19歳の女子大生・白河杏奈(幸澤沙良)は、先輩から配当金がもらえると聞き、消費者金融から30万円を借りて投資しました。
しかし、その投資話が噓と分かり、杏奈は借りた30万円を返せなくなってしまいます。
そんな中、SNSの掲示板でお金を借りることにした杏奈は‥。
杏奈が、投資に手を出した理由は何でしょう。SNS上で杏奈がやり取りした事とは?
負のスパイラルにはまる杏奈と、そんな杏奈を助けようとする吉野ひかり(伊藤沙莉)の姿に注目です!
目次
ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』前回第7話のあらすじと振り返り
小原樹(織田裕二)は、家族を置いて家を出て行った債務者・朽木茂雄の事件を、執行不能と判断します。
しかし、債権者・タンタンファイナンスの部長・土山次郎(波岡一喜)は、小原の判断に納得できませんでした。
その後、小原は、タンタンファイナンスの代理人弁護士から頼まれた仮処分命令を執行する事になり‥。
小原に助けられた土山は、弱い立場になって初めて、お金を借りた債務者の気持ちを理解するのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第8話あらすじと感想
19歳の女子大生が債務者に!
小原樹(織田裕二)が吉野ひかり(伊藤沙莉)にあげたプレゼントは、『老子』と『こども六法』でした。
『こども六法』は、ひかりが法律の勉強をするにはちょうどいい内容で‥。
一方、司法試験の予備試験を控えている栗橋祐介(中島健人)は、仕事を休んで勉強に励んでいます。
弁護士を目指して3年目になる栗橋は、今年こそ司法試験に受かろうと気合が入っていて‥。
執行官室で働く渋川万亀夫(渡辺いっけい)と間々田稔(菅原大吉)は、栗橋のありがたみを感じていました。
そんな中、ひかりは、小原の執行補助者(犬担当)として、19歳の女子大生・白河杏奈(幸澤沙良)(母子家庭で育った)の執行に同行する事になりました。
杏奈の母・登和子(筒井真理子)は、大学の授業の合間にバイトをし、奨学金で大学に通っている杏奈が、借金をしたのが信じられません。
登和子は、杏奈が何にお金を使っているのか聞き出そうとしますが、杏奈は本当の事を話そうとはしませんでした。
ミルトモ 編集部
白河杏奈(幸澤沙良)が投資に手を出した理由
杏奈は、先輩から配当金がもらえると聞き、消費者金融から30万円を借りて投資しました。
杏奈が投資に手を出したのは、苦労している母・登和子を、少しでも楽にしたいと思ったからです。
しかし、その投資話が噓と分かり、杏奈は借りた30万円を返せなくなってしまいます。
杏奈は自力で借金を返すため、友達に勧められたSNSの掲示板でお金を借りる事にしました。
それは、SNSで融資してくれる人を募るものでしたが、見返りにいかがわしい行為を要求されることがあり‥。
一方、びしょ濡れになって執行官室に戻って来た小原は、女性の執行がいかに大変かを、ひかりに話すのでした。
ミルトモ 編集部
助けてもらえるのは、助けてって声を上げた人だけ
杏奈に10万円を貸すという男性は、「趣味で無利息でお金を貸している」と言います。
しかし、その男性は、見返りに大人の関係を迫ってきました。
ひかりは、「助けてもらえるのは、助けてって声を上げた人だけ」と杏奈に言い‥。
保護犬カフェにやって来た杏奈は、全てを告白して助けを求めました。
投資を勧めた先輩は投資詐欺で捕まり、見返りを迫って来た男性は、ひかりと小原によって撃退されました。
司法試験予備試験を受けた栗橋は、1か月後の結果を待っています。
ひかりは、”天地不仁以萬物爲芻狗”と書かれた紙を小原に返し、「いつか執行官になりたいです」と言いました。
ミルトモ 編集部
ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第8話まとめ
消費者金融は、どういう基準でお金を貸しているのでしょう。
19歳の女子大生がお金を借りるということに、違和感を覚えなかったのか‥。
銀行だけでなく消費者金融も、詐欺の可能性を喚起する必要があると感じました。
登和子は「子供の責任は親の責任」と言っていましたが、誰もがそう思うわけではないと思います。
SNSで知り合った見知らぬ人と待ち合わせをして、金銭のやり取りをする事にも驚きました。
一方、困っている人を助けたいという思いから、執行官を目指すことにしたひかり。
法律を勉強し始めたひかりにとって、執行官への道のりは遠いですが、困っている人をほっとけないひかりには向いている仕事かもしれませんね。
最終話は、「子供の連れ去り」に関する事件を扱います。
執行官を目指すひかりと、そんなひかりを見守る小原の姿に注目したいです!