ドラマ『ソロモンの偽証』 第3話 学校内裁判を呼びかける涼子。その時校長は・・・。

出典:WOWOW公式Twitterソロモンの偽証

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柏木卓也(野村祐基)の転落死が自殺か他殺か、自分たちで裁判をして真実を突き止めようと教室で訴える涼子(上白石萌歌)。

しかし、クラスメイト達の反応冷ややかなものでした。

そして、津崎校長(小林薫)からは、裁判の開催について条件を出されます。

涼子が幼馴染の健一(浮所飛貴)と共に裁判に向けて動き出すと、神原(宮沢氷魚)も、他校生ながら協力を申し出てきました。

神原は、大出(坂東龍汰)の弁護人を努めたいと言い出し、健一はそんな神原を不審に思います。

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ドラマ『ソロモンの偽証』 前回振り返り

涼子(上白石萌歌)、津崎校長(小林薫)、テレビ局宛てに届いた柏木卓也(野村祐基)の死に関する告発状。

そのことを知ると思われる浅井松子(富田望生)は、記者の茂木(橋本じゅん)に会いに行く途中、交通事故に遭い重体になってしまいます。

松子の親友である三宅樹理(山本舞香)の言動を不審に思った涼子は、樹理に事故のことを問いただすと、樹理は過呼吸になって声が出なくなってしまいました。

学校や警察、マスコミは自分たちの都合の良いようにしか動かない。

そう思った涼子は関係者全員に話を聞いて真実を知ろうと、自分たちで裁判をすることを提案したのでした。

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【ネタバレ】ドラマ『ソロモンの偽証』第3話あらすじ・感想

裁判をしませんか?

「裁判をしませんか?私たちで。」

柏木卓也(野村祐基)の転落死が、自殺か他殺かその真実を知るため、犯人扱いされている大出俊次(坂東龍汰)を被告人にして、関係者全員から話を聞こうと提案した涼子(上白石萌歌)。

しかし、クラスメイトたちは「面倒くさい」「そんなの無理」と、冷ややかな反応を見せます。

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確かに、急にそんなことを言われても、すぐに「イエス」とは言えない気持ちはわかります。

慌てた担任は、涼子を止めようとしますが、涼子は言う事を聞かず、生徒たちに訴え続けます。
カッとなった担任は、涼子の頬を殴りつけます。

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涼子は口の中を切ってしまい、教室は大騒ぎになってしまいました。

涼子のこだわり

涼子の両親は、普段とは違う娘に困惑していました。

「どうしてそんなにこだわっているんだ?」

父の剛(高嶋政宏)が尋ねると、涼子は自分が勝手に良い子でいなければならないとプレッシャーに感じていたこと、そしてカンニングの事を正直に話しました。

涼子は、卓也の遺体を見てホッとしてしまったことで、見たことのない自分がいたことを知りました。

卓也にも、表に出ているものとは別の彼がいたのかもしれない。

涼子はそれが知りたいと言います。

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それに、松子(富田望生)の件も、このままうやむやにしたくありません。

剛は涼子の話を聞いて、学校の心証を悪くして、退学を覚悟しているならやってみろと、涼子を止めませんでした。

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私立高なので、退学にしようと思えばできてしまいますからね。

その後涼子は神原(宮沢氷魚)に電話で裁判の話をしますが、神原はあまり賛成ではない様子でした。

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これ以上、卓也が騒ぎ立てられるのが嫌だったのです。

交換条件

翌日、涼子は担任の体罰を表ざたにしない代わりに裁判の開催を認めて欲しいと、教師らに計画書を提出しました。

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さすが優等生。計画書まで出すとは、やることが違います!

教頭たちは猛反発しますが、津崎校長(小林薫)は、卓也の両親と大出本人、そしてクラス全員の了承を得る事、そして春休み中には裁判を終わらせることを条件に、裁判を開くことを認めました。

その頃、声を失った樹理(山本舞香)は、完全に部屋に引きこもるようになり、母親の呼びかけにも応じないようになっていました。

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声が出ないのは、精神的なものだろうと言われています。

放課後、神原と落ち合った涼子は、幼なじみの健一のバイト先に出向き、これから一緒に柏木家に行くと話すと、神原は自分も裁判に参加したいと言い出しました。

神原は、部外者がいた方が公平に裁判を進められるし、やるなら真実を見届けたいと言います。

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そんなわけで、柏木家には3人で行く事になりました。

ご無沙汰しています。

柏木家にいたのは、卓也の兄だけでした。
卓也の兄は、涼子の提案に驚きつつも、協力してくれると言います。

兄をはじめ、柏木家の人たちは皆、卓也が自殺するような子では決してないため、告発状の言うように殺されたのではないかと思っていました。

涼子たちはそのままで残されている卓也の部屋を見せてもらいました。

壁には『絞首台の上のカササギ』という絵が飾ってあります。

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カササギは密告者を表していると言います。つまり、絞首台に送る人間を監視している風景が描かれているのです。

兄に話を聞いていると、父親が帰宅しました。

涼子たちが挨拶すると、父親は神原を見て「久しぶり」と声をかけました。

神原は「ご無沙汰しています」と返しました。

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卓也の葬式で神原を見かけている健一は、そのやりとりに違和感を抱きます。

いつか殺される

神原は、卓也からカササギの絵を見せられた時、自分が迫害されるのが怖いから罪のない人間を抹殺しようとするのは、今も昔も同じだと語っていたことを思い出していました。

卓也は「僕もいつかそうやって殺される気がする」と話していたのです。

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誰に?という問いには、卓也はニヤリと笑っただけで答えませんでした。

一方、校長は大出の父親(田中哲司)と会い、裁判を阻止しない意向を伝えますが、校長は既に警察に捜査の依頼もせず、告発状を握りつぶそうとしたことで、無傷ではいられない状態になっています。
大出の父親は、そこをよく考えた方がいいと、校長を脅しにかけました。

健一の疑念

その後、涼子は必死でクラスメイトの承諾を得ようとしますが、クラスメイトたちはなかなか取り合ってくれません。

裁判は陪審員制度を取る予定なので、必要な人数は最低でも15人。

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あと10人足りません。

放課後神原に会うと、彼は弁護人として裁判に参加したいと言い出しました。
その理由は、卓也の友人である自分が検事をやれば、恨みを晴らそうとするだろうと思われるからです。

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確かに、一理あります。公平性の保つには、その方がいいかもしれませんが、でも、友人の仇を弁護することになるかもしれません。

健一は、弁護人のことといい、卓也の葬儀に神原は来ていたのに、両親と話をしていないことなど、彼には不審な点があると感じていました。

「なんで涼ちゃんに近づくの?」

「偶然だよ」

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健一は神原を怪しんでいます。確かに、神原はミステリアスすぎる部分があります。

第三者委員会

翌日の朝、突然校長が教室にやってきました。
校長は、突然卓也の転落死について第三者委員会を設けて調査をすると宣言しました。

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当然、教室内では「裁判いらなくね?」という話になってしまいます。

涼子が校長に理由を尋ねると、校長は涼子の奮闘ぶりに触発されたからだと答えました。

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しかし、どう考えても裁判の邪魔になるとしか思えません。

その後、涼子は記者の茂木(橋本じゅん)から、第三者委員会は全て大出の父親の知り合いが集められるインチキだと聞かされました。

涼子は、思い切って大出の父親に話を聞くことにしました。

夜、神原と共に大出宅に向かうと、大出の家は火の海でした。
大出も母親も無事でしたが、家は全焼してしまったのです。

涼子たち、そして大出の父親を秘密裡に追っていた捜査一課の刑事は、燃え盛る炎を呆然と見つめていました。

ドラマ『ソロモンの偽証』 第3話 感想&まとめ

大出の父親は妻に暴力をふるい、息子に愛情はないものの、自分の保身のために騒動をもみ消そうとしていました。

捜査一課の涼子の父が率いるチームはそんな彼をとある事件でマークしていました。

火事は大出の疑惑、そして父親の疑惑と関係があるのでしょうか?

そして、涼子は裁判を開くことが出来るのでしょうか?

次回も見逃せません!

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