ドラマ『スタンドUPスタート』第7話あらすじ/ネタバレ感想!ながの製菓を再建するため、三星大陽(竜星涼)が考えた戦略とは?

スタンドUPスタート

出典:スタンドUPスタート公式ページ© Fuji Television Network, Inc.

三星大陽(竜星涼)は、クレヨン・ドゥ・クルール社長・永野凛子(白石聖)への出資を断っただけでなく、幼馴染(ながの製菓の社長)・絵美(大西礼芳)への出資も断りました。

それでも、ながの製菓の再建には手を貸すことにします。

実は、凛子は絵美の妹で、3年前までながの製菓で働いていたのです。

しかし、凛子はある理由から、ながの製菓を辞めてしまい‥。

ながの製菓を再建するため、大陽が考えた戦略は何だったのでしょう。

凛子は何故、ながの製菓を辞めたのか?

凛子と絵美の関係と、ながの製菓の再建に手を貸す大陽の姿に注目です!

\\『スタンドUPスタート』を見るならここ!!//

FODプレミアムで見る

ドラマ『スタンドUPスタート』前回第6話のあらすじと振り返り

山谷コンビ・山口(高橋克実)と加賀谷(鈴木浩介)を引き入れた株式会社ワカランは、造船所跡地の購入後、次々と課題をクリアしていきます。

社長・武藤浩(塚地武雅)は配送ドライバーを探し始め、造船所で一緒に働いていた五十嵐に声を掛けました。

ある日、税務署から連絡があり、ワカランに追徴課税1億4千万円が課せられる事が分かります。

しかしワカランには、その税金を払えるだけのお金がありません。

三星大陽(竜星涼)は、その追徴課税を三ツ星重工に払ってもらうことに‥。

\\『スタンドUPスタート』を見るならここ!!//

FODプレミアムで見る

【ネタバレあり】ドラマ『スタンドUPスタート』第7話あらすじと感想

出資を断る三星大陽(竜星涼)

スイーツコンクールの世界大会で優勝したクレヨン・ドゥ・クルール社長・永野凛子(白石聖)は、パリに2号店を出そうとしていますが、三星大陽(竜星涼)に出資を断られてしまいました。

店が出来てまだ3年目のクレヨン・ドゥ・クルールは、若者に大人気の洋菓子店です。

3年前まで、ながの製菓の商品開発部で働いていた凛子は、姉・絵美(大西礼芳)(6年前に父親の跡を継ぎ、ながの製菓の社長になった。大陽とは幼馴染)に新商品の提案をしますが、ことごとく却下されます。

老舗ブランドとして幅広い層を狙っている絵美と、新しい顧客を得るため斬新なアイデアを出す凛子。

絵美と喧嘩した凛子は、独立して洋菓子店クレヨン・ドゥ・クルールを開きました。

一方、大陽は、絵美から頼まれた出資も断っていて‥。

ミルトモ 編集部

今まで、スタートアップ(起業)を勧める大陽しか見てこなかったので、出資を断る大陽の姿を見られたのは新鮮でした。「革新的な新商品もなく、今後の収益も見込めない。そんな会社に出資するような投資家なんて居ませんよ」という大陽の言葉を聞いて、闇雲にスタートアップを勧めているわけではないことが分かりました。

姉・絵美(大西礼芳)と妹・凛子(白石聖)の関係

ながの製菓は、αトルテから買収の提案を持ち掛けられます。

企画力と圧倒的な品揃えを備えたαトルテに買収されることは、赤字続きのながの製菓にとって救いの手。

しかし、絵美は最後まで足掻くことを選び、大陽はそれに協力することにします。

ながの製菓は、大陽が考えたコストリーダーシップ戦略(生産性を上げてコストを下げ、安く売ることで市場を掴む)を実行しますが、期待していた成果を得ることは出来ませんでした。

一方、凛子は、クレームをつけるお客の対応や、従業員の指導に追われています。

凛子にとって絵美は、ケーキ作りをするきっかけを作ってくれた人。

喧嘩をしても、凛子は絵美に感謝していました。

そんな中、SNSに投稿されたクレヨン・ドゥ・クルールの動画が炎上し‥。

絵美は凛子を心配し、クレヨン・ドゥ・クルールの手伝いに来ました。

その様子を、店の外から大陽が見ています。

ミルトモ 編集部

「お客様は神様」なんて、今はあまり聞かないセリフだと思いました。凛子は、自分の理想の味にこだわり続けてきましたが、社長になって初めて、社長業の大変さを思い知ったようです。別々の道を進んでも、凛子と絵美はお互いの事を心配しています。そんな2人の姿が、大陽と兄・大海(小泉孝太郎)の関係に似ていると思いました。

大海(小泉孝太郎)から助言をもらう大陽(竜星涼)

子供の頃にやっていた社長ゲームを始める大陽と大海。

大陽と大海は、ながの製菓の業績を上げるにはどうすればいいかを話し合います。

人の欲望や可能性を信じて戦略を立てる大陽は、コストリーダーシップ戦略を提案。

一方、大海は認知戦略(ブランド力を生かし、昔からのファン層のCS(顧客満足度)を向上させ、安定した売り上げ基盤を作る)を提案し、「経営者は常に、人の弱さを戦略に入れるべきだ」と言います。

ミルトモ 編集部

「変化を望まず、進むことを望まず‥彼らが求めるのは変化ではない。安心だ」という大海の言葉が印象に残りました。大海が言うように、誰もが競争に打ち勝つ強さを持っているわけではありません。弱い人を導く強いリーダーシップも、時には必要なのかもしれません。

ながの製菓の再建計画

ながの製菓は、αトルテからの買収提案を受け入れることにしました。

絵美はαトルテの役員と交渉しますが、ながの製菓の看板商品を守ることは出来ません。

その時、突然部屋に現れた大陽が、「今回の買収のお話ですが、お断りします」と言います。

クレヨン・ドゥ・クルール社長・凛子は、自社の製品をながの製菓に提供することにしました。

炎上した動画が、店の評判を落とすよう編集された動画であることが分かり、今ではクレヨン・ドゥ・クルールに好意的なコメントで溢れています。

ながの製菓(リアル店舗の棚と業界コネクションの提供)、クレヨン・ドゥ・クルール(商品とブランドの提供)、αトルテ(商品の製造ラインと資金の提供)、3社の業務提携を提案する大陽。

大陽はすでに、凛子への出資を決めていて‥。

その頃、三ツ星重工では、社長室長・高島(戸次重幸)が各部門の不正や虚偽報告がないかを探っていました。

副社長・義知(反町隆史)は、「遅かれ早かれ、彼には消えてもらいます」と電話の相手に話しています。

ミルトモ 編集部

大陽は出資を断っても、見放すわけではありません。買収ではなく、業務提携という形をとれたのは、大陽が裏から手を回していたから‥。大陽のオフィスにやって来たαトルテ社長・大岩(天海祐希)の登場には驚きました。絵美と凛子が、お互い助け合う姿にも感動しました。一方、義知は誰と話しているのでしょう。「彼には消えてもらいます」だなんて物騒すぎます。

ドラマ『スタンドUPスタート』第7話まとめ

大陽に出資を断られたながの製菓は、他の会社に買収されるしか再建の手段がありませんでした。

しかし、大陽のおかげで、業務提携という形で再建を目指すことになります。

斬新なアイデアを持つ凛子と、昔の伝統を守ろうとする絵美が協力すれば、今の時代にあった人気の菓子店になれるはずです。

数年後、ながの製菓がどうなったか見てみたいです。

第8話は、社長室長・高島の恩人・轟彰(佐野史郎)が登場します。

轟の再就職先を探す中、高島の地位を脅かす出来事が‥。

怪しい動きをする義知と、大海が何を考えているのかに注目していきたいです!

\\『スタンドUPスタート』を見るならここ!!//

FODプレミアムで見る