『サンガプ屋台』あらすじ・感想!Netflix限定、ウェブ漫画原作のほっこりファンタジードラマ

『サンガプ屋台』あらすじ・感想!ウェブ漫画原作のほっこりファンタジードラマ【ネタバレなし】

出典:Netflix

2020年5月に韓国でTV放送され、2020年7月からNetflixでの配信が始まったウェブ漫画原作のファンタジードラマ『サンガプ屋台』がとても面白かったので魅力を伝えたい!ということで、ネタバレを避けながら紹介したいと思います。

ポイント
  • 笑って泣いて心温まる癒しのファンタジー
  • クィ班長(チェ・ウォニョン)がとてもカッコイイ

それでは『サンガプ屋台』をネタバレなしでレビューします。

『サンガプ屋台』あらすじ・感想【ネタバレなし】


今、韓国エンタメ、特にNetflixがアツい

近年韓国のエンタメが盛り上がっています。

音楽界ではBTSやBLACKPINKといったK-POPアイドルが世界トップスターの仲間入りを果たし、HYUKOHやSay Sue Meといった韓国発のインディーロックバンドも全世界から注目を集めています。

映画界では『パラサイト 半地下の家族』がカンヌ国際映画祭パルム・ドールを韓国映画として初めて受賞し、さらにアカデミー賞最優秀作品賞まで受賞したことは非常に大きなインパクトがありましたが、ほかにも2020年は『はちどり』『スウィング・キッズ』『マルモイ ことばあつめ』といった良質な韓国映画が続々と日本でも公開され、韓国のエンタメに触れる機会が確実に増えてきました。


ねお

そして時代はサブスク、Netflixの国内人気作品TOP10には『愛の不時着』『梨泰院クラス』『サイコだけど大丈夫』といった韓国のドラマシリーズが名を連ね、SNS上でも、自分の観測範囲ですが、特に『愛の不時着』に言及する投稿を本当にたくさん見かけて、いつかの『冬のソナタ』、通称“冬ソナ”ブーム並みの勢いを感じています。

これだけ多くの作品が世に溢れていると必然的に埋もれてしまう作品も出てきます。

ねお

さて、前置きが長くなりましたが、この記事はNetflixドラマ『サンガプ屋台』が『愛の不時着』らの陰に隠れて埋もれてしまうにはもったいないので、『サンガプ屋台』にもっと注目してほしい!そんな思いで書きました。

ほっこり系ファンタジー

前世で犯した罪を償うために“10万人の恨みを晴らす”という使命を背負った「サンガプ屋台」の女将ウォルジュ(ファン・ジョンウム)と、“体に触れた相手から本心を引き出す(本心を喋らせる)”という特異体質を持った人間ハン・ガンベ(ユク・ソンジェ)の2人が中心となって、屋台を訪れるお客さんが抱える悩みを解決していく物語です。

タイトルであり物語の舞台ともなる「サンガプ屋台」、サンガプは漢字で「双甲」と表記し「あなたと私、双方とも乙(弱者)ではなく甲(強者)である」「相手を自分と同じ平等な目線で見る」といった意味があります。

『サンガプ屋台』

出典:IMDB

屋台を訪れるお客さんは皆それぞれ違った様々な悩みを抱えており、その一つ一つに「双甲」な態度で真摯に向き合い、鮮やかに、豪快に、時には背中をそっと押すように、解決していく1話完結の構成が魅力です。

ねお

現代を生きる多くの人が共感できる“悩み”、そして毎回誰も傷つかない形で気持ちよく解決していく、この安心感や癒し効果が視聴者の心を掴みヒットしました。

恨み晴らしの使命を背負って“あの世”から”この世“へやってきたウォルジュには“人の夢の中に入る”という特殊能力があります。

この能力を使って、弱者を踏みつけてきた悪人を懲らしめ、長い苦しみの中で生きてきた人を救ってきました。

『サンガプ屋台』

出典:IMDB

任務を全うし続けて500年が経ち、99,990人の恨み晴らしを達成!残り10人!というところでなんと「あと1ヶ月で10万人達成できなければ地獄へ落ちる」と告げられます。

屋台を訪れる初対面のお客さんから心の奥底に秘めた恨みを聞き出すことは簡単ではないので「1ヶ月で10人」達成はかなり厳しい条件なのですが、頭を悩ませていたウォルジュのもとにハン・ガンベが現れることで事態は好転します。

“触れた相手の本心を引き出す”能力とウォルジュの任務はとても相性が良いからです。

一方、ハン・ガンベは自身の“本心を引き出す”能力に苦しめられてきました。

『サンガプ屋台』

出典:IMDB

触れただけで思っていることすべてを吐き出されるので、まともな人間関係を構築することがとても難しいからです。

“あの世”と”この世“を行き来できるウォルジュに“霊眼”を閉じてもらうことで体質を改善できると知り、利害が一致した2人は手を組んで10万人達成を目指すことになります。

ねお

“前世の罪”“恨み晴らし”というと重そうに聞こえますが、基本的にコメディ色が全面に出ていて楽しく観れる点も魅力です。

ウォルジュがとっても破天荒な性格なのでドタバタコメディ的な展開になりがちですし、小ネタもたくさん仕込まれています。

『サンガプ屋台』

出典:IMDB

前世で犯した罪を裁く閻魔大王は普通のオフィスビルみたいなところでスマホ片手に仕事していたり、“あの世”の役所では転生者の管理リストが電子化されていたり…。

そして、笑える要素と同じくらい感動する要素もあります。

ねお

“恨み晴らし”と言っていますが、「人生の中で背負ってきた後悔」や「伝えられなかった想い」などもウォルジュの任務の対象なので、テーマによっては思いっきり涙腺が緩みまくる回もありました。
『サンガプ屋台』

出典:IMDB

ベタすぎる展開やあまりにもご都合主義がすぎる場面もありますが、それらも含めて「ほっこり系ファンタジー」ということで楽しめれば最後まで一気見すること間違いなしだと思います。

使い古された表現ですが“笑って泣ける”ドラマ『サンガプ屋台』ぜひ観てみてください。

クィ班長が最高

ねお

1項目割くほどでもない、と思いつつどうしても最後に補足という形で付け足しておきたいことがあるのですが、先ほど「ウォルジュとハン・ガンベの2人が中心となって」と書いたのは正確には誤りで、ウォルジュの監視役として派遣されてきた元“あの世”警察署の刑事、クィ班長(チェ・ウォニョン)もメインキャラクターの1人です。

監視役と言っても実際には屋台で出す料理の下ごしらえから“恨み晴らし”のための助言、さらに元敏腕刑事とあって時には“悪霊”と戦ったりと頼れるサポート役として活躍します。

『サンガプ屋台』

出典:IMDB

クィ班長、いつも優しくてユーモアがあって、本気を出すと強くて頼もしくて、最高すぎるイケオジなんですよね…。

ねお

個人的には最大の見どころの一つなので、鑑賞の際はクィ班長の素晴らしさにも要注目です!

『サンガプ屋台』あらすじ・感想まとめ

『サンガプ屋台』

出典:IMDB

以上、ここまで『サンガプ屋台』をレビューしてきました。

要点まとめ
  • 『愛の不時着』大ヒットの陰に埋もれそうな『サンガプ屋台』に要注目
  • 多くの人に刺さるテーマと安心して観ることができる高い癒し効果が魅力の1話完結ドラマ