『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』1月30日(土)公開決定&ポスタービジュアル・場面写真解禁!

『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』

(c)Shadow World Productions, LLC

映画『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』は、金と権力と個人の野望が、国家の安全保障や世界平和、人権や開発よりも優先される国際武器取引の実態を描く衝撃のドキュメンタリーです。

今回は公開日、ポスタービジュアル、場面写真が解禁されたので作品概要と共にお知らせします。

『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』作品概要

『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』

(c)Shadow World Productions, LLC

世界は武器であふれているのに、この実態は詳しく知られていません。

映画『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』は、金と権力と個人の野望が、国家の安全保障や世界平和、人権や開発よりも優先される国際武器取引の実態を描く衝撃のドキュメンタリーです。

監督は、アーティストでもある映画監督ヨハン・グリモンプレ(『ダイアル ヒ・ス・ト・リー』(1997))、原作は世界的に高い評価を受けているアンドルー・ファインスタイン著 『武器ビジネス:マネーと戦争の「最前線」』

映画には、著名なジャーナリストであるエドゥアルド・ガレアーノの作品もいくつか取り入れられています。

この映画は、告発者、検察官、軍事産業関係者などの証言を通じ、武器の国際取引を取り巻く政府や軍隊、情報機関や軍事会社、武器商人や代理人の複雑な関係を浮き彫りにするだけでなく、武器ビジネスがどのように腐敗を助⻑し、外交や経済政策を決定づけ、⺠主主義をないがしろにし、果てしない苦悩をもたらすのかを明らかにしました。

最終的に、戦争の真の代償、武器取引の仕組み、いかに戦争兵器が市⺠の安全を確保するのではなく市⺠に向けて使われるようになるのかを暴いていきます。

この映画は、現実の闇に光を当てることで戦慄の実態を赤裸々に晒していますが、それはよりよい未来の構築を切望してのことです。

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『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』監督・原作者コメント到着!

公開に先駆け、ヨハン・グリモンプレ監督と、この映画の原作を務めたアンドルー・ファインスタインからのコメントが届きました。

「ヨハン・グリモンプレ監督」メッセージ

アンドルー・ファインスタインとストーリーを執筆して気づいたのは、腐敗が武器取引のささやかな副作用などではなく、実は決定的要因であるということです。

さらに重要なのは、それこそが外交政策を動かすカギであり、現に戦争をお膳立てしているのです。

実際に『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』は、取るに足らない違法な武器商人についての話ではなく、政府の最高幹部を巻き込む大企業の話。

防衛産業はセキュリティを強化するはずですが、むしろ正反対で、世界をより危険なものにしました。

市⺠の希望や夢を代表するはずの政治家は、戦争を煽る企業の名を借りて、恐怖や悪夢を売りつけています。

戦争ビジネスは、メディア操作を通じて恐怖の産業を育成し、それはやがて暴力が支配する世界を生み出します。

私は映画にメディア考古学を取り⼊れ、どのようにメディアが市⺠に影響を与えるか調査する一方、欲望と私利私欲に走る人間の本性をめぐる通説を検証しました。

私たちは人間として、相互協力、紛争転換、そして対話にもとづく別のパラダイムを選び取ることができると信じています。

歴史家ハワード・ジンは「戦争が過去のものだという事実は、未来の一部であることを意味しない。」と言ってくれました。

「ヨハン・グリモンプレ監督」プロフィール

ベルギーのアーティストであり映像作家でもあるヨハン・グリモンプレが作家のドン・デリーロとのコラボレーションで制作した1970年代以降の航空ハイジャックと、それがニュースをどう変えたかを伝えるドキュメンタリー映画『ダイアル ヒ・ス・ト・リー』は、国際的に高い評価を受けました。

1997年のポンピドゥー・センターと、ドクメンタXでのプレミア上映されたこの作品は、不気味にも2001年の9.11同時多発テロを暗示させるものでした。

グリモンプレは2009年に『ダブル・テイク』を制作。サンダンス映画祭、ベルリン映画祭でプレミア上映され、国際映画祭を駆け巡り、アブダビ国際映画祭「ブラックパール賞」などを受賞します。

彼の映画やプロジェクトは、アーマンド・ハマー美術館、ピナコテーク・デア・モデルネニューヨーク近代美術など世界中の美術館で個展が開催。

また、彼の作品はポンピドゥー・センター、金沢 21 世紀美術館、テート・ギャラリーで常設展の一部となっています。

2012年には、シネマスコープから世界の「50歳以下の映画人ベスト50」の一人に選出されました。

原作者「アンドルー・ファインスタイン」メッセージ

『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』は、武器取引をビジネスと政治の最も不可解な相関関係として暴き、金と権力と個人の野望が、国家の安全保障や世界平和、人権や開発よりも優先される実態を描いています。

私は南アフリカ共和国で育ち、白人として優遇されましたが、ネルソン・マンデラ氏とANC(アフリカ⺠族会議)に代表される多数派住⺠の⼤志に感銘を受け、20代前半で反アパルトヘイト運動に参加しました。

その後、私は憲法制定交渉でファシリテーターを務め、1994年初の⺠主選挙で国会議員に選出されます。

マンデラ氏のために働けたことは、光栄で名誉なことでした。

残念なことにANCは、後継者の下で100億ドルもの大金を、不要で使うあてもない武器の購入に費やすことを決め、3億ドルの賄賂がANC幹部、政府指導者、高級官僚に支払われました。

私は金融監視委員会のであるANCの有力メンバーという立場でこの取引の調査を試みますが、与党は調査の中止を要求し、私に憲法擁護の宣誓か離党かの二者択一を迫ったのです。

私は国益の下に調査の継続を選択し、議会を追放され、以降、私は南アフリカの武器取引とその悲惨な結果について著述し、Corruption WatchUKを創設して調査研究業務の拠点としてきました。

その集大成が 『武器ビジネス:マネーと戦争の「最前線」』です。

これは30年間に及ぶグローバルな武器取引の実話。

ワシントン・ポスト紙は、「恐らく武器取引について最も包括的に書かれた本」 と評しています。

武器取引が悪影響をもたらすという現実を、多言語で出版して多くの国々に紹介できたことは嬉しいですが、さらに多くの読者に真実を届けたいと願っています。

ジョスリン・バーンズとディリー・ホサインは、ドキュメンタリー映画を制作することで、私が生涯を賭けた重大な問題に世間の注目を集め、社会課題として提示できる可能性があると指摘しました。

『シャドー・ディール』 は、その目的を実現するいまだかつてない機会を与えてくれたのです。

『シャドー・ディール』は、私が15年以上にわたって調査してきた、国際武器取引の現実を明らかにしています。

この映画が白日の下に晒すのは、政治家、防衛産業の重役、軍事指導者、官僚らによるグロテスクな腐敗だけではありません。

仲介役や武器商人の果たす危険な役割、武器を売買する国の双⽅で法の⽀配や⺠主主義が内側から崩壊していくこと、規制のない武器取引が軍備を不適切で不十分にしてしまいがちなことや強化しようとするセキュリティをかえって弱体化させかねないこと、さらに武器取引をコントロールする絶大な権力を持つ一握りのエリートが、戦争を外交や持続可能な安全保障より優先させるという決定的な事実です。

重要なのは、この一握りのエリートが自らの悪質で違法な行為の結果について責任を取ることはきわめて稀だということです。

「アンドルー・ファインスタイン」プロフィール

アンドルー・ファインスタインは、ネルソン・マンデラの下で仕えていた南アフリカの元ANC国会議員。

マンデラ大統領の後任者が、ANCとその上級指導者の多くに利益をもたらした大規模で腐敗した武器取引の調査を阻止したため、彼は国会議員を辞職。

この取引と南アフリカの「虹の国」への腐敗した影響について、ベストセラーとなった本『After the Party』を執筆しました。

それ以来、米国や英国を含む世界中の武器商人の調査官と一緒に仕事を共にします。

著書『武器ビジネス: マネーと戦争の「最前線」』(原書房)は、2011年11月に米国でファラー・ストラウス&ジルーから、また世界的にはペンギン・ブックスからも出版され、大好評を博しました。

2012年後半にはペーパーバック版が発売。

本書は、これまでに公開されたことのない公開情報と捜査資料の両方に基づいており、また、初めてインタビューを受けた武器商人、内部告発者、捜査官、検察官、業界関係者など、取引の主役との交流にも基づいています。

『武器ビジネス: マネーと戦争の「最前線」』は、アラン・パトン賞ノンフィクション部門にノミネートされました。

Corruption Watch UKの創設ディレクターで、BBC、CNN、アルジャジーラなどで汚職や武器取引について定期的にコメンテーターを務めています。

ガーディアン紙、ニューヨーク・タイムズ紙、シュピーゲル紙、ハフィントン・ポスト紙、サロン・ドット・コム紙などにも執筆。

「腐敗と武器貿易」をテーマにした記事は、武器貿易研究の金字塔である 2011年版シプリ年鑑に掲載されました。

また、2014年のオックスフォード組織犯罪ハンドブックでは、武器貿易に関する章を共同執筆。

彼は、AOAVの「武力暴力削減に最も影響力のある100人の一人」に選出されています。

また、オープン・ソサエティ・インターナショナル・フェロー、ロックフェラー財団のベラージオ・ライターズ・センターのライティング・フェローを務め、2014年には南アフリカの反腐敗ヒーローの一人に選ばれました。

キングス・カレッジ・ケンブリッジ、カリフォルニア大学バークレー校、ケープタウン大学で教育を受け、また、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスでは、同大学のディスティングイッシュト・ビジター・プログラムの参加者として過ごした経験もあります。

『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』作品情報

『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』

(c)Shadow World Productions, LLC

監督:ヨハン・グリモンプレ(『ダイアル ヒ・ス・ト・リー』(1997))
原作:アンドルー・ファインスタイン著 『武器ビジネス:マネーと戦争の「最前線」』
プロデューサー:ジョスリン・バーンズ、アナディル・ホサイン
撮影:ニコール・マッキンレー・ハーン
脚本:ヨハン・グリモンプレ、アンドルー・ファインスタイン
音楽:カルステン・ファンダル
出演:エドゥアルド・ガレアーノ(声)、アンドルー・ファインスタイン、デイヴィッド・リー、ヘレン・ガーリック、リッカルド・プリヴィテラ、ピエール・スプレー、ヴィジャイ・プラシャド、マルタ・ベナヴィデス、ローレンス・ウィルカーソン、クリス・ヘッジズ、ジェレミー・スケイヒル 他
配給:ユナイテッドピープル 原題:Shadow World
90 分/ 2016年/アメリカ,ベルギー,デンマーク