ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 第5話 日本最古の遊園地「花やしき」で何を思う? そこにもまた妖精が・・・。

ソロ活女子のススメ4

出典:テレビ東京公式 ソロ活女子のススメ4

今回、五月女恵(江口のりこ)が訪れたのは、開園170年を超えた日本最古の遊園地「花やしき」。

フリーパスを握りしめた恵は乗って乗って乗りまくると意気込みます。

現役最古のローラーコースターや園内で最も古い乗り物「ビックリハウス」などを満喫し、花やしきの歴史を感じていると、またもや遊園地の妖精さんが現れて・・・。

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ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 前回振り返り

ソロせんべろを求めて、立ち飲み激戦区の上野にやってきた五月女恵(江口のりこ)。

まずは焼肉屋直営店の居酒屋で本格的な肉料理に舌鼓を打ちます。

そこでスマホ注文に戸惑っている70代の客を助けているZ世代男性を目にします。

2人の会話から得た情報で次に向かったのは創業90年の角打ち酒屋。

そこにはエモい歴史と人情があり、恵は人を世代で区切ってはいけないなと思うのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『ソロ活女子のススメ4』第5話あらすじと感想

人生初花やしき

ある日のダイジェスト出版。仲間たちが何やら難しいビジネス用語を使って会話をしています。五月女恵(江口のり子)には何を話しているのかさっぱりです。

そんなことよりも、定時になったので恵は会社を後にして、向かった先は浅草・花やしき。

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意外にもこれが恵にとって人生初の花やしき体験となります。

これまで恵は「絶叫マシンしばり」「おばけ屋敷しばり」などでソロ遊園地の経験はありましたが、単純に遊園地そのものを堪能するということはしたことがありませんでした。
それを初めてやるなら日本最古の遊園地である花やしきでやろうと思いやってきたのです。

混雑する仲見世通りを抜けて到着した花やしきは、平日ということもあり人がまばらでストレスなし。
思っていた以上にこじんまりしていて、レトロ感満載でとても癒される空間です。

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これまで行ったことのない遊園地の雰囲気がするそうです。

アトラクションは全部で18個。今日は乗って乗って乗りまくるぞ!と意気込む恵。
まずは日本最古の現役コースター「ローラーコースター」へ。
狭いレールの上を走るので、妙な緊張感がありますが、スリルを感じるよりもなんだか笑えてくる乗り物です。

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そして、あっという間に終わってしまいます。

お次は花やしきの中で最も古い1947年生まれの「ビックリハウス」。
こちらもこじんまりとしたハウスではありますが、油断をしているとビックリします。

次のアトラクションで開始を待っていると、土地柄か、落語家調で話しかけてくる人がいました。
人気スポットではソロでいる人に話しかけてくる“妖精”のような人に遭遇しやすいもの。

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さすがの恵は、もう驚きません。

妖精は「他の遊園地と違うと思わないかい?」と尋ねてきました。
そのことについては、恵もずっと感じていたことです。

「あ、滝行ってないね」

振り向くと、妖精の姿はもうありませんでした。

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神出鬼没!

遊園地の中ごろにある滝を見ると、170年前にこの場所は花園としてオープンしたそう。
そう考えると、あちこちに植栽や植木鉢が置いてあります。

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だから「花やしき」なんですね。

その後動物園になった時期もありました。
170年も歴史があると、色々あるんだなと思う恵。ふと足元を見ると、ツタンカーメンの黄金のマスクが置かれています。

「何故・・・?」

江戸時代は花と緑の花園が庶民の憩いの場でした。
そして様々な変遷があり、今は遊園地として営業しています。ずっと共通しているのは、ここは喜びと笑顔が溢れている場所だということです。

パンダカー

恵が入園してから2時間も経っていませんが、食欲をそそるお店を見つけたので、そこで華やかな「花むすび」を注文しました。

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桜の木のモニュメントがあるとても綺麗な場所です。

気がつくと、妖精さんが隣でパンダカー焼きを山ほど食べているところでした。
彼が言うには、花やしきこそ日本で初めてパンダカーの試作機が置かれた場所なのだそう。

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「パンダカー」という言葉の商標登録もしているそうです。

妖精は言います。170年も歴史があれば、酸いも甘いもあっただろうと。

「でも、どんな時も人から楽しさを奪うことは出来ない」

恵は良い言葉だと思い、誰の言葉か聞いてみました。

「俺。」

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思わず舌打ちをしてしまう恵。

妖精は自分の知っている花やしきの歴史を語り出そうとしましたが、今度は恵が消える番でした。

恵はパンダカーに関する壮大な歴史を聞いたら、乗らないわけには行かないとパンダカー乗り場に急ぎます。
ところがパンダカーには「定員 子供1名」と書いてあります。
大人は乗れないのか・・・とガッカリしていると、妖精が既にパンダカーに乗り込んでいます。

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常連さんにはパンダカーだけ乗りに来る猛者もいるんだとか。

妖精は5世代に渡って訪れる家族もいるのはすごいことだと花やしきを称えます。
そして、悪いことが起きたことで、行ったら祟られる場所があるならその反対の場所もあるだろうと言いました。

「170年分の“楽しい”がここにはあるんだ」

moyoko

確かに! 皆ここに来れば自然と楽しくなれるんですね。

花やしきが出来たのはなんとペリー来航の年。今でも花やしきには黒船があるということです。
恵は遊園地を巡りながら黒船を探しますが、狭い敷地にも関わらずなかなか見つかりません。

すると、頭上から声が聞こえます。
妖精が乗っていたのは、黒船の形をした「スカイシップ」という空を飛ぶアトラクションでした。

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ただし、スカイシップは乗ってしまうとあまり黒船を感じることが出来ません。

170年分の楽しいパワー

恵は妖精の言うような170年分の楽しいパワーアどうかはさておき、かつて子供たちを楽しませたいと頑張った人たちの作ったものがいまだに残っていて、それをある人は懐かしがり、ある人は子供に優しい遊園地として遊びに来る。
その楽しませたい人の思いが170年続く秘訣だろうと思いました。

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改めてペリー来航の年って、すごいですね・・・!

恵は園の中に日本最古のハンバーガーチェーン「ドムドムバーガー」があるのを見つけます。小腹が空いたので、セットを買って屋上テラスへ向かいます。

屋上にもたくさんの植物がありますが、中でも目立つのは巨大な球根の像が置かれたお社です。

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花やしき名物のなんとも言えないビジュアルシリーズです。

日本最古の遊園地で日本最古のハンバーガーを食べながら、見えるのは世界的観光地浅草寺越しに見える世界一高い電波塔・東京スカイツリー。
この壮大な景色を見るだけでここに来る価値があるなと恵は思いました。

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時代が様変わりする中、花やしきはそれぞれの時代で背伸びせず出来る範囲で人々を楽しませてきたんですね。

翌日恵は会社で無理にカタカナ語を使う仲間たちに、背伸びしたり無理をするのは長続きがしないと説きました。
花やしきはあの黄色い靴を履いたネズミを目指さなかったから、今があるのです。

「皆を楽しませる本を作る。結局のところはそれが一番!」

恵の言葉に納得した仲間たちは、それから無理なく自然体で過ごすようになったのでした。

ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 第5話 感想&まとめ

今回恵が訪れたのは、昨今の昭和レトロブームで再注目されている浅草・花やしき。

今ではあまりお目にかかることが出来ないレアな乗り物に乗ることができます。

パンダカーはかなり気になりますね! 本当に大人が乗っても怒られないのでしょうか?(笑)

妖精さんの言っていた「人から楽しみを奪うことは出来ない」というのと「170年分の楽しいパワー」については妙な説得力がありました!是非行ってパワーを貰いたいですね!

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