ヨルのおかげで窮地を救われたアーニャですが、犬が見せる未来予知でロイドの死を知ります。時計の長針が12を指示した時に爆破する未来を見たアーニャは、犬と共に爆弾を探しに走り出します。
そしてロイドも、テロ組織のアジトと思わしき場所へ到着。扉には爆弾が仕掛けられているが果たして…。
目次
アニメ『SPY×FAMILY』第13話のあらすじと振り返り
星(ステラ)獲得のご褒美で犬を飼うことを許されたアーニャは、早速ペットショップへと家族で足を運びます。しかし、ロイドが所属するWISEの息のかかったペットショップにいる犬は、しっかりと訓練をされた犬であるせいか厳つく、可愛げがありません。これでは納得できないアーニャを満足させるため、譲渡会をやっているという保護センターへと向かいます。が、ロイドは緊急の任務のため、腹痛と言って別行動をとります。
ヨルとアーニャは保護センターへ行き、可愛い犬猫に心を踊らせている傍らで、ロイドは爆破テロの計画を知り、これを企む青年グループの1人から話を聞きだします。すると、東西首脳会談の最中に爆弾を付けた犬を飛び込ませ、爆破さわぎを起こそうとしている情報を入手。ロイドはこのテロを止めるために動き出します。
白くて大きな犬が散歩と称して外に出ると、センター内にいるアーニャとガラス越しに遭遇します。するとアーニャは、テレパシーを通して犬にも特殊な力があることに気づきました。犬のことが気になったアーニャはセンターを飛び出し犬の元へと駆けていくのですが、そこはテロ組織のアジト。アーニャはテロを企む学生たちに見つかると、犬の背中に乗って逃げるも追い詰められてしまいます。これはもうダメだと思ったその時、ヨルが彼女を救い出すのでした。
【ネタバレあり】アニメ『SPY×FAMILY』第14話あらすじと感想
犬も怯えるヨルの威嚇
テロを企む青年に殺されかけたアーニャですが、間一髪でヨルに窮地を救われます。彼らは犬をけしかけてきますが、ヨルの威嚇する姿に怯え、犬が逃げて行ってしまいました。
白い犬は無理矢理リードを引っ張られますが必死の抵抗。何とか青年たちの手から手放されました。
怖い思いをしたことで号泣するアーニャはヨルに対し、勝手に外へと出て言ったことを謝罪します。するとヨルは笑顔で「帰ったらお説教ですよ」と言って、アーニャを優しく抱きしめるのでした。
KAMUI
犬の未来予知でロイドが死亡?未来を変えるべく、アーニャは動き出す
組織の一味をリードで縛り上げ、警察に連絡をするヨルの側で、犬の未来予知がまたアーニャの脳内に入ってきました。先ほどまではロイド、ヨル、アーニャの3人の笑顔が見えていましたが、今度はヨルとアーニャが悲しみ、ロイドの姿がありません。
時計塔の針が5時を指して鐘がなった時、大きな爆発が起き、アーニャの前にはロイドが瓦礫の下で倒れている姿が…。そして東西が戦闘態勢になったというニュースが流れだします。
これは犬が見せた未来の出来事なのかと狼狽えるアーニャは、ヨルに助けを求めようとしますが、それには自分がエスパーだと言わなくてはなりません。父が死んで平和が終了とならないためにも、運命を変えるためにも、アーニャは犬に乗って爆弾を探しに駆けだしていくのでした。
KAMUI
戦争はもう懲り懲り
ロイド達「WISE」が先に捉えた青年から引き出した情報により、テロ組織の大半の人員を捕獲することに成功したものの、リーダーのキースだけが行方不明の状態です。西国の外相が表舞台に姿を現すまで残りわずかという状況になった今、早くキースの居場所を突き止めるため、管理官(ハンドラー)・シルヴィアが彼らにすべてを白状するように問い詰めます。
彼らの目的は東国の覇権を取り戻すため、西国との戦争の引き金を引くこと。そのために外相を襲撃しようと考えます。そんな彼らに対しハンドラーは大学では戦争を教わらなかったのかと冷たく言い放ちます。
人を殺したことはあるか、誰かに殺されたことはあるか、骨が砕かれた音を聞いたことがあるか、目の前で親兄弟が崩れた家に潰されたのを見たことがあるか、人の肉を鍋で似たことはあるか…など、戦争の悲惨な光景を口にしていきます。
KAMUI
青年たちから聞きだした情報を頼りに、残りのアジトへと向かうWISE。その中でもロイドは一番爆破ポイントとなりそうなエリアへと向かいます。戦争はもううんざりと思うロイドは、なんとしてでも爆破騒ぎを起こすまいと動き出すのでした。
KAMUI
時計が読めない!爆弾解除はどうしたら!?どうするアーニャ
犬が見せてくれた爆破ポイントまでやってきたアーニャですが、ここから正確な場所を見つけることはまだできていません。時間はあとどのくらいあるのか…もう一度犬に未来を見せてもらいましたが、まだ時計が読めないアーニャはあと何分後かわかりません!
KAMUI
ベンチに座る老人から、今は4時半だからあと30分だと聞かされたアーニャは早速探し出そうとしますが、ここでキースを発見します。犬がアーニャを物陰に引っ張り込んだおかげで見つかることはありませんでしたが、ここでキースが扉の裏に即席トラップの爆弾を仕掛けたことを知ります。アジトに踏み込めば爆発する、多少の犠牲は出るが仕方がないという彼の心の声を聞いたアーニャは、急いでアジトがある建物へと走り出します。
残り15分。扉には爆弾が仕掛けられていると知っているアーニャは、小さな窓から部屋の中に入ります。そして爆弾を発見すると早速解除しようとします。…が、解除の仕方がわかりません。赤か青の線を切れば止まるとテレビで見たアーニャですが、残念ながら線は全部黒色です。しかも線を切るための道具もないためどうしたらいいかわかりません。ここにロイドが来たら入ったらだめというが、色々言われてしまう。エスパーだとバレると捨てられてしまう…そんな不安が過るアーニャ。そんな彼女は、テーブルの上のケチャップを見つけると、外側から大きく「NO」と爆弾の絵を描きます。
アジトへと到着したWISEは、急いで扉を開けようとします。しかしロイドは冷静になって扉を開けず、アーニャが入った小窓からガラスの破片で中を確認し、爆弾を見つけるのでした。
5時になり、鐘の音が鳴り響くも爆発音はしない。自分のダイイングメッセージに気づくこと願ったアーニャはここで一安心。犬が見せてくれる未来からもロイドの姿が戻ってきて、窮地を脱したと喜ぶのでした。
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ロイドvsキース
秘密警察が動き出したことで、爆弾処理は彼らに任せ、ロイド達WISEはその場を去りました。あとは大臣を直接襲撃するのではと考え始めると、ロイドは外相の衣服を無理矢理奪い取って彼に成りすまし、東匡の警察の車には乗らず、囮となって飛び出していきました。
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大臣の匂いを犬に嗅がせ、キースは大臣に扮したロイドを追いかけます。人気のない方向に進んでいると知ってキースはほくそ笑むのですが、車を乗り捨てた大臣があまりにもアクロバティックな動きをするために驚きます。
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犬が食らいついた瞬間に爆弾を起動させようと考えたキースですが、ロイドにすっかり巻かれてしまい、犬がとびかかってくると、彼は銃を向けます。
アニメ『SPY×FAMILY』まとめ
新しい家族になる犬とのお話しは次週まで続き、計3話まで連なるお話になります。これは第1期の残り1話ですることなんてできないわけです。
しかし、じっかりと時間をかけて作られたからこそ、非常に見ごたえあるものになっていたと思います。
爆弾に巻きこまれてロイドが死ぬ未来は消え去ったものの、まだキースは諦めていません。ロイドは爆弾を背負った犬に銃を向け、この状況を終わらそうとしますが果たして…。
そして今週もヨルさんは置いてけぼりです。ロイドさんのトイレが長すぎることに気づかないのはすごいですが、彼女の動きもこの先どうなるのか気になります。