『戦翼のシグルドリーヴァ』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想!オーディンとの対決ついに決着

『戦翼のシグルドリーヴァ』第12話(最終回)

出典:『戦翼のシグルドリーヴァ』公式ページ

ついに最終回!

気合いの入った作画シーンもあり、戦術姫隊の全員に見せ場がありました。

SU_BU

特にアズズとオーディンの対峙シーンはぬるぬるでした。

大きな不満のない終わり方でしたが、ピラーの脅威は残っているようですし、オーディンが生きている可能性は高そうですね。

そして、三バカに関しては意外でしたが、ここが彼らの収まりどころということでしょうか。

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『戦翼のシグルドリーヴァ』前回第11話のあらすじと振り返り

富士プライマリー・ピラーのダメージが回復する前に、再び総攻撃を行うことに決めた人類。

その再攻撃が始まる直前、クラウは夢の中でオーディンと対峙します。

自らの元へ来るように誘うオーディンを、クラウははっきりと拒み決戦に挑みます。

そして、ついに始まった富士プライマリーピラーへの再攻撃。

里見司令は、この人類の滅びがかかったこの一戦に、エースたちを温存する作戦に出ます。

新人ワルキューレの鈴原くるみと石動萌、各国のワルキューレたちの奮闘により、部隊は順調にトールの元へと近付いていきます。

館山戦術姫隊は予定以上の成果を上げた温存策によって、万全の状態で再びトールと対峙するのでした。

【ネタバレ】『戦翼のシグルドリーヴァ』第12話(最終回)あらすじ・感想


オーディンvsクラウディア

敵は多数、トールも充電を開始。

司令部に危機感が募るなか、オーディンが乗り込んだ禍々しい機体が戦術姫隊の前に現れます。

頼もしい仲間が世界中にいて、みんな命懸けで戦っている。

威圧するように笑うオーディンに、宮古は「それがどうした!」と言い放ちます。

どうやっても心が折れない宮古にイラついたオーディンは宮古に狙いを定めますが、それをクラウディアが阻みます。

神である自分たちを畏れないクラウディアに、オーディンは「己の血の宿業を否定するか!クラウディア!」と、鬼気迫る表情で叫ぶのでした。

SU_BU

左目が光ってるのがいかにもな中二演出で笑えました(笑)トールもですが、オーディンの機体はどこかオモチャっぽいですね。

黒い英霊機vs園香

戦死したワルキューレの英霊機が敵となって蘇った黒い英霊機。

アズズの作戦では、クラウディアがS級の黒い英霊機の相手をするはずでしたが、オーディンの出現によって狂いが生じてしまいます。

「ここは私がなんとかする!」

そう言って飛び出したのは園香でした。

S級2機を相手取ることになった園香を心配する仲間たちに、園香は「私がこの空で誰より一番速い!」と笑うのでした。

SU_BU

ここまでの描かれ方は主人公・園香なので、S級2機でも役不足感がありますね(笑)

トールvs宮古・アズズ・三バカ

介入してきたオーディンはクラウディア、黒い英霊機は園香。

障害は二人のおかげで排除され、宮古とアズズの前に立ちふさがるのは雷神トールのみとなりました。

宮古とアズズの元にシールド隊の三人も合流し、トール攻略戦が始まるのでした。

SU_BU

三バカもちゃんと見せ場が用意されているようですね。意地を見せてほしいです!

オーディンの気持ち

青と赤の光で軌跡を残しながら展開される、クラウディアとオーディンの戦い。

オーディンを引き付けていれば誰かがトールを倒してくれると信じ、英霊機を駆るクラウディア。

そんな彼女を見て、オーディンは「お前もまた、ただ独り焼け野原に取り残されるだけだとなぜわからない」とイラ立ちます。

クラウディアがオーディンの攻撃をかわしながら飛んでいると、眼前に草原にぽつんと一本だけ気の生えた世界が広がります。

やがてその世界は炎に包まれ、大樹の根元にはオーディンがただ一人立っていました。

「家族も友も失い、たった一人、絶望の淵を覗くことになる」

オーディンは、孤独な未来の景色をクラウに提示するのでした。

SU_BU

大人版のオーディンが神谷明さんなんですよね。なかなか恐れ多いです。

神の血を引く者

  • クラウディアの家には北欧神話の歌が残っていた
  • 過酷な戦場で生き残り続けたクラウディア
  • オーディンのクラウディアに対する異常なまでの執着

全ては、ワルキューレの中でクラウディアだけが神であるオーディンの血を引く娘だったから。

「だから俺の手を取れ」と願うように叫ぶオーディンを、クラウディアは「私は人として生き、人として死ぬ」とハッキリと拒絶するのでした。

SU_BU

え、クラウディア何歳なの?と一瞬思いましたが、その子孫ということなのでしょう。オーディンは仲間と家族が欲しかったんですね。

急所へ向かうアズズ

神の血を引くクラウディアの歌によって妨害波が減衰し、ヴァンドランデ(ピラーの核)の位置が判明します。

位置が分かっても、目の前のトールを放置して向かうことはできない。

歯噛みするアズズでしたが、宮古が「トールはあたしが倒すから行って」とその背中を押します。

覚悟を決めている宮古の言葉を受けたアズズは、シールド隊に後を託し、ヴァンドランデの元へと向かうのでした。

SU_BU

クラウディアの歌をBGMにした戦闘は良かったですね。クライマックス感がありました。

さようなら、お父様

北欧神話に登場する、神の血を引く人間が持っている魔剣ティルヴィング。

ティルヴィングの名を冠した、三度だけ使えるクラウディアの切り札である魔弾は、オーディンではなく大樹へと向かいます。

それに気付いたオーディンは、必死の形相で「やめろー!」と叫びますが、魔弾は大樹に命中し、オーディンの世界は砕け散ってしまいます。

自らの故郷を壊されたオーディンは、涙目で「グングニルを放つぞ!怖くないのか!?」とクラウディアを脅します。

脅しを意に介さず近付いてくるクラウディアに躊躇するオーディン。

クラウディアの機体は、そのままオーディンが操る巨人を貫き、巨人は爆発四散してしまうのでした。

SU_BU

涙目のオーディンが面白かったです(笑)樹は北欧神話のユグドラシルだったみたいですね。ユグドラシルは世界そのものらしいですが、なんだか意外と小さかったです。これが今のオーディンの世界の小ささを表しているのでしょうか。

ウチのヒーロー

園香は、垂直上昇からエンジンを切り離して敵にぶつける機転、宮古はシールド隊の三人の犠牲で、それぞれ沖田桜の黒い英霊機とトールを倒し、アズズはヴァンドランデへとたどり着きます。

ヴァンドランデの前にいたオーディンは「よくここまでたどり着いた」とアズズの健闘を称えます。

追い詰めたアズズが「神様らしく潔さを見せろ」と言うと、オーディンは「全てを守りたいと思うのは当然だろう」と言ってアズズを吹き飛ばします。

「まだ手立てを残しているのか」と訝しむオーディンに、アズズは「ただ信じてるだけ」と答え、確信に満ちた声で叫びます。

「ウチのヒーローが来るのを!」

その瞬間、壁を突き破って現れたのは宮古の英霊機でした。

剣を携え英霊機から飛び出した宮古は、気合いと共にヴァンドランデを切り裂くのでした。

SU_BU

このシーンの作画は凄かったですね。ぬるぬる過ぎて他と違和感を感じるほどでした(笑)第5話のお風呂シーン並みの作画でした。

諦めたオーディン

滅びに備え、手を尽くしてきたオーディンの世界はラグナロクによって滅び、オーディンと滅びを賭けて戦った人類は勝利しました。

オーディンは「ボクとお前たちはどこが違ったんだ」と呟き、宮古が「一人で悩まないで相談してくれたらよかったのに」と答えます。

「優しいお前がずっと苦手だった」

そう言ってオーディンは潔く両手を広げ、最後の一撃を受け入れるのでした。

SU_BU

相談は大事!答えにはなっていませんが、毒気を抜かれる宮古らしい答えでした。

第二次ラグナロク作戦

眩い光に包まれた司令部。

気が付くと、富士プライマリー・ピラー、セカンダリ・ピラーの反応が無くなっていました。

そして富士をバックの戻ってくる四人と、鈴原くるみと石動萌の英霊機。

里見司令が思わず「よっしゃー」と声を上げ、司令部は笑顔に満たされます。

館山戦術姫隊全機帰還、国内外の戦闘修了確認、各国のプライマリー・ピラー鎮静化、全戦闘完全に終了。

第二次ラグナロク作戦は、人類の勝利で幕を閉じたのでした。

SU_BU

予想通りの全員無事展開で大団円。ワルキューレ以外の命が軽すぎた気もしますが、これが『戦翼のシグルドリーヴァ』で描きたい「格好いい男」の姿なんでしょう。

館山基地へようこそ

大勢の名前が刻まれた戦死者の墓碑と、その前に置かれた大量の花束。

三バカの後継者も見つかり、館山基地には日常が戻ってきていました。

オーディンは姿を消したが、各国のプライマリー・ピラーは残っており、セカンダリー・ピラーの脅威も消え去っていない。

未だ戦時中ではある館山基地に、新たに鈴原くるみと石動萌の二人のワルキューレが配属となります。

二人を案内していた四人は班長を怒らせてしまい、雷に追われるように機体に飛び乗ります。

「クラウディア・ブラフォード、いつでもいける」

「度会園香、大丈夫です」

「駒込アズズ、スタンバイ」

「六車宮古、準備オッケー」

「石動萌、着任します」

「鈴原くるみです、よろしくお願いします」

空に飛び立った戦術姫隊は、声を合わせて「館山基地へようこそ」と新人二人を歓迎するのでした。

SU_BU

まだ戦いは終わってないようです。加護が消えていないみたいなんで、まだオーディン様は生きているんでしょうねえ。まあヴァルハラが無くなったら英雄の魂も困りますからね。仕方のないところでしょうか。

『戦翼のシグルドリーヴァ』第12話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ

要点まとめ
  • 四者四様の戦い
  • オーディンの犯行動機
  • クラウディアの秘密
  • 三バカにも見せ場はある!
  • 大団円

オーディンの犯行動機はかなり子供っぽかったですね。

これが老人の姿だったら、見ていられなかったかもしれませんね(笑)

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