ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 第4話 せんべろでソロ活! Z世代は絡みにくい!?

ソロ活女子のススメ4

出典:テレビ東京公式 ソロ活女子のススメ4

ソロせんべろを求めて、立ち飲み激戦区の上野にやってきた五月女恵(江口のりこ)。

まずは焼肉屋直営店の居酒屋で本格的な肉料理に舌鼓を打ちます。

そこでスマホ注文に戸惑っている70代の客を助けているZ世代男性を目にします。

2人の会話から得た情報で次に向かったのは創業90年の角打ち酒屋。

そこにはエモい歴史と人情があって・・・。

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ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 前回振り返り

バースデーソロ活で台湾を旅行中の五月女恵(江口のりこ)。

最終日は高雄を起点に様々な場所を巡ります。電車やバスを乗り継いで自然豊かな霧台・神山集落を訪ね、ルカイ族という民族の文化に触れます。

そして旅のしめくくりはやっぱり夜市。高雄にある大きな夜市からローカルな雰囲気の夜市までたっぷり堪能し、恵は小さいけれど確かな幸せの積み重ねこそ「幸せ」と呼ぶのではないかと気づきを得たのでした。

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【ネタバレあり】ドラマ『ソロ活女子のススメ4』第4話あらすじと感想

上野アメ横

4月。新入社員の教育でジェネレーションギャップに苦しむ「ダイジェスト出版」の面々。
教育係を押し付けられそうになった五月女恵(江口のりこ)は、そそくさと会社を後にします。

今回千円で酔える“せんべろ”を求めてやってきたのは、立ち飲み屋の激戦区、上野のアメ横。恵は焼肉店直営だという居酒屋をチョイス。
そこで名物のハムカツと牛すじ煮込み、スーパーレモンサワーを注文します。

あの憎き新型ウイルスの影響で、せんべろもだいぶ様変わりしました。
パーソナルスペースが広くなり、注文もスマホ注文。
せんべろ独自のルールが変わっていくのは寂しいですが、これはこれで楽だと思う人もいるだろうと恵が考えているうちに、注文の品が到着しました。

moyoko

商品が出るスピードは変わりません。

恵は煮込みでその店のレベルをはかるのがマイルール。通常はもつですが、今回は焼肉店直営ということで牛すじの煮込みです。

その時、70代くらいと思われる高齢の男性客が入ってきました。
スマホ注文と言われて戸惑っているので恵が助けようとすると、近くにいたZ世代の若者がぶっきらぼうながら丁寧に注文の仕方を教えてくれます。

moyoko

恵はその若者を“いいやつ”と名付けます。

そんなやりとりを見ていたので、恵はハムカツに手をつけるのを忘れていました。
「ミルフィーユハムカツ」と名付けられたそれは、五月女恵史上最上級の品物でした。

この3品ではまだ1000円に到達していません。
まだ少し何か食べたいと思っていると、Zジェネレーションのいいやつがとん平焼きを食べていました。
美味しそうだったので、恵はすぐにスマホで注文。

moyoko

声を出さなくていいので、こっそり真似しやすいですね!

とん平焼きもこの店の名物でこれまた絶品。台湾の夜市にあったら行列ができるぞと思う恵。
すると、店を出ようとしたいいやつに、アラセブンの客がお礼と共に良い角打ちの店があると紹介していました。
若者は「気が向いたら」と言って店を出て行きました。

moyoko

これは、行かないやつですかね?

ただ、恵はその情報をありがたく頂戴しました。
滞在時間わずか30分で恵はジェネレーションZの意外な一面と、良い店の口コミ情報をゲットしたのでした。

創業90年の角打ち酒屋

お次に恵がやってきたのは、先ほどのアラセブンの男性からこっそり得た角打ち酒屋。
創業90年で今はこの店の姉妹が切り盛りしているというお店です。

店先に立つ妹の方がマシンガントークでおすすめを喋りますが、情報量が多くてほとんど入ってきません。

moyoko

とにかく、生ビールが売りであることはわかりました。

ふと隣を見ると、なんとジェネレーションZのいいやつがビールを飲んでいるではありませんか。

「おすすめ通り来たのか!いいやつ!」

恵は生ビールとおつまみの「ちょい飲みセット」を注文。
生ビールは確かに他の店とは違う味わいでした。
でもサーバーはどこのお店にも置いてあるものです。なぜこんなに美味しいのかといいやつが尋ねます。

妹は、毎日心を込めてチューブを洗浄しているからだと答えました。それだけで泡の状態が変わるのだそう。

moyoko

「心を込めて」というところがポイントです。

いいやつは「心を込めて」という部分にエモさを感じ、スマホにメモをしていました。
とことんいいやつなのだなと感心している恵も、今の話にはグッと来ていました。

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店のシンボル

前の店のアラセブンさんは、この角打ちには大きな絵があると話していました。
その絵は、絵というより壁画で、店の壁全体に描かれています。
恵にはそれが何を意味するのかはわかりませんでしたが、空に鯨が飛んでいるのが見えます。

moyoko

いいやつはその絵を見ながらお酒を飲んでいます。

いいやつの隣に常連さんらしき人がやってきて、絵を見ながらビールを飲み始めました。

「天国かな・・・」

いいやつがそうつぶやくと、常連さんは「そう思うの?」と聞きます。
いいやつは「そうだったらいいなと思った」と返します。

「じゃあ、そうかもね。」

恵はZ世代と中年の常連が友達かのように話すやりとりを聞いていました。

「おじさんが描いたの?」

「描いた人を知ってるだけ」

その後、いいやつは話を続けませんでした。

moyoko

そこはもっと掘り下げる場所だろ!と心の中でつっこむ恵。

この絵が何故ここにあるのか。店の妹が語り始めます。
40年前。姉妹のお父さんは近くにある藝大の学園祭にお酒を配達していました。
その縁であるアーティストと知り合い、お世話になったお礼としてこの絵を描いてもらったということです。

その後、姉妹は生ビールが大好きなお父さんのために、そしてこの絵を皆に見てもらうために角打ちを始めたということです。

moyoko

でも、あまり飲まないうちにお父様は天国へ行ってしまったそうです。

絵のはじっこには、昔飼っていた犬も描かれています。
その犬ももう虹の橋を渡っています。

「じゃあやっぱり天国か」

moyoko

いいやつは感受性が豊かです。

この絵を描いたアーティストは、卒業後無事画家になりました。その人ももう天国へ行っています。
この絵を求めてわざわざ店を訪れる人もいると妹が語ると、「それは幸せですね」と、これまでタメ口をきいていたいいやつは急に敬語になりました。

moyoko

絵から何かを感じ取った彼なりのリスペクトの表れなのかもしれませんね。

世代という物差し

恵はZ世代とその親世代である客や店主のやりとりを見ていて、世代が近い自分よりもよっぽど通じ合っているなと思いました。

常連さんは、いいやつにネットが苦手な店主のためにSNSでPRしてやって欲しいと頼むと、いいやつは快諾しました。

moyoko

店が無くなるということは、絵が無くなるという意味でもあります。

店主は、ついでにお昼に売っているお弁当やお惣菜もPRして欲しいと頼みます。

「その代わり一杯おごっちゃう!」

でも、いいやつは「今日はもうお腹いっぱいだから今度でいいや」と言いました。

moyoko

いらないものはいらない。ノリに流されることはないのです。

いいやつは突然恵の方に向き直り、「聞いてたよね?」と話しかけてきました。
そして絵が無くなったらヤバいから、お姉さんも何か投稿してほしいと頼んできました。
心が動いたら、知らない人にも働きかける。恵は感心しました。

新入社員たちも、上司だからという理由で心は開きません。
でも、いいやつのように心が動くようなことがあれば目上の言う事を聞くのです。
恵は上野のせんべろで大切なことを教えてもらった気がしました。

「天国のアーティストとお父さんと犬に乾杯!」

moyoko

世代を問わず、そこにいた皆で乾杯をしました。

後日、恵はシン・新入社員教育係として新入社員たちの前に出されていました。
上野のせんべろで学んだ恵が言いたい事はただ一つ。
年上も年下も関係ない。人間関係にはリスペクトが大事。だから自分たちも尊敬されるような仕事をしていくので、皆にも先輩たちが尊敬できるような部分を見せて欲しい。
ということです。

moyoko

新入社員たちは、一生懸命話を聞いています。

「じゃ、後の業務のことはこの人たちに聞いてもらって・・・」

「はいっ!」

驚く同僚たちを残して、恵は今日もそそくさと退勤するのでした。

ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 第4話 感想&まとめ

せんべろソロ活で、恵はZ世代の意外な一面を知り、世代でくくって決めつけてしまうのはどうなんだろうと思いました。確かに、結局は“人による”んですよね。

いいやつは無愛想だけど、コミュニケーション能力が抜群で本当にいいやつでした。

人間関係において、大事なのは年齢ではなく、リスペクト。本当にその通りですね!

それにしても、ハムカツと煮込み、美味しそうでした!

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