映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『ブラック・ウィドウ』や、ディズニープラスでのドラマシリーズも好調なマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。
そんなフェイズ4という新たな局面を迎えたMCUに、シャン・チーという新ヒーローが登場します。
最強の力を持つが故、その力を封印してきた心優しいヒーロー、シャン・チー。
MCU初のアジア系ヒーローということでも話題になったシャン・チーとは、一体どんな人物なのでしょうか?
マルコヤマモト
目次
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』あらすじ【ネタバレなし】
犯罪組織を率いる父親・ウェンウー(トニー・レオン)に幼い頃から厳しく鍛え上げられたシャン・チー(シム・リウ)は、最強の存在にまで成長。
しかし、心優しいシャン・チーは自ら戦うことを禁じ、父親の後を継ぐことをやめて組織を逃げ出します。
過去と決別し、アメリカのサンフランシスコで親友のケイティ(オークワフィナ)とともにホテルマンとして平凡な暮らしを送っていたシャン・チーでしたが、伝説の腕輪「テン・リングス」を使って世界を脅かそうとする父親の陰謀に再び巻き込まれることに。
シャン・チーは今まで封印してきた力を解き放ち、戦いに身を投じることになります。
マルコヤマモト
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』キャスト・登場人物
シム・リウ / シャン・チー
1973年、マーベル・コミックスに初登場したシャン・チー。
原作では「マスター・オブ・カンフー」「ブラザー・ハンド」としても知られるマーベルのスーパーヒーローで、棍、ヌンチャク、中国剣などの武器を使った武術や「気」にも精通しています。
その能力の真実は明らかになっていませんが、ハルクやキャプテン・アメリカなどの超人以外では最高の武術家の1人であることは間違いなく、人生の大半を武術に捧げてきました。
映画版では犯罪組織を率いるウェンウーを父親に持ち、最強の存在として育て上げられたシャン・チー。
自ら犯罪組織を抜け出し、現在はアメリカ・サンフランシスコでホテルマンとして平凡な暮らしを送っています。
最強が故に自ら戦うことを禁じたシャン・チーでしたが、世界を脅かす存在となった父親と宿命の対決を迎えることに。
マルコヤマモト
トニー・レオン / シュー・ウェンウー / マンダリン
シャン・チーの父親であり犯罪組織「テン・リングス」を率いる非情なリーダー。
妻(シャン・チーの母)との出会いがきっかけとなり、家族との愛のために一時はテン・リングスの能力を捨てますが、妻を殺されたことで再び闇に逆戻り。
復讐のために伝説の腕輪「テン・リングス」を操り世界を脅かす存在になります。
ウェンウーを演じるのは香港映画界の大スターであり、国際スターとしても活躍するトニー・レオン!
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オークワフィナ / ケイティ
シャン・チーの高校時代からの親友で、現在は共にホテルの駐車係として働いています。
シャン・チーがいじめられているところを助けたことをきっかけに仲良くなりますが、彼の過去は何も知りません。
高学歴で多才ですが、仕事が長続きしないという欠点も。
シャン・チーの正体を偶然知ってしまうものの、「どんな秘密があっても、ずっと味方だから」と寄り添い、困難にも勇敢に立ち向かっていきます。
ケイティを演じるのは話題の女優であり、ラッパーとしても活躍するオークワフィナ。
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メンガー・チャン / シャーリン
現在は最強の地下格闘家として活躍するシャン・チーの妹。
何も告げずに出て行ったシャン・チーを恨んでおり、またウェンウーからも「亡くなった妻を思い出すから」と言われ、見放されてしまいます。
自らも16歳の時に家を出て独学で武術を習得し、最強の地下格闘家として周りから恐れられています。
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ミシェル・ヨー / イン・ナン
シャン・チーの叔母で、亡くなった母親の姉。
神話の町の守護者であり、全力で向かってくるシャン・チーを打ちのめすほどの力の持ち主です。
シャン・チーの心の迷いを見抜き、自分自身や家族と向き合うことの大切さや一族の秘密や力について説きます。
イン・ナンを演じるのは香港・ハリウッドで活躍するミシェル・ヨー。
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アンディ・リー / デス・ディーラー
ウェンウー率いる犯罪組織の一員で、何を隠そうシャン・チーに武術を教えた師匠的存在。
10年の時を経て組織を抜けたシャン・チーと再会し、死闘を繰り広げます。
ベン・キングズレー / トレヴァー・スラッタリー
『アイアンマン3』でテロリストのマンダリンを演じていた舞台俳優。
同作のヴィランであるキリアンに演技を見込まれ、偽物のマンダリンを演じていました。
しかし本人に思想はなく、テン・リングスやマンダリンが実在することは知らなかったようです。
『アイアンマン3』のラストで警察に逮捕され、集まったマスコミや野次馬を罵倒しながら連行されていきました。
マンダリンことトレヴァー・スラッタリーを演じるのは、アカデミー賞俳優のベン・キングズレー。
マルコヤマモト
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』見どころ
テン・リングスの謎が明らかに
マルコヤマモト
『アイアンマン』『アイアンマン3』など過去のMCU作品にも登場したテロ組織「テン・リングス」。
その正体は何百年も暗躍し続ける伝説の犯罪組織です。
「テン・リングス」の首領であるマンダリンの正体こそが、シャン・チーの父親であるシェン・ウェンウーであることが判明。
マルコヤマモト
どうやら世界を脅かすほどの力がある輪のようですが、その真価については映画本編を確かめる必要がありそうです。
フレッシュな顔ぶれとアジアの豪華スターたちが集結!
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』2つ目の見どころは、豪華スターたちによる共演です。
今作で映画初主演を務める中国系カナダ人のシム・リウがシャン・チーを演じ、最近絶好調のオークワフィナが頼もしい親友・ケイティを演じるなどフレッシュな顔ぶれが揃います。
また、香港映画をはじめ世界で活躍する演技派俳優トニー・レオンやミシェル・ヨーのMCU作品登場も話題を呼びました。
特に悪役であり悲劇のヒーローでもあるウェンウーを演じるトニー・レオンの演技に期待が集まっています。
MCU初のアジア系ヒーローとして注目を集めているシャン・チー。
コミックスで登場した際にはブルース・リーをモデルにしたカンフーヒーローとして描かれていました。
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MCU他作品との繋がりは?
MCUフェイズ4の劇場公開3作目となる映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。
時系列的には『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界となるようです。
これまでのMCU作品との直接のつながりはなさそうですが、予告編では『インクレディブル・ハルク』に登場したアボミネーションと『ドクター・ストレンジ』に登場したウォンが地下格闘技場で戦う姿が映し出されていました。
地下格闘技場ということは、シャン・チーの疎遠になった妹・シャーリンと関係がありそうな予感。
また、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の後に公開される『エターナルズ』との関連も今のところ言及されていませんが、MCU作品のエンドロールには他作品へのクリフハンガーが必ずあると言って良いので、映画が本当に終わるまで気は抜けなさそうです。
もしかしたらとんでもないキャラクターが登場するかもしれません。
マルコヤマモト
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』キャスト・登場人物と見どころまとめ
◤父からは、逃れられない—◢
犯罪組織を率いる父 #ウェンウー
から逃げ出した #シャンチー自ら戦うことを禁じ、
平和に暮らそうとしていた。しかし、父が伝説の腕輪テン・リングスを操り世界を脅かす時、#シャンチー はついに立ち上がる—
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』9/3劇場公開🎬 pic.twitter.com/9oFECJ2pR7
— マーベル・スタジオ[公式] (@MarvelStudios_J) August 30, 2021
2021年9月3日にいよいよ公開される『シャン・チー/ テン・リングスの伝説』。
- MCU初のアジア系ヒーローの誕生!
- 『アイアンマン3』に登場した「テン・リングス」の謎が明らかに
- フレッシュからベテランまで、豪華アジア系スター集結!
マルコヤマモト
これまでのMCU作品だと『アイアンマン3』を見ておいた方が良さそうです。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』はディズニープラスでの配信はなく劇場公開からスタートします。
マルコヤマモト