吉野ひかり(伊藤沙莉)が働く保護犬カフェにやって来て、ひかりをスカウトする小原樹(織田裕二)。
しかしひかりは、動物より人間の方が上だと考える小原の誘いを断り‥。
最終的に、小原が担当する2つの案件を手伝うことにしたひかり。
ひかりは執行補助者として働きながら、執行官の仕事の大変さを痛感するのでした。
小原と一緒に仕事をするひかりと、そんなひかりに人として惹かれていく小原の姿に注目です!
目次
ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』前回第2話のあらすじと振り返り
執行補助者(犬担当)になった吉野ひかり(伊藤沙莉)は、小原樹(織田裕二)と一緒に債務者・轟木羽人(細田善彦)(人気E Xtuber)の家に向かいます。
その家の庭には、大きな犬が放し飼いになっていました。
ひかりは犬から小原を守り、小原は轟木に対し執行を開始します。
しかし轟木は、小原たちをからかうだけで‥。
小原の心の声を聞いたひかりは、ブチギレそうになる小原の怒りを鎮めるのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第3話あらすじと感想
ひかり(伊藤沙莉)をスカウトする小原(織田裕二)
吉野ひかり(伊藤沙莉)が働く保護犬カフェにやって来た小原樹(織田裕二)と栗橋祐介(中島健人)。
「私には、君が必要なんだ」
小原はそう言って、ひかりを執行補助者としてスカウトし‥。
犬が苦手な小原が、わざわざ店に来たことが気になり、執行官室に顔を出すひかり。
その頃、小原は、債務者・パチンコ店ブルドッグに対し、動産執行を始めようとしていました。
しかしそのパチンコ店には、ブルドッグが居るとの噂があり‥。
ミルトモ 編集部
債権者にとっての執行官
パチンコ店ブルドッグの売上金を差押える事で、動産執行しようと考えた小原。
ひかりに守られながらパチンコ店に入った小原は、金庫室に向かいました。
そこには、ブルドッグの置物があり‥。
泣き出す会計責任者を前にしても、小原たちは執行を止めようとはしません。
最終的に小原たちは、売上金735万円(債権者・大江戸電気は、債務者・パチンコ店ブルドッグに工事代金800万円を請求していた)を差押え、債権者代理人は小原にお礼を言いました。
ミルトモ 編集部
ゴミだらけの部屋に住む矢上遼一(高橋光臣)
小原たちは、公団住宅に住んでいる矢上遼一(高橋光臣)に対し、家賃不払いによる部屋の明渡しと動産執行を始めました。
高校の時に父親を失い、倒れた母親の介護をしていた矢上。
矢上の従妹・理那が矢上と最後に会ったのは、矢上の母親のお葬式の時でした。
ドアの前から声を掛けても、矢上は部屋から出てきません。
ベランダはごみの山で、部屋では禁止されているペットを飼い、ドアの鍵は解錠できず‥。
小原とひかりは、4階のベランダから矢上の部屋に入ることにします。
開いている窓から部屋に入ると、部屋の中はごみの山でした。
もう一つの部屋には、数匹の猫と毛布に包まる矢上が居て‥。
ミルトモ 編集部
ひかり(伊藤沙莉)と一緒に仕事がしたい小原(織田裕二)
理那は矢上を病院に連れて行き、矢上は全ての所有権を放棄しました。
小原は、大事そうな荷物を保管庫に預け、矢上が飼っていた猫たちを保護犬カフェに連れて行き‥。
ひかりは、「小原さんはきっと、心が強いんですね」と小原に言います。
執行官は、泣いたり、叫んだり、怒鳴ったりする人達を前にして、自分の仕事を遂行しなければなりません。
そんな現場を見て、ひかりは胸がざわついたのです。
小原は、「またいつか、一緒に働いて欲しい。嫌だったら友達でもいい」とひかりに言います。
病院を退院した矢上は、保管物を取りに行き、保護犬カフェにいる猫たちに会いに行きました。
その後、ひかりが暮らすサニーハイツ青柳に、栗橋が引っ越して来て‥。
ミルトモ 編集部
ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第3話まとめ
ひかりは、執行官を嫌な仕事だと思いながらも、執行補助者として働くことにしました。
そのおかげで、ひかりは家賃を支払うことが出来たのですが‥。
勝手に人の家の鍵を開け、動産を差押える事に、胸がざわつく人は多いと思います。
それでも、小原が執行官の仕事を続けるのは、債務者たちの人生に区切りをつけ、リスタートするきっかけを作ることが出来ると考えているから‥。
小原は、自分の裁量で権限を行使できる執行官という仕事に、やりがいを感じていたのです。
しかしひかりには、荷が重い仕事かもしれませんね。
第4話では、債務者・山家佳菜江(さとうほなみ)の執行を始めた小原が、美しい佳菜江に一目ぼれしてしまいます。
シングルマザーの佳菜江と、執行官室事務員・栗橋が抱える事情に注目したいです!