『集団左遷!!』第6話あらすじ・ネタバレ感想!蒲田支店の命運が決まる!生き残りか?廃店&リストラか?

ドラマ『集団左遷!!』第6話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:『集団左遷!!』公式ページ

「何事もお客様のために。それが銀行員のプライド」がテーマの第6回。

廃店決定まで1ヶ月半を切った蒲田支店がノルマ達成に向けて最後の追い上げを見せます。

そこで、ノルマ達成目前で銀行員のプライドを取るのか、廃店&リストラを取るのかという決断を迫られることになります。

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『集団左遷!!』第6話あらすじ

『集団左遷!!』第6話あらすじ①

『集団左遷!!』第6話あらすじ②

国外へ逃亡しようとしていた三嶋(赤井英和)を寸前のところで捕まえ、20億の融資詐欺はなんとか免れることができた。

胸をなでおろす片岡(福山雅治)たち。

しかし、横山常務(三上博史)は「目標の100億円に1円でも届かなければ廃店は断行する」と厳しい態度を崩そうとはしない。

廃店を阻止すべく、一丸となって突き進んできた蒲田支店。

ついに廃店か存続か、ジャッジが下る――!

支店vs本部の最終決戦、奇跡の下克上なるか!?
出典:『集団左遷!!』公式ページ

【ネタバレ】『集団左遷!!』第6話の感想

ノルマ達成まであと25億

三嶋食品の20億円の大口融資が、実は融資詐欺だったことが発覚し、外国へ高飛びされる前に必死で三嶋社長(赤井英和)を探す片岡(福山雅治)たち。

ギリギリのところで三嶋を取り押さえ、なんとか20億を持ち逃げされることは阻止することができました。

しかし、高熱の中で捜索に当たった片岡はその場で倒れてしまいます。

さらに、20億は取り返したものの、残り5億にまで迫っていたノルマが、25億に増えてしまいました。

その後、体調が回復した片岡は、営業会議に出席します。

様々な案が出る中、滝川が(神木隆之介)が羽田支店に取られた顧客を取り返す。

やられたらやり返すんだと息巻きますが、片岡は、

「何事もお客様のため。それが銀行員プライドだろ」

そういって滝川をたしなめます。

「じゃあ支店長、いつものやつ景気づけにお願いします」

「では、みなさん残り1か月半、最後の最後の最後まで挑戦していきましょう!」

「おー!」

蒲田支店は今や一枚岩となって、ノルマ達成に向けて頑張っています。

頭取に呼び出される

ある日、片岡はサイボーグ義足のベンチャー企業を立ち上げる資金を融資してほしいと相談を受けます。

しかし彼らには自己資金がないため融資をすることはできず、その代わりに投資家の紹介や事業計画の作成などの手助けをします。

すると、片岡の元に大変な人から電話がかかってきました。

三友銀行の藤田頭取(市村正親)が、直々に片岡を本部へ呼び出したのです。

異例の呼び出しに、完全に廃店が早まったのだと思い込んだ片岡でしたが、頭取は以前の取引先『西村精機』を融資先として紹介してくれたのでした。

頭取は吸収される前の大昭和銀行系の人であるため、元々大昭和系の支店だった蒲田支店に少し同情をしているようです。

それ以外にも片岡の妻・かおり(八木亜希子)がネイルサロン開業資金が必要な友人を連れて来たり、スーパーに出向となった花沢さん(高橋和也)が蒲田支店を訪れて、スーパーの新店舗のための融資を頼んでくるなど、順調に業績を伸ばしていく蒲田支店でしたが、頭取の動きなどを把握した横山常務(三上博史)が廃店決定のための臨時役員会儀の日程を早めてきました。

横山常務、やり方がえげつないです!

頭取が紹介してくれた西村精機の稟議は、ギリギリまで待ってくれるとのことですが、他の融資については急いで稟議書を上げなくてはなりません。

真山副支店長(香川照之)は急いで稟議書を作成し、そして無事全ての稟議が通りました。

ちなみに、宿利支店統括部長(酒向芳)は、横山常務から完全に戦力外扱いを受け、使い物にならない人へとなり果ててしまいました。

少しかわいそうです。

ノルマ達成まであと1億

廃店決定まであと1日。

行員たちの頑張りのおかげで、ノルマ達成まであと1億というところまで来ていました。

西村精機への1億の融資が決定すれば、晴れて廃店は免れることになります。

しかし、担当者の滝川は浮かない顔をしています。

滝川は工場へ通ううち、持ち主が廃業したくないのではないかということに気づいてしまったからです。

このまま融資を決めれば、廃店と自分のリストラは回避できますが、果たしてそれで良いのかどうか滝川は迷ってしまっていました。

「みんなに相談してみるか」

滝川の思いを聞いた片岡はそう言って、蒲田支店の行員たちに相談することにしました。

話を聞いた行員たちは当然のように動揺します。

しかし、片岡はみんなにこう言い聞かせます。

「僕らが良くなっても、お客様が良くならなくていいのか?」

自分と滝川もどっちが良いのか考えるから、みんなにも考えて欲しいと促しました。

お客様の夢を潰して自分たちは生き残るか、廃店とリストラを覚悟してお客様を応援するか。

二つに一つです。まさに究極の選択です。

決断の時

臨時役員会儀当日の朝8時。

蒲田支店の行員たちの運命が決まる日が来ました。

片岡はみんなの意思を確認します。

そして、滝川と共に西村精機へある人物を紹介しに行きました。

それは、サイボーグ義足のベンチャー企業を立ち上げたいが自己資金がないという若者たちでした。

彼らは以前、西村精機のような精密機器加工会社で働いていたというのです。

片岡は彼らを働き手として、一緒に工場を再建してはどうかと西村精機に提案したのです。

「蒲田支店は1億の融資はいたしません」

それが、蒲田支店の総意でした。

「今回はお金じゃなく心意気というご融資をさせていただけないでしょうか」

かっこよく決まりましたね!

しかし、現実問題として、心意気を融資したところでノルマが達成できるわけではありません。

結局、蒲田支店の業績は99億と、あと1億を残してしまいました。

銀行員のプライド

片岡は単身、頭取に謝罪と共に西村精機のことを報告します。

「本当にそれでいいのか?」

「はい。蒲田支店全員で決めたことですから。お客様のことを考えるのが銀行員のプライドだということになりました」

それを聞いた頭取は片岡を待たせ会議に臨みました。

「みなさんは数字にとらわれ過ぎて大切なことを忘れていませんか。それは銀行員としてのプライドです」

そこで頭取はウルトラQを出すのです。

頭取はまず、横山常務に感謝の意を述べ、それから横山常務が悪役を買ってくれたからこそ、蒲田支店が99億という業績を上げるような力を引き出してくれたとして昇格を決めたのでした。

別れの時

片岡は行員たちが待つ支店に戻ってきました。

「蒲田支店の廃店が正式に決まりました」

支店内に『これでリストラか』という重い空気が流れます。

「これでみなさんとはお別れなので、今から内示を発表します!」

内示は各支店への異動でした。

蒲田支店の行員たちはまだ銀行員でいられるのです。

真山副支店長も、日本橋支店の副支店長に任命されました。

「でも支店長は?」

片岡はというと、本部の融資部に異動することになりました。

「我々は全員銀行員として生き残ったんです!」

湧き上がる蒲田支店。頑張りが報われて良かったですね!

片岡は行員たちに支店長として働いた半年間は銀行員人生において一番の宝物になった、とお礼を述べます。

蒲田支店のこの半年間の頑張りは、AIにとって代わられる時代に、それでも人と人が接することでできる仕事が絶対にあるということを証明しました。

こうして蒲田支店は解散することになりました。

「お世話になりました!」

もしかしたら古い考えなのかもしれませんが、結局こういった人情話は身に沁みます。

どんなに技術が進んだとしても、人の温かみを忘れることはしたくないものです。

片岡(福山雅治)、本部へ

片岡は本部の融資部に戻ってきました。

同期の“梅ちゃん”こと梅原(尾美としのり)も、噂通り宿利さんに代わって支店統括部長に昇進していました。

本部で片岡と顔を合わせた梅原は、

「ごめんね、片岡くん」

と、“片岡くん”と他人行儀な態度を取ってきました。嫌な予感がします。

「専務昇格おめでとうございます」

どうやら梅原は、専務となった横山さんに付いたようです。

「そういえば、片岡さんはお元気ですか?」

片岡vs横山のフラグが立ちました。

横山さん、しつこいです!

『集団左遷!!』第6話まとめ

次回から舞台は本部へと移り、波乱の第2章が開幕します。

頑張れ、片岡!

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