ひとりの時間を楽しむ「ソロ活」にまい進中の五月女恵(江口のりこ)は、毎年恒例のバースデーソロ活のために初の海外、台湾へ!
初日は十分や九扮など“ベタ”な観光地を巡りますが、日本語の上手い台湾の人々のおかげで1人でも大満足できました。
その夜、恵はどうしても行きたい場所があり、辿り着いたのは・・・。
目次
ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 見どころ
フリーライター・朝井麻由美さんの人気エッセイ『ソロ活女子のススメ』(大和書房)を原案にドラマ化された今作。2021年4月にスタートしたシーズンも、この度4作目となりました。
今回も「ソロ遊園地」「ソロせんべろ」などこれまで経験してきたソロ活をまた違った視点で楽しんだり、新たな魅力あふれるソロ活にも挑戦します。
ただひたすらにソロ活にまい進する五月女恵と愉快な仲間たちと共に、“小さくても確かな幸せ”を堪能できる作品です。
【ネタバレあり】ドラマ『ソロ活女子のススメ4』第1話あらすじと感想
バースデーソロ活
1人の時間を楽しむ「ソロ活」に勤しむ五月女恵(江口のりこ)。
恵は、毎年自分の誕生日には豪華なソロ活をすると決めています。
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今年のバースデーソロ活は、初の海外進出が決まっています。
そうなった訳は、1年前に恵の職場である『ダイジェスト出版』の仲間たちが「次に行く場所を決めよう」と、地図を広げて恵にダーツを投げさせ、当たった場所が台湾だったからです。
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そんなわけで、飛行機で約4時間。恵は台北に降りたちます。
眼前にそびえ立つのは、台湾が誇る超高層ビル『台北101』。周囲には台湾の伝統的な集合住宅が並び、そのコントラストが“いかにも”という感じです。
恵は早速電車に乗って、最初の目的地である十分(ジーフェン)へ。
もちろんここが台湾有数の観光地であることは、恵も重々承知の上ですが、彼女にはどうしてもやりたいことがあったのです。
それは、「ランタン飛ばし」!
十分の駅前には、たくさんのランタン屋が並んでいます。
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恵は、日本語で話しかけてくれた店員さんのお店でランタンを飛ばすことにしました。
ランタンには4種類の色があり、それぞれの願い事に沿って色を選びます。
そして願い事を書いて飛ばすのですが・・・。
15分経っても、恵から願い事が出てきません。
しびれを切らした店員は、「台湾ではお寺や神様から言葉をプレゼントしてもらう」ことから、「私が言葉をプレゼントしましょうか?」と提案してくれました。
恵は「それって、おみくじのことじゃ?」と思いましたが、それはそれで名案だと思い、店員さんに任せてみることに。
ランタンには、健康やソロ活の成功、幸せが訪れるようにという願いが書かれていました。
「幸せ」の部分には明らかに「肉塊」とあり、それがハッピーなのかどうかちょっとわからないけれども、そういうもんかと思った恵。
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ランタンに火をつけ、店員の号令で手を離すと、ランタンは空高く舞い上がっていきました。
「おー、感動!」
恵は空に浮かぶランタンを見送りながら、毎年誕生日にここで願い事を空に浮かべるのもアリだなと思いました。
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憧れの地へ
恵にはあともう一つどうしても見たいものがありました。
そのため十分を後にして電車とバスを乗り継いで、九扮へ。
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ベタ中のベタですが、やはり一度は見てみたいと思っていた茶楼を目指す恵。
しかし、途中でとても雰囲気のある「茶坊」と書かれたお茶屋を発見。ここでも日本語の出来る店員さんに声をかけられ、恵はとりあえず一休みするつもりで店の中へ。
店内を見ると、明らかに歴史ある建物であることがわかります。
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テラス席に通されると、恵が目指していた赤い提灯が並ぶ茶楼の建物が見えます。
テーブルには囲炉裏が設置されていて、鉄瓶にお湯が沸いています。
店員おすすめのお茶を注文すると、可愛い茶器が運ばれてきました。
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1杯目は店員さんが説明しながら淹れてくれました。
小さな茶碗に入ったお茶を一口飲むと、花の甘い香りが広がります。
「なんということだ・・・台湾茶を甘く見ていた」
台湾に来て7~8時間。恵は既に満たされていました。
店員さんは店内を案内しながら、この建物は100年前に出来た元病院で、金山だったこの山が閉山され、誰も住まなくなったこの地に、最初にこの茶坊が出来たことによって再び町が発展してきたと説明してくれました。
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最高記録更新
帰りに恵は余ったお茶をもらい、さらに名物スイーツをおすすめしてもらいました。
路地の階段を降りて行けば目的地、でも、階段の上にはおすすめのお店があります。
恵は少し迷いましたが、「おすすめにはとりあえず従ってみる」というマイルールに従って、階段を上がります。
そのお店は、期待を裏切らない路地裏の名店感満載の佇まいがありました。
恵は温かい芋団子と豆のスイーツ『芋圓(ユーユェン)』を買い、階段を下りて行きます。
「遂に来ました!」
恵の目の前に九扮名物の赤い提灯が幻想的な、茶楼を中心とした建物が見えます。
ノスタルジック、レトロ、タイムスリップ、あの大ヒットアニメのモデル?などなど色んな表現で表されるこの場所。
その全てが当てはまり、その全てが当てはまらない感じがして、恵は「とにかく、世界中でここにしかないのは確かだ」と思いました。
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芋圓はモチモチ食感で、程よい甘さでいくらでも食べられそう。
ベタな台湾旅でしたが、初日にして恵は大満足出来ました。
「皆さんのおかげで、誕生日の最高記録更新しました!」
ドラマ『ソロ活女子のススメ4』 第1話 感想&まとめ
これまで様々な“ソロ活”をしてきた五月女恵さん。今回は初めての海外ソロ活です。
毎年誕生日には豪華なソロ活をしている恵さんは、今回台湾旅行を選びました。
恵さんがめぐったのはメディアで散々紹介されているベタ中のベタな場所ですが、何度見ても素敵な場所ですね!そりゃ、ベタにもなるってもんです。
次回も台湾旅の続きということで、どんな場所が紹介されるのか非常に楽しみです!