バースデーソロ活で台湾を旅行中の五月女恵(江口のりこ)。
最終日は高雄を起点に様々な場所を巡ります。電車やバスを乗り継いで自然豊かな霧台・神山集落を訪ね、ルカイ族という民族の文化に触れます。
そして旅のしめくくりはやっぱり夜市。高雄にある大きな夜市からローカルな雰囲気の夜市までたっぷり堪能し、恵はある気づきを得るのでした。
目次
ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 前回振り返り
バースデーソロ活で台湾を旅行中の五月女恵(江口のりこ)。
2日目は日本との歴史的に結びつきが強い台南へ。初めて来たけどどこか懐かしい昭和レトロを堪能します。
カフェでカフェオレを飲みながら日本との意外な繋がりを聞いたり、手書き看板が懐かしい映画館を訪れると、ジェントルマンな店員さんが台湾の特別なイベントや美味しいものを教えてくれました。
おかげで恵は港町・高雄で素晴らしい蟹粥と出会うことができました。
【ネタバレあり】ドラマ『ソロ活女子のススメ4』第3話あらすじと感想
今やっておくべきこと
五月女恵(江口のりこ)のバースデーソロ活㏌台湾も3日目を迎えました。
台湾では、今やらなければ一生できないことがあるといって自転車で台湾一周をする若者がいるとのこと。恵は自分もその一部だけでも見てみたいと、今日は電車の旅に出ることに。
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恵は高雄を起点に、まずは海を目指します。
沖縄より南にある綺麗な海や自然の景色を見ないわけにはいきません。
朝食は車内販売でお弁当とお茶を買います。
お弁当の見た目はまさに駅弁。そして温かいのが嬉しいところ。
中身は豚肉、煮卵、豆腐に漬物・・・台湾のスタンダード弁当です。
お茶は無糖かどうか確認しないと甘いのでご注意。
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しばらくして、トンネルを抜けると一気に海景色が広がり、感動する恵。
ローカルな雰囲気の駅を降りると、目の前は海岸です。
季節外れなので、人はまばらで波の音だけが聞こえます。
恵は浜で少し横になり、今日は海と山を巡ってみようと思いました。
「昨日とは違う空気を感じられるかも」
霧台・神山
台湾は海から山までの距離が短いので、少し行くともう山の中。
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恵がバスを降りた場所は「霧台(ウータイ)」という地域。
ここには昔からルカイ族という民族が住んでいるとのこと。
なんとなく歩いていると、「Sama食堂」という食堂を見つけました。
店前では美味しそうな串焼きがジュージューと音を立てています。気がつけばお昼を過ぎています。恵はこの食堂で食事をすることにしました。
台湾ももう3日目。なんとなくメニューの字の意味もわかって来ました。
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恐らく店の人はルカイ族の人でしょう。
普段はやはり民族衣装は着ていないんだなと思っていたら、きらびやかな民族衣装を着た人たちがゾロゾロと店に入ってきました。
やはり本物の衣装は質感が違う・・・と見とれていると、1人の男性から日本語で話しかけられました。
なんでも、彼は高雄の大学生で台湾にある16の民族を守りながら知ってもらうために、ルカイ族の文化を体験できるツアーを作っている最中なのだとか。
恵はその青年から、「ルカイ族は日本と関係があります」と教えてもらいました。
昔、この地域でしか採れない雑穀・粟の種が台風で流されてしまい、作れなくなってしまいました。困っていたところ、実は50年以上前に日本の植物学者がこの霧台の粟の種を持ち帰り保存していたことがわかり、日本から台湾に種が里帰りして、台湾の食文化が失われることはなかったということです。
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運ばれてきた焼肉定食のご飯には、噂の粟が入っており、物語のエッセンスも加わって、さらに美味しさがアップしたのでした。
思い出作り
恵は青年に誘われて、一緒に食堂の上にある高台に上がりました。
そこには綺麗な刺繡の衣装を着た像や、伝統的な古い家がありました。
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青年は教会を指差し、かつて台湾にオランダ人が来てキリスト教を広めたため、この辺りの人はキリスト教徒が多いと教えてくれました。
その後日本人が来たので、老人は日本語を話せる人が多いといいます。
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さらに青年はこんな言葉を教えてくれます。
「昨日は今日の糧に 今日は明日の思い出に」
青年は「これからは全部思い出になるといいですね」と微笑みました。
恵も本当にそうだなと思いました。
最後に、青年がお土産店を紹介してくれたので立ち寄ってみることに。
店番をしているルカイ族のおばあさんは、日本語が話せる人でした。
恵は色とりどりのビーズアクセサリーをお土産に買いました。
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小確幸
夜は、やはり台湾に来たら夜市を見ないわけにはいかないと、夜市巡りへ。
高雄には大きな夜市がいくつもあるということです。
まず手始めにビギナー向けの夜市から。
そこでは白身魚のフライを乗せた麺かビーフンの汁そばをいただきます。
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次はローカルな雰囲気の夜市へ。
そこではいちご飴を食べたり、ゲームをしたりして夜市をたっぷり楽しみました。
ここはちょっとのお金で楽しめて、働いている人も楽しそう。
その時恵はふと初日にお姉さんがランタンに書いてくれた「小確幸」という文字を思い出しました。
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「こういうこと??」
旅の最後は綺麗な夜景を見に「愛河」という河口からナイトクルージング。
河の名前からして恋人たちの匂いがしますし、船も紫色のライティングで妖艶な雰囲気を醸し出していますが、日本にいる時よりも気になりません。
綺麗にライトアップされた橋を見ながら、恵は色々教えてくれた人たちに「謝謝」と感謝しながら、旅をしめくくりました。
翌々日。
久しぶりに出社した恵は、受験生の息子に将来の夢も打ち込むものもないと悩む部長に対し、「毎日自分に起きることをちょっとでも楽しめたらいい。それが幸せというものでは」とアドバイスしました。
恵から見て、部長は小さくても確かな幸せがある毎日を送っているように見えます。
「それを見てたらお子さんは大丈夫!」
なんだかいつにも増して悟りを開いた風な恵を見て、部長ら同僚は「どうしちゃったの?」「誰かと入れ替わっちゃってるんじゃない?」と好き放題コメントするのでした。
ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 第3話 感想&まとめ
台湾旅3日目は台湾の海と山の綺麗な景色と、夜市を楽しんだ恵さん。
日本と台湾の関係は深く、良いものもあれば悪いものもあります。だけど、高雄の学生さんの言った「今日は明日の思い出に」という言葉はとても良いなと思いました。
恵さんの台湾旅はとても良かったのでまだまだ見てみたい気もしますが、これでおしまいです。次回からは日本で引き続きソロ活です!