今回五月女恵(江口のりこ)は、前回訪れた国立博物館のお隣にある国立科学博物館でソロ活。
日本館と地球館の鉱物や化石を見て回り、ミュージアムグルメも堪能。道中で居合わせる知識豊富な“カハクガールズ”のおかげで恵は自分なりの「カハクの楽しみ方」を見つけ出します。
目次
ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 前回振り返り
今回、五月女恵(江口のりこ)が訪れたのは、開園170年を超えた日本最古の遊園地「花やしき」。
フリーパスを握りしめた恵は乗って乗って乗りまくると意気込みます。
現役最古のローラーコースターや園内で最も古い乗り物「ビックリハウス」などを満喫し、花やしきの歴史を感じていると、またもや遊園地の妖精さんが現れ、花やしきには人を笑顔にするパワーが染み込んでいると熱弁をふるいます。
恵は日本最古の遊園地で「人を楽しませたい」という人々の気持ちを受け取りました。
【ネタバレあり】ドラマ『ソロ活女子のススメ4』第6話あらすじと感想
国立科学博物館へ
今回五月女恵(江口のりこ)が半休をとって訪れたのは、前回訪れた国立博物館(トーハク)のお隣にある「国立科学博物館」(カハク)です。
moyoko
カハクは日本館と地球館に分かれており、500万点のコレクションから約2万点の展示物で地球138億年の歴史の一部を見ることができます。
moyoko
カハクのイメージはなんといっても恐竜の化石や動物のはく製ですが、まず恵みが向かったのは、ドーム型の天井と窓枠の装飾が美しい吹き抜けです。
この建物が建てられたのは90年以上も前で、トーハクよりも古い建物です。
恵は自分を分類するなら私立文系で、恐竜やはく製には興味がなく、今日は自分なりのカハクの楽しみ方を見つけるのをテーマにやってきました。
次に恵が入ったのは鉱物のコーナー。
きらびやかな宝石の原石がところ狭しと並べられていて、もはや天然のジュエリーショップです。
「シンプルにビューティフル!」
そばでは“鉱物女子”たちが話をしていました。
その内容は大変わかりやすく、恵はこっそりと情報をいただきました。
moyoko
隣の部屋に行くと、ボランティアの男性が立っていました。
その男性に「久しぶり!」とタメ口で話しかけたのは、恐竜のマスコットをバッグにつけたJKです。
JKは、隕石は誰かが落ちているところを見なければ、隕石とはわからなくね?とごもっともな質問を男性に投げかけます。
隕石は、昔は神様にまつわる神聖なものとして大事に保管されていました。
moyoko
例えば江戸時代に堕ちたものなら、その時に隕石が落ちて来たという当時の記録を確認したら、その後専門家が石の成分を分析して隕石かどうかを調べるといいます。
ボランティアの男性は、恵に対しても海の生き物のはく製の展示ケースを指差し、天井と棚の高さにも注目するようにと教えてくれました。
moyoko
天井には日本地図が書かれていて、棚の高さはその生物の生息する水深を表しているようです。
恵はズラリと並んだはく製を見て、「こんなにいる?」と思いました。
moyoko
カハクガールズ
恵はたくさんの展示物を見て脳がバグったような感覚になりました。
道中で出会った“カハクガールズ”たちに当てられてしまったのでしょうか。
気分を変えるために、恐竜を見てみることに。
そこには先ほどのカハクJKがいて、化石をいかにカッコ良く撮れるか奮闘中です。
恵はふと疑問に思ったことを、そばにいたボランティアの女性に聞こうとしました。
「恐竜の骨はどこまでが本物・・・」
「ここには偽物はないよ」
カハクJKが食い気味に突っ込んできました。
JKはここにあるのは、本物の化石とそれを補うレプリカなので、偽物はないというのです。
moyoko
JKが去った後、理科の教師をしていたというボランティアの女性が恵に話しかけてきました。
恐竜に詳しいJKですが、彼女は学校のテストでは苦労しているとのことです。
moyoko
女性は「もったいない」とため息をつきます。
「ああいう子が次のフタバスズキリュウを見つけられるかもしれないのに」
moyoko
恵は脳がバグったままなので、ミュージアムレストランで一休みすることにしました。
通された席は地球館の展示室が見下ろせる特等席です。
そこでは恐竜の足跡ハンバーグカレーと、ティラノサウルスがあしらわれたチョコレートドリンクを堪能しました。
moyoko
その後恵ははく製が並べられているエリアへ。
たくさんの動物を見て、恵は人間も数ある生き物の一部にすぎないのに、その割には偉そうにのさばっているなと思いました。
近くでは鉱物女子が居合わせました。
1人がはく製を見て「かわいそう」と言うと、詳しい方の鉱物女子は「ペットやぬいぐるみとは違うから」と言います。
この中には既に絶滅している動物もいます。はく製がなければ、今後どんな動物だったかわからなくなってしまいます。
恵も、“はく製かわいそう”派でしたが、女子の説明で大いに納得しました。
moyoko
カハクには、当然ながら動物の標本ばかり集めている人がいます。
その人は8千匹分ものモグラの骨を集めていたりするそう。素人は“そんなにいる?”と思ってしまいます。
でも、千年後には必要になるかもしれません。恐竜だって、標本があれば骨以外だって見られたかもしれないのです。
moyoko
鈴木君のロマン
恵は日本館に出向き、先ほど存在を知った「フタバスズキリュウ」の化石のレプリカを見に行くことに。
するとそこにはカハクJKがいました。
「お姉さんはあの映画リアルタイム世代?」
moyoko
恵はそこであの恐竜が、ここに見えるフタバスズキリュウがモデルになっていると初めて知りました。
「まぁ、本当に知りたいことは簡単に知ることはできないからね」
とつぶやいたJK。恵は「名言じゃね?」と感心しました。
moyoko
JKは、映画よりも、この化石を見つけた時の本当の話の方が「エモい」と言います。
この化石はJKと同い年の鈴木君という男子高校生が、自分の住んでいる地域にはアンモナイトなどの化石が多く出るので、恐竜もいるのではと思い、探し当てたといいます。
だけど、当時日本には大型恐竜はいなかったと信じられていて、新種の恐竜の化石だと認定されたのは発見されてから40年後だったとのこと。
moyoko
それも、恐竜好きの女の子が一生懸命調べてバックアップしたことでの認定だったと言います。
moyoko
感動した恵はミュージアムショップで恐竜のマスコットを買い、途中ですれ違った鉱物女子たちにも心の中でお礼を言いつつ、JKを探します。
そして、博物館の外のベンチにいたJKに「面白いことを教えてもらったお礼」とそのぬいぐるみを渡すと、JKはとても喜んでくれました。
恵は、今回のカハク巡りを通して、分類は大事だけれど、自分や他人を勝手に分類して決めつけるべきではないと学びました。
ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 第6話 感想&まとめ
今回の恵はのソロ活は国立科学博物館で同じくソロ活動をしているJKや鉱物女子たちと出会い、様々な面白い情報に触れることが出来ました。
女の子たちから出てくる情報はかなり興味深いものばかりでした!
学生に気前よくしていることと、近年の燃料費高騰などで財政難に陥っているというカハク。レプリカ職人も後継者がいなくなっているということです。大切にして次世代につないでいきたいものです!