映画『スノー・ロワイヤル』あらすじ・ネタバレ感想!怒りの除雪車発進!リーアム・ニーソンが物静かな復讐者と化す

出典:『スノー・ロワイヤル』公式ページ

どうも、「心に怒りの除雪車を」マルコヤマモト・オブ・ザ・ギャラクシー(@maruko_yamamoto)です。

リーアム・ニーソンの代表作『96時間』をタランティーノが撮ったらこういう作品になる!と、前評判から上々だった『スノー・ロワイヤル』を劇場で鑑賞してきました。

模範市民賞を受賞した主人公が、その直後事件に巻き込まれ、ついに「キレる」…。

「全員除雪!」

このコピーを見たときから公開が待ち遠しい作品でした。

ポイント
  • ファン待望!お久しぶりです!キレキレのリーアム・ニーソン
  • 登場キャラクターのクセが強すぎる!
  • 『スノー・ロワイヤル』は、ただのバイオレンスアクションではなかった。

試写会では劇場が笑いに包まれたという異色の?復讐劇『スノー・ロワイヤル』を、ネタバレありでレビューしていきます。

映画『スノー・ロワイヤル』作品情報

映画『スノー・ロワイヤル』

出典:映画.com

作品名 スノー・ロワイヤル
公開日 2019年6月7日
上映時間 118分
監督 ハンス・ペテル・モランド
脚本 フランク・ボールドウィン
原作 ハンス・ペテル・モランド
『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』
出演者 リーアム・ニーソン
ローラ・ダーン
エミー・ロッサム
トム・ベイトマン
音楽 ジョージ・フェントン

映画『スノー・ロワイヤル』主要キャスト

リーアム・ニーソン / 役:ネルズ・コックスマン

  • キーホーの町で活躍する模範市民賞を受賞した物静かな除雪作業員。
  • ギャングにより息子が殺されてしまい、それからは復讐に明け暮れることに。

トム・ベイトマン / 役:バイキング

  • キーホーの町を仕切っているマフィアの首領で健康志向の麻薬王。
  • 息子の親権を巡って元妻の「アヤ」と争いの毎日。息子は学校でいじめられている。

トム・ジャクソン / 役:ホワイトブル

  • 同じくキーホーの町で昔から麻薬取引を続けているネイティブアメリカンのマフィアの首領。
  • バイキング率いる組織とは敵対関係。

エミー・ロッサム / 役:キム・ダッシュ

  • キーホーの町の警察官巡査。
  • 事件が全く起きない平和なキーホーで、殺人事件が起き喜んでいる!

映画『スノー・ロワイヤル』あらすじ


雪深い田舎町キーホーで模範市民賞を受賞した真面目な除雪作業員ネルズ・コックスマン(リーアム・ニーソン)の息子が、麻薬の過剰摂取で死んだように偽装される。

地元の麻薬王バイキングの組織が関与していることを突き止めたネルズは、素手や銃、さらには除雪車を用いて敵を追い詰める。

ところがバイキングは、敵対関係にある組織のしわざだと勘違いし、襲撃する。
出典:シネマトゥデイ

映画『スノー・ロワイヤル』みどころ

映画『スノー・ロワイヤル』みどころ

ノルウェーのハンス・ペテル・モランドが、自身の監督作『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』をハリウッドでリメイク。

除雪作業員の復讐が、マフィアや警察を巻き込む戦いへと発展する。

主人公を『96時間』シリーズなどのリーアム・ニーソンが演じるほか、『わたしに会うまでの1600キロ』などのローラ・ダーン、『オリエント急行殺人事件』などのトム・ベイトマンらが共演。
出典:シネマトゥデイ

映画『スノー・ロワイヤル』を視聴できる動画配信サービス

『スノー・ロワイヤル』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。

なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。

u-next
注意点
  • 動画の配信情報は2019年6月15日時点のモノです。
  • 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。

ご覧のとおり、2019年6月15日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。

動画配信が開始になり次第、追って情報を掲載させていただきます。

【ネタバレあり】映画『スノー・ロワイヤル』感想レビュー

主人公は模範市民賞受賞の除雪作業員

優しい人ほどキレると怖い。

というお話は、ジャッキー・チェン主演の『ザ・フォーリナー/復讐者』でもあったように、今作『スノー・ロワイヤル』も主人公の模範市民賞受賞の除雪作業員が、殺された息子の復讐をする物語です。

これら2作品は「子供の死に対する親の復讐」ということでも共通点がありますね。

『スノー・ロワイヤル』の舞台はコロラド州にあるキーホーという雪深い街。

キーホーはスキーリゾートとして財を成す反面、観光客たちがドラッグを楽しむという裏の顔もある町でした。

主人公の除雪作業、ネルズ・コックスマン(リーアム・ニーソン)は、雪深いキーホーと他の街とを繋ぐために真面目に除雪作業に取り組んでいました。

そして、彼の地道な作業は評価され、コックスマンはキーホーの模範市民賞として表彰されます。

しかし、その直後にコックスマンを悲しみが襲いました。

息子のカイルが薬物の過剰摂取により亡くなったという連絡が入ったのです。

コックスマンはカイルが薬物に手を出すような人物ではないと信じていましたが、妻のグレイスからは「息子のことを何も知らない」と非難されてしまい、夫婦の間の溝も深まるばかりでした。

コックスマンは自分を追い詰め自殺を考えますが、除雪の作業所に逃げ込んでいたカイルとともにギャングに連れ去られた友人を発見し、彼からカイルの死の原因について聞き出したのです。

ここから、コックスマンの独自の捜査が始まります。

雪深い町、黙々と作業する除雪作業員のリーアム・ニーソン…。

無口で真面目ですが、内側には熱い何かを秘めている男…ということがスクリーン越しにもわかります。

復讐が始まる!

コックスマンはカイルの友人から聞き出したスピードという男を訪ね、情報を聞き出すとスピードを殺して金網にくるみ、冷たい真冬の川に捨てます。

スピードは組織の一番下っ端に過ぎず、その後もコックスマンはリンボー、サンタと息子殺しに関わりのある男たちから情報を聞き出しては殺し、金網にくるんで真冬の川へ捨てました。

そして、ついにマフィアの首領バイキングが息子殺しに関わっているということを突き止めたのです!

コックスマンは息子の復讐を果たすため、バイキングら組織を皆殺しにすることを心に誓い、狩猟経験で鍛えた銃の腕を活かし、バイキングのアジトを襲撃します。

しかし、バイキングは復讐の鬼と化したコックスマンの襲撃を、敵対するネイティブアメリカンのマフィア組織によるものだと勘違いしました。

このことから、マフィア組織同士の戦いも勃発!

ネイティブアメリカンマフィアの首領であるホワイトブルの息子を襲撃し、道路標識に吊るしたバイキング一同。

「息子には息子を」の条件で、バイキングの息子の誘拐を企むホワイトブル一同。

コックスマンの知らないところでマフィア同士の戦いが「勝手に」激化し始めたのでした。

物語はありえない方向へ!

コックスマンは同じ町にいる元マフィアの兄ウィングマンを訪ね、バイキングを始末する良い方法がないか訪ねます。

兄からのアドバイスでスナイパーを雇ったものの、雇ったスナイパーがバイキングに情報を売り、雇い主の名前がコックスマンであることをバラします。

そして情報を売ったスナイパーは、バイキングに殺されてしまうのでした。

バイキングは自分を狙っている相手がコックスマンだと知ると、バイキングはネルズではなく、兄ウィングマンの方を訪ね、亡き者にしてしまったのです…。

しかし、バイキングはウィングマンに身内がいることを全く知りませんでした。

ホワイトブル一同によるバイキングの息子誘拐作戦が決行されようとしていたある日、息子が通っている学校には一足先にコックスマンが到着していました。

バイキングの部下を装って、息子をバンに乗せて雪深い山奥にある自分の家へ連れて行きます。

バイキングの息子は不思議とコックスマンに心を開いているようでした。

コックスマンもさすがに子供には優しいようで、敵の息子でありながらも危害を加えるつもりもなさそうです。

そればかりか絵本の読み聞かをせがまれて、除雪車のカタログを読み聞かせるなど今作の中で束の間のほのぼのシーンが登場します。

次の日、誘拐したバイキングの息子を除雪車に乗せてニコニコのコックスマン。

しかし、バイキング一同がコックスマンの正体と居場所がわかってしまいます。

『スノー・ロワイヤル』気になる結末

バイキング一同はコックスマンの家を捜索後、除雪の作業所へ向かいます。

そこへホワイトブル一同も到着し、三つ巴の戦いが始まりました。

マフィア同士の銃撃戦に交えて、ついにコックスマンも怒りの除雪車を発進させます!

除雪車どころか樹木切断機能のついた重機まで発進させ、銃撃戦真っ最中のマフィアたちに突進!

マフィアたちは壮絶な撃ち合いとコックスマンの突進により全滅。

生き残ったのはネイティブアメリカンマフィアのボスであるホワイトブルとコックスマンだけでした。

バイキングの息子はコックスマンの除雪車を乗り回しどこかへ消え、コックスマンとホワイトブルもまた除雪車で雪道を行くのです。

コックスマンの仕事は除雪。

どんなときでもやることは変わりません。

キーホーと他の街を繋ぐため、今日も除雪に励むのです…。

ここで物語は終わります。

『スノー・ロワイヤル』感想

真っ白な雪に赤い血、そして思わずニヤリとしてしまうブラックジョーク。

私はリーアム・ニーソンの『96時間』シリーズを鑑賞した直後に劇場へ向かいました。

リーアム・ニーソンが除雪車を乗り回し、悪を排除していく痛快作品かと思えば、復讐と除雪という目的のために静かに炎を燃やし生きていく男の物語でした。

なので、意外と言えば意外。いい意味で裏切られた作品でした。

作品中では1人死ぬごとにスクリーンにキャラクターをモチーフにした十字架と名前が現れ追悼されます。

それを見ると「これはこういう作品なんだ」ということが理解できてニヤリとしてしまいます。

残念ながら十字架がいくつ出てきたかは数えそこねたのですが、これから鑑賞する方はぜひ注目してみてください!

マフィアの手下たちのニックネームがおかしすぎて毎回聞き直すリーアム・ニーソンにも爆笑。

個人的にはラスト、生き残ったホワイトブルとコックスマンの除雪車ドライブシーンは非常に良かった。

ちなみに今作の元ネタは『ファインディング・ダディ 怒りの除雪車』というノルウェーの作品。

こちらもさっそく鑑賞してみたいと思います!

アクション、バイオレンス、はたはまたコメディだけでなく、人間ドラマもしっかりと描かれている多才なジャンルを一緒くたにしたエンターテイメント作品です!

しかし!ポスターにある「木に突き刺さった車」がなかったのはひとつ残念な点でした(笑)

映画『スノー・ロワイヤル』まとめ

以上、ここまで『スノー・ロワイヤル』について紹介させていただきました。

要点まとめ
  • 観る人によってジャンルは様々!色々オイシイとこ取りのエンターテイメント作品!
  • 主人公のコックスマンと演じるリーアム・ニーソン、それぞれの男の生きざまを感じた作品。
  • 暑い夏にはピッタリ!雪山が舞台で涼しくなれる★