競売物件の所有者・佐久山伸司(でんでん)は、勝手にマンションを売られて怒っていました。
どうやら、佐久山の息子が、借金の担保にマンションを抵当に入れていたようで‥。
不動産競売でマンションを手に入れた鶴瀬夫妻の申し出により、マンション明け渡しの催告に行く小原樹(織田裕二)。
しかし佐久山は、このままマンションに居座ることに決めるのでした。
頑なな佐久山の心を動かしたのは、誰だったのでしょう。
それぞれが抱える家族の悩みと、佐久山の孫・真琴(毎田暖乃)に寄り添う吉野ひかり(伊藤沙莉)の姿に注目です!
目次
ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』前回第5話のあらすじと振り返り
小原樹(織田裕二)は、債務者・花巻みらいクリニックに対し、医療機器代金未払いによる動産執行を行おうとしています。
そのクリニックに居る犬から守ってもらうため、吉野ひかり(伊藤沙莉)に執行補助者(犬担当)の仕事を依頼する小原。
売却期日。小原は、差押えた物品の競り売りを始めました。
その後、家賃を払っていなかった花巻みらいクリニックは、建物を明け渡すことになり‥。
そんな中、ひかりは、ペット業界に就職するか、執行補助者の仕事を続けるか悩んでいました。
【ネタバレあり】ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第6話あらすじと感想
不動産競売
競売物件の所有者・佐久山伸司(でんでん)は、勝手にマンションを売られて怒っています。
どうやら、佐久山の息子が、借金の担保にマンションを抵当に入れていたようで‥。
不動産競売でマンションを手に入れた鶴瀬夫妻は、マンションから出ていかない佐久山に困っていました。
鶴瀬夫妻の申し出により、マンション明け渡しの催告に行く小原樹(織田裕二)。
しかし佐久山は「私達はこの家を出て行きません」と言い、小原の指示に従おうとはしません。
そのマンションは、佐久山が亡くなった妻と一緒に暮らし、今は孫・真琴(毎田暖乃)(借金をした息子の娘)と2人で暮らしていました。
一方、佐久山の息子(真琴の父)は、1年位前にマンションから出て行ったきりで‥。
ミルトモ 編集部
真琴(毎田暖乃)に寄り添うひかり(伊藤沙莉)
長窪桂十郎(笠松将)は、母・頼子から見合いを勧められていました。
宗教にはまった頼子は、「結婚相手は神様が選ぶの」と言います。
そんな頼子に、「長窪さんは十分幸せそうですよ」と言う吉野ひかり(伊藤沙莉)。
栗橋祐介(中島健人)も、そんなひかりに加勢し‥。
一方、小原は、佐久山の部屋の玄関わきに公示書を貼り、マンションを後にしました。
そこに、犬を連れた真琴が駆け付け、「私達ってどうなるんですか?」と聞きます。
真琴に説明する小原と、真琴の話を聞くひかり。
その後、小原は、犬の散歩をする真琴とひかりを見かけるのでした。
ミルトモ 編集部
明渡し強制執行
3週間後(明渡期日 3日前)。玄関わきに貼った公示書には、赤ペンで大きくバツ印が書いてありました。
「この歳になってようやく分かった。真面目になんか生きてたら、損するだけだ」
佐久山は、心配している真琴にそう言って、知らない振りをしていれば無かったことになると考えています。
3日後(明渡し強制執行)。佐久山はドアの前に座り、「私はここを動きません」と言いました。
執行補助者たちは、佐久山を無視して荷物を運び出します。
怒った佐久山は、マンションを飛び出し‥。
執行官室に怒鳴り込みに行った佐久山は、ハサミを手に取り「今すぐ死んでやる」と言います。
そんな佐久山に栗橋は、「気の毒なのはあなただけじゃありません。むしろ気の毒なのは、競売で部屋を買われたご夫婦ではありませんか?」と言うのでした。
ミルトモ 編集部
マンションを明け渡す佐久山伸司(でんでん)
真琴とひかりが、執行官室に駆けつけると、佐久山が腰を痛めて座っています。
佐久山は、栗橋の一言で目が覚め、無かったことに出来ないと悟りました。
鶴瀬夫妻に「待たせて申し訳なかった」と言う佐久山。
栗橋の紹介で、佐久山は無料塾で先生のボランティアをすることになりました。
真琴は子ども食堂を手伝い、これからも祖父・佐久山と一緒に暮らしたいと考えています。
ひかりは、小原にあるお願いをしようとして‥。
ミルトモ 編集部
ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第6話まとめ
佐久山は、借金をした息子の尻拭いをするため、所有していたマンションを手放すことにしました。
初めは明渡しに抵抗していた佐久山ですが、栗橋の言葉で目が覚めたようで‥。
しかし、何も悪い事をせず、真面目に働いていた人が、家を追い出されるのに納得できませんでした。
債権者の権利を守るのが執行官なら、債務者の権利は誰が守るのでしょう。
佐久山は、弁護士に頼んでも断られたと言っていましたが、弁護士は面倒な案件を取り扱ってくれないのでしょうか?
家を失っても前向きに頑張る佐久山たちを見て、息子(真琴の父)には2人の邪魔をしないで欲しいと思いました。
第7話は、債務者が失踪し、執行不能になった案件を扱います。
執行不能になった時、債権者はどんな行動をとるのでしょう。
ひかりが小原にどんなお願いをしたのかにも注目したいです!