ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 第12話 (最終話)おふくろの味は世界共通! 新大久保はアジアンタウン!

ソロ活女子のススメ4

出典:テレビ東京公式 ソロ活女子のススメ4

今回五月女恵(江口のりこ)がやってきたのは、半年ごとに流行が変わると言われるコリアンタウン・新大久保。

食べ歩きをしながらブラブラ歩いていると、ローカルな雰囲気のお店を発見し入ってみることに。

そこで出会ったホームラン級のニラサムギョプサルと海鮮チヂミに感動した恵は、おかみさんに勧められるがまま次の店へ。そこでオンマの味のポッサムを堪能していると、隣に留学生たちがやってきて・・・。

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ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 前回振り返り

五月女恵(江口のりこ)は、長年気になっていたけど来ていなかった「東京ステーションホテル」に宿泊することに。

チェックインしてからも長い廊下や100年分の歴史がわかるアートなど部屋につくまでにクラシカルな魅力を楽しみます。

ディナーは高級フレンチ、食後はバー&カフェへ。そこには廊下ですれ違ったご婦人と居合わせ、彼女の物語を聞きます。恵は自分の物語を精いっぱい生きて、またここに戻って来られるといいなと思いました。

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【ネタバレあり】ドラマ『ソロ活女子のススメ4』第12話(最終話)あらすじと感想

コリアンタウン・新大久保

今回五月女恵(江口のりこ)がソロ活でやってきたのは、新大久保コリアンタウンのメインストリート通称『イケメン通り』。
近頃は土日になると原宿・竹下通りを超える人出だという噂を聞いて、恵は恐れをなしていましたが、チャイナタウンを経験しておきながら、コリアンタウンを経験しないわけにはいかないと馳せ参じました。

半年に一度は流行が変わると言われているこの街で、今流行の映えグルメは『10円パン』。

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10円玉の形をしているだけで、実際は500円します。

そして、寄らないわけにはいかない韓国食材スーパー『ソウル市場』。

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ここは、新大久保がコリアンタウンになる前から存在しています。

恵はここで定番のキンパをお土産に購入。これとマッコリがあれば自宅でコリアンタウン気分を味わえます。

そろそろ景色が変わってきたので、駅に戻ろうとした時、ふと路地をみると『噂のへそんちゃん』という看板が目に入ります。
見ると、「Since 1994」とあり30年選手のようです。定番メニューは1人前が基本らしく、ここはソロ活向きかもしれないと思い、恵は吸い寄せられるように店に入っていきました。

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これは穴場かも!

韓国のおふくろの味

韓国の家庭料理を出すというへそんちゃんのメニューはどれも美味しそうで捨てがたく、迷いましたが、「ニラサムギョプサル炒め」「海鮮チヂミ」とチャミスルを注文。

おかみさんは1人でやっているとのことで、バタバタしていました。
お店の中は新大久保とは思えないローカル感で、初めて来たのにどこかホッとします。

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今時のお店はネオンやK-POPのポスターが貼られているのがパターンです。

やってきたニラサムギョプサル炒めは、サイズ感もちょうどよく、味はホームラン級の美味しさでした。
そしてチヂミも「五月女恵史上最高峰」といわしめる一品です。

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もはやお好み焼きというよりパイというぐらいサクサクだそうです。美味しそう!

ひと段落ついたおかみさんは「私が作っている料理はオンマ(母)の味」だと教えてくれました。
そのオンマは、自分のオンマの味を継承し、受け継いできているのです。

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おふくろの味というのは世界共通ですね。

恵は「へそんちゃん」という店名の由来を聞いてみました。
「ヘソン」というのは“海鮮”という意味です。おかみさんは昔「ヘソングン」というお店で働いていて、そこから名前をもらったとのこと。
お店を出した30年前は、この辺りはほとんど韓国の店はなかったといいます。

その頃は歌舞伎町で働く人のためのお店という感じで、そこから日韓ワールドカップ、韓国ドラマ、K-POPの流行で街はあっという間に変わっていきました。

おかみさんは言います。
「この辺りで最初にお店を始めたのはみんなオンマ、お母さんたちだった」と。

かつてはオンマが家で作っていた料理を出すためにお店を出していたものですが、今は本場の家庭料理を出す店は少なくなっているとのことです。

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恵の好物であるグルメヒストリーで、料理の美味しさは倍増しました。
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オンマのポッサム

おかみさんは「まだお母さんがやっている店がある」とおススメのお店を教えてくれました。

「まだお母さんがやっていたらいいけど」

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作り手が変わると味も変わりますからね。

勧められるがままにお店を訪ねると、そこは駅近ながらもへそんちゃんと同じくローカルな雰囲気漂うお店でした。

『奨忠洞(ジャンチュンドン)』の売りは豚足とポッサムです。
あれだけへそんちゃんのおかみさんが美味しいと言っていたのだから、美味しいに違いないのですが、既に食後の恵。
そんなに食べられるか分かりませんが、テイクアウトOKと書いてあるので、なんとかなるだろうと席に着きました。

せっかくなら豚足とポッサムのハーフ&ハーフでいきたいところ・・・と迷っていると、店のご主人が「余ったらお持ち帰りできますよ」とナイスアシストしてくれたので、恵はハーフ&ハーフで即決しました。

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持ち帰れるのはありがたいですね!

もう一つ気になるのは、今もオンマが作っているのかということ。
店のご主人によれば、「私のお母さんが何時間も漢方で煮込んで仕込んでくれている」とのこと。

「はい、美味しい確定!」

就職祝い

豚足とポッサムはサンチュやサニーレタスに巻いていただきます。

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この食べ方なら豚足の見た目が苦手な人でも大丈夫そうですね。

恵がどんどん食べ進めていると、そこに年配の男性と留学生らしき若い外国人の集団がやってきました。
男性は「先生」と呼ばれていて、「お祝いだ」と嬉しそうにしています。

彼らは近所の日本語学校の先生と生徒たちでした。
今日は就職祝いとしてこのお店にやってきたとのこと。

今いる留学生はほとんどがベトナム、ネパール、ミャンマーからやってきていて、山手線の線路を越えれば、東南アジア系のお店がたくさんあるのだそうです。

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新大久保はコリアンタウンではなくアジアンタウンだったのです。

先生によれば留学生にとって就職できるかどうかというのはとても大きな事だといいます。
就職できなければ国に帰らなければいけない。だから一生懸命に勉強してアルバイトをして、実家に仕送りをしているのです。

恵は思います。「これ、豚足食べながら聞く話じゃないよね・・・」。
でも、どうにも口と手が止まらないのです。

moyoko

そんなに美味しいんですね。気になります!

先生はガッツがある留学生を見て、「戦後の日本人もこんな感じだったのかな」と思うことがあると話してくれました。
恵は“どこかで聞いた話だな”と思いましたが、先日東京ステーションホテルで出会ったご婦人の話と同じでした。

moyoko

就職のために東京に出て来て、ステーションホテルに戻れるように一生懸命に働いたという話ですね。

恵は前途ある外国の若者に対して、心からの労いとお祝いのために、乾杯をしました。

おふくろの味を求めるのは世界共通。そして東南アジアからの留学生はかつての日本人と似ている。
国が違えばもちろん色々と違うこともあるのが現実です。でも同じところもあるのです。
そういう風に考えることが出来れば、何か変わるかもしれないと思う恵でした。

店を出た恵がためしに山手線の線路を越えてみると、確かにそこはアジアンタウンでした。
自分がコリアンタウンと呼んでいたのは、新大久保という街の横顔に過ぎなかったのです。

知っているつもりでも、まだまだ知らないことがたくさんあるのだと学んだ新大久保ソロ活でした。

ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 第12話(最終話) 感想&まとめ

台湾旅行から始まった今作は、新大久保のアジアンタウンで締められました。

新大久保のローカルな店、出てくる料理がどれも美味しそうでかなり気になります!

せんべろや屋形船、浅草花やしきもアジアカテゴリに入れるとすると、今回はアジアンテイストなソロ活が多かったですね。

今回も恵さんのソロ活を一緒に楽しませてもらいました。ありがとうございました!

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