2019年もあっという間に師走を迎えシリーズ最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開も間近に迫ってきました!
ミルトモでは最新作の公開に先駆け『スター・ウォーズ』新3部作の各エピソードについて詳しく、そしてわかりやすく解説します!
エピソード8にあたる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は最新作に繋がる重要な物語です。
マルコヤマモト
- ルークはレイにジェダイの修行を施すのか
- カイロ・レンとルークの間に起こった事件の真実
- レイア率いるレジスタンスが窮地に!助けは来るのか
それではさっそく映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』をネタバレありで解説します。
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目次
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』作品情報
作品名 | スター・ウォーズ/最後のジェダイ |
公開日 | 2017年12月15日 |
上映時間 | 152分 |
監督 | ライアン・ジョンソン |
脚本 | ライアン・ジョンソン |
出演者 | デイジー・リドリー ジョン・ボイエガ アダム・ドライバー オスカー・アイザック マーク・ハミル キャリー・フィッシャー アンソニー・ダニエルズ ベニチオ・デル・トロ ローラ・ダーン ケリー・マリー・トラン |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』キャスト
前作から続投するキャラクターの他にも、新キャラクターが続出!
マルコヤマモト
それでは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の主要キャストと役柄をご紹介します。
デイジー・リドリー / 役:レイ
- 新3部作の主人公。自分の中に突然目覚めたフォースの力に戸惑いがある
- カイロ・レンとフォースを通じて繋がり、レンが改心する可能性を信じている
- 伝説のジェダイマスター、ルーク・スカイウォーカーを発見したが…
ジョン・ボイエガ / 役:フィン
- 元ファースト・オーダーのトゥルーパーズだったが現在はレジスタンスの仲間に
- ファースト・オーダーのキャプテン・ファズマは元上司で犬猿の仲
- 今作ではローズ、ポーと組んで無謀な極秘作戦を遂行する
アダム・ドライバー / 役:カイロ・レン(ベン・ソロ)
- ハン・ソロとレイアの息子でフォースの使い手だがダークサイドに落ちる
- 最高指導者スノークのもとで修業を受けるが、その心には未だ迷いが見える
- 同じ力を持つレイと通じ合い、仲間になろうとするが…
オスカー・アイザック / 役:ポー・ダメロン
- レジスタンスの凄腕パイロットでBB-8は相棒
- 無謀な作戦を企て多くの犠牲を払ったことから降格させられてしまう
- 身動きが取れずフィン、ローズとともに独自の極秘作戦を遂行する
マーク・ハミル / 役:ルーク・スカイウォーカー
- エピソード4~6の主人公で偉大なジェダイ・マスター
- カイロ・レンがダークサイドに落ちたことから最古のジェダイ寺院が残る惑星オクトーに身を隠す
- 自分のもとを訪れたレイにフォースを感じ、ジェダイの修行を引き受ける
キャリー・フィッシャー / 役:レイア・オーガナ
- エピソード4~6のヒロインであり、現在はレジスタンスの指導者
- カイロ・レンの仕業により、愛するハン・ソロを失う
- ルーク・スカイウォーカーを最後の希望と信じ、彼の帰りを待っている
- 演じているキャリー・フィッシャーは2016年12月に心臓発作で亡くなっている
アンソニー・ダニエルズ / 役:C-3PO
- レイアに仕える忠実なドロイドで全シリーズに登場している
- 演じているアンソニー・ダニエルズも唯一、42年間続いた『スター・ウォーズ』シリーズにすべて登場している俳優となる
ベニチオ・デル・トロ / 役:DJ
- カジノで栄えた惑星「カント・バイト」の牢屋にいたどもり症の男
- 実はコードブレイカーと呼ばれる暗号解読者
- フィンとローズの作戦に力を貸すが…
ローラ・ダーン / 役:ホルド提督
- 昏睡状態となったレイアの代わりにレジスタンスの指導者となった女性
- 無謀な作戦を立てるポーのことを「厄介者」と思っている
- 何も動かないように見えたが、実は大胆な作戦を考えていた
ケリー・マリー・トラン / 役:ローズ・ティコ
- 今作より初登場するレジスタンスの女性整備士
- 冒頭のドレッドノート艦隊襲撃作戦により姉を失う
- 偶然フィンと出会ったことから一緒に作戦を遂行する仲間になる
アンディ・サーキス / 役:最高指導者スノーク
- ファースト・オーダーの影の指揮者といわれ、カイロ・レンをダークサイドに引き込んだ本人
- 今作でついに姿を現し、レイ、カイロ・レンと対峙することに
【ネタバレ】『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』あらすじ・感想
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で押さえておきたい3つのポイント
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では、キャラクターが分散して行動します。
そして最後に石の惑星「クレイト」にて集合し、ファースト・オーダーとの直接対決を迎えるのです。
マルコヤマモト
- レイとルーク@惑星オクトー
- レジスタンス対ファースト・オーダー
- レイとカイロ・レン@メガ・スター・デストロイヤー艦内
それぞれについて解説します。
①レイとルーク@惑星オクトー
前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のラストで惑星オクトーに到着したレイ一行。
かつてルークが所持していたライトセーバーをルークに渡すと無造作に投げられてしまいます。
ルークはレイアのもとに帰る気もないとレイを無視し続け、レイに島を去るように言いつけました。
しかし、レイの口からミレニアム・ファルコン号の名前を聞いたルークはチューバッカとも再会し、ハン・ソロがカイロ・レンに殺されたことを知るとショックを受けました。
かつての盟友であるR2-D2から説得を受け、ルークはレイの修行を決意。
レイは筋が良かったのですが、ふとした瞬間にフォースの暗黒面に引き込まれそうになります。
さらにレイはフォースの力を通じてカイロ・レンとも会話ができるようになり、レンからすでに両親がなくなっていることも知らされます。
レイがカイロ・レンと交信していることを知ったルークは激怒しますが、レイはカイロ・レンの心がいまだに迷っている状態にあると言い、自分ならばカイロ・レンを暗黒面から救い出せると信じ、ファルコン号でオクトーを去るのでした。
そしてレイはファルコン号のポッドを使って、単独でカイロ・レンを説得しにメガ・スター・デストロイヤーへ乗り込んでいったのです。
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②レジスタンス対ファースト・オーダー
物語の冒頭はファースト・オーダーに襲撃を仕掛けるレジスタンスの様子が描かれます。
前作で昏睡状態に陥ったフィンが目を覚まし、作戦後のポーと再会します。
しかし、この作戦は無謀だったため多くの犠牲を払うことになり、作戦を無理やり遂行させたポー・ダメロンは中佐からキャプテンへと降格させられてしまいました。
さらにカイロ・レン率いるファースト・オーダーの攻撃によりクルーザーを攻撃され、レイアが昏睡状態に陥ってしまい、アクバー提督らリーダー人も全滅。
窮地に陥ったレジスタンスの新しいリーダーとして抜擢されたのがホルド提督でした。
ポーはホルドが自分のことを厄介者として扱っていることがわかっていましたが、レジスタンスの劣勢を覆すためフィンと女性整備士のローズとともに極秘作戦を遂行する決意をします。
それはメガ・スター・デストロイヤー内に忍び込み、追跡装置を一時的に止めるという内容でした。
フィン曰く、シールドのコードが1時間毎に更新されるため侵入は困難でした。
しかし、マズ・カナタの助言を受け惑星カントニカにあるカント・バイトという街にコードブレイカー(暗号解読者)がいるという情報を得るとフィン、ローズ、BB-8はさっそくカントニカへ向かいました。
カントニカで宇宙船を無断で駐車した罪に問われたフィンとローズは牢屋に入れられますが、そこでDJと名乗るコードブレイカーと出会います。
DJは牢屋の鍵を簡単に開け、2人を逃します。
厩舎に逃げ込んだフィンとローズは奴隷の子どもたちに見つかりますが、ローズがレジスタンスのマークの入った指輪を渡すと子どもたちは味方になり2人を逃します。
DJが盗んだ宇宙船でカントニカを脱出し、メガ・スター・デストロイヤーに乗り込んだ一行でしたが追跡装置を止める直前で敵に見つかってしまいます。
なんと、DJが取引のためにフィンとローズを裏切ったのです!
ファースト・オーダーは2人の目の前で容赦なく脱出用のクルーザーを攻撃し始めます。
レジスタンスの脱出用クルーザーがほぼ全滅になりかけた頃、母船に一人残っていたホルドがハイパー・スペース・ジャンプでメガ・スター・デストロイヤーに向かって特攻。
メガ・スター・デストロイヤーは壊滅状態に陥ります。
ピンチに陥ったフィンとローズでしたがBB-8が機転を利かせ、スノーク専用のポッドで脱出に成功します。
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③レイとカイロ・レン@メガ・スター・デストロイヤー艦内
単独でメガ・スター・デストロイヤーへ向かったレイはレンに迎えられ、最高指導者スノークの元へ案内されます。
スノークはレイからライトセーバーを取り上げ、カイロ・レンにレイを殺すように命令します。
しかし、レイに対して愛着がわき始めていたレンはスノークのそばにあるレイのライトセーバーを気付かれないように操り、スノークを真っ二つにしてしまったのです!
スノークの警護をしていたガードたちはカイロ・レンの反逆を察知し2人に襲いかかります。
レイとカイロ・レンは息のあった連携を見せながらすべてのガードたちを倒しました。
戦いが終わると、レンはレイに「俺と手を組んで2人で銀河を支配しよう」と手を差し伸べます。
レイはレンの思わぬ言葉と変わらぬ気持ちに対し、決別宣言をし船を去っていきました。
スノークが死んだことをハックス将軍に咎められますが、レンは次は自分がファースト・オーダーの最高指導者であるとし、フォースを使ってハックス将軍を締め上げました。
マルコヤマモト
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の気になる結末
レイアが昏睡状態から目覚め、レジスタンス一行は輸送船でかつての反乱軍の基地があった惑星「クレイト」へ降り立ちます。
しかしカイロ・レン率いるファースト・オーダーはすぐに追いつき、基地の分厚い扉を破るためのキャノンを用意し始めました。
デス・スターの小型版と言われているキャノンを破壊するために、フィンやポー、ローズは壊れかけのスピーダーで突撃しますがあまりの威力の大きさに退避せざるを得ません。
そしてフィンをかばおうとしたローズがキャノンの威力を受け重症を負ってしまいます。
再び反乱軍が窮地に陥ったところ、惑星オクトーから戻ったレイたちがミレニアム・ファルコン号で攻撃を仕掛けてファースト・オーダーのタイ・ファイター戦闘機を引きつけます。
キャノンによる攻撃でレジスタンス基地の扉は限界を迎えつつありました。
その時、基地にルークが現れたのです!
ルークはカイロ・レンと対決しに来たと言って、扉の外へ一人出ていきました。
ルークの姿を見たカイロ・レンは、ルークに一斉砲撃を食らわせるように命令します。
砲撃が終わったあとも無傷のルークの姿を見ると、カイロ・レンは自らルークに戦いを挑みに向かいました。
ライトセーバーを使った2人の戦いが繰り広げられましたが、カイロ・レンの赤いライトセーバーがルークの身体を貫きます!
しかし、そこにいたのはルークの幻影でした。
実はルークの実態はオクトーにあり、レジスタンスの仲間たちを逃がすために幻影を送り込み時間稼ぎをしたのです。
怒りに震えるカイロ・レンを前に「また会おう」と言ってルークは消えました。
レイア率いるレジスタンスの仲間はレイのフォースの力に助けられ、無事鉱山から脱出することが出来ました。
ミレニアム・ファルコン号に乗り込んだ一行、レイとレイアはルークのフォースが途絶えたことを悟ります。
ところ変わって、フィンとローズが引っ掻き回したカジノの街「カント・バイト」では、奴隷として働いている少年少女たちがレジスタンス、ルーク・スカイウォーカー、ジェダイ・マスターという言葉を使って彼らの伝説を語り継いでいました。
少年の一人、テミリ・ブラッグが箒を自ら引き寄せ空を見上げると、一筋の流れ星のように宇宙船がどこかへ消えていく光景を目にしたのでした。
ここで物語は終わります。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の感想
マルコヤマモト
ファンの間では不評も多い今作ですが、全肯定で観ちゃう私はただただ愚かな『スター・ウォーズ』ファンということで許してください。
恋は盲目なのです。ラブ・イズ・ブラインド。
不評の意見としては、
- いらないシーンが多い
- スノークの存在の意味がわからない
- レジスタンスがバカばっかり
- レイアが宇宙船に戻るシーンがギャグ
マルコヤマモト
たしかに!レイアがフォースを使って宇宙船へ戻るシーンは、「えっ!」てなりますよね。
「レイが太った?」という意見もあり、見てる人は見るところまで見ているなぁ~と感心するのでした…。
マルコヤマモト
スノークのあっけない死には驚きましたが、まさか2人がそんなに心を通わせることがあっていいのか…!とドキドキしっぱなし。
もしかしたら仲良くなれる…?と思ったら再びすれ違うレイとカイロ・レンの関係はとっても切ない。
アダム・ドライバーの説得力ある演技も相まって心が苦しくて仕方なかったです。
まぁ、たしかにカジノの惑星へ行くくだりやベニチオ・デル・トロの無駄遣いも理解できます。
マルコヤマモト
個人的にはハイパー・スペース・ジャンプで突っ込んでいったホルド提督は生きているのではないか?という点も気になります。
あれは自爆行為ではなく、ジャンプが成功した先でホルドが助けを呼ぶ…という流れになれば最高…。
とにかく希望につながることしか今は考えたくない!
残念なポイントとしてはお気に入りキャラの「アクバー提督」(写真)が、戦闘でお亡くなりになったことです…。
マルコヤマモト
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』気になるラストについて
さて、今作のラストではルーク・スカイウォーカーの死と少年の「とある行動」が話題を呼びました。
まずルーク・スカイウォーカーの「死」についてですが、レイとレイアがルークのフォースが途絶えたことを察します。
そしてルークの身体が岩の上から消えていく姿が映し出されました。
それがルークの「死」を表すとしても、次回作の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でも今までの師同様霊体で登場する可能性が考えられます。
今作でもヨーダが登場しルークを再び指導したように、ルークもレイに助言する場面があることでしょう。
次に、気になるラストシーンの少年には、テミリ・ブラッグという名前がついています。
彼の取った「箒を自分の方へ引き寄せて取る」という行動が話題を呼びました。
マルコヤマモト
ジェダイの終焉を示唆した今作でしたが、レイやフィンを始めフォースの使い手がいることや、テミリ・ブラッグもフォースの持ち主であることを考えると今後のシリーズの展開も広がるかも!
マルコヤマモト
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』まとめ
以上、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』についてネタバレありでご紹介しました。
ルーク・スカイウォーカーのフォースは途絶えましたが、レイの存在や、そレジスタンスの伝説を語り継ぐ子どもたちも現れたことで、新たな希望が生まれたと思っています。
残念ながらお互いを理解することができなかったレイとカイロ・レン…。
そして最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』では、どんな結末が描かれるのでしょうか?
全世界が超注目のシリーズ最新作は以下のポイントに注目して観てみましょう!
- レイの出生の秘密と本当の両親
- レイ&カイロ・レンの勝負の行方
- 銀河に平和は訪れるのか…
マルコヤマモト
売店閉まってるやんけ。
いくぜ!!!!!! pic.twitter.com/xSyVaMz1fm— マルコヤマモト・オブ・ザ・ギャラクシー (@maruko_yamamoto) December 19, 2019
それでは皆様、フォースとともにあらんことを!
May the force be with you!
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