『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』は、大人気海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』シリーズの特別編として劇場公開されました。
多くの者に昇進と名誉をもたらした第二次アフガン戦争。
その戦争から命からがら帰国したワトソン。
ロンドンの街を歩くワトソンはかつての学友スタンフォードと出会います。
スタンフォードに案内されて訪れた場所でシャーロックと出会います。
シャーロックの強引な勧誘により、ワトソンとシャーロックはベーカー街の221Bでシャーロックの助手として共同生活をすることになるのでした。
今回の中心舞台は、ヴィクトリア朝時代のロンドンで過去実際に起きた未解決事件をシャーロックだったらどのように解いていくか、というシャーロックの精神の宮殿内でシャーロックが作り出した物語です。
そこからシャーロックは、シーズン3第3話で起こったモリアーティ復活事件のヒントを見つけ出していくのでした。
目次
『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』作品情報
作品名 | SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁 |
公開日 | 2016年2月19日 |
上映時間 | 90分 |
監督 | ダグラス・マッキノン |
脚本 | スティーヴン・モファット マーク・ゲイティス |
原作 | アーサー・コナン・ドイル |
出演者 | ベネディクト・カンバーバッチ マーティン・フリーマン マーク・ゲイティス アマンダ・アビントン ルパート・グレイヴス ルイーズ・ブリーリー ユーナ・スタッブス ナターシャ・オキーフ アンドリュー・スコット |
音楽 | デヴィッド・アーノルド |
『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』あらすじ
1895年冬、トーマス・リコレッティは数時間前に自殺したはずの妻が古いウェディングドレスを身につけて現れたことに驚がくする。
この世に怨念を残したまま逝ったリコレッティ夫人の幽霊は、ロンドンの街をさまよい続ける。
探偵シャーロック・ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)と相棒ジョン・ワトソン(マーティン・フリーマン)、そして仲間たちは彼女の出現の謎に迫る。
出典:シネマトゥデイ
『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』みどころ
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのベネディクト・カンバーバッチ出演のテレビドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』シリーズの特別編。
21世紀に活躍する名探偵シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンのコンビがヴィクトリア朝の1895年へと戻り、難事件解決に挑む姿を描写する。
『ホビット』シリーズなどのマーティン・フリーマンが今作でも相棒役を務める。
無敵の探偵と助手が紡ぐストーリーに注目。
出典:シネマトゥデイ
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【ネタバレ】『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』感想レビュー
忌まわしき花嫁という事件
ワトソンはシャーロックの助手をしつつ、シャーロックの活躍を記録する語り部となっていました。
そんなワトソンがシャーロックをもっとも苦しめた事件を語ってくれました。
それは、『忌まわしき花嫁』と題名づけられた事件です。
事件を解決して部屋に戻ったシャーロックをワトソンの妻メアリーが待っていました。
メアリーは仕事に追われて会えない旦那に会いにきたようで、シャーロックと口論になります。
そんな中、レストレード警部がやってきます。
レストレードは事件を持ってきたようでした。
昨日、エミリア・リコレッティーは花嫁姿で狂気に満ちた殺人鬼のように通りに面したバルコニーから銃を乱射し、最終的には自分の頭を打ち抜き自殺をしたという事件が起きました。
そして、その夜死んだはずのエミリアは夫であるトーマスの前に現れ、ショットガンをぶっ放しました。
一刻を争うとエミリアの死体霊安室に向かうシャーロックとワトソン。
一方、置き去りにされたメアリーには『M』と言う人物から手紙が届きます。
メアリーは『M』のもとへと向かいました。
霊安室に着いたシャーロックの前に、検死官のフーパーが現れます。
フーパーはこの死体は確実にエミリアのものだと言います。トーマスの前に現れたのもエミリアでした。
二つ目の気になる点として、さっきまでなかった血が指についていおり、壁には『YOU』の文字が。
シャーロックは事件が解決したら電報を送ると言って、出ていきます。
そして三ヶ月後、同じような殺人が5回も起こります。
シャーロックは訪れていたレストレードに「死んだ花嫁の事件は国中に広まっており、その模倣犯たちが起こしたものだと事件は解決した」と言います。
一方でシャーロックのもとから引っ越したワトソンは、使えない使いの女性と言い争っていました。
そんなワトソンにシャーロックからの呼び出しがかかります。
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レディー・カーマイケルからの依頼
シャーロックとワトソンはマイクロフトのもとに向かいます。
この時代のマイクロフトはぷっくら太っており、寿命も肥満で残りわずかのようですが、頭は相変わらずキレています。
そんなマイクロフトは、シャーロックとワトソンに「こちらの負けが決まっている敵と戦ってほしい」と言ってきます。
そしてそれに加えて、「レディー・カーマイケルと言う女性が依頼に来るからそれを受けろ」と。
帰宅した2人のもとにカーマイケルが依頼にやってきます。
家族で食事をしていたレディーの夫ユースタスのもとにある手紙が届きます。
その封筒の中には五粒のオレンジの種が届きます。
主人はこれは死だと言って動揺を隠せないでいました。
そして彼は彼女を見たのです。
主人はある晩、花嫁の女を見たと言って怯えていました。
しかし、夫人の目には何にも写っていません。
そしてある朝、ふと目を覚ました夫人は家を出て行く主人を見ます、主人を追いかけます。主人に追いついた夫人。
そんな2人の前に花嫁姿の女が現れます。
主人はその女性をエミリア・リコレッティーと言います。
そして今夜お前は死ぬと殺害予告をしたのです。
主人が狙われるのは今夜。
シャーロックとワトソンはカーマイケル邸に向かいます。
一方で依頼を受けたことを知ったマイクロフトは、あとは頼むとメアリーに何かを託します。
『M』とはマイクロフトのことだったようです。
カーマイケル邸に向かうシャーロックは、エミリアの存在は人が作り出したものではないかと考えます。
ユースタスに話を聞くシャーロックですが、主人は知らぬとシラを切り通します。
ユースタスとエミリアは何かしら関係があると睨んだシャーロック。
その晩、邸を見張る2人。
2人の前に花嫁が現れます。話しかけに行くシャーロック。
すると、突然窓ガラスが割れる音とユースタスの叫び声が聞こえます。
邸の窓すべてには鍵がかかっていました。
窓を割って侵入する2人。
シャーロックはユースタスのもとへ。ワトソンは出口を見張ります。
シャーロックは胸を刺され倒れるユースタスを発見します。
一方のワトソンは、花嫁の亡霊と出くわします。
驚いたワトソンは持ち場を離れて逃げ出したため、2人は花嫁を逃しました。
現場の死体があった点を調べるシャーロックは、最初に死体を見たときにはなかった『MISS ME?』と書かれた書き置きを見つけます。
シャーロックは二日間ずっと考え続けます。
そんなシャーロックのもとにモリアーティが現れます。
話し続ける2人。モリアーティは銃を口にくわえ引き金を引き、頭が吹き飛びます。
それでも生きているモリアーティに驚きを隠せないでいました。
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モリアーティ復活のタネ
そして場面はいきなり現代に戻ります。
今までの話は、現代のシャーロックの頭に保管していた過去の未解決事件と類似点の多いモリアーティ復活のタネを考えていたようです。
現代のワトソンの言葉から何かヒントを得たシャーロックは、再び精神の宮殿に入り、過去の事件を振り返ります。
再びヴィクトリア朝の時代に戻ったシャーロックは、メアリーに危険が迫っていると言ってワトソンを連れて教会に向かいます。
どうやらメアリーはマイクロフトに頼まれて事件の調査をしていたようです。
教会でメアリーと合流します。
教会の地下では謎の儀式が行われていました。
儀式に割って入るシャーロックは、今回の事件の真相を語り出します。
派手な演出で注目を引きつけ、もう一つの銃で地面を撃ち、協力者が血のりを吹きかけます。
そして偽装死体を用意して、騒ぎの隙に脱出するエミリア。
その後、女性解放運動を快く思っていなかった夫の前に現れ、復讐を果たします。
さらに仲間から殺してもらい偽造死体と入れ替わります。
女性解放の仲間たちが彼女の意思を受け継ぎ、女性を苦しめてきた男性に復讐をしていったようです。
ユースタスを殺したのは妻のレディ・カーマイケルだといい、花嫁のヴェールをめくります。
しかし、そこにいたのはモリアーティだったのです。
再び元の世界に戻ってくるシャーロックは、モリアーティの復活の謎を解いたと言い、リコレッティ夫人のお墓に行きます。
シャーロックの推理通りなら、棺には別人の死体が埋められているでしょう。
掘り起こした死体は突然動き出し、シャーロックに襲いかかってきます。
再び精神の宮殿に戻ったシャーロックが目を覚ますと滝の岩棚でした。
そして、そこにはモリアーティがいました。
モリアーティと取っ組み合いになるシャーロック。
そこにワトソンが現れ、モリアーティを滝へと突き落とします。
シャーロックは精神の宮殿の世界から抜け出すために滝へと飛び降ります。
現代に帰ってきたシャーロックは薬物でフラフラです。
しかし、今回のモリアーティの復活は偽装で、実際はやはり彼は死んでいると言います。
そして死んだモリアーティが次に何をするのかもわかっているといい、空港をあとにするのでした。
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『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』まとめ
今回は、モリアーティの復活事件と類似点の多い『忌まわしき花嫁』という過去の未解決事件を、シャーロックが精神の宮殿を使って推理しながらモリアーティ復活の謎に迫って行くという物語でした。
時代が行ったり来たりとややこしい作りになっていますが、二つの世界を股にかけて推理するシャーロックにはさすがの一言です。
そして死してもなお厄介ごとを持ち込んでくるモリアーティ。とんだ厄介者ですね。
しかし、そんな彼をシャーロックは自分と同じくらいの天才だと認める場面がありました。
敵をそう簡単に認めてもいいのかとも思いましたが、それだけシャーロックを苦しめたのでしょう。
結局モリアーティは復活したわけではないようだったのですが、シャーロックの精神の宮殿には今回に限らず何度も登場していました。
今回は最大のライバルであるモリアーティとの真の決着の物語だったと言えるでしょう。
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