亡命用のランデブー船と合流するために移動するヨルたちの前に、たくさんの敵が襲いかかってきました。
ヨルとマシューで倒していきますが、その中でも強い敵が現れて追い詰められてしまいます。
そんな中、ヨルは暗殺の仕事をする理由を見つけ出しました。
それではさっそく『SPY×FAMILY』第33話をネタバレありでレビューします。
目次
アニメ『SPY×FAMILY』第32話のあらすじと振り返り
鎖鎌のバーナビー(CV:こばたけまさふみ)を倒すことに成功したヨル・フォージャー(CV:早見沙織)は、別の部屋へ移動することができました。
一方、アーニャ・フォージャー(CV:種﨑敦美)はヨルの任務を手伝うために、ロイド・フォージャー(CV:江口拓也)をなにかに夢中にさせようと試みますが、失敗に終わってしまいます。
あっという間に夜になり、ヨルのもとへ亡命用のランデブー船の準備ができた、という電話がかかってきました。
【ネタバレ】アニメ『SPY×FAMILY』第33話あらすじ・感想
ピンチ
姿がバレてしまったため、新たに変装をし直して移動するヨルたち。
その途中で殺し屋のリーダー格(CV:鳥海浩輔)とすれ違い、香水の匂いと男女と子供という組み合わせでオルカ・グレッチャー(CV:遠藤綾)だとバレてしまいます。
ヨルはそのことに気づいておらず、そのまま移動していきますが、行く道にはすでに敵が待ち構えていてどの道も通れません。
マシュー・マクマホン(CV:堀内賢雄)が事前に用意していた船員用の通路を使うことにして、ヨルたちは一番上の甲板へと到着します。
到着と同時に花火が上がり、ロイドに肩車をしてもらったアーニャは花火に大喜びでしたが、ヨルたちの方は驚いて、グラム(CV:大井麻利衣)は大泣きしてしまいました。
ヨルはこの花火に紛れて逃げることを提案し、移動していきます。
しかし、その背中を上から銃で狙われていて、ヨルは銃弾が腕にかすりながらもオルカを守りました。
それを合図に次々と敵が襲ってきて、あっという間に囲まれてしまいます。
冷静に考えてヨルは逃げ切れないと思いましたが、上から狙っていた人物をマシューが倒し、銃弾でハッチへ逃げるよう教えました。
ハッチへ逃げこもうとしたオルカを近くにいた敵が拳銃で狙い、ヨルが助けに行こうとしても足を縄で掴まれてしまい動けません。
グレイは「うおおおお!」と気合を入れて、オルカを抱きしめながらハッチの中へと逃げ込みます。
そのとき背中を撃たれてしまいますが、防弾チョッキを着ていたおかげで「痛い」だけで済みました。
無事に逃げ込めたオルカたちに安心したヨルは、足を捕まえていた敵と陰に隠れていた敵も一緒に倒し、ハッチの出入口を塞ぎます。
保志メジェド
本領発揮
守りながら戦うことがなくなったヨルは、周りを囲っていた敵を容赦なく倒していきました。
持っていた武器のクナイを敵に弾かれ、素手になっても強いヨル。
状況はヨルたちが有利だと思われましたが、突然現れた刀使い(CV:小松史法)にマシューがやられて気絶してしまいます。
今までで一番強い敵と出会い、ヨルの足はまた重く感じてしまいました。
攻撃を避けてばかりのヨルに殺し屋のリーダー格が「報酬を分け合う代わりに手を引け」という話しを持ち掛けます。
断ったヨルに「お金で動いているなら同じだ」と言われ、ヨルは「家族のため?」、「生活費のため?」、「国のため?」と考えていると、刀使いの攻撃を受けてしまいます。
刀の先を向けられて追い詰められたヨルは、ロイドの洋服のクリーニングのことやアーニャが借りた本の返却のことを考えていました。
次に走馬灯のように弟のユーリ・ブライア(CV:小野賢章)の姿が浮かび、自分がいなくても一人で生きていけるようになった、と感じます。
その中で自分はどうしてこの仕事を続けているのか?と疑問に感じ、ユーリのこと家族のことを思い浮かべ、他愛のない暮らしを守り、理不尽なことからも守りたいから戦うのだと気づきました。
そして、そんな自分をロイドは認めて許してくれると思い、立ち上がったヨルの目には迷いはありません。
保志メジェド
思い出のハーブティー
場所は変わり、ユーリと国家保安局中尉(CV:加瀬康之)が犯人を追っていました。
挟み撃ちにしようと二手に分かれ行くと、中尉は地面に倒れているユーリと合流し、敵にやられたのかと焦ります。
しかし、ユーリは姉が近くにいないから、という理由で風邪を引いていただけで無事でした。
家で休むことになったユーリに中尉が風邪薬を買いに行こうとすると、「クマの絵が描いてあるハーブティー」もついでに買ってきてほしいと頼みます。
小さい頃、風邪を引いたときにヨルが作ったはちみつ入りのハーブティーを飲んでいたからでした。
その頃からヨルの料理の腕前はイマイチだったようで、幼い頃のユーリ・ブライア(CV:熊谷海麗)ははちみつ入りのハーブティーを噴き出しながらも飲んでいます。
いつの間にか寝ていたユーリが目を覚ますと、ちょうど中尉が戻ってきたところで、買ってきたハーブティーを入れていました。
クマの絵が描いてあるハーブティーは不味くて有名なようで、中尉はなぜこのハーブティーを飲むのか?と不思議に思います。
ユーリはそのハーブティーがヨルの作ってくれたはちみつ入りのハーブティーの味に似ているから、という理由で不味くて噴き出してしまう味でも好んで飲んでいました。
保志メジェド
アニメ『SPY×FAMILY』第33話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
ヨルの迷いがなくなってよかったですね!
しかし、弟のことや家族のことを考えるシーンでは、思わず泣いてしまいました……
次回でこの話は最後でしょうか?
来週も楽しみです!