Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)のMV監督や数々のCMを手掛ける中嶋駿介が自身の体験を基に制作した映画『Share the Pain』が2020年10月3日(土)~10月23日(金)の間で池袋シネマ・ロサで単独公開されることが決定しました。
目次
『Share the Pain』概要
“性衝動”を美しく切なく切り取る描写から、神戸インディペンデント映画祭2019でグランプリになった本作。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020ショートコンペ部門にて、日本勢で唯一優秀芸術賞を受賞するなど、様々な映画祭で絶大な評価を獲得する一方、審査員の完全無視や、上映中に席を離れるという真逆の反応も。
「賛否を両立する、絶対、忘れない映画」という評判を聞いた池袋シネマ・ロサのスカウトにより、このたびの上演が決定しました。
初日舞台挨拶には、ゆうばり映画祭で総合司会を務め、本作のファンを公言するフ リーアナウンサー笠井信輔氏が司会として登壇。
強力な援護射撃を行います。
国内では監督の意向により、あえて1館に限るというプレミアムな公開になります。
- 神戸インディペンデント映画祭2019 グランプリ
- 第20回TAMA NEW WAVE ある視点部門
- 門真国際映画祭2020 優秀作品賞
- 第12回福岡インディペンデント映画祭2020俳優賞
- ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020インターナショナル・ショートフィルムコンペティション部門 優秀芸術賞
『Share the Pain』各界著名人コメント
黒沢あすか
これまで男性優位で進みがちだった性行為を女性側の立場に立った発想に繋げて、時
代に一区切りをつけてしまうような映画。
その監督・脚本を男性2人で取り組んだことに驚きを感じましたし、敬意を評したい。
渡邊将
斬新な発想と優れたストーリーでかなりの衝撃作。
相手の「痛み」を本当に想えているか。
観終わった後、誰かにこの映画をshareしたくてたまらなくなりました。
「性」をこのような形で映画とした中嶋監督はじめ、キャストスタッフ陣に心から感服いたします。
森林原人
セックスという行為には快楽と痛み、神聖と猥褻、社会的価値と個人的価値といった両義性があり難解。
故に多くの人はセックスと向き合わない。
そんな奴らのセックスには愛も欲望もない。
この映画は気づかせてくれる。
大塚咲
男には、こっち側の痛みなんか分からないって諦めてた。
経験値のない若い時ほど心も身体も痛いからだ。
SP法はかなり乱暴な方法だけど、こんな発想ができる男性って素晴らしい!
内間政成(スリムクラブ)
僕は、好きな映画です。
『Share the Pain』作品情報
原作・脚本・監督:中嶋駿介
キャスト:藤主税(演劇ユニット『愚者愚者』)有佐(映画『カランコエの花』『デッドバケーション』)、河村晃太郎、九島勇、小林桃香、石本径代、米井智大、田中嘉治郎、中村光里、島野道春
脚本:岡本丈嗣
撮影監督:御園涼平
照明:横尾慶、小松慎吉
録音:堀修生、高橋玄、大熊英稔、他
音楽:山本“ぶち”真勇
ヘアメイク・特殊メイク:舟﨑彩乃(UpperCrust)
整音:関谷隆信
VFX:福岡晃久
制作:田中世理奈
制作プロダクション:LILAS WHITE ROOM
2019年/日本/カラー/シネマスコープ/41分
あらすじ
SP法 第一条…我が国の全ての男子は、はじめてのセックスの前に「性交人」と呼ばれる成人男性とセックスをしなければならない。
そんな法律が当たり前に存在するどこかの日本。
SPを受けたくないユウキは、彼女のアヤカがプレイボーイのヤマダパイセンに狙われていると知り、決断を迫られることに…。
Gallery
『Share the Pain』は2020年10月3日(土)より池袋シネマ・ロサで単独公開!