デジタルデトックスも兼ねてキャンプ場にやってきた五月女恵(江口のりこ)は、いつかやるんだと誓って早30年。ついにソロ焚き火を実践する時がやってきました。
キャンプ場の受付で薪を選んだ恵はトレーラーハウスへ。そこには最高の空間が待ち受けていました。
本を見ながら薪に火をつけ、BBQを楽しみながら薪の音に耳を澄ませます。
そこへ、ある少年が近づいてきて・・・。
目次
ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 前回振り返り
浴衣姿で品川の船着き場にやってきた五月女恵(江口のりこ)は、乗合の屋形船体験をすることに。
着物姿の女将に見送られ、いざ出港!揚げたての天ぷらに舌鼓を打ちながら、東京湾や隅田川の景色を楽しみます。
これまで船に乗ると必ず一期一会の出会いがありましたが、今回も様々な出会いがあり、屋形船の歴史に触れることも出来ました。
【ネタバレあり】ドラマ『ソロ活女子のススメ4』第8話あらすじと感想
デジタルデトックス
五月女恵(江口のりこ)はソロ活のために半休を取っています。
午後から明日の昼までデジタルデトックスを兼ねてキャンプ場に行く予定なのです。
以前恵はスマホを会社に忘れてしまい、思わぬところでデジタルデトックスをしたことがありましたが、今回はあえてやってみようと思っています。
帰り際、恵がスマホは不測の事態に備えて電源を切って持っていくというと、同僚たちは「それはデジタルデトックスと言えるのか」と疑問を呈したので、恵はそのままスマホを会社に置いていきました。
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その後電車とバスを乗り継いで1時間半。恵は「さがみ湖プレジャーフォレスト」のキャンプ場に到着しました。
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チェックインを済ませると、店員から「薪を選んでください」と言われます。
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マシュマロとそれを刺すフォークも売っていたので、恵は迷わずそれらを購入しました。
そして予約していたトレーラーハウスに入ると、そこはバストイレ完備、冷蔵庫もあり宿泊施設として最高ランク。
恵のようななんちゃってアウトドア人間にはもってこいの場所です。
外にはBBQコンロと焚火場が据えてあります。
恵の今回の最大の目的は「焚き火をすること」。
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子供の頃、焚き火に関する本を読んだことがありました。
本の中の人は、キャンプ場にあえてクタクタになった文庫本を持っていき、焚き火をしながらその本を読み、読み終えたら火にくべていました。
その光景を思い浮かべた恵は「カッコイイ!」と憧れていました。
「あれから30数年。遂にこの日がやってきた!」
焚き火デビュー
念願の焚き火デビューに、張り切る恵。
ゆくゆくは焚き火クッキングもしてみたいものですが・・・恵の“マイソロ活ルール”には「初めからベストを目指さない」というものがあります。
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なので、アウトドア初心者の恵はソロ活であっても人やシステムを頼っていく所存です。
今回のキャンプはBBQの食材も用意されている手ぶらプランです。
今回スマホはないので、焚き火の本を持参してそれを参考にしながら薪の組み方を勉強する恵。
本によれば燃えづらく棘も刺さらない手袋は自分で用意した方がいいとのことだったので、それを持ってきました。
平日ではありますが、他のトレーラーハウスには、親子連れと夫婦二人が来ています。
その夫婦の方に話しかけられ、焚き火には「人柄が出る」または「焚き火が出来ないと人間ではない」と言う人までいるという話を聞きました。
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恵はホモサピエンスとして焚き火を楽しむ決意をしました。
「人間だもの!」
しばらくして火が安定してきたので、楢の木をくべるとパチパチと良い音が鳴ります。
恵は「これぞ焚き火の音!」とうっとり。
その時、お腹が鳴りました。焚き火に夢中で食事のことを忘れていたのです。
恵は早速炭火で食材を焼きながら冷蔵庫に入れてあった冷えたビールを一口。
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そして、焼けた肉をトングで掴んでそのまま口に放り込んだ恵。
トングから直食べすることも、恵が前からやってみたかったことです。
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焚き火ボーイ
BBQの後は、憧れのマシュマロを焼こうと準備をしていると、向かいのトレーラーハウスにいる親子の中高生くらいの息子の方が、恵の本を貸してほしいとやってきました。
10代らしくスマホで動画を見ながら火を起こそうと思ったものの、充電がなくなってしまったのだそう。
ティーンが自分でなんとかしようとしていることに感心した恵は、快く本を貸し、ついでに1人では多すぎたマシュマロも彼にあげました。
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日が暮れると、皆焚き火の周りに集まってそれぞれ焚き火を楽しんでいます。
恵は甘い香りのする桜の木でマシュマロを炙って食べました。
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人類は100万年前から火を使っていました。
その頃から焚き火のスタイルはほとんど変わっていないと言われています。
恵は今見ているものと、カハクで見たような人が見ていたものが同じだと考えると、ロマンを感じざるをえません。
一つ違うのは、焚き火を見るということは、昔は当たり前だったけれど、今は超贅沢な時間だということです。
恵はオレンジに揺らめく火を見ながら、これほどソロ活に向いていることはないかもしれないと思いました。
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朝の焚火
翌朝は朝日と共に目を覚まします。
いつもなら電子音で起こされ、布団の中で手のひらサイズの電子機器を触るところですが・・・今日は古代人と同じ起床方法です。
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朝の焚き火もまた違った味わいがあるとのことで、恵が外で準備をしていると今度は親子の母親の方が「昨日はありがとうございました」と声をかけてきました。
本当なら自分が調べれば良かったかもしれないけれど、本人が自分でなんとか火を起こそうとしていたので手を貸さなかったのだと言います。
彼は動画サイトで焚き火だけが映る動画を見て「自分もやりたい」と言い出し、それが母親にとっては嬉しかったとのこと。
きっと何か事情がある焚き火ボーイ。
いつか、自分の価値を見失ってしまった時は、昨夜見たオレンジの炎のことを思い出すでしょう。
さて、モーニングは“一度やってみたかったシリーズ”であるアウトドアホットドックです。
炭火で焼いたソーセージをパンに挟んでがぶり。
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食後しばらく火を見つめていた恵。
しかし、ハッと気がつきました。「このままでは仕事に戻れなくなる」と・・・。
急いで後片付けをして出社すると、なんだか社内が妙な雰囲気。
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なんと、恵のデトックスに合わせて同僚たちも1日デトックスをしていたというのです。
当の恵は、デジタルデトックスをしていることさえ忘れていました。
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皆からはアナログ世代の人を称える言葉が次々と出てきます。
恵は得意げにこう言いました。
「良いことを教えてあげる。火を焚きなさい!」
ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 第8話 感想&まとめ
キャンプ・焚き火ブームが起きてからしばらく経ちますが、ブームはまだまだ健在ですね。
手間はかかりますが、火を起こしてそれで料理をしたり、火自体を眺めるというのはホモサピエンスの営みとして自然なことですし、リラックス効果も得られそうです。
しかも、ソロでやるのはとても良さそうですね。憧れちゃいます!