ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第9話(最終話)あらすじ/ネタバレ感想!夫から娘を取り戻そうとする妻。夫と妻の言い分が違う中、吉野ひかり(伊藤沙莉)がとった行動は?

Copyright© tv asahi All rights reserved. シッコウ!!~犬と私と執行官~

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家庭裁判所は、興津凪咲(佐津川愛美)を碧唯(大輔と凪咲の娘)の監護者に指定し、興津大輔(福士誠治)に、連れ去った碧唯を引き渡すよう判決を下しました。

小原樹(織田裕二)は、子供が引渡対象である事に心を痛めながらも、執行を開始します。

しかし、大輔と凪咲の言い分が違い、執行は中止になってしまい‥。

最終話は、執行官を目指すことにした吉野ひかり(伊藤沙莉)の活躍と、そんなひかりを見守る小原たちの姿に注目です!

ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』前回第8話のあらすじと振り返り

吉野ひかり(伊藤沙莉)は、小原樹(織田裕二)の執行補助者(犬担当)として、19歳の女子大生・白河杏奈(幸澤沙良)の執行に同行する事になりました。

どうやら杏奈は、先輩に騙されて消費者金融から30万円を借りたようで‥。

杏奈は自力で借金を返すため、友達に勧められたSNSの掲示板でお金を借りる事にします。

杏奈に10万円を貸すという男性は、「趣味で無利息でお金を貸している」と言いました。

しかし、その男性は、見返りに大人の関係を迫ってきて‥。

【ネタバレあり】ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第9話(最終話)あらすじと感想

子供を連れて出て行く夫と、そんな夫を訴える妻

「子供の連れ去り」事件を担当する事になった小原樹(織田裕二)。

家庭裁判所は、興津凪咲(佐津川愛美)を碧唯(大輔と凪咲の娘)の監護者に指定し、興津大輔(福士誠治)に、連れ去った碧唯を引き渡すよう判決を下しました。

しかし大輔は、碧唯を引き渡そうとせず‥。

凪咲は、大輔に父親でいる資格はないと言います。

一方、離婚を決意し、碧唯と犬を連れて家を出て行った大輔。

栗橋祐介(中島健人)から大輔(大輔は栗橋の大学の先輩)の事を聞いた吉野ひかり(伊藤沙莉)は、大輔と凪咲の言い分が違うことに気づくのでした。

ミルトモ 編集部

凪咲が、家でゲームをする大輔に文句を言いたくなるのも分かる気がします。しかし大輔にも、言い分があるようで‥。一番気になるのは、碧唯の気持ちです。碧唯は、母親と別れて暮らすことに、納得しているのでしょうか?家を出た後、大輔が働いているのかも気になりました。

執行官になれるのは、数人のタフなエリートのみ

執行官になりたいというひかりの告白に、小原たちは驚きました。

栗橋は「吉野さんは、てっきり犬関係の仕事かと」と言い、日野純二(勝村政信)は「現実的にも、執行官は難しい」と言います。

何故なら、執行官は、数人のタフなエリートしかなれないからです。

小原は「こんなに若い女友達に、勧める自信はない」と言いました。

しかしひかりは、執行官になるのを諦める気はなく‥。

債務者たちの生きざまに触れ、生きる勇気をもらったひかり。

ひかりは執行官になって、もっと人間を知りたいと思ったのです。

ミルトモ 編集部

動物に関わる仕事に憧れていたひかりが、執行官を目指す事になるなんて想像できませんでした。試験を受けるには法律に関する実務経験が10年以上必要で、欠員が出た裁判所しか執行官を採用しません。その上、人生経験も必要で‥。ひかりが執行官になれたとしても、かなり先ではないかと感じました。

子の引渡し執行

小原たちは、大輔が引渡しに同意したと聞き、子・碧唯の引渡しの強制執行をします。

しかし、大輔は気が変わり、碧唯を引渡すのを止めてしまいました。

どうやら、大輔の母・弥枝が、碧唯の引渡しを嫌がっているようで‥。

娘・碧唯に会いたい凪咲(債権者)と、頑なに会わせようとしない大輔(債務者)。

執行は中止になり、債務者側の代理人が辞任しました。

ひかりは、ショックを受ける小原に活を入れます。

渋川万亀夫(渡辺いっけい)は、債務者が居ない場所で引渡し執行するようアドバイスしますが、小原はそれには反対で‥。

小原は、債務者に納得してもらってから、執行した方がいいと考えました。

ひかりは、父と母、どちらか一方を選ばなければならない碧唯が、つらい思いをするのではないかと心配します。

子の引渡期日(二回目)。

大輔は自分の気持ちを話し、碧唯も自分の本音を言い‥。

大輔と凪咲は、離婚しても碧唯のパパとママでいる事を誓いました。

ミルトモ 編集部

大輔は、凪咲と碧唯と一緒に家に帰ることはありませんでした。母と父、どちらと一緒に暮らすのがいいか分かりませんが、感情と感情がぶつかり合う引渡し執行は、かなりハードだと思いました。

執行官の身分証

小原は「応援する。君が執行官になることを」と言い、”天地不仁以萬物爲芻狗”と書かれた紙をひかりに渡しました。

予備試験を合格した栗橋は、弁護士ではなく裁判官を目指すことにします。

栗橋は、「執行官に安心して執行してもらえる、公正で説得力のある裁判官になりたい」と言いました。

1年後、栗橋の仕事と鈴を引き継いだひかりが、執行官室で働いています。

そんなひかりの姿を、栗橋がドアの隙間から見ています。

ひかりは「裁判所の執行官です」と言い、身分証を提示しました。

ミルトモ 編集部

身分証を提示するひかりが、何年後の姿なのか気になりました。ひかり達が変わっていなくて、夢なのか現実なのか‥。一方、栗橋は、ひかりに何を言いたかったのでしょう。「結婚」のようにも感じますが、別の言葉のようにも感じます。最後に、司法試験に受かった(と思われる)栗橋の姿が見られて良かったです。

ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第9話(最終話)まとめ

裁判の判決を実現するため、担当した事件を執行する執行官。

執行官になれるのは、限られたエリートだけなのに、出来高制であることに驚きました。

何だか、割に合わない仕事のようにも感じますが、小原たちは執行官の仕事に誇りを持っています。

ひかりも、執行官の仕事に興味を持ち始め‥。

しかし、判決に疑問を感じた時、執行官はどうするのでしょう。

自分の裁量で権限を行使できるので、判決を実現せず終わらせることもありうる?

現実はドラマとは違うかもしれませんが、判決を下す裁判官の仕事と、判決を実現する執行官の仕事は、密接に繋がっていることが分かりました。

ドラマを通して、執行官という仕事を少しだけ理解する事が出来ました!

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