オーディンが敵だと判明し、富士プライマリー・ピラーへの再攻撃に向けて動き出した人類。
ただ、今回は宮古とアズズのためのお話でした。
宮古とアズズの互いを信頼し合う相棒感が、とても尊かったです。
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目次
『戦翼のシグルドリーヴァ』前回第9話のあらすじと振り返り
ヴァルハラに向かったクラウとアズズは、発見した壁画からオーディンに関する重大な情報を手に入れます。
その情報を持ち帰ろうとする一行の前に、侵入者を抹殺せんとする謎の怪物たちが現れ、窮地に追い込まれます。
一方で、館山基地奪還のため英霊機で戦っている宮古も、倒しても復活するピラーに苦戦を強いられていました。
姉の死から立ち直った園香と、避難民やワルキューレのために命を投げうった兵士たちの活躍で、館山戦術姫隊は、ヴァルハラからの情報の入手と館山基地奪還という二つの目的を無事に果たします。
帰還したアズズは、壁画から神々の歴史を読み解き、オーディンの「ラグナロクを避けるために戦っている」という言葉が嘘だと、里見司令に報告するのでした。
【ネタバレ】『戦翼のシグルドリーヴァ』第10話あらすじ・感想
オーディンとの対峙
各国の首脳が集まる会議で、オーディンが隠していた「北欧神話」を明らかにした里見司令。
首脳たちが戸惑っていると、モニターにオーディンの姿が映し出されます。
トールと共にいるオーディンを見て、里見司令は全てを悟ります。
「戦う力は与えた、戦う動機も与えた、そして戦う敵も与えた」
全てが自作自演であったことを明かしたオーディンは、いつものように「ラグナロクの時は近い」と嬉しそうに笑うのでした。
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風呂再び
館山基地の風呂でくつろぐ宮古と園香。
二人で会話する内に、宮古は、姉の死を乗り越えて園香が精神的に強くなっていることを実感します。
そんな二人の話題は、市民が戻ってもいまだ静かで元気のない館山の街へと移ります。
館山の元気を取り戻すため、宮古は毎年恒例の夏祭りを実施するべく動き始めるのでした。
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富士プライマリー・ピラー再攻撃
オーディンから首脳会議で宣戦布告された人類は、一致団結し、弱っている富士プライマリー・ピラーへの再攻撃の準備を始めます。
里見司令とクラウは各国要人の説明と説得、アズズは再攻撃作戦の設計。
加護を奪わないオーディンの狙いなど不明な点はありながらも、再攻撃の中核を担う館山基地は動き始めるのでした。
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空に戻るリズベット
弥生の犠牲もあり、死地から命からがら戻ってこられた『ロスヴァイセ』の二つ名を持つ、ネームドワルキューレのリズベット。
欧州時代の戦友であるクラウは、退院の時を迎えたリズベットの元を訪れました。
空に戻らない選択肢もあると告げるクラウに、リズベットは「降りないよ」とハッキリと答えます。
「お前たちが飛んでる時に、ここで無事を祈ってるなんてアタシじゃない」
覚悟の決まっている戦友を、クラウは「心強いよ」と笑顔で迎えるのでした。
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宮古とアズズ
浴衣の採寸のため、アズズの部屋を訪れた宮古。
宮古が用意した浴衣が、翌日に行われる夏祭りのための物だと知ったアズズは、「いまはそれどころじゃないだろ」と、怒りをあらわにします。
「いますっごい大変だよね、分かるよ。だから一緒に…」
そう言って夏祭りに誘う宮古を、アズズは「あたしの気持ちなんてわかるもんか」と突き飛ばし、部屋を出ていってしまうのでした。
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相棒
思い出を作り、思い出を振り返るために、みんなで夏祭りを楽しみたい。
園香から、宮古たちが夏祭りを企画した気持ちを聞かされたアズズは、ひとり海へと向かいます。
一方、アズズを怒らせてしまった宮古は、彼女を探して基地の中を巡ります。
頭のいい人たちの正解を選ぶのがアズズ、バカ代表の正解を選ぶ宮古。
二人そろえば絶対に間違わない。
クラウと出会った宮古は、アズズとの関係を語ります。
訓練生時代にアズズがよく高いところから海を眺めていたことを思い出した宮古は、急いで海へと向かうのでした。
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宮古らしさ
海を臨むベンチで合流した宮古とアズズ。
今度の戦いに負けたら人類の歴史が終わってしまう。
アズズは、その責任を背負って作戦を練るプレッシャーに潰れそうになっていました。
そんなアズズを、宮古は「責任は半分背負う」「死んだら天国でも朝起こしに行ってあげる」と、宮古らしく明るく励まします。
宮古の励ましで落ち着いたアズズは、「浴衣を宮古が着付けてくれたら夏祭りに行く」と、可愛らしい条件を提示するのでした。
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房総の祭り
宮古とアズズが仲直りし、戦術姫隊の四人がそろって参加することになった房総の祭り。
提灯で照らされた通りに並ぶ夜店でひとしきり遊んだ四人は、宮古とアズズ、クラウと園香で別れて行動することにしました。
クラウと園香が、海辺で行われていた灯篭流しを見物していると、 宮古とアズズの乗った戦闘機が花火で夜空を彩っていきます。
海に浮かぶ灯篭と夜空を彩る花火という、宮古や館山らしい死者の見送りに、クラウは故郷の歌で答えます。
クラウにとって、いつの間にか帰る場所になっていた館山基地。
「この場所と人々が私の戦う理由だ」
クラウは、涙を流し館山で出会った人々のために戦う意思を固めました。
そんなクラウという少女の年相応の泣き顔を見た、大人である里見司令は「戦士だと思っていたかった」と本音をこぼします。
あの涙のために何でもやれる。
だけど、あくまでも館山基地らしく明るく楽しくいこう。
里見司令はそう言って、花火で彩られた綺麗な夜空を見上げるのでした。
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『戦翼のシグルドリーヴァ』第10話あらすじ・ネタバレ感想まとめ
第10話「館山湾決戦前夜!」をご視聴いただきありがとうございました!
次回 第11話「富士ピラー再攻略戦!」は来週12月19日(土)23時30分より放送です!
引き続き他各局の放送や配信でもTVアニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」をお楽しみください✈https://t.co/IrElQ1e2kQ#シグルリ pic.twitter.com/TZgDLwnBaa— TVアニメ「戦翼のシグルドリーヴァ」公式 (@sigururi) December 12, 2020
- 強くなった園香
- お風呂に定評のあるアニメ
- 下着に白衣
- オーディンが加護を奪っていない理由
- 宮古とアズズの関係性
第10話にして、ようやくアズズ回ともいうべき話がやってきました。
個人的にアズズが一番お気に入りだったので、とても長く感じました。
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