フォージャー家にやってきたボンドの写真をダミアンに見せて仲を深めようとしたアーニャですが、またしても肩透かしにあってしまい、仲良し計画に苦戦します。そんな中、工作の時間でチャンス到来!父に褒められたいと願うダミアンのグリフォン作りを手伝うアーニャ。果たしてその結末は如何に…。
鋼鉄の淑女と呼ばれるシルヴィアのお話し幼きブライア家のお話しも入った3部構成。どのお話しもクスっと笑わせてくれます!
目次
アニメ『SPY×FAMILY』第16話のあらすじと振り返り
料理がいつまでもできないと、夫婦の危機であり、仕事を続けていけなくなってしまうと思ったヨルは、カミラに料理を教わることにしました。しかし、何を作ろうとしてもうまくいきません。幼くして両親を亡くしていた二人の思い出の中にある母が作った南部風シチューを作ってみると、これは上手に作り上げることに成功。ロイドとアーニャも納得の味となりました。2人に認めてもらったことでヨルは喜び、涙を流したのも束の間、ヨルオリジナルの料理を出せば、2人はその場に倒れてしまいました。
とある女性に恋をしたフランキーは、ロイドにその攻略法を教えてほしいと相談。フローチャートを覚えろと言いますが、膨大な量を提示されても無理だと言われてしまいます。そこでロイドはフランキーが思いを寄せる人に紛争して会話の練習をしますが、結局あっさりフラれてしまいます。結局女は顔かと嘆くフランキー。失恋したことに気づいたロイドは、一緒に飲んでこの愚痴を聞くことにしました。
【ネタバレあり】アニメ『SPY×FAMILY』第17話あらすじと感想
大人の恋が大好きなベッキーが一目惚れ
ボンドを交えた家族写真を手にしたアーニャは、これをダミアンに見せて、仲良し作戦を進展させようと奮闘します。彼の目の前で写真を落としてみるも、目もくれないダミアンにアーニャはショック。一緒に登校していたベッキーはもう放っておいていいのではと言いながら、アーニャが落とした写真を拾います。そして彼女はそこに映るロイドの姿に一目ぼれ。アニメよりもドラマが好きで、大人な恋に憧れているベッキーは、アーニャにロイドのことを質問攻めします。いたくロイドのことが気に入ってしまったベッキーはアーニャの了解を得ずにその写真を自分の者にしてしまいました。
工作の時間には動物を作るように言われたのにも関わらず、彼女が作ったのはロイドの姿。動物を作るようにとヘンダーソンに言われますが「人間も所詮動物よ」と言ってベッキーは反論。認められはしたものの、ロイドはもっと知的な人だから動物のくくりは失礼かもと考え直し、改めて動物を作ろうと考え直すのでした。
KAMUI
一緒にグリフォンを作って仲良しになろう
何とかしてボンドに興味を持ってもらおうと、ダミアンにアプローチをかけるアーニャ。工作の時間にボンドを作り、これが今うちにいると言いますが、ダミアンから見ればその創作物はゴミに等しいレベルでヒドイものでした。ゴミに名前を付ける趣味があるのかと一蹴されてしまったアーニャですが諦めません。ダミアンが家の紋章にあるグリフォンを作ろうとしていると読み取ったアーニャはこれを手伝おうとします。しかし、足を作れと言われれば勝手にジェット機を作ってみたり、羽を作れと言われれば、ジェット機があるからそんなに羽はいらないと勝手な解釈。結局材料や時間が足りなくなってしまい、ダミアンは思い通りの作品を作ることが出来ませんでした。
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立派なグリフォンを作って父・ドノバン・デズモンドに褒められたいと思っていたからこそ、ダミアンはうまくいかずにショックを受けます。そんな彼にアーニャは、ボンドに羽と長い尻尾を生やしたメスのグリフォンを提供し、隣においてほしいと言います。別につがいにする必要などないが、「愛があれば空を飛べる」というベッキーの言葉を思い出したアーニャはそれを言っておいてもらうことに…。
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グリフォンがまさかの金賞。それでもドノバン・デズモンドは…
後日、外部から有名な人がアーニャたちが作った作品を評価。その結果、ダミアンの作ったグリフォンがまさかの金賞に選ばれました。決して作りは素晴らしいものではありません。しかし、傷ついてもなお立ち上がろうとするそのグリフォンの姿は東国を象徴しているようだと評価したようです。そして、隣に横たわる死んだグリフォンを見て涙が止まらなかったと…アーニャが作ったメスのグリフォンをも評価したのです。これにはダミアンは唖然。あとで作品を見返したヘンダーソンも理解に困ります。しかし、金賞を取ったことは事実です。アーニャは自分のおかげだなと自慢げに言いますが、ダミアンは全く感謝などしませんでした。
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その日の夜、ダミアンは実家に電話をし、執事と思われる人と会話。兄が実家に帰る時、ダミアンは一緒に帰ってくるか聞かれますが、勉強をするからといって帰らない選択をします。イーデン校に入っただけでは父は自分を認めてくれない。父は自分に興味がないんだと考えるダミアンは、なんとしてでもインペリアル・スカラーになろうと改めて思うのでした。
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鋼鉄の淑女と黄昏
WISEの管理官・シルヴィアは、表向きには西国の外交官。そのため彼女は東国から監視されている日常を過ごしています。そんな日々を過ごしながらも、監視の目を盗んでWISEの仕事をするためロイドと接触。スキを見せることなど一切ない彼女は鋼鉄の淑女(フルメタルレディ)と呼ばれています。しかし、ロイドはある日、そんな彼女が新しいコードの値札をつけたまま過ごしていることに気づいてしまいます。鋼鉄の淑女にそんなことを言えないと押し黙り、彼は任務の話を進めます。
また、オペレーション梟の進捗をロイドに尋ねると、「娘が跳び箱の2段を飛べるようになりました。縄跳びを5回連続で飛べるようになりました」と報告を受けます。シルヴィアは心の中で「何言ってんだコイツ」と呟きます。
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ユーリが強靭すぎるのはブライア家の…
ある日、料理に挑戦したヨルはユーリにオムライスを作って食べさせました。最初こそ意識を失ったユーリですが、目を覚ました彼は美味しいと言いながら料理を吐き出します。弟が喜んでくれたことで、ヨルはパスタの原型をとどめていないクリームパスタや、何を入れたかわからない青いケーキを出してユーリに提供します。こんなに料理が上手ならすぐにお嫁に行けちゃうねと発した結果、ユーリはヨルの容赦ない喜びのビンタを食らって吹っ飛んでしまいます。
大人になった今、ユーリは4徹でフラフラな状態でトラックに轢かれても生きています。強靭な肉体を手に入れたユーリは、同僚から心配されても「問題ないです」の一言だけ返し、任務に励むのでした。
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ユーリの防御力の高さも異常なんですけど、ヨルの攻撃力の高さも異常なんですよね。どういう訓練受けたらそうなるんでしょ。
アニメ『SPY×FAMILY』まとめ
今回もなかなかのコメディー展開だったと思われます。しかもメインはグリフォンを一緒に作るお話ですが、そこから急に2つ小話を潜り込ませてきたことに驚きです。なんなら、最後の「オムライス」に至っては前回の続きと言えるでしょう。
このミッション、なかなか進展しないまま時間が過ぎていきそうだというのを感じつつ、ダミアンと父・ドノバンの軋轢もちょっと感じました。このふたりの関係が、アーニャやロイドにどう影響してくるのかも見どころでしょう。
次週はついにアーニャとユーリが対面するようです。ユーリの頭の中を覗けば「姉さん姉さん」しかないアーニャは何を思うのか楽しみです。