あなたの選んだ選択が、
恐れからではなく、
希望を反映したものでありますように。
第6話「選択」は…
この南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラの名言が胸にズンッと響く結末を迎えます。
42歳の銀行員夫（吉沢悠）に、海外赴任チャンス到来！
夫婦での週末旅中に、行くかどうかを決断しなければいけません。
残すはあと1日。博多で決断を下さねば…！
妻（観月ありさ）は、別行動して夫に1人で考える時間を作ります。
ホテル（クロスライフ博多天神）で、考え抜いて彼が辿り着いた答えとは？
目次
ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』前回第5話のあらすじと振り返り
上司（森岡豊）からの海外赴任オファーがありました。
シンガポール支店へ来年から5年間という内容。
ずっと海外で仕事をしてみたかった銀行員・矢吹仁（吉沢悠）は、素直にそれを喜びます。
奥さんも一緒の方がいいよと、上司。
仁は考え込んでしまいます…
果たして、妻の真澄（観月ありさ）はついてきてくれるのだろうか？と。
海外赴任のことを言えないまま、三連休に突入。
矢吹夫婦は、京都＆博多の週末旅へ。
街ブラができる好立地な宿「クロスホテル京都」に泊まります。
京都は、真澄が大学時代を過ごした場所。
なんの因果か…
料庭八千代で、真澄のパティシエの元彼（駿河太郎）に偶然会ってしまいます。
彼のフランス修業（海外）へついて行かず、日本にいることを真澄が選んで…2人は破局。
それを知り、揺れる仁の心！
でも、一縷の望みをかけて、夫は妻を誘います。
「一緒に行かないか？真澄に付いてきて欲しいんだ。」
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第5話のラストで、はじめて自らのエゴを通して終わりました。
第6話では、気になる“妻の反応”と“その後の大事な決断”が描かれます。
【ネタバレあり】ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』第6話あらすじと感想
本気で言ってる？
「一緒に行かないか？真澄に付いてきて欲しい。」
シンガポールの栄転話を打ち明けた直後、矢吹仁（吉沢悠）は妻にこう伝えました。
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今日は、男澤直樹さんの「Butterfly」が焦らしてきます。
宿泊先「クロスライフ博多天神」に到着！
博多山笠推しのロビーアートを絶賛する矢吹真澄（観月ありさ）。
真澄は、訳あっていつもの2割増しくらいテンション高め。
「いいホテル！ラウンジ素敵だったから、ホテル散策しよ！」
シックで都会的なカッコイイ部屋で、真澄は努めて明るくします。
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あのとき、真剣な顔をした真澄はこう言いました。
仁にとっての仕事と同じくらい、私にとっても仕事は生きがい…悪いけど私は行けない。
つい自分で決断できず、真澄に委ねてしまいました。
「一応確認しただけ。単身赴任のつもり。」
妻の地雷を踏んでしまったと気づいた仁は、すぐ訂正します。
ラスト1泊は博多！妻（観月ありさ）から別行動を提案されて…
博多旅のプランを聞いても反応が薄い仁。
「迷ってるんだ。海外赴任どうするか…」
思いつめた表情で、仁は決断できかねていることを明かします。
真澄が一緒に行けないことが原因ではありません。
では、どうして決まらない…？
当の本人（仁）が、決まらない原因をよくわかっていないのです。
「仁がどうしたいか…が大事。私は、仁が選んだ道を応援する！」
真澄は、悩める仁にゆっくり考える時間を持ってもらうために別行動を提案！
夫をホテルの部屋に残し、真澄は博多の街に出ます。
手始めに、真澄は博多名物・鈴懸の苺大福を購入！
シンガポールに苺大福あるのかな？なんて考えながら、福博であい橋で食べます。
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そして、何がこの選択を難しくしているのだろう。
歳を重ねて物事に慎重になった分…決断力は鈍っている気がする。
仁は、ホテルのラウンジにちょこんと座りながら考え込みます。
調べる妻（観月ありさ）と考える夫（吉沢悠）。
シンガポールのことが気になった真澄は、調べてみます。
仁は英語ができるから大丈夫そう！シンガポールってなんか面白い国！
友人オススメの博多グルメ・バークレーのハンカレーを、真澄は大濠公園のベンチに座りながら堪能します。
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そして、“考える”ことからはじめる夫は…
デジタルアートで幻想的な癒し空間となっている、クロスライフ博多天神にしかない唯一無二のお風呂に浸かりながら人生を考えます。
僕のエゴで…彼女の生きがい（仕事）を奪うことなんて望んでいない。
5年後は47歳…子供は？
お互いを見つめ直すためにつくったこの旅の時間は？
寂しさを言い訳にして、挑戦することを恐れている訳でもない。
失敗が怖くて、逃げる理由を探している訳でもない。
仁は、決してうしろ向きに悩んでいるのではありません。
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1人の時間終了！夫婦（吉沢悠×観月ありさ）は、元祖・もつ鍋楽天地へ！
仁はどんな決断をするんだろう？
シーサイドももち海浜公園で何年ぶりかの海を眺めながら、真澄は思います。
潮風の懐かしい匂いに触れながら、彼女はここに来られなかった仁に海の写真を送ります。
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このときの真澄から、寂しさを感じました。
テレパシーが通じたかのように、仁から合流しようと電話がかかってきます。
待ち合わせは、中州川端駅前の三人舞妓像前。
像を眺めている仁に、真澄が明るく声をかけます。
どうやら仁は整理がついたらしい。
ホッとしたからか…仁のお腹はペコペコ。
2人は、元祖・もつ鍋楽天地へ。
てんこ盛りにビビる夫に、妻が言います。
「食べてみなきゃわからないでしょ？」
もつ鍋1本で60年のカッコイイ店、元祖・もつ鍋楽天地！
コクがあるのにあっさりしてるもつ鍋がおいしくて食が進みます。
「昔から博多に美人が多い理由…もつ鍋のおかげじゃない？」
お肌に良いモツと抗酸化作用のあるニラが博多美人を増産していると真澄。
「…もつ鍋って戦後に生まれでは？」
仁の博識マジメツッコミを受け、真澄は「細かい男は嫌われるよ？」と笑って注意します。
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“メニューは増やすな。もつ鍋だけの店でいい。”
楽天地は、この気概のもと60年もの歳月をもつ鍋1本で続いてきたカッコイイお店です。
真澄からその話を聞いた仁は「選んだ道を突き進むか…」と呟きます。
仁は、さっき真澄が送った海の写真を見て思ったことを語ります。
「海と空…東京とシンガポールは繋がってるなって、これ見て楽になった！」と。
妻は夫の決断を察します。
彼（吉沢悠）が、銀行マンを目指した理由。
「自分の仕事が、社会を便利にしたり、人生を豊かにするような…下から支える仕事に就きたかった。その舞台がいつか世界になったらって思ってたんだ。」
仁が、銀行マン（金融の道）を目指した理由を語ります。
真澄も「私も、広告の力で世界を変えられるって信じて働いてる」と共感します。
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屋台ともちゃん、今度はまた違う“選ぶ楽しみ”アリのお店。
仁の門出に乾杯します。
仁は決断できない訳じゃなくて、決めるまで時間がかかるタイプ。
妻はそれをよく理解しています。
時差1時間しかないし迷ったときは相談にのるよと、励ます真澄。
話しているうちに、真澄が注文したとんこつラーメンがきます。
店主曰く、“麺の後に麺”は博多じゃよくあるらしい。
常識を覆す美味しさに、矢吹夫婦は夢中になって麺をすすります。
博多の夜は幸せにふけていきました。
妻（観月ありさ）ビックリの…夫（吉沢悠）の決断！
週明け。仁は、上司と海外赴任について話しました。
帰宅すると、仁は真澄に「断ってきた！」とまさかの報告をします。
「繋がってる…日本にいたって世界を動かす仕事ができるんだって。それに、真澄との週末旅を続けられる。」
きっとはじめからこうしたかったんだと、仁は言います。
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ちっとも悔しくなさそうに、ニコニコしながらホッとした顔で真澄が言います。
夫の大きな決断を受けて、真澄は言います。
「仁が決めたことなら、私は応援する！」と。
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ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』の次回に期待するもの
夢を貫き、新天地へ進むか？
いまの幸せを大事にするか？
この究極の2択ではなく…
3つめの素敵な選択肢を見出して、夢をここ（日本）で叶えることにした彼。
いまも未来も大切に思う気持ちに感動しました。
第7話のタイトルは「逡巡」。
決心がつかず、ためらうこと…という意味がある不穏なワードです。
次週、函館の日本一空港から近い温泉地で、また夫婦の心がすれ違います！