執行補助者(犬担当)として、小原樹(織田裕二)の執行に同行する事になった吉野ひかり(伊藤沙莉)。
小原は、債務者・花巻みらいクリニックに対し、医療機器代金未払いによる動産執行を行おうとしています。
その後、花巻みらいクリニックは、別件で訴えられ‥。
花巻みらいクリニックは、どうなってしまうのでしょう。ひかりは、執行補助者を続けるのか?
クリニックの院長・花巻健吉(竜雷太)を説得する小原と、執行補助者を続けるか悩むひかりの姿に注目です!
目次
ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』前回第4話のあらすじと振り返り
債務者・山家佳菜江のマンションにやって来た小原樹(織田裕二)は、自分を見て立ち去る子連れの女性(さとうほなみ)に声を掛けました。
その女性は山家佳菜江であることを否定しますが、後に、それが嘘だと分かります。
夫と死別し、シングルマザーになった山家は、子供たちに不自由な生活をさせないために消費者金融からお金を借りたようです。
その話を聞いて、心が揺らいだ小原は、「必ず払います」という山家の言葉を信じる事にしました。
しかし、1か月後(売却期日)、山家のマンションの部屋はもぬけの殻で‥。
【ネタバレあり】ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第5話あらすじと感想
競り売り
「ペット業界を天職とする、あなたのための仕事」
上野原美鶴(板谷由夏)(犬とトリマーのマッチングアプリを立ち上げた)からそう言われた吉野ひかり(伊藤沙莉)は、ペット業界に就職するか、執行補助者の仕事を続けるか悩んでいます。
一方、小原樹(織田裕二)は、債務者・花巻みらいクリニックに対し、医療機器代金未払いによる動産執行を行おうとしていました。
そのクリニックに居る犬(名前はマリン。もうすぐ11歳(人間では60歳位)。腰を痛めている)から守ってもらうため、ひかりに執行補助者(犬担当)の仕事を依頼する小原。
売却期日。小原は、差押えた物品の競り売りを始めました。
買受希望者の中には、債務者に頼まれて参加している人も居て‥。
それに気づいた小原は、その人を競り売りから退場させるのでした(債務者の資金で、競り売りに参加する事はできない)。
ミルトモ 編集部
父の跡を継いだ子供たち
花巻みらいクリニックは、1階が診察室や事務室、2階が病室、3階が自宅になっていました。
院長・花巻健吉(竜雷太)の子供たち・康介(松本実)(事務長)と利恵(野波麻帆)(医師)は、設備投資やホームページに力を入れ、大きい病院に対抗しようとしますが、口コミサイトの評判は最悪で‥。
利恵は、医学部に入れなかった兄・康介の代わりに、医者になって父の跡を引き継いだのですが、今ではそれを後悔していました。
ミルトモ 編集部
執行官になれる人
ひかりの親友・三戸夏奈(駒井蓮)(両親から動物病院を継いで欲しいと言われている)は、栗橋祐介(中島健人)の部屋のドアを叩きました。
栗橋の部屋には、お酒を飲んで酔っ払っている日野純二(勝村政信)、渋川万亀夫(渡辺いっけい)、間々田稔(菅原大吉)の3人も居て‥。
夏奈が「なんで執行官やっているの?」と聞くと、間々田は「誇りを持てる仕事だから」と言いました。
執行官になれるのは、法律の実務のキャリアがあって試験に合格した人だけです。
さらに執行官には、人間力も必要で‥。
ミルトモ 編集部
感謝の手紙
花巻みらいクリニックに明け渡しの申立てがあり、廃業は避けられない状況になっていました。
院長・花巻は、クリニックを明け渡すのを拒みますが、小原は「家賃を支払わないまま、ここに居座ることは出来ない」と言い、2か月の猶予を与えます。
しかし、クリニックは診療を続けていて‥。
院長・花巻に理解を示しながらも、社会のルールを守る事の大切さを説く小原。
1週間後(明渡期日)。花巻みらいクリニックにあった荷物は片付けられ、執行官宛の手紙が置いてあり‥。
小原は、院長・花巻からの手紙を見て、泣きそうになりました。
ミルトモ 編集部
吉野ひかり(伊藤沙莉)が選んだ仕事
「正社員だった頃よりも、今こうして働いている方が、働いている誇りが持てている気がする」
ひかりはそう言って、上野原の誘いを断りました。
日野は、身分証を上野原に提示し‥。
利恵は横浜の総合病院で働くことになり、母(花巻の妻。看護師)も就職先が決まります。
車いすの父・花巻(元院長)の面倒は、兄・康介が見る事になりました。
長窪桂十郎(笠松将)は、「付き合って欲しい」と言って、ひかりをどこかに連れていき‥。
ミルトモ 編集部
ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第5話まとめ
ひかりは、ペット業界ではなく、執行補助者として働くことを選びました。
初めは、執行官の怪しい行動(人の家を覗いたり、人の家の鍵を開けたり‥)に嫌悪感がありましたが、社会のルールを守らせようと頑張る小原の姿を見て、とても重要な仕事であることが分かりました。
しかし、恨まれるだけで感謝されることがない仕事なんて、続けるのが嫌になってしまいそうです。
好きというのはきっかけに過ぎず、使命感や誇りを持てるかが、仕事を続けていく上で大事なのかもしれません。
第6話は、マンションの部屋の所有者・佐久山伸司(でんでん)が、息子のせいで部屋を明け渡すことに‥。
佐久山が抱える家族の問題と、債務者に寄り添うひかりの姿に注目したいです!