若松まどか(玄理)は、普通の人の普通の幸せを守るために仕事をする人権派の弁護士。
一方、小田切渉(福士蒼汰)は、お金のためなら何でもする詐欺師専門の弁護士。
そんなまどかと渉が、法廷で争うことになり‥。
渉が、詐欺師専門の弁護士になったのは何故でしょう。
法曹界のソドム・小田切渉の本当の目的と、悪人の振りをする福士蒼汰さんの演技に注目です!
目次
【ネタバレあり】ドラマ『弁護士ソドム』第1話あらすじと感想
法廷で争うまどか(玄理)と渉(福士蒼汰)
若松まどか(玄理)は、結婚詐欺に遭った友人・沙耶の弁護をすることになりました。
沙耶は、マッチングアプリで知り合った男性・大森と結婚を前提に付き合い始め、会社で失敗した大森のために300万円を渡します。
その後、大森と連絡が取れなくなった事で、沙耶は騙されたことに気づいたのです。
原告側の弁護士・まどかは、大森の行為が結婚詐欺だと訴えました。
しかし、被告側の弁護士・小田切渉(福士蒼汰)(SOGA法律事務所に所属)の容赦ない追及に沙耶は傷つき、訴えを取り下げる事にします。
大森が沙耶から騙し取ったお金は、大森に指示を出していた上野原に渡っていました。
ミルトモ 編集部
法曹界のソドム・小田切渉(福士蒼汰)の過去
渉は法曹界のソドムと呼ばれ、お金のためなら何でもする詐欺加害者専門の弁護士です。
まどかは、そんな渉に憤りを感じていました。
何故なら、まどかは普通の人の普通の幸せを守るために弁護士をしていたからです。
まどかの話を聞いた青柳孝介(古川雄輝)(まどかの元カレ。新聞記者)は、「小田切渉の事を一緒に調べないか?」と言いました。
14年前の誕生日(渉は高校生だった)、渉は詐欺被害者専門弁護士だった母・翔子(高岡早紀)を自殺で失います。
遺書には“夫の犯した罪は、私が死んで償います。‥”と書いてあり、警察は翔子の死を自殺と見なしました。
しかし、渉には信じられず‥。
曽我一馬(光石研)(SOGA法律事務所の代表。翔子と宏(勝村政信)(渉の父)とは、学生時代の仲間)のおかげで、渉は大学を出て弁護士になることが出来ました。
曽我は、加害者側の弁護士になった渉に「宏と翔子が今のお前を見たら、なんと言うかな」と言います。
ミルトモ 編集部
リフォーム詐欺と結婚詐欺
沙耶の祖父がリフォーム詐欺に遭い、500万円を騙し取られてしまいました。
しかし、リフォーム会社は倒産し、社長・上野原はどこかに逃げてしまいます。
まどかは被害者たちの力になろうとしますが、原告側の訴えは棄却されてしまいました。
被告側の弁護士・渉は、上野原から報酬を受け取ります。
実は、結婚詐欺とリフォーム詐欺は繋がっていたのです。
結婚詐欺をしていた大森たちの情報をもとに、上野原はリフォーム詐欺を行い‥。
ミルトモ 編集部
小田切渉(福士蒼汰)の本当の目的
上野原を探るため、三木天音(山下美月)(元結婚詐欺師)をスパイとして送り込んでいた渉。
渉の幼馴染・八雲カイ(加藤清史郎)(天才ハッカー)も、渉に協力し‥。
渉、カイ、天音の3人は、沙耶と沙耶の祖父に協力を求め、上野原から1億円を騙し取ることに成功します。
他の被害者たちにも、騙し取られたお金が返ってきました。
渉たちに騙された上野原は、ある人物を恐れています。その人物は、牧師と呼ばれていて‥。
渉が見つけた赤い手帳には、母・翔子の死に関わる重要な情報が書かれています。
渉は「俺が必ず真実を見つけ出す。この身が滅びても」と言いました。
ミルトモ 編集部
ドラマ『弁護士ソドム』第1話まとめ
まどかは、詐欺被害に遭った人を救うために弁護を引き受けますが、裁判に負け、騙し取られたお金を取り戻すことが出来ませんでした。
一方、渉は詐欺加害者専門の弁護士ですが、加害者からお金を騙し取り、被害者が騙し取られたお金を取り戻すことに成功します。
被害者にとって、どちらの方法が良いのか‥。
渉のやり方はクロサギのようですが、被害者たちを満足させたのは渉の方です。
この世の中には、正義感だけでは解決できないことがあるのかもしれません。
ところで、翔子の死に関わっている牧師はどんな人物でしょう。
行方不明の父・宏が、現在どこで何をしているのかも気になります。
第2話は、SOGA法律事務所で働くことになったまどかが、渉とコンビを組むことになり‥。
大学生・久保寺治を演じる佐藤龍我さんの演技にも注目したいです!