『STATION 19 シーズン1』あらすじ・ネタバレ感想!『グレイズ・アナトミー』のスピンオフ海外ドラマ

『STATION 19 シーズン1』

出典:FOX TV

『STATION 19 シーズン1』は、アメリカ本国で17シーズンを放送している医療ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のスピンオフ作品。

蔵商店

でも、本家の『グレイズ・アナトミー』を見ていなくても大丈夫!

アメリカ本国でシーズン4まで放送されており、シリーズの看板である救助シーンは、ハラハラ、ドキドキする展開で視聴者の期待を裏切らない作品です。

アメリカ北西部に位置する都市シアトルの消防署ステーション19が舞台の人間ドラマ。

女性消防士アンディ(ジェイナ・リー・オルティス)と彼女をとりまく仲間たちとの人間模様と、迫力ある救助劇が魅力の作品です。

ポイント
  • 『STATION 19』は、『グレイズ・アナトミー』のスピンオフドラマ
  • 火災現場の救出現場はいつだってドラマチック
  • とにかくタフで強い、女性消防士のアンディ
  • どのキャラクターにも感情移入できる

それでは『STATION 19 シーズン1』をネタバレありでレビューしたいと思います。

【ネタバレ】海外ドラマ『STATION 19 シーズン1』あらすじ・感想


物語の始まり

『STATION 19』の主人公アンディ(ジェイナ・リー・オルティス)は、父でもある消防署の隊長の指揮のもとで、消防士としての毎日を多忙に過ごしていました。

『STATION 19 シーズン1』

出典:IMDb

そんな時に起こったビル火災の出動中に、隊長が倒れてしまいます。

ビル火災の猛火が迫る中、アンディと仲間たちは機転を利かせてビルから飛び出して脱出!

このダイナミックなシーンから、物語が始まります。

蔵商店

バックフラッシュのタイミングと一緒に隊員たちは、ビルの高層階から飛び降りて火災から脱出します。迫力あふれる救出劇に度肝を抜かれ、一気に物語に引きこまれました。

心が折れそうなアンディに声をかけたのは…

父親が運び込まれた先の病院でも気丈にふるまっていたアンディでしたが、消火作業中でも倒れた父のことが心配でたまりません。

『STATION 19 シーズン1』

出典:IMDb

そんな心が折れそうなアンディを察して声をかけたのが、『グレイズアナトミー』シリーズでもおなじみのメレディス・グレイ(エレン・ポンピオ)医師だったのです。

『STATION 19 シーズン1』

出典:IMDb

蔵商店

本家の主人公グレイが、スピンオフ作品を繋ぐ役目として登場し、ぐっと心をわしづかみにするワンシーンとなりました。アンディを厳しくも優しいまなざしで励まします。

消防署に舞台を変えながらも、『グレイズ・アナトミー』との世界観をクロスさせた憎い演出に大満足でした。

蔵商店

外科医から救命医療へと転向をしたウォーレンと、その妻のミランダは『グレイズ・アナトミー』とのクロスオーバー・キャストで、ファンサービスに余念がありません。

恋人ジャックと共同での隊長代理

病に倒れて隊長の職務から離れることになった父に代わり、新隊長が決まるまでの間、アンディと同僚で恋人のジャック(グレイ・デイモン)が、一緒に隊長代理をつとめることになります。

タフでホットなアンディと冷静な判断をするジャックの2人が、新隊長の座を競って火花をバチバチ散らします。

『STATION 19 シーズン1』

出典:IMDb

常に危険と隣り合わせの仕事で、メンタルにも体力的にも強くないといけない消防士。

どんな困難や状況にも負けることなく諦めないアンディは、消防署のメンバーからもリーダーとしての信頼を勝ち取っていきました。

しかし、その強い意思がゆえに、恋人のジャックとの関係はぎくしゃくしてしまいます。

蔵商店

主人公のアンディは、とにかく強い!折れない、くじけない、曲がらない。でも、あまりの押しの強さに視聴者としてしんどくなるシーンも多数…。そんな負けん気の強いアンディも、職場から離れれば、警官で幼馴染の元カレのライアンには本音をもらしたり、同僚で友達のマヤ(ダニエル・サブレ)と女子ならではの会話を繰り広げる普通の女の子なのです。
『STATION 19 シーズン1』

出典:IMDb

個性豊かなステーション19の面々

ステーション19の消防隊員は、個性豊かなメンバーが揃っています。

外科医から救命救急へと転身をしたウォーレン(ジェイソン・ジョージ)、別の消防署に所属していた夫を亡くしたばかり救急救命のモントゴメリー(ジェイ・ヘイデン)、出動した事故現場で心の傷を負ってしまったヒューズ(バレット・ドス)。

『STATION 19 シーズン1』

出典:IMDb

外科医からなかなか救命救急に切り替えができないウォーレンは、医師と救命の治療の違いがわからずに苦戦。

「未熟な隊長」のもとで愛する人を失ったモントゴメリーは、隊長のポジションを争うアンディとジャックにシビアな目線を送ります。

命の危機に瀕した火災現場で恐怖にとらわれ、トラウマに陥ってしまったヒューズは、仲間に支えられながらトラウマに立ち向かおうとします。

蔵商店

消防士としての悩み抜く姿のおかげで、どのキャラクターもリアルに見えてきて、感情移入がしやすいと思います。どんなことがあっても、お互いを支えあって命を預けられる仲間の存在も重要ですね!
『STATION 19 シーズン1』

出典:IMDb

シーズン最終版で見せるクリフハンガー

シーズン1の最後は、ビル火災で絶対絶命の窮地に陥ったジャック、ケガを負ったモントゴメリー、選択を迫られるウォーレン、誰もいない消防署で1人で倒れてしまったアンディの父と、完全なクリフハンガー状態でエンディングを迎えました。

蔵商店

それまで火災現場のドキドキ感と安心の救助劇を見続けてきた視聴者は、最終話で次のシーズンも見たくなってしまう展開を喰らいます。そのまま『STATION 19 シーズン1』は終わってしまい、アンディとジャックがライバル心を燃やしていた隊長の座はいったいどうなるのかなど、多くのモヤモヤを抱えたまま視聴者は次のシーズンを見ることになります…。

海外ドラマ『STATION 19 シーズン1』あらすじ・ネタバレ感想まとめ

『STATION 19 シーズン1』

出典:IMDb

以上、ここまで『STATION 19 シーズン1』をレビューしてきました。

要点まとめ
  • タフで強い、女性消防士のアンディ
  • ドラマチックな展開と迫力の救助シーン
  • シーズン・フィナーレは、クリフハンガーな展開で、次シーズンへの期待感を煽る

火災現場や事故の救助のシーンでは、消防士としてのプロ意識が前面に出ています。

「どんなに困難な事態でも助けてみせる!」と言い切るアンディの迫力に安心してしまうのです。

どんなに危険でも駆けつけて人を助けていく消防士という仕事に、絶対的な誇りを持つアンディたちに元気づけられました。

ストーリー展開は、ハラハラどきどきだけでなく、時にイライラもしますが、心の弱っている人は、タフでガッツのある熱量の高いアンディに元気を貰えるハズです。

どの人命救助のシーンでも、最後には「助かってよかった」とホッとできる『STATION 19』。

ぜひ「安定した」ハラハラ、ドキドキを期待してご覧ください。

楽しめると思います。