小原樹(織田裕二)は、家族を置いて家を出て行った債務者・朽木茂雄の事件を、執行不能と判断しました。
しかし、債権者・タンタンファイナンスの部長・土山次郎(波岡一喜)は、その判断に不満を持ちます。
その後、小原は、債務者・鹿山田ビルに対し、仮処分命令を執行するのですが‥。
そこには、電気が点かないビルで仕事をする、タンタンファイナンスの社員たちの姿がありました。
第7話は、意欲的に仕事に取り組むひかりと、ひかりとの友情を深める小原の姿に注目です!
目次
ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』前回第6話のあらすじと振り返り
不動産競売でマンションを手に入れた鶴瀬夫妻は、そのマンションに居座る元所有者・佐久山伸司(でんでん)に困っていました。
どうやら、佐久山の息子が、借金の担保に、勝手にマンションを抵当に入れていたようで‥。
鶴瀬夫妻の申し出により、マンション明け渡しの催告に行く小原樹(織田裕二)。
しかし佐久山は、知らない振りをして居座れば、無かったことになると考えています。
そんな佐久山に栗橋祐介(中島健人)は、ある言葉を投げかけるのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第7話あらすじと感想
執行官の判断
小原樹(織田裕二)は、家族を置いて家を出て行った債務者・朽木茂雄の事件を、執行不能と判断しました。
何故なら、朽木の自宅には、差押えられる動産が無かった(生活に必要なものは、差押えが禁止されている)からです。
しかし債権者・タンタンファイナンスの部長・土山次郎(波岡一喜)によると、朽木は3日前に家に帰ってきたようで‥。
「何でもいいから差押えろ」と言う土山に、「これは、執行官の判断です」と言う小原。
吉野ひかり(伊藤沙莉)は、しつこい土山から小原を守るため、防犯用アプリを使いました。
ミルトモ 編集部
挑戦し続ける上野原美鶴(板谷由夏)
日野純二(勝村政信)の執行で、人生をリスタートした上野原美鶴(板谷由夏)は、クラウドファンディングで資金を集めようとしています。
上野原は、これから立ち上げようとしているペットのためのプロジェクトを、保護犬カフェの店長・由比千尋(ファーストサマーウイカ)に説明するのですが‥。
犬が虐待されているとの通報を受けたひかりたちは、直ぐに現場に向かいました。
その家の窓から、人が倒れているのを見つけたひかりたちは、倒れていた女性と、飼われていた犬たちを保護するのでした。
ミルトモ 編集部
仮処分命令
タンタンファイナンスの代理人弁護士が、仮処分命令(債務者・鹿山田ビルは、債権者・タンタンファイナンスに電気の供給をしなくてはならない)を執行して欲しいとお願いに来ました。
鹿山田ビルの2階を借りているタンタンファイナンスは、たびたび家賃の支払いが遅れ、ボヤ騒ぎが起こった事を問題視され、電気の供給を止められていたのです。
小原たちが、電気室の周りにある荷物を退けようとすると、屈強な男たちを連れた鹿山田ビルの社長・鹿山田がやって来て‥。
警察官の立会いの下、電気を流すための執行をする小原。
土山は、小原にお礼を言った後、「もう少し、債務者をおもんぱかる努力はする」と言いました。
ミルトモ 編集部
ひかり(伊藤沙莉)を抱きしめたくなる小原(織田裕二)
栗橋祐介(中島健人)は、司法試験の予備試験のため、休みを増やしたいと言いました。
渋川万亀夫(渡辺いっけい)は、「栗橋君が居なくなると不安だな」と言います。
執行官という仕事と関わり、思っていた以上に困っている人が多いことを知ったひかり。
ひかりは、もっと法律について知り、誰かの役に立ちたいと思っています。
そんなひかりの気持ちを聞いた小原は、ひかりを抱きしめたくなるのでした。
ミルトモ 編集部
ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第7話まとめ
小原と一緒に仕事をするうちに、ひかりは執行官という仕事にハマっていきます。
一方、小原は、自分の好きな世界に理解を示すひかりを、抱きしめたくなりました。
そんな小原とひかりを見て、2人は年齢や性別を超えた関係になれそうだと感じました。
今まで、執行官は債権者側だと思っていましたが、あくまでも中立な立場で執行をしているんですね。
はじめの頃と違い、執行の仕事に意欲的なひかりの姿が、印象に残りました。
第8話では、借金をした19歳の女子学生・白河杏奈(幸澤沙良)の事件を扱います。
杏奈に手を差し伸べるひかりと、ひかりがどんな決意を表明したのかに注目したいです!