2013年SBS演技大賞 最優秀演技賞(イ・ミンホ)ほか9冠を達成した、大ヒットドラマ。
超豪華なキャストの顔ぶれと、王道だけど見入ってしまうロマンスに多くのファンが虜になりました。
- 2013年に高視聴率を記録した話題作
- イ・ミンホ、パク・シネ、キム・ウビンなど豪華な出演者
- 超セレブな御曹司たちが通う学校が舞台の青春ロマンス
それではさっそく『相続者たち』をネタバレありでレビューしたいと思います。
目次
『相続者たち』キャスト・相関図
イ・ミンホ / 役:キム・タン
- 帝国グループの次男
- 婚外子のためか会社には興味がない
- 留学先でウンサンと出会い恋に落ちる
- ユ・ラヘルは親同士が決めた婚約者
- チェ・ヨンドとは元親友
パク・シネ / 役:チャ・ウンサン
- 母親が帝国グループ会長宅の家政婦
- 昼も夜もバイト三昧の生活を送っている
- 姉に会うために訪れたアメリカでタンと出会う
- ひょんなことから帝国高校に通うことに
キム・ウビン / 役:チェ・ヨンド
- ホテルゼウスの相続者
- キム・タンの元親友
- 絶対的存在の父には逆らえないでいる
- 容姿端麗だけど性格は最悪
- タンが想いを寄せていることでウンサンに興味を持つ
カン・ミンヒョク / 役:ユン・チャニョン
- 帝国グループ秘書室長の息子
- ウンサンの幼馴染
- 帝国高校に転校してきたウンサンを守る
- イ・ボナとは公認の仲
キム・ジウォン / 役:ユ・ラヘル
- RSインターナショナルの相続者
- キム・タンの婚約者
- ラヘルの母とヨンドの父が再婚する予定
- タンに対してツンケンした態度だが、本当は想いを寄せている
【ネタバレ】『相続者たち』あらすじ・感想
超豪華なキャストに注目
ストーリーの舞台は帝国高校。
超セレブな後継者たちが通う超セレブな高校です。
親に敷かれたレールの上を歩きながら、それに抗う者もいれば、素直に従う者もいて、そんな中で彼らがどんな風に成長し恋をするのか。
放送当時、韓国では「相続シンドローム」と言われるほどの大ブームを巻き起こしました。
Tomomo
- 『花より男子 ~Boys Over Flowers』のイ・ミンホ
- 『美男(イケメン)ですね』のパク・シネ
- 『花ざかりの君たちへ』のキム・ウビン、カン・ハヌル
- 「CNBLUE」のカン・ミンヒョク
- 「f(x)」のクリスタル
- 「ZE:A」のパク・ヒョンシク
など、韓国を代表する俳優からアイドルまでが出演しています。
ストーリーはもちろん、錚々たる顔ぶれに必ず満足できるはずです。
またベテランの俳優陣にはタンの異母兄としてチェ・ジニョク、タンの母親役にはキム・ソンリョン、ラヘルの母親役にユンソナなど、こちらも豪華な面々です。
豪華な出演者に負けないストーリー
タン(イ・ミンホ)とウンサン(パク・シネ)はアメリカで出会います。
婚外子のため、兄に疎まれ追い出されるようにアメリカに留学していたタン。
そこにウンサンが姉に会うためにやって来て、偶然出会うのです。
姉が結婚するからということで、母親に頼まれてお祝い金を渡しにやって来たウンサンでしたが、姉の話は全部嘘でした。
その上、お金を持って姉は逃げてしまいます。
行き場を失ったウンサンを助けたのがタンでした。
一緒に過ごすうちにウンサンに惹かれるタン。
Tomomo
タンの婚約者ラヘル(キム・ジウォン)が現れて、2人の距離がそれ以上近づくことはありませんでしたが、韓国で再会を果たします。
ウンサンに向かって一直線のタン、そんなタンが好きだけど気持ちを表に出さないウンサン。
Tomomo
次第に心を通わせるようになるも、タンは大企業の御曹司。
貧乏なウンサンと付き合うなんて許されるはずもなく、2人の間には次第に大人が介入し、なかなか思うようには行きません。
さらに2人の間を邪魔するヨンド(キム・ウビン)の存在もありました。
Tomomo
タンvsヨンドの話もストーリーには欠かせない一部となっていました。
タンとウンサンのロマンスを中心に同級生やその親たちが絡み、さらにそれぞれの生い立ちまで絡んで内容の濃いストーリーになっています。
よくある話ではあるけれど…
財閥の御曹司と貧乏な女の子の恋。
Tomomo
イ・ミンホが出演しているからか『花より男子 ~Boys Over Flowers』と似通った雰囲気ではありました。
御曹司のタン(イ・ミンホ)がぞっこんで、貧乏女子のウンサン(パク・シネ)がタンから逃げる。
Tomomo
いったん心を通わせて手を取り合うも、大人たちに阻まれて貧乏女子は忽然と姿を消し、それを必死に探す御曹司。
貧乏女子を見つけたものの、自分が苦しめていると悟った御曹司は、荒れ果ててボロボロに。
でも、やっぱり忘れられなくて取り戻す。
Tomomo
ですが、『相続者たち』が他と違うところは、イケメン御曹司がたくさん出てくることと、それぞれの複雑な家庭状況も描かれていること、さらにそれぞれの成長の過程も描かれていることでしょうか。
タンとウンサンのロマンスだけでなく、18歳という思春期の複雑な心情や親との関わり、裏切ったり裏切られたりする友情など、最初は子供っぽい彼らが最終回に近づくにつれて大人になる感じは他とは少し違うかもしれません。
『相続者たち』キャスト相関図・あらすじ・ネタバレ感想:まとめ
豪華な出演者、内容の濃いストーリー。
見れば必ず満足できると思います。
ストーリーの中心は、タン(イ・ミンホ)とウンサン(パク・シネ)のロマンスですが、それに絡むストーリーがいくつもあって、非常に見ごたえがあります。
タンとウンサンの一途な想いに涙する場面もあり、また三角関係となるヨンド(キム・ウビン)とタンの感情がぶつかり合う場面も多く、何度も見返してしまう。そんな作品です。
また、「王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えよ」というサブタイトルが付いていますが、この言葉の重みが最終回でよく分かるようになっています。