見ているだけで熱くなれるスポーツドラマおすすめランキングTOP10!青春ものから企業ドラマまで名作ぞろい!

見ているだけで熱くなれるスポーツドラマおすすめランキングTOP10!青春時代を思い出す名作の数々!

出典:IMDB

学生から企業で働く社会人まで様々な人を題材にしたスポーツドラマはいつの時代もドラマのテーマとして人々に愛されてきました。

スポーツドラマの傾向としては、学生の青春スポ根系、社会人のラブ&スポーツ系、企業ドラマ系に分かれているようです。

そして、登場人物たちの成長と絆が感動を呼ぶということは、いつの時代も変わりません。

そんな愛すべきスポーツドラマをランキングでまとめてみました。

スポーツドラマおすすめランキングTOP10

10位:『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』

『ブザービート〜崖っぷちのヒーロー〜』は2009年7月期フジテレビ系「月9」枠で放送されました。

プロバスケットボールチームに所属する直輝(山下智久)と、プロのバイオリニストを目指す莉子(北川景子)が、恋と友情に悩みながらも成長していく姿が描かれています。

ミルトモ 編集部

B’zの主題歌「イチブとゼンブ」のノリの良さが最高です。曲と伴に色々な場面を思い出します。北川景子の清純ぶり、スッピンも可愛かったし、山Pも若くプリプリしていましたね。相武紗季の悪女ぶりがいい感じにドロッとしてました。

イケメンによるバスケ姿は目の保養になり楽しめます。

山下の肉体美にも裏でのかなりの努力があったようです。

ミルトモ 編集部

山下は普段からバスケットボールをよくしていましたが、プロのバスケット選手の体に見せるために、サーフィンやボクシングで常に体を鍛え、腕立てふせを週に2回、60回ずつやっていました

撮影の合間には両腕を肩の高さまで上げ、小刻みにばたつかせて、肩に筋肉をつけるために鍛えていたそうです。

ミルトモ 編集部

スポーツドラマといえば学園ものが多い中、こちらは社会人バスケなのでストーリーに共感できる大人も多かったかもしれません。ただ、スポーツドラマを期待していた人にとってはバスケットをしているシーンが少ないと物足りなさもあったかもしれません

9位:『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』

『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』は2014年4月期日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送されました。

主演は嵐の二宮和也で、野球部の監督を演じてました。

原作は高橋秀実著『「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー』というノンフィクション書籍ですが、原作の事実に基づいた脚色が行われているためフィクションということになっています。

主役の二宮が演じるのは30歳目前で母校である日本有数の進学校で勤務することになった新人教師、田茂青志です。

そして、超へっぽこ野球部の監督になり、部員たちと勝利を目指す青春学園ストーリーがはじまります。

福士蒼汰が演じる赤岩公康は野球を好きだけれども下手な野球部員で、有村架純演じる野球部マネージャー・樽見柚子とは幼馴染みです。

柚子は赤岩に「私が甲子園に連れて行ってあげる」と言ったことがあり、彼に想いを寄せています。

ほかにも中島裕翔、山崎賢人、本郷奏多、間宮祥太朗など当時注目株の俳優陣が集結しました。

東大で生物の研究を続けてきた青志はちょっとヘンテコな性格です。

そんな青志が興味を抱いたのは部員5名しかいない超へっぽこ野球部の面々です。

創部以来勝ったことがなく試合をすればエラーの連続、キャッチボールは9回しか続かない、内野は怖いから外野希望、グラウンドでの練習は週一回3時間、部活の時間以外は勉強ばかりの彼らですが、野球を愛する気持ちは誰にも負けません。

青志は彼らに「勝利」を与えてあげようと決意し、青志流のセオリーでへっぽこ野球部と甲子園を本気で目指します。

青志は東大出身、野球部メンバーも有名進学校なので勉強はできて当たり前、顔もいいし、スタイルもおおむねいい、恵まれ過ぎているくらいです。

赤岩は恵まれまくりな人生を送ってきたけれど、「早いうちにつまずいておきたい、それが野球なんです」と言い放ち、あまり上手ではない野球を続けています。

赤岩はお金持ちの息子で、試験の成績は常に一番、そしてイケメン。柚子にも思いを寄せられているといういいことづくし。

でも、彼にはそれが悩みなのです。

赤岩の言動は恵まれた者の道楽にしか思えないという見方もできますが、「超エリートだって凡人と同じように悩む」という、人間は悩む点において公平であるというとらえ方もできます。

ミルトモ 編集部

「弱くても勝てます」は従来の野球ドラマではありませんでした。

野球好きが楽しめる見ごたえのあるリアルな野球シーンもありません。

青志が「異常なセオリーで、異常なことをして、異常な勝ち方をするんだ!それが俺達の戦いだ!」と言っているように、従来の発想から視点を変えてみようという提案をしているドラマなのかもしれません。

ミルトモ 編集部

そういう意味で、面白いドラマでした。

従来のルールに従うのではなく、検証した上で、発想の転換をはかってみることこそが大事だと思わさます。

青志をはじめちょっとおかしな頭のいい人たちが、普通はしないことや前例のないことをあえてやるからこそ、抜きん出るものだということを実証しています。

「勝つために守備を捨てる」という青志の考えがすごいです。

むずかしい球が飛んでくるのは一試合中一回くらいだから、守備の練習をする時間を攻撃の練習に費やすと提案します。

二宮は青志をどこまでも真面目に演じています。

その徹底した真剣さがおかしくもあります。

ミルトモ 編集部

「バッティングは理系。コツさえつかんだら飛躍的にのびそう。守備は文系。日々の地道な努力が生かされる」。つまり野球は「文系で守って、理系で打つ」ものであると青志が語るところも笑えました。

8位:『タンブリング』

『タンブリング』

出典:U-NEXT

『タンブリング』は2010年4月期 TBS系の「土曜20時」枠で放送されました。

学校一のヤンキー軍団がひょんなことから弱小男子新体操部に入部し、真面目に部活動に取り組む部員たちと次第に心を通わせ成長していく姿を描いた正統派スポ根青春コメディです。

『タンブリング』

出典:U-NEXT

主演は山本裕典。

キャッチコピーは「新体操が、オレ達をオトコにした。」です。

男子新体操の「団体競技」は女子とは違い、手に何も持たずに演技を行います。

男子は女子には禁止されている「タンブリング」(=床上での前宙、バク転、バク宙、側転などの跳躍・回転技)を行うのが特徴です。

このドラマではそのタンブリングが幾度となく出てきます。

それらは一切吹き替えなしで、出演する役者が約8カ月に渡って練習を積んで習得しています。

『タンブリング』

出典:U-NEXT

ミルトモ 編集部

これは『ウォーターボーイズ』の流れを組むものですね。その成果があって、男子ならではのダイナミックなタンブリングをしていく姿に魅了されます。

ドラマに登場するライバル校は国士舘大学をはじめとする男子新体操の強豪校がゲスト出演し、新体操演技を披露しています。

国士舘大学男子新体操部監督の山田小太郎が新体操指導を行うという、本格的な体制でした。

ドラマは戸惑いながらも、次第に男子新体操の魅力に目覚めていくコワモテのヤンキーたちのおバカでハチャメチャな日々を中心に、仲間との友情、夢、努力することの美しさを描いています。

『タンブリング』

出典:U-NEXT

性格も目指すものも全く違うメンバーが集まって行う男子新体操団体競技、それを通じて成長していく部員たちの姿、それぞれが抱える問題を絡めながら涙と笑いで綴っています。

イケメン揃いのメンバーの本格的な美しい演技は予想以上に上手でした。

主演の山本裕典をはじめ、瀬戸康史、三浦翔平、大東俊介、賀来賢人など、今や主役級として活躍する俳優たちの演技は見ごたえがあります。

ミルトモ 編集部

チームワークの良さも伝わり、段々上達していくのが目に見えて分かり、芸術面でも素晴らしかったです。

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7位:『水球ヤンキース』

『水球ヤンキース』は2014年7月期フジテレビ系で放送されました。

日本初の水球ドラマとして話題を呼んだ同ドラマはマイルドヤンキーたちが通う霞野工業高校(通称・カス高)に転校してきた熱きヤンキー主人公・稲葉尚弥(中島裕翔)が、ひょんなことから出会った水球に打ち込む姿を描いた青春群像ストーリーとなっています。

『水球ヤンキース』のイケメン出演者は放送当時はまだみんなそこまで有名ではありませんでしたが、今やみんな主役級のスターになっています。

だからこそ、すごく貴重なドラマでもあります。

ミルトモ 編集部

そんなイケメンたちがブーメラン水着姿だからかなりドキドキです。メンバーそれぞれに悩みや葛藤があり、解決していく展開も初々しくてまぶしいです。

主人公の尚弥を演じる中島裕翔は初挑戦となる水球に苦労しながらも、肉体づくりに挑みました。

金髪姿も披露して話題となりました。

山﨑賢人はもう1人の主人公と呼ぶべき、ヤンキーたちのリーダー格の龍二を演じていました。

龍二は水球部の中心的存在になってゆく水球経験者という設定で、とある理由で水球を辞めた過去を持つという役どころでした。

そして、龍二とツルんで毎日をダラダラと過ごしている“3バカトリオ”を演じたのが、今をときめく、千葉雄大、中川大志、吉沢亮という豪華な面々です。

そんな3バカトリオが憧れてやまない「1000年に1人のアイドル」として橋本環奈が登場しています。

ほかにも間宮祥太朗や矢本悠馬、モデルとしても活躍する大政絢、佐野ひなこ、新川優愛、筧美和子、そして高木雄也(Hey! Say! JUMP)、横山裕(関ジャニ∞)、鈴木伸之らも登場するなど、そうそうたる顔ぶれが集結しています。

さらに、幼なじみの龍二に思いをひそかに寄せる渚を大原櫻子が演じていています。

ミルトモ 編集部

『水球ヤンキース』はもしかしたら、お宝映像として今みたほうが、より楽しめるのかもしれません。
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6位:『飛び出せ!青春』

『飛び出せ!青春』は日本テレビ系で1972年2月から翌年2月にかけて一年間放送されました。

村野武範主演による『青春とはなんだ』(1965年)を起点とする学園青春シリーズの第6作にあたります。

青い三角定規が歌った主題歌「太陽がくれた季節」も大ヒットとなり、学園青春ドラマの代表的作品となりました。

「来る者は拒まない」という校長の方針により、無試験入学制度をとっている太陽学園高等学校には全国から落ちこぼれが集まっていました。

中でもサッカー部は劣等生の集まりでした。

新任の教師・河野武は赴任早々のトラブルで教頭に疎んじられ、さっそくサッカー部の部長を押し付けられることになります。

けれども、河野は持ち前のチャレンジ精神と同僚の女教師・本倉明子の協力を得て生徒たちに熱き思いを伝えていくのでした。

第1話のタイトルでもある「レッツ・ビギン Let’s begin!」がこのドラマを通しての合言葉でテーマとなっています。

熱血教師・河野が生徒たちと真っ正面から向き合っていきます。

ミルトモ 編集部

最近のドラマは10話から12話完結が主流になってますが、43話完結で、約1年に亘って放映されています。

河野武が頭に血が上ると容赦なく生徒を殴るシーンが多く、現代では暴力教師とレッテル貼られてしまうでしょう。

生徒と一緒によく笑い、よく泣く先生でした。

河野武の良き理解者の校長、教育方針で対立する本倉明子先生、そして教頭と塚本先生の名コンビ等、個性豊かな教師陣が揃っていました。

生徒役の面々も個性派、役者揃いで毎回ドラマを盛り上げてます。

ミルトモ 編集部

採り上げるテーマもバラエティに富んだもので、当時も今も変らない青春時の共通する永遠のテーマありといった感じです。ゲストとして、若き水谷豊、火野正平も好演してます。

舞台となった太陽学園のロケ地は日本大学明誠高等学校でしたが、撮影のある休日ともなると、ロケ見学者が殺到しました。

ミルトモ 編集部

太陽学園に入学したい」という問い合わせも多かったといいます。

なお、太陽学園の設定はシリーズ次作の『われら青春!』にも引き継がれ、主な登場人物たちは引き続き、同一のキャストでほぼそのまま登場しています。

主要な生徒の1人である高木を演じた石橋正次は途中休学したという設定で出演していません。

これは「夜明けの停車場」の大ヒットにより、石橋が歌手として多忙になったためだそうで、その後復学し準レギュラーとして最終回まで出演しています。

5位:『ルーズヴェルト・ゲーム』

『ルーズヴェルト・ゲーム』

出典:U-NEXT

『ルーズヴェルト・ゲーム』は池井戸潤の小説が原作です。

2014年4月TBS系日曜日に放送されました。

倒産寸前の会社に“奇跡の逆転劇(ルーズヴェルト・ゲーム)”は起こせるか?

中堅精密機器メーカーの存亡と、同社の名門社会人野球部の存続を賭けた攻防が描かれています。

アメリカ発の金融危機の影響を受け、倒産寸前の危機に陥った青島製作所。

その赤字転落により、コスト削減のため廃部に追い込まれた青島製作所野球部。

野球部はかつて社会人野球の名門でしたが、弱小球団になっていました。

ドラマでは青島製作所と野球部、この二つが逆転するまでの過程を描いています。

唐沢寿明扮する冷徹な雇われ社長の細川が、お荷物野球部と関わっていく中で徐々に変化し、四面楚歌状態からの大逆転をかけて真剣勝負を繰り広げていきます。

ミルトモ 編集部

彼らの汗と涙の熱い戦いが、現代社会で苦しむ大人たちの心に響きます。

野球が絡む展開において、印象に残るシーンを挙げてみます。

第1話の社内対抗戦「青島杯」での一コマです。

負傷したピッチャーに代わってマウンドに上がった沖原和也(工藤阿須加)はボールを握りしめ、涙を流します。

その姿を見た青島製作所会長・青島(山崎努)は細川に賭けを持ちかけます。

ミルトモ 編集部

「賭けをしないか?この試合はどっちが勝つか。もし、お前が勝てば、俺が持っている会社の株式を全部くれてやる。」マウンドでの沖原無言の涙からは万感の思いが伝わってきて、目が離せなくなります。

そして、時速153kmの剛速球が投げ込まれます。

野球部も監督も総立となります。

第2話で、球場を訪れた沖原が、かつて自分を陥れ野球を奪った宿敵・如月(鈴木伸之)が野球に興じているのを目にします。

目を真っ赤にして球場を去ろうとする沖原に「お前にはまだやり残したことがあるはずだ」と大道監督(手塚とおる)が声をかけます。

野球部の面々も現れますが何も言わず、沖原の胸をこづき、肩を叩き、去って行きます。

その無言の励ましに沖原の涙は止まらなくなるのでした。

「俺、もう一度投げたいです。」としゃくりあげた後、涙目で正面をにらみつけます。

ミルトモ 編集部

闘志を秘めた表情に変わる瞬間です。

第3話でピッチャー・萬田智彦(馬場徹)は“野球肘”が発覚し、退部を決意します。

退社の挨拶の最後に「どうか野球部を応援してやって下さい」と頭を下げます。

ミルトモ 編集部

最後は涙で声になりません。泣きじゃくりながらの長ゼリフには心を打たれます。

第4話で高校時代に沖原をいじめ抜いた先輩であり、現イツワ電器野球部のエース・如月に野球を辞めるよう脅されますが、沖原は「もう俺は絶対に自分から野球をやめない。今、ウチのチームは負けたら廃部の危機です。野球を続けるには勝つしかない。イツワ電器も必ず倒します」と言い返します。

ミルトモ 編集部

あまりの腹立たしさに沖原は涙目、工藤阿須加は表情でものをいう俳優ですね。

第5話のイツワ電器との試合は大接戦の末、運悪く負けが決まった時、「終わったな…」とぽつりともらしたのは製造部の長門(マキタスポーツ)です。

ミルトモ 編集部

突き放した物言いと裏腹に、目は真っ赤です。野球部のふがいなさに腹をたてながらも、ひんぱんに試合に足を運んでいて、野球部の復活を誰よりも喜んでいたのは長門でした。言葉にならないくやしさが滲んでいました。

第6話で迷いが消えない沖原を見て、監督は突然、沖原をグラウンドに連れ出し、千本ノックを始めました。

ノックは3時間以上にも及び、沖原は立つのもやっとという状態でも、監督はやめません。

「体力が限界に近づくと、なんもかもふっきれる瞬間がある。監督はそれを待っとるたい」と見守る野球部の面々も涙目です。

登場する涙の多くは“自分以外の誰か”のために流された涙でした。

細川社長も、笹井専務(江口洋介)も泣きません。

理性で抑えこみます。

ミルトモ 編集部

勝ったといっては泣き、負けたといっては泣く男たちは笑ってしまうほど単細胞ですが、愛すべきスポーツマンたちです。

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4位:『陸王』

『陸王』

出典:Paravi

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『陸王』は池井戸潤原作の小説をドラマ化した作品で、TBSで2017年10月期日曜劇場枠にて放送されました。

100年以上続く足袋製造会社「こはぜ屋」の四代目社長の宮沢紘一(役所広司)が、会社の存続を懸けてランニングシューズ「陸王」の開発に乗り出す企業再生ストーリーです。

資金繰りに悩む宮沢が、新規事業参入のため一世一代の勝負に出ます。

「こはぜ屋」は埼玉県行田市にある老舗足袋業者ですが、資金繰りに悩む月日を過ごしていました。

会社の存続自体が危ぶまれるという危機感から新規事業に乗り出しました。

それは足袋製造でこれまで培った技術が活かせる、“裸足感覚”を追求したランニングシューズの開発でした。

しかし、従業員20名余りの地方零細企業にとって、それは苦難の道のりです。

新製品を開発するにはあまりに乏しい資金、人材、開発力。

さらには世界的に有名なスポーツブランドとの競争。

何度も挫けそうになる宮沢ですがその度に家族が、従業員が、取引先が、銀行の担当者が、そして知り合いを通じた新たな人脈が彼を救います。

「こはぜ屋」の企業再生を見守る一方で、マラソンというスポーツの世界を舞台としたスポーツドラマとしても傑作です。

ドラマ化にあたっては、原作のイメージを膨らませ、臨場感のあるドラマにするため、埼玉県行田市を含めたロケーション・ハンティングのほか、原作中に登場する走法の研究やランニングシューズの開発など、細部までこだわり抜いた準備を進めました。

原作に描写されている「ニューイヤー駅伝」の様子もドラマに盛り込まれています。

ミルトモ 編集部

計10万人を超えるエキストラを動員した迫力満点のレースシーンは、圧巻でした。

ランナーである茂木(竹内涼真)と毛塚(佐野岳)のライバル対決も見ごたえ十分でした。

ミルトモ 編集部

「こはぜ屋」のスタッフたちとマラソンランナーとの絆も感動的でした。「陸王」を開発するまでの過程や縫製課の活躍が丁寧に描写されていて、さすが池井戸作品という感じです。

四代目社長の宮沢の息子・大地(山﨑賢人)の成長と親子の絆も盛り込まれていて、こちらもよかったです。

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3位:『ウォーターボーイズ』

ドラマ『ウォーターボーイズ』は2000年公開の映画『ウォーターボーイズ』から2年後が舞台となっています。

2003年7月期フジテレビ系火曜に放送されました。

男のシンクロに憧れ唯野高校水泳部に入部した進藤勘九郎(山田孝之)が、高校最後の学園祭のシンクロ公演でリーダーに選ばれます。

そこに、同じくシンクロに憧れている立松憲男(森山未來)が転校してきますが、シンクロ公演が突如中止されることになります。

さまざまな壁を乗り越えて夢のシンクロ公演実現へと向かってゆく青春物語です。

熱い青春ストーリーが眩しすぎます。

様々な壁を乗り越えながら成長し、徐々にチームとしてでき上がっていく過程にワクワクしました。

ミルトモ 編集部

何度見ても感動して、自分もこんな高校生活を過ごしてみたかったと思わず考えてしまいます。夏になると見たくなる最高の青春スポーツドラマですね。

感動のフィナーレが待っていました。

シンクロは女性の競技という概念を覆されました。

ミルトモ 編集部

等身大に描かれた彼らの喜びや苦悩を自身の思い出と重ね合わせながら、胸を熱くして見ていると、最終回のシンクロの演技は圧巻でした。スタント無しで本当に演技して、ノーカットで放送されました。完成度が高過ぎて鳥肌が立ちました.。

今となっては、出演者にも注目が集まります。

勘九郎の親友役に田中圭、部員に星野源もいました。

優等生の田中には瑛太、無駄にマッチョな高原には石垣佑磨というキャスティングです。

花を添える女子生徒では、宮地真緒、香椎由宇、相武紗季がかわいい制服姿を披露しています。

同シリーズの配役の肝として、時間を要するシンクロの練習のため、長期間にわたってスケジュールを確保する必要がありました。

ミルトモ 編集部

そのため、撮影当時すでに人気の俳優をキャスティングすることは難しく、当時としてはスケジュールに余裕のある若手俳優が抜擢されたのですが、結果的にはこれが大成功でした。

そんな彼らのあどけない表情とともに映し出される若さ溢れる水着姿は、2度と見ることができないレアな映像といえます。

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2位:『ノーサイド・ゲーム』

作家・池井戸潤氏の最新書き下ろし小説を実写化した『ノーサイド・ゲーム』は大手自動車メーカーに勤めるエリート社員の主人公・君嶋(大泉洋)が、左遷人事で工場の総務部長と低迷する自社のラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務することになり、仲間たちとともに再起を懸けた戦いを繰り広げる物語です。

2019年7月期にTBS系日曜劇場で放送されました。

TBSで池井戸作品を映像化してきたスタッフが集まり作り上げた力作です。

奇しくもラグビーワールドカップが日本で開催される2019年に幕を開けました。

主演の大泉洋は「第17回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」で、主演男優賞を受賞しました。

ミルトモ 編集部

体を張った熱演、現役&OBラグビー選手がいる多彩なチームを座長としてけん引した大泉の人間味ある演技は素晴らしかったです。 

元ラグビー日本代表の廣瀬俊朗をはじめとするラグビー選手や、ラグビー経験のある俳優陣が集結して演じた競技シーンは迫力がありました。

芝居経験はなくても、まっすぐで一生懸命だったアストロズ選手役たちは素敵でした。

ミルトモ 編集部

ここまで本格的なラグビーシーンを再現した作品はそうないでしょう。

俳優にラグビーをさせるのではなく、ラグビー選手、しかも多くの元日本代表選手たちにお芝居をさせるという試みで、本物のラグビーシーンを撮ったというのは画期的でした。

また、作品の世界観にマッチした米津玄師書き下ろしの主題歌「馬と鹿」による演出などにより、終始手に汗握りながらドラマに見入っていました。

特に印象に残ったシーンをいくつかあげます。

まず、第1話の君嶋がアストロズの選手たちを鼓舞するシーンです。

このドラマを象徴するシーンに初回から引き込まれました。

紅白戦で七尾がベールを脱ぐシーンは、スカッとしました。

子供がすげーと声をあげ、同僚たちの「えー」という驚きの声、サイクロンズの「誰だこいつは」の声、絶妙なタイミングでかかる米津玄師の馬と鹿、胸が高鳴りました。

ミルトモ 編集部

開幕戦のメンバーを発表するシーン、浜畑(廣瀬)がGMに引退を告げるシーンは泣けました。最終回で君嶋がこの試合で引退するといった浜畑を抱きしめたシーンは、胸が熱くなりました。

一方大泉と松たか子のかけあいのシーンも面白くて癒されました。

ラグビーW杯が大きなムーブメントになりましたが、その下地にこのドラマがあったとも言われています。

ミルトモ 編集部

このドラマでラグビーの面白さに気づいて、W杯にハマった人がいたことを思うと、『ノーサイド・ゲーム』の果たした功績は大きかったと言えます。

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1位:『ROOKIES』

『ROOKIES』

出典:U-NEXT

『ROOKIES』は2008年4月期TBS系土曜に放送されました。

森田まさのりの同名漫画が原作です。

野球を通して生徒を更正させようと奮闘する熱血教師・川藤幸一(佐藤隆太)と、甲子園を目指してどん底から這い上がろうとする問題児たちの成長を描いています。

連続ドラマ初主演となった佐藤隆太をはじめ、キャストたちの演技とストーリー展開が素晴らしく、多くの視聴者をとりこにしました。

『ROOKIES』

出典:U-NEXT

二子玉川学園高校(通称ニコガク)へ赴任してきた新人教師・川藤が出会ったのは、部員の起こした不祥事により活動停止中の野球部です。

かつては春のセンバツ甲子園出場まで果たしていた伝統ある部ですが、現在では不良たちの溜まり場と化し、部員たちは自暴自棄になっていました。

そんな部員たちの心の奥底に残る情熱を見抜いた川藤は、野球の「や」の字も知りませんでしたが、自ら顧問となって野球部の再建に乗り出します。

初めは川藤を馬鹿にしていた不良部員たちでしたが、次第に彼の親身になって自分たちと向き合おうとする態度に心を動かされ、様々な試練や逆境に見舞われながらも一致団結して夢の甲子園を目指し奮闘していきます。

ミルトモ 編集部

ピュアで熱いスポーツドラマです。スポーツを通じて生まれる葛藤や悩み、仲間との友情や恋。自分の経験を重ねたり、憧れたりして、どんどん感情移入していきます。本当に感動して泣けます。
『ROOKIES』

出典:U-NEXT

「夢にときめけ 明日にきらめけ。」川藤のこの名言は、何度きいてもさわやかです。

大ヒットしたGReeeeNが歌う主題歌「キセキ」を聞くと、ドラマのシーンがよみがえってきます。

ミルトモ 編集部

不良部員は市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健とそうそうたるたるメンバーです。名作となるはずですね!!

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スポーツドラマおすすめランキングTOP10:まとめ

いかがだったでしょうか。

学生も社会人もみんなが熱くなれるスポーツドラマ、特に暑い季節になると見たくなってきます。

2020年はコロナウイルスの影響でいろんなスポーツが見れなくなっていますが、そんな時だからこそ過去のスポーツドラマの名作を見て熱くなってみませんか?