!
よくよく考えると妻夫木聡、玉木宏とキャストも豪華で、竹中直人、柄本明など脇を固める俳優陣もクセが強すぎ!
特にコーチ役の竹中直人の胡散臭いキャラクターは、物語に一味も二味も深みを与えてくれます。
物語も変な方向に走ることなく王道でわかりやすく、キャラクターや全ての伏線を回収していく過程も秀逸。
マルコヤマモト
第13位『哭声/コクソン』
- 韓国スリラーの名手、ナ・ホンジン監督のオカルトホラー
- 韓国の映画賞でW受賞を果たした國村隼の怪演に注目
- 独特のホラー・残酷描写は恐ろしいけれど目が離せない魅力がある
マルコヤマモト
2017年公開の『哭声/コクソン』は、『チェイサー』『哀しき獣』のナ・ホンジン監督が手がけたサスペンス・スリラー。
平和な村に「よそ者」が現れたことから巻き起こる不可解な連続殺人事件と、それに翻弄される人々の姿を描きます。
主人公のジョングを演じたクァク・ドウォンが43歳にして初主演を務め、今作で「よそ者」を演じた國村隼は、韓国の第37回青龍賞で助演男優賞と人気スター賞をW受賞する快挙を成し遂げました。
山間の平和な村に得体の知れない「よそ者」が住み着いたことから、村で不可解な連続殺人事件が発生。
この事件を担当することになった警察官・ジョングは、自分の娘にこれまでの犯人と同じ湿疹があることに気づきます。
娘を救うためによそ者を訪れたジョングでしたが、その行動によって村がさらなる混乱の渦に巻き込まれることになります。
ただのサスペンスに終わらないじわじわと迫り来るホラーめいた演出や、先の読めない展開から、恐ろしいのに何故か目が離せません。
謎めいたよそ者に扮した國村隼や、謎の祈祷師・イルグァンに扮したファン・ジョンミンの怪演は必見です!
マルコヤマモト
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第12位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
- 大人気『ワイスピ』シリーズの第9弾!
- ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムがW主演を務めたアクション映画
- 犬猿の2人がバディを組む、夏真っ盛りにぴったりな筋肉隆々のお祭り映画
マルコヤマモト
その中でも特にタイトルと内容がマッチしている作品が、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムがW主演を務めたシリーズとしては9作目となる『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』です。
公開時期は2019年の8月と、まさに夏を代表する筋肉隆々のお祭りアクションとして世界中を盛り上げました!
『ワイルド・スピードMEGA MAX』で登場して以降シリーズの顔となったルーク・ホブスと、『ワイルド・スピードEURO MISSION』のラストで登場し、次作『ワイルド・スピード SKY MISSION』で主人公・ドムたちの敵なったデッカード・ショウ。
今作では一度拳を交えて以来犬猿の仲になってしまったホブスとショウが、まさかのタッグを組んで、目の前に立ち塞がる謎の強敵・ブリクストンに挑む姿が描かれます。
毎度お馴染みのカーアクションシリーズも、ロック様とステイサムにイドリス・エルバまでが加わったらとんでもない肉弾戦に発展!
さらに今作ではホブスとショウの知られざる家族についても語られ、より「ファミリー」を強調する内容になっています。
マルコヤマモト
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第11位『サマーウォーズ』
- 細田守監督と『時をかける少女』のスタッフが再集結した大家族アクション
- 仮想空間「OZ」を表現したCG描写が秀逸!
- テレビ放映の際は盛り上がる名台詞が満載
2009年公開の『サマーウォーズ』は、アニメーション映画『時をかける少女』の細田守監督とそのスタッフが再集結し製作した、大家族アクション。
脚本を奥寺佐渡子、キャラクターデザイン・貞本義行が務め、主人公健二の声を神木隆之介が演じました。
ショッピングからインフラまで、人々がインターネット上の仮想世界「OZ」に頼るようになった時代。
内気で冴えないけれど数学だけは得意な高校2年生の健二は、憧れの先輩・夏希の頼みを受けて、夏休みの間だけ婚約者として彼女の実家で過ごすことになります。
そんな時、健二がOZで起こった事件に巻き込まれ、それが現実世界にも波及。
健二は、夏希の一家ともども世界の危機に立ち向かうことになります。
テレビ放映時には絶対にSNSが盛り上がる「お願いしまああああああああああす!」でお馴染み。
細田守作品の中でも特に人気が高い『サマーウォーズ』は、夏になると絶対に観たくなる映画です。
斬新なCGで描かれた仮想空間OZの表現と、現実世界の舞台になっている長野の田舎の風景のコントラストが見事。
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第10位『1秒先の彼女』
- 台湾の映画賞で5部門を受賞したファンタジックなラブストーリー
- 台湾ニューシネマ界の異端児と呼ばれるチェン・ユーシュン監督作品
- 心温まるラブストーリーと美しい台湾の夏景色に心癒される
マルコヤマモト
2021年公開の『1秒先の彼女』は、『熱帯魚』『ラブ・ゴー・ゴー』などで注目を集めた「台湾ニューシネマの異端児」チェン・ユーシュンが監督を務め、台湾のアカデミー賞である2020年・第57回金馬奨で作品賞を含む5部門を受賞したファンタジックなラブストーリー。
台湾の七夕バレンタインを舞台に、時間に関する特殊な体質を持った男女が繰り広げる不器用な恋物語を描きます。
幼い頃から誰よりもワンテンポ早く行動してしまうシャオチーは、郵便局に勤めるアラサーのおひとりさま女子。
ある日の仕事帰り、街で出会ったダンス講師のリウと意気投合したシャオチーは、彼を七夕バレンタインのデートに誘うことに成功します。
しかし、シャオチーが目を覚ますと七夕バレンタインの次の日になっており、リウとは連絡が取れない状態に。
そして体と顔には真っ赤な日焼けの跡が残っていました。
シャオチーは消えた七夕バレンタインの記憶を取り戻すために奔走し始めますが、その鍵はグアタイという男性が握っており…!?
マルコヤマモト
おひとり様でもパートナーと一緒でも楽しめる、温かみのある恋愛映画。
恋愛だけでなく仕事、人生に急いでいる人に「ゆっくりでもいいよ」と優しく包み込んでくれるような物語です。
マルコヤマモト
第9位『サマータイムマシン・ブルース』
- ヨーロッパ企画の人気舞台を本広克行監督が映画化
- 突如現れたタイムマシンをめぐる大学生たちのドタバタを描く
- 現在中堅クラスで活躍する俳優たちのお宝映像としても楽しめる
夏に人気の邦画として挙げられるのが、2005年公開の『サマータイムマシン・ブルース』。
人気劇団「ヨーロッパ企画の」舞台を『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督が映画化した、青春SFコメディです。
茹だるような暑さの夏休みを舞台に、大学のSF研究部の部員たちが壊れる前のクーラーのリモコンを取り戻すために「昨日」へと戻り、次々と騒動を巻き起こす姿を描きます。
数多ある時間旅行系の作品の中では最も小規模なスケールの作品。
エアコンのリモコンが壊れたから昨日から持ってこようなんて発想は、大学生ならではのしょうもなさですが、そのしょうもなさが夏っぽくてなんだか幸せ。
瑛太や上野樹里だけでなく、まだあどけなさが残る真木よう子、ブレイク前のムロツヨシなど人気俳優たちのお宝映像としても楽しめます。
マルコヤマモト
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第8位『菊次郎の夏』
- 北野武が監督・脚本・出演を務めた邦画の夏映画代表作
- 中年男と小学生が繰り広げるひと夏のロードムービー
- 夏の終わりを感じさせるエンディングにちょっぴり切なくなる
マルコヤマモト
1999年に公開された『菊次郎の夏』は、遊び人の中年男と母親を探す小学生の少年という、不釣り合いな2人が繰り広げるひと夏のロードムービーで、北野武が監督・脚本のほかにビートたけし名義で主演も果たしています。
また今作は第52回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にも出品されました。
幼い頃に父親を亡くし、東京の浅草でおばあちゃんと2人きりで暮らしている小学3年生の正男。
退屈な夏休みを過ごしていた正男は、ある日突然遠くの町にいる母親を訪ねる旅に出る決心をします。
そんな正男の気持ちを知った近所のおばさんは、用心棒代わりに菊次郎という中年男を同行させることに。
しかし菊次郎との旅路は寄り道だらけで…。
久石譲が手がけたテーマ曲「summer」を聞けば、今作を思い出す人も多いはず。
いい加減な中年・菊次郎はどうみてもビートたけしのハマり役。
天使のような男・菊次郎との別れがちょっぴり切ない、ひと夏の冒険物語です。
マルコヤマモト
第7位『パイレーツ・オブ・カリビアン / 呪われた海賊たち』
- ディズニーランドの「カリブの海賊」をモチーフにしたアクション・アドベンチャー
- ジョニー・デップが演じるジャック・スパロウがハマり役
- 裏切りに次ぐ裏切り!海賊たちの駆け引きから目が離せない
次にご紹介する作品は、2003年公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』。
ジョニー・デップが孤高の海賊ジャック・スパロウを演じたアクション・アドベンチャーの第1弾で、今作を含めた5作品が製作されています。
また、当時若手のオーランド・ブルームやキーラ・ナイトレイが出演し、ブレイクのきっかけになりました。
カリブ海の港町・ポートロイヤルが海賊たちの襲撃を受け、海軍提督の娘・エリザベスが彼女の所持する黄金のメダルごと誘拐される事件が発生!
エリザベスに思いを寄せる靴職人のウィルは、孤高の海賊ジャック・スパロウとともに救出の向かいますが、そこにキャプテン・バルボッサ率いる呪われた海賊たちが立ちはだかります。
マルコヤマモト
月の光を浴びたバルボッサたちが骸骨の姿になったり、影では人間の姿に戻ったりというVFX技術の高さにも驚かされます。
今作はディズニーランドの人気アトラクション「カリブの海賊」をモチーフにしていますが、映画の公開前と公開後のアトラクションの人気の差に驚いたものです。
マルコヤマモト
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第6位『モアナと伝説の海』
- 夏にぴったりのディズニー・プリンセス映画
- 南の島と大海原を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー
- スリル満点の冒険が満載で年齢問わず楽しめる
マルコヤマモト
2017年公開の『モアナと伝説の海』は、南の島と大海原を舞台に、海と運命的な絆で結ばれた少女・モアナが神秘の冒険を繰り広げるファンタジー・アドベンチャー。
『リトル・マーメイド』『アラジン』などの超名作を手がけたロン・クレメンツ&ジョン・マスカーが監督を務め、主人公のモアナをアウリイ・クラヴァーリョ、モアナの旅を助ける伝説の英雄・マウイをドウェイン・ジョンソンが演じました。
海が大好きな少女・モアナは、幼い頃に海との出会いを果たしてから人々と世界を救う運命を背負っていました。
世界を包み込んでしまう闇から島の人々や世界を救うために、モアナは禁じられていた大海原へと漕ぎ出し、伝説の英雄マウイとともに奪われたテフィティの心を取り戻すための冒険を繰り広げます。
そして、モアナは冒険を通して自分の進むべき道を見つけようとするのですが…。
ディズニー・プリンセスにしては、ラプンツェルと同等におてんばなモアナ。
ハワイをモチーフにした楽曲やアニメーションの美しさだけでなく、スリル満点の冒険に大人も子供もワクワクできる作品です。
マルコヤマモト
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第5位『あの夏のルカ』
- イタリア出身のエンリコ・カサローザ監督の初長編監督作品
- シー・モンスターの少年たちが人間世界で繰り広げるひと夏の冒険を描く
- ピクサー作品でありながらどこかジブリっぽさもある面白いキャラデザイン
マルコヤマモト
『あの夏のルカ』は、『リメンバー・ミー』『ソウルフル・ワールド』のピクサー・アニメーション・スタジオが手がけるファンタジー・アドベンチャーで、2021年6月18日からディズニープラスにて配信されています。
ピクサーの短編アニメーション『月と少年』を手がけたイタリア出身のエンリコ・カサローザ監督による初長編監督作品で、主人公ルカの声をジェイコブ・トレンブレイ、アルベルトの声をジャック・ディラン・グレイザーが演じています。
北イタリアの港町ポルト・ロッソの人々は、海に住む未知の存在である「シー・モンスター」を恐れていました。
また、シー・モンスターたちも人間たちを恐れており、彼らは長い間一度も交わることはありませんでした。
しかし、人間の世界への好奇心が抑えられないシー・モンスターの少年・ルカは、親友のアルベルトとともに禁断の地である人間世界へ足を踏み入れます。
マルコヤマモト
特に猫のマッキャベリはジブリ作品に登場する猫そのもの!
ワクワクする冒険の裏側には異なるものとの共存や、異なるものを受け入れるかどうか、というテーマもしっかりと盛り込まれています。
マルコヤマモト
第4位『ミッドサマー』
- 『ヘレディタリー/継承』が絶賛されたアリ・アスター監督のスリラー映画
- 「明るいけど怖い」「フェスティバル・スリラー」というワードがSNSでも話題に
- 北欧の奥地で開催される「夏至祭」に招かれた5人の大学生が経験する恐怖と狂気を描く
マルコヤマモト
2020年公開の『ミッドサマー』は、『ヘレディタリー/継承』が世界中で絶賛されたアリ・アスター監督による、異色のフェスティバル・スリラー。
『ブラックウィドウ』でいよいよハリウッドの表舞台に躍り出たフローレンス・ピューが主演を務め、5人の大学生が招かれた狂気の祭りでの出来事と、その顛末を描きます。
不慮の事故で家族を亡くしたダニーは、恋人のクリスチャンを含む友人たちと北欧の奥地で90年に1度開催される夏至祭を訪れることに。
美しい花が咲き誇り太陽が沈むことがないその村は、まるで楽園のような場所でした。
しかし、そんな幸せな村に不穏な空気が漂い始めると、ダニーの心は妄想や不安、トラウマ、恐怖によって掻き乱されていき…。
マルコヤマモト
「明るいけど怖い」「フェスティバル・スリラー」というワードがSNSでも話題になりました。
『ヘレディタリー/継承』でもあったようなグロ描写はもちろん、コミュニティの異様さや独特の宗教観など興味深い描写も盛り沢山。
正直ラブラブなカップル同士での面白半分の鑑賞はおすすめしません。
気まずくなること間違いなしですし、地獄を見ることになります。
「彼氏と別れようかな…」と悩んでいる女子にはおすすめ。
マルコヤマモト
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第3位『君の名前で僕を呼んで』
- 第90回アカデミー賞で脚色賞を受賞
- 北イタリアを舞台に17歳の少年と24歳の青年のひと夏の恋を描く
- 主演を務めたティモシー・シャラメの美貌に魅了される
マルコヤマモト
2018年公開の『君の名前で僕を呼んで』は、アンドレ・アシマン原作小説を『日の名残』『眺めのいい部屋』のジェームズ・アイボリーが脚本、『胸騒ぎのシチリア』のルカ・グァダニーノが監督を務めたラブストーリーで、第90回アカデミー賞では脚色賞を受賞しました。
今作が映画初主演となったティモシー・シャラメの美しさと演技力に魅了されること間違いなし!
1983年の夏。
家族に連れられて訪れた北イタリアの避暑地で、17歳の少年エリオは大学教授の父親が招いた24歳の大学院生・オリヴァーと出会います。
一緒に泳いだり自転車で散策したり、本を読んだり、時間を共にすることでエリオはオリヴァーのことを意識し始めるように。
2人はやがて激しい恋に落ちるものの、夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてきます。
アカデミー賞でも話題を呼んだ今作は、1人の少年が一夏を通して自分の気持ちに気づき、向き合うまでを描いた透き通るような恋の物語でした。
また北イタリアの豊かな自然、自然音を含めた美しい音楽、現代彫刻のような美男美女たちと、この映画における全てものものが計算され尽くされたかのように芸術的。
エリオとオリヴァーが激しく愛し合うシーンも「綺麗…」という言葉しか出てこず、良い意味でも悪い意味でもボーイズラブ的な感覚はなく、ただただ美しいラブストーリーでした。
マルコヤマモト
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第2位『ソナチネ』
- 北野武監督4作目となるバイオレンスドラマ
- 死と隣り合わせのヤクザたちの最後の夏休み
- ヨーロッパを中心に高い評価を受け、世界中にファンが誕生した
マルコヤマモト
1993年公開の『ソナチネ』は、北野武がビートたけし名義で出演も果たしている監督第4作品目となるバイオレンスドラマ。
ビートたけし、勝村政信、寺島進、大杉漣らが出演している今作では、沖縄の抗争に助っ人として駆り出されたヤクザたちが激しい戦いに巻き込まれていく姿を、独特のユーモアを交えて淡々と描きます。
マルコヤマモト
広域暴力団・北嶋組の友好組織である中松組と沖縄の阿南組との間で抗争が勃発!
北島組傘下の村川組の組長・村川は部下を連れて沖縄へ向かいますが、彼らの参戦をきっかけに抗争がますます激化し、次々と部下たちが命を落としていく事態に。
海辺の廃屋に姿を隠した村川たちは、少年時代に戻ったかのように遊んで過ごしますが…。
マルコヤマモト
笑いに混じってぬるぬると死が迫ってくる感じがたまりません。
抗争に巻き込まれた死と隣り合わせのヤクザたちと、それを感じさせないような夏休み感のコントラストが立派で、ヤクザたちの命の軽さや、命の儚さをより感じました。
マルコヤマモト
第1位『スタンド・バイ・ミー』
- スティーヴン・キング原作小説を映画化した青春映画の金字塔
- アメリカの小さな町を舞台に、少年たちのひと夏の冒険と成長を描く
- ベン・E・キングの主題歌「スタンド・バイ・ミー」も大ヒット
マルコヤマモト
1987年公開の『スタンド・バイ・ミー』は、スティーブン・キング原作の短編小説「死体」を映画化した、ノスタルジックさがあふれる青春映画の金字塔。
『ジョーカー』でアカデミー主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスの兄である、リバー・フェニックスが出演しています。
1959年、オレゴン州の小さな町キャッスル・ロック。
それぞれ家庭に問題を抱える12歳の少年4人組が、森の奥で行方不明になった少年の死体が放置されているという噂をきつけ冒険に出かけます。
それはたった2日間の出来事でしたが、それぞれの心に生涯忘れえぬ思い出を残すことになるのです。
マルコヤマモト
子役たちが活躍していますが、その中でも不良少年のクリス役を演じたリバー・フェニックスは一際輝くオーラを放っていました。
死体探しという単純なストーリーでありながら、そのたった2日間の冒険で少年たちが少しずつ大人に近づいていく様と知らぬ間に終わりに近づいている夏に胸がキュンとします。
彼らは途中何度も喧嘩をするものの、最後には友情で解決。
友情のパワーは計り知れないものだと感じました。
マルコヤマモト
夏におすすめの映画25選まとめ
マルコヤマモト
海やビーチを舞台にした作品から、固い友情を確かめるような青春映画、背筋がヒヤッとするオカルトホラーまで、さまざまなジャンルの作品が盛り沢山。
夏真っ盛りの元気が出る作品や、ホロっと切なくなる夏の終わりを感じさせる作品まで、映画を観ることで夏そのものを楽しめます。
マルコヤマモト