改造ラケットに加え、コートの床を操作したり、ついにはスナイパーまで起用するキャンベル兄妹。ミッション達成のため、黄昏はこれらの妨害に屈することなく立ち向かいます。
仕事を終えてロイド・フォージャーとして家へと帰ろうとした黄昏ですが、突如ヨルとフィオナにヨルテニス対決が勃発！
女の戦いを前にしてアーニャもワクワク！
この戦いの行く末は如何に！？
目次
アニメ『SPY×FAMILY』第22話のあらすじと振り返り
東西戦争の火種となる機密文章を手に入れるため、黄昏は夜帷と共に闇のテニス大会に出場することになります。夫婦という設定で大会に出場した2人は、相手が元プロ選手であっても、ドーピングをしていてもお構いなしに撃破。決勝戦へと駒を進めました。
決勝戦の相手は主催・キャンベルの子供たち。改造されたラケットでポイントを奪っていく兄妹ですが、東西の平和のためにもここで屈するわけにはいかないと、黄昏は奮闘します。そんな彼の横顔を見た夜帷は、サポート役ではなく、一緒に戦うと決意を新たにします。
ロイドから病院のコンペでテニスをすると言われたヨルは、彼がフィオナと一緒なのではと気にしつづけて上の空になってしまいます。
これが女同士の戦いへの火種になるとは…。
【ネタバレあり】アニメ『SPY×FAMILY』第23話あらすじと感想
床の細工に向かい風、狙撃手まで出てきてミッションの難易度は上がっていく？
コートやネットに工作されていることに気づいた黄昏と夜帷は、これらに屈することなく、臨機応変な対応でポイントを稼いでいきます。キャンベル兄妹は風を吹かせたり、ボールに匂いを付けたりなどして更なる仕掛けを発動させて2人を倒そうとしますが思うようにいきません。
ついにはコートと同じ色に塗られたゴム弾を使い、狙撃手が夜帷を狙い撃ちしましたが、これに気づいた黄昏が彼女を庇います。本来ならば痛みで動くことさえままならない攻撃力を持つ弾丸ですが、こういうこともあろうかと防弾チョッキを着ていた黄昏はダメージを最小限に抑えて試合を再開。昨夜に残っていた酒が残っていたと言い訳して試合を続行。酔拳にも似た動きでキャンベル兄妹に立ち向かうのでした。
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ゴム弾を避けるだけではなく、ついには弾を跳ね返し、キャロルの腹部にヒット。結局黄昏と夜帷は、ふたりが繰り出す様々なトラップを回避しながらポイントを奪い、見事優勝の座を奪うのでした。
敗北したキャロルは悔し涙を流すのですが、きちんと練習すればもっと強くなると黄昏に言われたキャロルは改心し、真面目に練習すると誓うのでした。これを見た妹のキムは呆れ、ミッションをクリアするだけではなくターゲットを改心させた黄昏の姿を見た夜帷は、より彼にほれ込むのでした。
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床の細工に向かい風、狙撃手まで出てきてミッションの難易度は上がっていく？
優勝したスパイコンビは、予定通りキャンベルのコレクションの中から「ザカリス文書」の暗号が書かれている絵画「日向の貴婦人」をもらおうとします。しかし、保安局からキャンベルの元に連絡が入り、日向の貴婦人をそちらに手渡すこととなったために渡せないと言われてしまいます。何としてでも絵画をてにしたいと思う2人は、直にコレクションを見せてほしいと言い、「日向の貴婦人」の存在を確認します。
夜帷は鞄を置いてコレクションを見て回り、適当な宝石と変な壺を選びます。そして黄昏はキャンベルの秘書に変装し、絵画をチェックすると言って偽物とすり替え、夜帷が置いて行った鞄にこれを入れて撤収。2人は見事ミッションを達成するのでした。
ヨルvs フィオナ、女の戦いが勃発してアーニャ、わくわく！
フィオナが運転する車の中でロイドの姿に戻った黄昏は、家の近くの公園で下車。そこで2人は、テニスをするヨルとアーニャを見つけます。車を降りたフィオナは、ヨルの力を試すため、テニスによる決闘を突然申し込みます。ロイドとフィオナの関係を気にしていたヨルはこれを快諾。2人の心を読んだアーニャは、メラメラとする女の戦いの始まりを感じると、ワクワクし始めるのでした。
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ロイドが止めるのも聞かず試合を始めるフィオナ
妻の座を奪われんがために、ヨルは全力でサーブを打つのですが、ボールはなぜか地面に落下。ガッカリしたのも束の間、ヨルが打ったボールがラケットの網目状にバラバラに裂けていったのをみて唖然。力をセーブしたヨルのサーブが迫ってくると、フィオナは必死にこれを撃ち返そうとします。愛の重さは負けていない！こんな女に奪われてたまるかと必死になりますが、フィオナのラケットは粉砕。フィオナはヨルのサーブを返すことなく敗北するのでした。
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ヨルに敗北したフィオナは、リベンジの時まで妻の座をヨルに譲ると言って泣きながら逃亡。勝利によりロイドとの関係を保つことが出来たと安心したヨルもロイドに向かって「私、勝ちました」と豪語。昼間のテニスの試合に加え、2人の戦いを見たロイドはこの日、夕飯を作るのもおっくうになるほどに疲れ切ってしまうのでした。
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ザカリス文書に隠された秘密とは
黄昏たちが手に入れた暗号を頼りにザカリス文書を手に入れたWISE。東西紛争を引き起こしかねない機密文書だと言われていましたが、出てきたものは日誌。そしてそこにはザカリス大佐が趣味として集めていた若い女優たちのブロマイドを倉庫に封印したと綴られていたのです。火種というのは東西間ではなく夫婦間。妻にばれないよう、関係者に口止めをしたことで、話に尾ひれがついてしまったようなのです。
必死に手に入れた文書が世界平和になんの影響もなかったと知ってがっかりする黄昏ですが、ハンドラーから戦争の火種がなかっただけいいじゃないかと言われて納得します。
日誌からはザカリス大佐が妻と娘の3人の写真が出てきました。大佐は墓まで秘密を持っていくことで夫婦円満を守りぬいたとわかると、夫婦円満というのも難儀な任務だなとロイドは思うのでした。
その頃、黄昏と共にミッションをクリアした夜帷はこの場に折らず、山に籠って素振りの練習をし続け、妻の座を守り抜いたヨルは家で思いつめた表情を浮かべ続けるのでした。
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アニメ『SPY×FAMILY』まとめ
夫婦円満という任務も大変だなという黄昏の言葉は、自分を重ねているように聞こえてきた気がします。また、この写真を見て思うのは、どこの家族にも「秘密」はある、ということも思いました。
ヨルとフィオナの衝突はこれからも続きそうなのでまた楽しみですが、ヨルさんがボーっとしているところはちょっと気になるところです。その表情はロイドの妻なのか、それとも殺し屋・いばら姫なのか……。
フィオナ登場のお話はここまででひと段落？次週はどんなお話しが待っているのか楽しみです。