世の中はたくさんの誘惑に満ちている…
誰もが“欲望”と“理性”の間を、いったりきたりしています。
今宵、生真面目な夫が“不倫の誘惑”と闘います!
箱根への週末旅を終えて愛が一段と深まった矢吹夫婦(吉沢悠×観月ありさ)。
ところが、思わせぶりな女子(森高愛)が夫に急接近!
罪悪感&もやもやを抱えたまま、週末会津旅へ。
第2話「誘惑」では、会津の山の上にそっと佇む宿・東山温泉「御宿・東鳳」が舞台。
現実の街(リアル)を天空から見下ろすことのできる絶景風呂に浸かりながら…1人の生真面目な男が“強烈な誘惑”と向き合います。
誘惑だらけの週末旅で、彼が見つけた“答え”とは?
目次
ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』前回第1話のあらすじと振り返り
広告会社Forester Agencyの課長・矢吹真澄(観月ありさ)。
真澄は、部下の仕事まで請け負って残業してしまう生粋の“仕事人間”です。
彼女の夫で大手銀行のキャリア組・矢吹仁(吉沢悠)も、仕事第一の“仕事人間”。
夫婦の平日は、各々自由なタイムスケジュールで動くので食事も別。
仕事に全精力を注げるような生活スタイルをずっと続けて頑張ってきました。
ふと、真澄は思います…私たち夫婦、大丈夫?と。
「週末旅に行かない?」と、真澄は仁を誘います。
同じく“夫婦のこれから”を考えはじめていた仁も、いいチャンスだと感じて真澄の提案に乗ります。
旅の行先は、箱根・芦ノ湖のほとりに建つ宿「はなをり」。
湖の穏やかさに癒され、絶景温泉で心を潤し、美味しい食事で体を労います。
都会の喧騒から離れた真澄は、頑張りすぎている日常で溜まってしまっていたものをこの旅で吐き出します。
それを受け止めてくれたのは、他でもない最愛のパートナー仁で!
“夫婦とは2つの半分になるのではなく、1つの全体になることだ”
画家のゴッホが言ったこの言葉のように、週末旅で矢吹夫婦は1つになれました。
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第2話は、朝ラーやネギ蕎麦などの会津の素晴らしい食文化に触れる旅。
今回は“食欲”が刺激されちゃいます!
【ネタバレあり】ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』第2話あらすじと感想
モーサテを欠かさないマジメ課長(吉沢悠)は「好き」に弱い!?
銀行員・矢吹仁(吉沢悠)の朝は早い。
愛する妻・矢吹真澄(観月ありさ)がまだ深い夢の中にいるうちに、彼の朝がはじまります。
仁は丁寧に淹れた珈琲を飲みながら、5時45分放送開始の番組「モーサテ」を見るのが日課です。
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常に日経平均&勝負銘柄の最新情報を逃さない矢吹課長のマジメさに、部下たちは尊敬の念を抱いています。
営業は午前中が勝負…なのに仁直属の部下・今村俊哉(藤代太一)はウトウトと居眠り。
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「課長のネクタイ素敵!好きなんです…その色。」
こだわって購入したネクタイをエリカに褒められ、仁はとても嬉しそうにします。
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小悪魔女子の言動はさらにエスカレート!
あざとカワイイ部下(森高愛)に翻弄されたまま…会津旅へ!
「奥様のセンス?」
聞かれた仁は、自らこの1本を選んだとエリカに話します。
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勝負のときは右肩上がりのストライプを…
デキる男・仁は、シチュエーションに合わせてチョイス!
「どうしても課長と2人きりでお話を…来週は?」とグイグイきます。
「来週は予定ないかな…」と、思わず仁は返答を濁してしまいました。
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ピンチの中、男澤直樹「Butterfly」が雰囲気タップリに流れ出す!
レトロカワイイ周遊バスに乗って、鶴ヶ城を愛でながら向かった宿は…
会津の山の上にひっそりと建つ大きなお宿、御宿・東鳳!
指輪もしてたし既婚者だと知っていたのに、彼女はなぜ2人で会いたいと?
広々とした抜け感半端ないロビーのソファに座り、仁は“エリカの言動”を脳内でリピートしてみます。
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左だけ耳かけスタイル!
宙に浮いた三日月のような、空に浮かぶ雲のような…魅惑の湯船へ!
真澄に声をかけられて、現実に戻される仁。
ビールが飲みたいと言いだした真澄に仁が賛同したら…
「仁は1杯しか飲めないから食事のときに!大事な1杯をここで使わない方がいい。」
夫の習性を熟知する妻がアドバイスします。
50平米のゆったりとした眺めのいい客室。
赤べこや流紋焼がステキに飾られています。
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すべてがおしゃれ!
矢吹夫婦は浴衣に着替えて温泉に向かいます。
真澄は、ふわっと宙に浮いた舞台のような丸くて三日月型の湯船「宙(そら)の湯」へ。
仁は、棚田状の湯船から街の景色を一望でき、寝湯がある「棚雲の湯」へ。
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妻以外の女性に誘われたら、世の既婚男性はどう対応するんだろう?
温泉に浸かりながら、仁はもやもやする感情の正体と向き合います。
>誘惑たっぷりの会津飯を堪能!
真澄を裏切るようなことは絶対しないけど、誘われただけなのになんだか後ろめたい。
あのとき曖昧に返事を濁したことに対する罪(下心)を、仁はしっかり自覚します。
頭を冷やすため、仁は湯上りにソフトクリーミィヨーグルトを買います。
一度飲んだら癖になるらしい会津地方で有名なドリンク。
興味を持った真澄が、顔を赤くしながらストローを吸っても全然飲めず!
仁は「よく振って飲んでって書いてあるよ」とほほ笑みます。
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こづゆ(小汁)やとろっとろの馬のすじ煮…
そして、ネギを箸かわりにして蕎麦を食べるお祝い料理・ネギ蕎麦!
おいしい誘惑だらけで目移りします。
仁が大事にとっておいた究極の1杯は、地元の純米酒“会津娘”へ捧げます。
「とりあえずのビールは、最高のアペリティフ!」
ビールで喉を潤した真澄がいい顔をします。
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まるで食のアミューズメントパーク!
デザートを取りに行った仁が、エリカの幻を見てフリーズします。
その様子を見ていた真澄…
女の勘と妻アンテナが敏感に夫の異変を察知します。
「やっぱ人間って、すべての誘惑に勝てるほど強くないよね?」
部屋に帰ると、真澄が意味深な言葉を夫をじーっと見つめながら発します。
「職場では、ストレートな誘惑もあるんじゃ…?」
直球に質問されてウソをつけない彼は、名刑事と化した妻から数分で“エリカとの件について”丸裸にされます。
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妻が放つ深い名言が、いまだ誘惑と闘い中の超真面目夫をもっと悩ませます。
罪悪感を抱えてまで溺れる恋愛なんて俺はしない!
こう思いながら、仁はその夜夢を見ます。
真澄と会津に来た翌週に、エリカと同じ場所に不倫旅行する夢を!
“誘惑から逃れる唯一の方法は、それに屈してしまうこと”
アイルランドの詩人・オスカー・ワイルドの言葉を、夢の中の仁は不倫の言い訳にします。
これは夢か、幻か…生真面目さん(吉沢悠)はホッとする!
うなされて目覚めた仁…
横で健やかに眠る妻を見て、夢でよかったと心から思います。
翌朝、仁はラーメンの誘惑に負けて朝ラーを選びます。
そして、愛妻に宣言します。
「食の誘惑には勝てないかも…でも、僕は誰かを悲しませるような誘惑には絶対負けない!」
真澄は「解ってる!少しはモテた方がいい!」と笑い飛ばします。
妻への愛から胸が痛む、罪悪感を持てる自分でよかった…
細かいことは気にしない感覚的なタイプの真澄に救われていると仁は改めて感じます。
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なんと、エリカはただのネクタイマニアだということが発覚!
しかも驚く事に、仁直属の部下・今村の彼女であることも判明!!
真相は、エリカが今村の将来性を危惧して彼との交際について相談したかっただけ。
生真面目な男は、勘違いに気付いてホッとしたのでした。
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彼は“黒部誘惑”で頭がいっぱいです。
ドラマ『週末旅の極意 夫婦ってそんな簡単じゃないもの』の次回に期待するもの
仁土産・赤べこパッケージのみるく大福が美味しそうすぎた…
ラストまで食の誘惑がいっぱいで大満足のストーリーでした!
第3話のタイトルは「嫉妬」。
悔しい嫉妬に駆られた心とともに行く、富山県・黒部への週末旅。
川のせせらぎが、激しく傷んで荒れた心を癒します。