『善徳女王』キャスト相関図・あらすじ・感想!実在した朝鮮半島初の女王の半生を描く大作時代劇

『善徳女王』キャスト相関図・あらすじ・感想!実在した朝鮮半島初の女王の半生を描く歴史大作時代劇

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韓国歴史時代劇が多い中、なかなか描かれてこなかった「新羅時代」。

ドラマ『善徳女王』は、その新羅時代を舞台に王宮から捨てられた新羅26代王・真平王の娘トンマン(後の善徳女王)が、数々の苦労や波乱を乗り越え、朝鮮半島初の女王になるまで波乱万丈な生涯を描き、さらに新羅が「三国統一」をどのように成し遂げたかなど、彼女が生きた混迷した時代も同時に描いた歴史大作時代劇です。

野史「花郎世紀」という記録に記されているミシルを善徳女王の最大のライバルに設定し、女同士の壮絶な戦いにも焦点を当てて描いています。

その強く勇敢な善徳女王を演じるのが、清楚で華奢なイメージの強い女優イ・ヨウォン。

今までのイメージを覆し、勇敢で強く、たくましく、そして美しい善徳女王を演じています。

それではさっそく『善徳女王』をネタバレありでレビューしたいと思います。

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『善徳女王』主要キャスト・相関図

『善徳女王』相関図

出典:BSフジ

イ・ヨウォン / 役:善徳女王・トンマン

『善徳女王』イ・ヨンウォン

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  • 新羅第26代王・真平王の次女
  • 双子の妹として生まれたが、王族の習わしのせいで捨てられて育つ
  • 後に王の娘と知ると、女王を目指すのと同時に三国統一も目指す
  • いつもそばにいてくれたキム・ユシンを愛するようになる

コ・ヒョンジョン / 役:ミシル

『善徳女王』コ・ヒョンジョン

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  • 新羅の歴代王妃を輩出してきた王妃族の系列
  • 持ち前の美貌とずば抜けた頭脳で、歴代の王たちを操る
  • 宮廷を我が物とするために手段を選ばない、善徳女王の最大の敵

オム・テウン / 役:キム・ユシン

『善徳女王』オム・テウン

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  • 伽耶出身の龍華香徒ヨンファヒャンドの首長
  • 武将の息子に生まれ、幼い頃から武術に長け、さらに冷静沈着な努力家
  • 偶然出会うトンマンを側で支え、さらに愛するようになる

キム・ナムギル / 役:ビダム

『善徳女王』キム・ナムギル

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  • 親に捨てられ育ち、自由奔放な性格
  • 偶然出会ったトンマンとの友情を育むが、やがて愛するようになる
  • トンマンと出会った後、自らの出生の秘密を知り苦悩と困惑する

【ネタバレ】『善徳女王』あらすじ・感想


善徳女王とミシルの時代劇では前代身門の熱き女の戦い

韓国時代劇では珍しく歴史に残る女性の物語でありますが、さらに女性の熱き戦いが観られるのも『善徳女王』の見どころです。

強力な権力に立ち向かい、後に朝鮮初の女王となるヒロイン、トンマン(善徳女王)を演じるのは、いつも清楚で可愛らしい容姿で男女問わず愛されるイ・ヨウォン。

『善徳女王』

出典:BSフジ

そして、そんなトンマンと対決することになる、艶やかな美貌で権力を握り続ける悪女ミシルを演じるのは、清楚な役柄で人気を集めてきた演技派女優コ・ヒョンジョン。

『善徳女王』

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かとリーニョ

時代劇で女優2人が対決するのは珍しく、最後の結末までドキドキさせられます。

本作は異例の高視聴率ドラマとなったわけですが、その立役者となったのがコ・ヒョンジョン演じるミシルだと言われています。

バラエティーやアイドルたちによってパロディされるほどの人気を得ています。

イ・ヨウォンコ・ヒョンジョンの熱き熱演をぜひご覧になってください。

ユシンとピダム、2人の男とのラブストーリーも必見

女の熱き戦いがメインではありますが、実は大作時代劇には珍しいしっかりとしたラブストーリーも含まれた作品になっています。

前半はトンマンをいつも支えるオム・テウン演じるキム・ユシンとのじれったい関係が続きます。

『善徳女王』

出典:BSフジ

トンマンとユシンはお互い素直に気持ちを表せず、それが逆に『善徳女王』の癒しポイントにはなっていましたが、結局トンマンが王女だと分かると、ユシンはトンマンへの愛を放棄する形になります。

かとリーニョ

そのまま愛せばよかったのにと思うのですが…

王女と家臣としての立場を優先し、トンマンを死ぬまで守り抜くと決意をしたユシン。

しかし、キム・ナムギル演じるピダムも、次第にトンマンに対する感情が「友情」から「愛」へと変わっていきます。

そして、後に王女から女王になったトンマンは、ユシンではなくピダムを選ぶことになります。

『善徳女王』

出典:BSフジ

ピダムは女王になったトンマンを変わらず「一人の女性」として愛してくれていたことが決め手になったのです。

ユシンもピダムのようにトンマンを一人の女性として愛していたら状況は変わったかもしれませんが、家臣として忠誠を誓い続けることがユシンの生き様であったというかっこよさが出ていました。

かとリーニョ

最後にトンマンが亡くなるまで家臣としてずっと側にいたのは結局ユシンでしたから…。

と、かなり見ごたえのあるラブストーリー設定も楽しめるドラマです。

ピダム役のキム・ナムギルの存在感が抜群

今や、日本でも絶大なる人気を誇るキム・ナムギル。

数々のドラマでは、常に「クールで冷酷」な役柄が多い彼ですが、『善徳女王』では「善と悪」の両面の顔を持つピダムを演じます。

『善徳女王』

出典:BSフジ

なかなか難しい役どころだったと思いますが、絶妙な多面性を見せて人気が急上昇!ナムギルの名前が分からなくても「あっ、ピダム!」と誰もが覚えるほどの人気度になりました。

かとリーニョ

今だにナムギル=ピダムのイメージが強いほど代表作であり、出世作となりました。

ピダムが持つ少しコミカルで自由な部分と仮面のように変わる悪の顔の印象がとても強く、ピダムを演じた以降では数々のドラマでクールで冷酷な役柄を演じています。

第21話くらいからピダムが登場しますが、トンマンを愛するキム・ユシンとのライバルとして、はたまたミシルの息子としてすぐに存在感を発揮します。

かとリーニョ

ピダムの心に残る名場面シーンといえば…最後、剣で切られまくりの中、血眼になってトンマンの側に向かうシーンです。

本作の「トンマンへの愛」を物語る名シーンとして、今も強く目に焼きついています。

トンマンを愛する気持ちはキム・ユシンより大きかったのでは?と、このシーンによって感じさせられました。

敵役ミシルを演じたコ・ヒョンジョンが高視聴率の立役者!

善徳女王の宿敵・ミシルを見事に強烈な迫力で演じたコ・ヒョンジョン。

かとリーニョ

とにかく彼女の悪女っぷりには、観ている人を惹きつける素晴らしい演技力!
『善徳女王』

出典:BSフジ

ミシルは実在の人物として持ち前の美貌と政治感覚の持ち主であり、新羅第25代真智王や、26代真平王との色恋沙汰があったことでも有名です。

『善徳女王』の中では、ミシルの情夫ソルォンという役の人物もいるほど、ミシルには男性が尽きませんでした。

また実在での書物内では、新羅時代の「メンズハウス」的存在の花郎の最高指揮者の地位に就き、権力をふるっていたとされています。

とにかく本作ではコ・ヒョンジョンが予想以上の演技力を発揮したため「高視聴率の理由は、コ・ヒョンジョンにあり!」とされていました。

かとリーニョ

確かに、後半でミシルが亡くなるのですが、ミシル没後の内容は静寂で面白味がかけたかな?との思いもあります。

とにかく存在感が半端ないミシルの演技に要注目です。

『善徳女王』キャスト相関図・あらすじ・感想まとめ

真平王の双子の娘(妹)として産まれたトンマン。

双子の王女ということで波乱万丈の人生を送るわけですが、全62話というボリュームでしっかり描かれていた傑作ドラマでした。

華奢なイ・ヨウォンが男装をし、色々な困難に立ち向かう場面は本当にかっこよかったです。

イ・ヨウォンのイメージをいい意味で覆すことができたと思います。

女性同士の戦いも半端ないですが、男性同士の扮装もあり、恋愛もあり、非常に壮絶で壮大な歴史大作ドラマ『善徳女王』。

まだご覧になっていない方はぜひおすすめしたい作品です。

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