末っ子最強説!
上の兄弟たちに勝てなくて幼い頃からたくさん“嫉妬”するからこそ、
頂点を極めている名だたるスポーツ選手には、末っ子の人が多いらしい。
第3話「嫉妬」では、仕事での悔しさ(嫉妬)を抱えて日本海へ!
今回の週末旅は、川のせせらぎが聴こえる麗しの宿…
富山県の黒部・宇奈月温泉「やまのは」が舞台です。
旅先で互いの心をぶつけ合った夫婦(観月ありさ×吉沢悠)は、
嫉妬の悔しさの先に“あること”が待っていることに気づきます。
目次
ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』前回第2話のあらすじと振り返り
大手銀行のキャリア組としてバリバリ働く課長・矢吹仁(吉沢悠)。
努力を欠かさず仕事に真面目な仁は、部下達の尊敬の的!
そんな仁へ特別な視線を向ける部下・三好エリカ(森高愛)。
仁が既婚者と知っているはずのエリカが、「2人きりで話を!」と誘ってきます。
言葉を濁して断った仁は、不倫手前のモヤモヤを抱えて週末を迎えます。
罪悪感と一緒に…夫婦は会津週末旅へ!
宿泊先は、山の上にひっそりと建つ宿、「御宿・東鳳」。
まるで宙に浮いているかのような極上の湯船に浸かっても、
会津地方で有名なドリンクや地酒をのんでも、
ここでしか味わえない絶品郷土飯を食べても…
仁の前に、チラつくエリカ!
夫の異変を察知し、ピンと女の勘が働く妻・真澄(観月ありさ)。
妻は怒らずに、誘惑に揺れてモテることに戸惑うマジメすぎる夫をからかいます。
夜中向き合って誘惑に打ち勝った仁は、愛する真澄に宣言します。
「誰かを悲しませるような誘惑には絶対負けない!」と。
東京に帰った仁は気づきます。
不倫の誘惑は“大きな勘違い”でした…!
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第3話は、旅先の夫婦喧嘩にヒヤり!
富山の大地が、夫婦の明日へ繋がる答えを与えてくれます。
【ネタバレあり】ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』第3話あらすじと感想
譲りたくない仕事担当が他の同僚(板井剛貴)の手に…悔しい真澄(観月ありさ)。
関西万博担当だけは譲りたくない!そう思って臨んだプレゼン。
広告会社の課長・矢吹真澄(観月ありさ)は、他の同僚(板井剛貴)チームに敗退…
上司(日向丈)の発表があってすぐ、都築浩介(丸山智己)は案件を勝ち取ったチームにお祝い&激励しに行きます。
悔しさが勝った真澄は、同期の都築みたいにはできませんでした。
おめでとうって…
ああいうときに言えない私は、大人げないのだろうか…。
家に帰った真澄は、1人でお酒を飲みます。
この間の週末旅でお土産に買ってきたお酒・会津娘を、津軽びいどろのおちょこで。
遅れて帰ってきた夫・仁(吉沢悠)は、妻の様子がおかしいことに気づきます。
1杯しか飲めないのに、夫は「僕も飲もうかな!」と気遣います。
今日は仁も、期待している後輩にすこし言いすぎてしまったらしい。
真澄は、仁の話を聞く余裕もありません。
嫉妬心を肴に…
とうとう真澄は、1人で酒瓶を1本空にするまで飲んでしまいます。
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男澤直樹さんの歌声が…きょうはいたく沁みます。
トロッコ列車に乗って、黒部へ!
週末、矢吹夫婦は初めての日本海側・富山県黒部へ。
トロッコ列車に乗って訪れたのは…
壮大な黒部の自然を感じることのできる宿、宇奈月温泉・やまのは!
モダンインテリアの中に越中和紙をあしらった美しいロビー。
その先にある黒部峡谷の絶景が見えるラウンジへ…
嫉妬の心を連れてきちゃった真澄は絶景を前にため息をつきます。
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「列車が通る音が“やまびこ”になって聞こえるから新山彦橋って名がついたんだって。」
仁が真澄に伝えるも、反応はイマイチ。
「川って…なんかずっとみていられる。」
真澄が、客室の窓から眼下にゆったりと流れる黒部川を見てぽつりと呟きます。
すると、仁が鴨長明の方丈記の一節「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず」を例にあげて語ります。
川の流れはいつまでも絶えることなく変わらないけど、流れる水は常に変わり続けている…。
それを聞いた真澄は、だから川をずっと見ていられるんだとほほ笑みます。
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なんだか川のようにずっと見ていられる夫婦です。
黒部渓谷が見える温泉で、「やっほー」と叫ぶ!
真澄は、黒部峡谷の大パノラマを愛でながら入浴できる大浴場・棚湯へ。
仁は、源泉かけ流しの露天風呂・大黒部へ。
トロッコ列車のやまびこが耳に届いた真澄は、浴場から思わず…
「やっほー!」
その声は、仁に届きます。
ずっと妻を心配していた仁は、その声が嬉しくてハハッと声を出して笑います。
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中央に配置された巨大な円錐型の水槽を眺めていた仁&真澄。
2人の間に、小さな女の子が入ってきます。
真澄は、水槽が見えにくそうなその子を抱き上げ、優しく声をかけます。
その女の子は、真澄に笑顔でバイバイして戻っていきました。
微笑ましいその光景に、仁が目を細めます。
山海の幸ふんだんのバイキング。
食べ順ダイエットをはじめた仁は、野菜を混ぜたバランス抜群のチョイス。
食べたいものを食べたいだけ食べる真澄は、お盆の中が海尽くし。
乾杯は香りから美味しい地ビール・宇奈月ビールで!
2杯目からは無濾過の生原酒・苗加屋の赤を!
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ホタルイカの天ぷら、富山ブラック…絶品バイキング!
「んまっ!」
ホタルイカの天ぷらを初体験の仁&真澄は、美味しさに唸ります。
その声に隣のテーブルの老夫婦はびっくり!
「よかったらお持ちしましょう!絶対食べた方がいいです!」
真澄はそう言うと、老夫婦の分の天ぷらを取りにいきます。
仁は少々おせっかいすぎる妻を目を丸くして見送ります。
直後、仁は気づきます…その老夫婦のテーブルには杖が2本!
真澄は歩くのが大変そうだと気遣って率先して動いたのだと、仁は知ります。
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仁は、黒部ダムカレーでした。
食後、仁に電話がかかってきます。
期待していた後輩が、世界で5本の指に入る投資銀行からヘッドハンティングされたという報告でした。
後輩へ素直にお祝いを告げる仁。
おめでとうを言えなかった私とは大違い…真澄は落ち込みます。
どうして私は、他の人の成功を素直に祝福できないんだろう
また妻の雰囲気が闇っぽくなったのを感じ、話を聞きだそうとする夫。
「仁に言っても絶対にわからない!」と拒絶されてしまいます。
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仁が、30分550円の温泉卓球に真澄を誘います。
サー!得点ゲットにはしゃぐ真澄。
子供の頃に姉に負かされてばかりで、悔し泣いて強くなってきた彼女の卓球の腕はなかなかのもの。
妻の心がほぐれたのを感じて、仁は再び「何があったの?」と聞きます。
「素直におめでとうと言える…同期の都築と仁に、嫉妬した。どうして私は他の人の成功を素直に祝福できないんだろう。」
真澄は、自分が嫌になったと打ち明けます。
「向上心の表れ…嫉妬はそんなに悪くないよ。」
仁は、末っ子最強説で真澄を励まします。
上の兄弟に負ける度に悔しがって嫉妬して…努力して成長してきた末っ子最強説。
エールが込められた夫のあたたかいトークに、妻は励まされます。
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末っ子がスゴい!
嫉妬の先に成長あり!川の流れのように、夫婦は常に変わり続ける。
嫉妬は成長のために必要な感情だということに、真澄は気づきます。
「仁は嫉妬される方…嫉妬しないよね?」
仁は、さっきの電話のときも祝福しながらも…
後輩に嫉妬してその感情をグッと抑えたと本音を明かします。
周りの目を気にして、感情をガマンしてしまうという彼。
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水槽がみえるように子供をだっこしたり、
歩くのが大変な夫婦のために天ぷらをとりに行ったり…
仁は、スッと自然にできちゃう真澄の素敵な所にも嫉妬していると話します。
また1つ、矢吹夫婦は互いを理解します。
仁は妻へ「『嫉妬こそ生きる力だ』三島由紀夫」という激励メッセージを送りました。
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誰よりも早く1番に出勤し、仕事に励む都築に遭遇!
挨拶を交わし、“宇奈月銘菓 おもかげ”を渡します。
「うまっ!」
都築がお菓子に感動するのを見て、真澄は朗らかに笑います。
ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』の次回に期待するもの
川の流れのように、夫婦は常に変わり続けている…
この真澄の言葉にグッときました。
第4話のタイトルは「満足」。
脳内から幸せホルモンが出る満足度100%のホテルが登場!
至福の時を過ごす中、矢吹夫婦がタブーとしてきた避けてきた問題について語り合います。
次の別府への週末旅は、幸せを考える深い旅となりそうです。