アニメ『シャドーハウス』第1話あらすじ・ネタバレ感想!不穏で美しい影と人形の物語が開幕

アニメ『シャドーハウス』第1話

出典:『シャドーハウス』公式ページ

ヤングジャンプで連載中の人気コミック『シャドーハウス』。

ソウマトウが描く、顔のない一族「シャドー一族」と、世話係の「生き人形」が織りなす物語です。

貴族のように振る舞うシャドー一族の優雅さと共に、どことなく漂う不穏な気配。

不思議な関係性で繋がるシャドー一族と生き人形はどのように関わっていくのでしょうか。

それではさっそく第1話のあらすじを見てみましょう。

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【ネタバレ】アニメ『シャドーハウス』第1話あらすじ・感想


影たちの暮らす館へようこそ

森と山に囲まれた立派な館が現れます。

館には顔がなく影のような見た目の人々が、豪華な服を身にまとい優雅に過ごしていました。

そこへ1台の汽車がやってきます。

館に来たのは5人の少年少女。

グラスに入れられた飲み物を飲み干すと、一斉に口を開きます。

「大事なこと。シャドー家は素晴らしい貴族である。」

「生き人形はシャドー家に仕えることが幸せである。」

そして、少年少女たちは薄暗い部屋に連れていかれました。

ナカジマミドリ

冒頭はほとんど音楽と効果音だけだったので、画面を食い入るように見てしまいました。「生き人形」たちのセリフも気になります。

生き人形の少女が目を覚まします。

少女は急いで起き上がると、身支度と食事を済ませました。

ランプを片手に、薄暗い館内を進む少女。

重い鉄の扉や、勢い良く動く昇降機、仕掛け扉を抜けて、ある部屋へとたどり着きます。

薄暗い煤だらけの部屋の中、シャドー家の少女がいました。

生き人形の少女はカーテンを開け、挨拶をします。

部屋に来た少女は、ケイトに仕えることになった生き人形だったのです。

ナカジマミドリ

ケイトの部屋に向かう仕掛けが、スチームパンクっぽくてワクワクします。

物語に引き込むオープニング


タイトルは「a hollow shadow」。

歌詞はなく、弦楽器とアコーディオン、コーラスが印象的な音楽です。

劇場の幕が上がり、シャドーと生き人形が現れます。

これからの展開に関わりがありそうな描写もあるオープニングです。

ナカジマミドリ

ずっと聞いていたくなるのに、少しだけ不安にさせるテーマ曲。『シャドーハウス』の世界観にぴったりです。

ぎこちない2人の生活

ケイトに仕えることになった生き人形。

すすだらけの部屋を掃除する間、ケイトの頭上からはずっと煤が出ていました。

シャドーから出る煤は、怒ったり良くない感情の時に出るもの。

ケイトは不安を感じていたのです。

その後も、ケイトからは煤が出続けていました。

そして、自室に戻った生き人形の少女も不安になってしまいます。

文字が読めない自分がケイトの役に立てるのか自信がなくなっていたのです。

ナカジマミドリ

初めて出会ったばかりですが、生き人形の子が健気なので応援したくなります。

ある日、生き人形が掃除をしていると、飾ってあった陶器の人形を壊してしまいます。

実は体の具合がおかしく、調子が出ていなかった生き人形。

その後も失敗を続け、ついに生き人形は自分の服で床を掃除し始めます。

自分をないがしろにする生き人形に、ケイトは諭しました。

生き人形はただのメイドではない、シャドー一族の顔の代わりになるのだから見た目にも気を付けてほしいと。

生き人形の少女は差し出された手をつかもうとしますが、倒れてしまいます。

体が動かないと言う生き人形に、慌てて駆け寄るケイト。

その時、生き人形のお腹が鳴ります。

「人形だから食事は必要ない」と思っていた生き人形は、支給されていたパンを食べていなかったのです。

ナカジマミドリ

人形とは言っていますが、どう見ても人間ですよね。なぜそこまで自分を人形だと思っているのか疑問です。

ケイトからパンをもらった生き人形は目を輝かせます。

しかし、自分の立場を思い出して遠慮するのです。

そして、ケイトに「自分がおいしそうに食べるのを見たい」と言われ、ようやく口にしました。

一口食べたパンは美味しく、大喜びの生き人形。

あまりに喜ぶので、ケイトは笑ってしまいます。

夜になり、ケイトは生き人形を労いました。

元気になった生き人形も、ケイトに会えなくなるのを寂しがります。

ナカジマミドリ

ここで2人の距離が縮まったのでしょうか。

穏やかな日々と交流

それからまたある日のこと。

掃除が終わった生き人形は、ケイトが煤を使った手遊びを眺めました。

見られているのに気付いたケイトは、やることがないならとカードゲームを提案します。

しかし、生き人形がまだ文字を読めないためゲームは中止。

代わりにケイトは生き人形に文字を教えました。

文字を教わるのが楽しかったと話す生き人形に、ケイトはある約束をします。

翌日1時間早く掃除に来たら、文字を教えると。

大喜びする生き人形は、部屋に戻ってもはしゃいだまま。

そして、寝坊してしまうのです。

ナカジマミドリ

約束していた時にもしやと思っていましたが、やっぱり寝坊!

部屋に入ると、大量の煤と不機嫌そうなケイト。

ケイトが入浴する間、生き人形は掃除を頑張ります。

その後、浴室から出てきたケイトの機嫌は良くなっていました。

生き人形が掃除を終えます。

生き人形を労う名目で、ケイトはお茶会を提案しました。

言われた通り、生き人形は自分の部屋で汚れを落とし、着替えます。

しかし、汚れが落ち切っていませんでした。

汚れを落としてもらいながら、生き人形は質問します。

「シャドー家の全ての人には生き人形がいるのですか。」

「タイミングはそれぞれだが、生き人形が付いた者は成人と認められるのだ」とケイトは教えてくれます。

答えを聞いた生き人形は表情を曇らせます。

自分はケイトのように綺麗になれるのか不安になったのです。

ケイトは生き人形の見た目を整えることにします。

ナカジマミドリ

人形遊びとは言っていますが、だいぶ生き人形を大事に思ってきているようです。

生き人形「エミリコ」

化粧箱を初めて見た生き人形は、ある化粧品に目をつけます。

顔色を良くする粉。

生き人形はケイトに使おうとしますが、ケイトは拒絶します。

余計なことをしたと落ち込む生き人形を許すケイト。

ケイトは生き人形の見た目を整え、自分と同じ服も着せます。

そして、自分と同じ格好をした生き人形を眺め、「生き人形にシャドーの服を着せること」が禁止事項だと告げます。

驚く生き人形。

ケイトは生き人形を見つめながら、自分の服を着た生き人形の方が完全な存在のようだと言いました。

寂しそうなケイトを、生き人形は精一杯元気づけようとします。

生き人形の言葉に不機嫌そうになるケイトですが、煤は出ていません。

いつの間にかケイトは生き人形といることに不安を感じなくなっていました。

ナカジマミドリ

失敗してもめげずに明るい姿に、ケイトもほだされてきたんでしょうか。

そういえば名前をつけていなかったと話すケイト。

愛読書の主人公「エミリー」にちなんだ名前をつけようとします。

そして、「エミリー」からさらに捻り「エミリコ」。

エミリコという名前を気に入った生き人形は大喜びです。

ナカジマミドリ

ようやく名前がつきましたね。エミリコのまっすぐな喜びように癒されます。

笑顔のエミリコを見ながら、ケイトは呟きます。

「頑張ってね、エミリコ。あなたらしく。」

無邪気に笑うエミリコは、ケイトの呟きに気づきません。

ナカジマミドリ

ほのぼのさせてから不穏な要素を出すじゃないですか…。

エミリコが名付けられてからも、変わらぬ日々を過ごす2人。

ある日、エミリコは窓から見かけたシャドーと生き人形に手を振ります。

しかし、生き人形から睨まれてしまうのでした。

アニメ『シャドーハウス』第1話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

ケイトというシャドーに仕えることになった、生き人形のエミリコ。

2人は時間をかけて信頼関係を築いていきます。

エミリコを名付けた時のケイトの呟きの真意は?

ラストでエミリコを睨みつけてきた生き人形は誰なのか?

謎が見え隠れする館の生活に引き込まれます。

次回から、他の生き人形たちとの交流や館の謎が描かれるのかと思うと楽しみですね。

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