怪しい人物として浮上した男の監視をすることになった国家保安局員のユーリ。
寝る間も惜しんで男の生活を監視しますが、特に怪しい動きはありませんでした。
日常生活になにもないと感じたユーリは、職場へと目を向けます。
それではさっそく『SPY×FAMILY』第28話をネタバレありでレビューします。
目次
アニメ『SPY×FAMILY』第27話のあらすじと振り返り
ボンド・フォージャー(CV:松田健一郎)は未来予知で、ヨル・フォージャー(CV:早見沙織)の作る料理が原因で自分の命が危険にさらされることを知りました。
回避すべく、ボンドは料理上手なロイド・フォージャー/黄昏(CV:江口拓也)を探して、急いで帰ってきてもらおうと考えます。
ロイドの任務を手助けし、ボンドは無事にヨルの手料理を回避できました。
【ネタバレ】アニメ『SPY×FAMILY』第28話あらすじ・感想
ユーリの仕事
一室に入っていく怪しい男たちのやり取りを盗聴器で聞いていたユーリ・ブライア(CV:小野賢章)は、取引を開始した部屋に突入することにしました。
スパイ容疑で逮捕しようと仲間たちとともに部屋に入り、一階の窓から逃げ出した男を捕まえます。
その後、上司に褒められたユーリは次の任務を任せられ、記事の中に浮上した人物、フランクリン・パーキン(CV:田所陽向)を調べ上げ、記事を買っているバイヤーを突き止めることになりました。
ユーリがフランクリンの行動を細かく監視していると、中尉(CV:加瀬康之)がやって来て監視記録を読んでいきます。
その内容の中に、ユーリの姉であるヨルの名前が文章の中に紛れていて、疲れていることを心配しました。
保志メジェド
ちょうどそのとき、フランクリンのもとに大家さんが尋ねに来て、滞納している家賃を早く払うように注意されます。
フランクリンは外に出ると、周りを気にして歩きだし怪しい動きをしていて、ユーリは不審に思いました。
演説、たむろっている男たちを隠し撮りし記事のネタを探しているようで、おもちゃのピストルを持って遊ぶ子供たちに近づくと、ピストルを取り上げてゴミ箱に投げてしまいます。
泣きながらピストルを探す子供たちの姿は、はたから見たら「ゴミ箱をあさっている貧しい子供」に見えて、フランクリンはいいネタになると笑いました。
家に戻ったフランクリンが記事を書いていると、父親が危ないことをやっていないかと心配しに来ます。
お金があれば母親が死ぬことはなかったと悔しそうにするフランクリンに、父親とそれを盗聴していたユーリが、家族のためにやっていることなのかと驚きました。
ターゲットの怪しい動き
数日監視していてもフランクリンにバイヤーに繋がる行動はなく、ユーリは消去法で職場が怪しいと感じます。
郵便局で働くフランクリンは、郵便物を引き受けると人気のない廊下へ歩いていき、上着の内ポケットから手紙を取り出し、引き受けた郵便物に混ぜようとしていました。
それを見ていたユーリは、それを入れてしまったら弁解の余地はないと、見続けます。
フランクリンは躊躇しながらも、持っていた手紙を郵便物の中に入れ、ユーリは目を細めました。
後日、フランクリンが仕事に行こうと家を出ると、外に国家保安局員が三人立って待っています。
フランクリンは父親に「しばらく戻らないかも」と伝え、自分がこれからどうなるのかわかっていました。
国家保安局員の前に出てきたフランクリンに、ユーリが手紙のことや送り先のバイヤーも捕らえたことを話します。
家族の前で息子が捕まる姿を見せないようにしたユーリに、「政府と戦った俺と政府の犬、どっちが惨めなんだろうな」と、フランクリンは呟くように言いました。
その言葉に、「家族を悲しませることは絶対にしない」とユーリが言い切ると、フランクリンはハッとしたように肩を揺らします。
任務を終えたユーリが保安局内を歩いていると、局長(CV:斉藤次郎)がユーリの肩を叩きながら褒めつつも、無理はしていないかと心配しますが、「自分に合っている」と笑顔で返しました。
その夜、ユーリはヨルのいるフォージャー家にやって来て、突然訪問しに来た弟にヨルが驚きながらも心配します。
密かにユーリの心を読んだアーニャ・フォージャー(CV:種﨑敦美)は、なんとも言えない表情でユーリの足をポンポン叩きました。
保志メジェド
ヨルが笑顔で「お疲れ様」とユーリに声をかけると、ユーリの心の中は「姉さん」の単語をずっと繰り返していました。
スパイウォーズ
コメディ風な画風でスパイウォーズが始まり、主人公のボンドマン(CV:中野泰佑)が出会う女性に次々と声をかけ、仲間にしていきます。
たくさんの女性が仲間になり、ついに「誰か一人を選びなさいよ!」と女性たちが暴れたし、「一人残らず幸せにする」と言いのけたボンドマン。
怒った女性たちはボンドマンに一発食らわせ、ボンドマンはボロボロになりながら「スパイにはリスクもつきものってことさ」とかっこつけます。
それを見ていたアーニャは「なるほど。これがイチャイチャの話。これでベッキーと語り合える」と真剣な顔で言いました。
そんなアーニャの近くで本を読んでいたロイドは「やめとけ」と突っ込みます。
ボンドマンの振る舞いに紳士さを感じなかったロイドでした。
保志メジェド
アニメ『SPY×FAMILY』第28話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
今回は、少ししんみりしてしまう回でしたね。
家族思いな相手に、ユーリにも思うところがいろいろありそうです。
ですが、最後には面白いオチを用意していて、笑ってしまいました(笑)
次回はどんな回なのか、楽しみです!