“運命”を決めるのは神様?それとも自分?
第5話「運命」の舞台は、いくつもの神がいて運命を見守ってきた古都・京都。
仕事に心を燃やす夫婦(吉沢悠×観月ありさ)が三連休を使って旅に繰り出します。
滞在先は、河原町三条にある街ブラにうってつけの宿・クロスホテル京都。
仕事が大好きな妻に、海外赴任のチャンスが到来したことを言い出せないまま…京都入りする夫。
そこで、妻の元彼(駿河太郎)に遭遇!
元彼が、夫の心を揺らす!
いにしえの街が、不思議な縁を結ぶ週末旅。
本音を譲ってきた優しい夫が、妻に本当のキモチを伝える“運命の時”が訪れます。
目次
ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』前回第4話のあらすじと振り返り
直属の部下から授かり婚の報告をうけた銀行員・矢吹仁(吉沢悠)。
子供が欲しい仁は、お祝いの言葉をかけながらも複雑な気持ちになります。
妻・矢吹真澄(観月ありさ)とは、自分たちのキャリアを優先で!と決めて結婚しました。
真澄はいま、どう思っているのだろう…
仁は、次の週末旅で妻と子供について話してみようと決意します。
週末、矢吹夫婦は大分・別府温泉へ。
宿泊先は、満足度100%の宿「杉乃井ホテル・宙館」です。
ホテルの全てに大満足してご機嫌な真澄を、仁は夜の散歩に連れ出します。
夫が“子供のこと”を切り出すと、妻は苦しい胸の内を語ります。
頭の整理がつかない真澄を、仁はありのまま受け入れます。
「真澄自身の意志を尊重したい。」
悩む妻へ、優しい夫はこう声をかけました。
得るものがあれば、失うものや手放すものもある。
もしかしたら、人生においては100%の満足は必要ないのかもしれない。
いまは、大切な人(真澄)がそばにいるだけでいい…
仁は“いまここにある幸せ”を大事にしようと決めました。
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第5話では、“夫婦がそばにいられなくなるかもしれないこと”が起きちゃいます!
【ネタバレあり】ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』第5話あらすじと感想
シンガポールに5年…念願の海外赴任の打診を受ける夫(吉沢悠)。
「シンガポール支店へ、来年から5年間行かないか?」
上司(森岡豊)から念願の海外赴任オファーがありました。
銀行員・矢吹仁(吉沢悠)は喜びを噛み締めます。
仕事に専念するために奥さんにもついてきてもらった方がいいと言われます。
よく考えて、週明け(三連休明け)に返事をすることに。
家で珍しくビールを飲もうとしたけど飲めず…
仁は缶のタブをカチカチと弾きながら考え込んでしまいます。
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異変を感じとられないよう、仁は急いでビールを冷蔵庫に戻します。
聞けば、真澄は「ジャパンフードフェス、ゴーが出たの!」と嬉しそうに話します。
忙しくなるけど、仁との週末旅は続けると話す彼女。
今度の三連休、矢吹夫婦は京都&博多へ行く予定。
仕事がノッてる妻にシンガポール行きをどう話そう…
言い出せないまま、週末を迎えます。
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悩ましい展開で流れ出す、男澤直樹さんの「Butterfly」。
幸せの鈴なり団子と、料庭八千代の素敵な京懐石弁当!
法観寺の八坂の塔(五重塔)を横目に、真澄に海外赴任を告げる練習をする仁。
大きな課題を、京都の週末旅に持ってきてしまいました。
それを知らない真澄は、大学時代を過ごした京都をエンジョイします。
真澄が、大好きな十文堂の鈴なり団子(京風白みそと黒ごま醤油)を買ってきます。
巫女さんの鈴の形をしたこのお団子は、幸せが鈴なりのように振ってくるようにと想いが込められた菓子です。
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先人のプライドと情熱に胸を熱くしている夫を見て、妻は微笑みます。
昼食は、南禅寺 料庭八千代の庭園に面した屋外の床席にて…
旬の食材と器で四季を感じさせてくれる京懐石弁当・雨月(湯豆腐&南禅寺蒸し付き)を!
キリッと辛口の冷酒をお供に!!
湯豆腐を食べる仁に、真澄は「南禅寺が湯豆腐の起源なんだよ」と説明します。
安土桃山時代に魚問屋からスタートしたこのお店。
豊臣秀吉が宴を開いたときに魚を納めたことで、京都最大の魚問屋として知られるようになったのだそう。
南禅寺でチャンスを逃す…元彼(駿河太郎)に遭遇!
真澄から料庭八千代の歴史を聞いた仁は思います。
期を見るに敏。チャンスを逃さずに掴んだってことか…と。
そして、“あのこと”を伝えるチャンスは今だ!と勇気を振り絞ります。
「まーちゃん!この店で会えるなんて運命感じちゃうね!」
仁の勇気をかき消す…親しげに妻を呼ぶ男の声が背後から放たれます。
「たかちゃん!?」驚く真澄。
高田(駿河太郎)と名乗る男は、真澄の隣に座って嬉しそうに喋り出します。
夫だと紹介された仁が「どなた?」って聞くと…
やや動揺しながら、時間差で2人は「…ともだち!」と答えます。
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すぐに、実は大学時代(20年前)に恋人同士だったことを仁に明かします。
「元彼さんでしたか!」と笑顔で対応する仁。
このお店も、交際中に真澄&高田が来たことがあるお店でした。
フランスでパティシエをしているという高田。
海外に出て日本の凄さを再発見したという高田は、ケーキ作りにそれを活かせないかと思って久しぶりに日本に帰ってきたと言います。
彼女(観月ありさ)と彼(駿河太郎)が別れた理由…
大学卒業のとき、高田は「一緒に渡仏しない?」と真澄を誘いました。
それを真澄が断り、“夢と愛、どっちが大事?喧嘩”に発展!
この大喧嘩が別れのきっかけに…!!
断った理由を仁が聞くと、日本でやりたいことがあったと真澄が答えます。
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高田はにこやかに言います。
過去の恋の顛末を聞いて、仁はますます妻を海外に誘うことに不安を覚えます。
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海外で夢を実現させた元彼との久しぶりの再会を終え、真澄はしみじみ思います。
不思議な縁に感動を覚えながら、今日の宿「クロスホテル京都」へ。
ホテルの入り口で、真澄がおしゃれなアート作品を見つけます。
「見る角度によって、ハートに見えたり、無限大(∞)にも見えるよ!」
素敵なお出迎えに、矢吹夫婦の期待値が上がります。
運命って神様が決めてる?旅の醍醐味に導かれて絶品肉を味わう!
今度はロビーの絵に引きつけられる真澄。
京都に縁のある神様…七福神と四神の絵。
それを眺めながら、真澄は運命について話しはじめます。
あらゆる決断をしてきたけれど、それすらも運命で決められていたことなのかもしれない。
運命を神様が決めてるとしたら…
仁とここにいられる“いま”を神様に感謝したい。
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「旅の醍醐味は出会い!街ブラしよう!」
ポジティブな真澄アンテナが働き、楽天王という良さ気な焼き肉屋さんを発見!
おまかせセットを注文した2人は、出てきた肉盛りのボリュームに驚きます。
肉が汗をかきはじめたら、ひっくり返すタイミング…
後は軽く炙って食べたら最高でした。
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一緒に行かないか?
締めはクッパか…卵かけご飯か…メニューとにらめっこする仁。
悩める夫のかわりに真澄が「両方!」と決断。
仁は「自分は決断できない男だ…」と、すこし弱音を吐きます。
「歯を磨こう、ネクタイはこれ…仁は1日に何万回も決断をしてるよ?」
人間の脳は瞬時にすべて決断しているという話をする真澄。
「大きな決断をするときぐらい…じっくり時間をかけてもいいと思う。」
旅の様子で、仁が仕事関係の悩みを抱えていることを察していた真澄が助言します。
「仁の仕事に賭ける想いは理解してる。迷ったときは欲張ってもいいんじゃない?」
真澄がかけてくれた言葉が心に響きます。
偶然飛び込んだ焼き肉店も、締めを両方頼んだことも…
どちらの“運命”も大正解でした。
翌朝、仁はホテルの入り口のオブジェをもう一度見に行きます。
ハート(愛)と無限大(夢)が1つになったアートが彼の背中を押します。
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Miyuu「magnet」が爽やかに送り出します!
海外赴任の栄転話をもらったと。
「一緒に行かないか?真澄に付いてきて欲しいんだ。」
ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』の次回に期待するもの
運命は我々の行為の半分を支配し、他の半分を我々自身に委ねる。
イタリアの思想家・マキャベリの言葉で締めたラストがおしゃれでした!
第6話のタイトルは「選択」。
三連休後半は、博多でまさかの別行動旅に!
1人でじっくり向き合って、決断できない彼はついに大きな選択をします。
夫婦の運命はいかに…来週に注目です!